Photograph: maodoltee / Shutterstock.com

世界で最もクールな30のストリート

「食」「遊び」「文化」「コミュニティー」をキーワードにランキング

テキスト:
Time Out editors
Huw Oliver
Sarah Medina
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翻訳:須賀華呼

2021年、ストリートをクールにするものとは一体何だろうか。食と遊び、文化とコミュニティー、そしてルーフトップバー。これらは、今年タイムアウトが「世界で最もクールなエリア」や「世界で最も偉大な都市」をランキングする際に考慮したキーワードだ。

毎年タイムアウトは世界中の人を対象に、住み、働き、遊ぶのに最もクールな場所を調査している。今年の『Time Out Index』では、内容をもう少し掘り下げた調査を実施。よりローカルな視点で、2万7000人以上の人に、どのストリートが最もクールなのかを尋ねてみた。

そして、タイムアウトの100人以上の地元編集者や専門家から成るグローバルなネットワークを活用し、飲食やアート、カルチャー、ナイトライフ、コミュニティーの雰囲気などから、それぞれの街のナンバーワンスポットを決定。

選出されたストリートには、素晴らしい物語があり、その地にふさわしい食事や活気に満ちた文化、その地域にまつわる膨大な歴史背景がある。これらの場所は、都市を愛すべき理由の縮図と言えるだろう。

2021年、多くの人が旅行を諦めることを余儀なくされたが、ストリートは私たち一人一人が、その一部であることを気付かせてくれた。また何よりも、大変な時に互いに助け合った場所であり、街の魂を表す場所でもあった。

ここでは、にぎやかな街の大動脈から歩行者専用の裏通りまで、今世界で最もクールな30のストリートを紹介する。きっと次の海外旅行の行き先、あるいは新しい滞在先のインスピレーションになるはずだ。

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スミス・ストリート(メルボルン)
Photograph: Josie Withers

1. スミス・ストリート(メルボルン)

1800年代にコリングウッド郊外はストリートギャングの拠点であった。この地には、権力者に中指を立ててきた長い誇りと波瀾(はらん)万丈の歴史がある。隣接するフィッツロイの影に隠れがちではあるが、この地域で退屈することはまずない。

フィッツロイとコリングウッドを隔てるこの地域の大動脈が、スミス・ストリート。騒がしいパブから洗練されたワインバーやレコードショップ、ベトナム人が経営するベーカリーまで、ありとあらゆる店が並び、サイドストリートにはさらに多くの発見がある。

夜になるとコリングウッドのパブやゲイバー、ライブハウスは朝まで遊びたいメルボルンっ子たちであふれかえる。車やトラムが入り乱れる中、ヴェニューから出てきた酔っ払いがそのまま別の店をはしごし、さらに2、3杯飲んでいく。このような光景はこの地域の日常風景だ。

メルボルンで4回行われたロックダウンは、住人に大きなプレッシャーを与えた。しかし、スミス・ストリート周辺のコミュニティーは厳しい状況であるにもかかわらず、地元企業を支援したいと思う人々を集めている。

バー:地元の人たちが通う隠れ家バー、Above Boardに立ち寄ってみよう。小さく席数は少ないが、カクテル好きにはたまらない場所だ。

レストラン:レストランとデリカテッセンのAlimentari は、テイクアウト用の食事やおいしいラザニア、ピクニック用のチーズなどを取りそろえている。

ショッピング:一点もののレトロなアイテムがあふれるVintage Garageがおすすめ。ここでは店の雰囲気に浸ってほしい。

Rebecca Russo and Jo Stewart, Time Out Melbourne

サン・ジョアン通り(バルセロナ)
Photograph: Kauka Jarvi / Shutterstock.com

2. サン・ジョアン通り(バルセロナ)

バルセロナを南北に二分し、4つの異なる地区にまたがるこの並木道は、市内初となる「緑の回廊」の一つとして再開発されたばかり。広範囲に延びるこの大通りのそれぞれの地区が独自の個性を持ち、アッパーサイドに当たるエリアには、 Bar OllerやVerdúなどのトラディショナルなバーや老舗アイスクリーム店などが点在。バルセロナのクラシックな風景を感じられる。

一方、道の南端はGranja PetitboChicha Limonáなど、テラス席のあるしゃれたレストランを目当てに、多くの人が集まるスポット。日本の漫画やアニメグッズを取りそろえた店舗や大型コミックショップもあり「マンガの三角地帯」とも呼ばれている。

この通りがバルセロナで抜きん出ている理由は、歩行者と自転車を第一に考慮している点だろう。道幅の広いサン・ジョアン通りの上下両サイドには、自転車専用レーンが設けられており、ベンチを併設したフリースペースもある。レストランのテラス席も広く確保されているのが特徴だ。

サンジョアン通りは、バルセロナ市長のアダ・コラウが目指す、町全体の緑化計画のビジョンでもある。

するべきこと:自由の女神の壮大なレプリカを見に、アルス公立図書館を訪れてみよう。

レストラン:カタルーニャ地方の伝統料理を提供するレストラン、Sant Joanでランチメニューを注文。メニューは、黒板に日替わりで書き変えられている。

ショッピング:世界で最も優れたコミックブックストアに贈られるアイズナー賞を受賞したNormaでは、膨大な書籍やコミックのコレクションをチェックすることができる。

María-José Gómez, Time Out Barcelona

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サウス・バンク(ロンドン)
Photograph: Chrispictures / Shutterstock.com

3. サウス・バンク(ロンドン)

2021年のロンドンで「クールなストリート」に必要な条件とは何か。 それは、重要なバイブスを感じられる「雰囲気」と、くたびれた中年世代を抜きにした「エネルギー」、服従しない「破壊性」や「文化遺産」だろう。現在のサウスバンクは、その全てを満たしている。

サウスバンクはロンドンの主要な観光スポット。フードマーケットやギャラリー、ポップアップなど、エリア特有のにぎわいがあり、地域特有の話題性がある。これを両立させているのは地元のオーガナイザーやローカル企業の存在があるからだ。彼らの活躍はもっと称賛されるべきことと言えるだろう。

スケートボードの音が、この地域でこれからも聞こえ続けることを願う。 

するべきこと:サウスバンクでできないことなど何もないだろう。1つだけ選ぶのは難しいが、イギリスを代表するレパートリーシネマ、BFI Southbankでの上映は見逃せない。

レストラン:The Polish Deli Londonでは、目の前で焼かれた伝統的なスモークポークソーセージやサラダ、ピクルス、そしてポーランドの生ビールが楽しめる。

ショッピング:インディペンデントなギフトショップBrand Academyがおすすめ。誕生日プレゼントに「奇抜で驚きのある」何かをここで見つけられないことはまずない。もしくは、ブックフェアに行ってみるのもいい。

Joe Mackertich, Time Out London

サン・イシドロ(ハバナ)
Photograph: Courtesy Yarini Habana

4. サン・イシドロ(ハバナ)

オールドハバナ南部の路地裏には、植物や物干しが錬鉄製のバルコニーから垂れ下がり、木製のジャロジーがキューバの厳しい暑さをしのいでいる。ここ最近、古くからの植民地は少しずつ現代的に生まれ変わり、新たな輝きを見せるようになってきた。

サン・イシドロは屋外アートのキャンバスのような場所。シャッターや壁、放置された裏庭には、目を見張るようなストリートアートがスプレーやブラシでペイントされている。

するべきこと:この街のストリートアートに、まず圧倒されるだろう。人食い人間の大きな歯が特徴的な壁画は、ハバナ在住のアーティスト、MR. MYLによるものだ。

目出し帽のキャラクターに「2+2=5」という挑戦的なタグを残した、supermaloによるグラフィティは崩れかけた壁に描かれ、goodandshiddyのポートレートは中庭の壁を彩っている。ブラジル出身のMateus BailonとVuelcoは自然を描く天才だ。

レストラン:アルベルト・ヤリーニは20世紀初頭にこの通りを総ナメにしていたキューバのポン引き。彼のオマージュとしてオープンしたYarini Habanaは、緑豊かなルーフトップで魅力的なキューバ料理と魅力的なカクテルを提供している。

アート:ギャラリースペースのGalería Taller Gorríaは、地元の俳優ホルヘ・ペルゴリアが古いパン屋を改造してオープンさせた。キューバの新進アーティストによるショーやカルチャーイベントを開催している。

Claire Boobbyer

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サンセット・ブールバード(ロサンゼルス)
Photograph: Courtesy CC/Flickr/LADOT People St

5. サンセット・ブールバード(ロサンゼルス)

東西22マイルに及ぶ大通り、サンセット・ブルバードがこのリストに入っていることを知って、多くの人が疑問に思うかもしれない。私たちの答えは、この大通りの「すべて」。ロサンゼルスの魅力を網羅している通りはほかにないからだ。

サンセット通りは、美しい波打ち際からレーク・シュライン・テンプルを通って、緑豊かな高級住宅街に沿って続く。そして巨大な掲示板やネオンが立ち並ぶにぎやかなサンセットストリップを抜け、コワーキングスペースのNeueHouseやSecond Homeを中心とした、ハリウッドの再活性化された地区へと息を吹き返すのだ。

卓越したタイ料理レストランにシルバーレイクのしゃれたショップ、エコーパークでカジュアルに遊ぶのもいい。タコススタンドやロサンゼルス・ドジャースのファンをよく見かける。

するべきこと:Stories Books and Caféでは、本を読んだりパティオでビールを飲んだり、時にはちょっとしたコメディーショーやコンサートを楽しめる。

レストラン:エコーパークにあるOTOTOの居酒屋メニューや、日本酒のラインアップは要チェックだ。

ショッピング: Time Travel Martは、SFをテーマにしたユニークなコンビニエンスストア。現在、過去、未来からのユーモアあふれる珍アイテムやマニアックなSF書籍などのアイテムが満載。収益はすべて非営利組織、826LAに寄付している。

Michael Juliano, Time Out L.A.

ウィッテ・デ・ウィズストラート(ロッテルダム)
Photograph: trabantos / Shutterstock.com

6. ウィッテ・デ・ウィズストラート(ロッテルダム)

ロッテルダム市民に街のどこに出かけるかを尋ねると、ほとんどの人が「ウィッテ・デ・ウィズストラート」と答えるのではないだろうか。

この道にはたくさんのギャラリーがあり、洗練されたレストランがひしめき、最高のクラブもあるのだから当然だ。街の中心部を貫くこの大通りは、夜明けから夕暮れまで活気に満ちている。

この1年でウィッテ・デ・ウィズストラート沿いの雰囲気は少し落ち着いたが、それでもにぎわいは変わらない。オランダの他の都市と同様に、駐車スペースが隣接するバーやレストランにあり、通り全体が一つの巨大なパーティーのように感じられる。

するべきこと:オランダのラップナイトを定期的に開催しているアートコンプレックス、WORMでは一風変わった展覧会も行われる。

レストラン:ポークベリーとステーキを提供するBallroomには、ジン専門のバーも併設されている。

バー:世界のベストバーの一つに選ばれているDe Witte Aapには、何でもある。

Huw Oliver

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トレス・リオス通り(サン・パウロ)
Photograph: Shutterstock

7. トレス・リオス通り(サン・パウロ)

サンパウロで最も歴史的な地区の一つであるボン・レティーロの中心部には、多様性に富み常に進化し続けているトレス・リオスがある。

美しいピナコテカ美術館からわずか数分の距離にあるこの通りと交差点には、イタリアや韓国、ギリシャ、ボリビア、東欧などからブラジルに移住してきた何世代もの移民家族が住む。

彼らの歴史は、ブラジルで最もエキサイティングな美食の風景の一つとなっているのだ。

するべきこと:地元のアーティストを支援し、パウリスタのアートシーンを知るには、Casa do Povoへ。ここでは多くのインディペンデントなZineフェアやイベントが開催されている。

ブラジルの若手デザイナー御用達の、カラフルな生地屋巡りをするのもいいかもしれない。

レストラン:アットホームなHwang To Gilは、心安らぐ韓国料理を提供する。1959年創業のAcropólesは、この地区の名物レストランだ。伝説的なギリシャ料理を楽しむために行列ができることもある。

カフェ:Bellapan Bakeryでは、最高のアイスコーヒー、ブラジルと韓国のおいしいペストリーやケーキが味わえる。

Biju Belinky

ハジレーン(シンガポール)
Photograph: maodoltee / Shutterstock.com

8. ハジレーン(シンガポール)

ハジレーンは不思議な場所だ。このエリアは2000年代初頭、フェイクビンテージやグランマスタイルのシックなデザインが流行した頃から、一気ににぎやかになった。

しかし、その流行は年々薄れたが、新しく生まれ変わったこの通りは、さらなる盛り上がりを見せている。

ハジに新しいテナントが集まり始めたのは、イスラム教徒のコミュニティーが集まっていたカンポン・ゲラム地区周辺が、すでに活気に満ちていたおかげだろう。ハジレーンは今ではこの歴史的な地域の中心のような存在。歩行者専用で、夕方になるとその活気ある雰囲気に浸ることができる。

するべきこと:シンガポールでも美しい壁画を見ることができる。メキシコ料理店Piedra Negraの壁、Singapura Clubや近くにあるGelam Galleryなどを巡ってほしい。

レストラン:Windowsill Pies の焼きたてのパイがおすすめ。ピーカンやクラシックなチェリーのスライスを注文しよう。

ショッピング:アラブストリートにある老舗テキスタイルショップ、Toko Aljuniedでは、伝統的なバティック生地や刺しゅう入りのニョニャ・クバヤが入手できる。

Delfina Utomo, Time Out Singapore

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ロドリゲス・デ・ファリア・ストリ-ト (リスボン)
Photograph: Time Out

9. ロドリゲス・デ・ファリア・ストリ-ト (リスボン)

LX Factoryは、ただの「工場」ではない。この工場跡地は、ロドリゲス・デ・ファリア・ストリ-トという道にある文化施設だ。レストランやショップ、スタジオ、コワーキングスペース、ストリートアートなどがある、クリエーティブな人たちの拠点だ。

今ではアルカンタラ地区の主要な観光スポットとなったが、まさに「都市の中にある都市」といった雰囲気を味わえるのが魅力。ボリュームたっぷりの朝食を含んだ深夜のパーティーなど、特別な週末を過ごすのに必要なものすべてある。

レストラン:伝統的なポルトガル料理を提供するCantina LX、カクテルを絶景とともに楽しめるRio Maravilha,など、LX内にはたくさんのレストランがある。しかし最初に立ち寄るべきは、エントランスのすぐそばにあるレストラン、Borogodóだ。ブラジルとポルトガルのタパスを組み合わせた料理を提供している。

ショッピング:Ler Devagarの店名は「ゆっくり読む」という意味がある。この魔法のような本屋が、きっとあなたの何かを満たしてくれるだろう。2つのフロアに数万冊もの本が並ぶ店内には、空間を存分に使ったデコレ-ションが施されてあり、カフェやギャラリーも併設。リスボンを訪れる際には必ず立ち寄りたい場所だ。

タイムアウト・リスボン編集者

タメス・ストリ-ト (ブエノスアイレス)
Photograph: Courtesy Miserere

10. タメス・ストリ-ト (ブエノスアイレス)

洗練されたパレルモと、刺激的なヴィラ・クレスポを結ぶ賑やかな大通りがタメス・ストリ-トだ。個人経営のレストランや酒場は地元の人に親しまれており、その多くがリノベーションされた建物に入居している。

食通の間では、伝統的なアルメニア料理を低価格で提供するSarkisや、質の高い小皿料理を提供するLas Pizarrasが人気。アジア系ステーキハウスのNiño Gordo、チュロスとタコスのバーJuan Pedro Caballer、ソーセージの専門店Choriなどの店は、常に若い人たちでいっぱいだ。

屋内フードホールMercatには、ユダヤ系のベーカリーやワインバーなどがある。本格的なカクテルを楽しむなら、世界のベストバーにも選ばれているTres Monosがおすすめ。そのほか、食事の前の一杯を楽しめる店Cachoや、シガーとウイスキー好きにはたまらないPuro Bistroなどで夜を締めくくりたい。

カフェ:いつも行列が絶えないLa Carniceríaで食べられる甘い菓子パン、『mollejas』は罪深いくらいのおいしさだ。

バー:Bar 878トップバーテンダーのフリアン・ディアスが率いるバー。ここではジンとスピアを使ったスパークリングカクテル『The French 4』を味わおう。

ショッピング:Todo Matesではアルゼンチン人のエネルギー源となるマテ茶専用ティーキットが手に入る。スタイリッシュな手作りのカップや、「ボンビージャ」と呼ばれる金属製のストローなど、自分だけのマテ茶キットを手に入れてほしい。

Sorrel Moseley-Williams

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クジジーコヴァ通り(プラハ)
Photograph: Dorota Velek

11. クジジーコヴァ通り(プラハ)

プラハのクジジーコヴァ通りは過去数年にわたり洪水に見舞われ放置されてきた歴史がある。アールヌーボー調のシックなファサードやロフト付きの建物が、古い長屋と交互に並ぶこの通りは、現在プラハで最も活気のある通りの一つだ。

地元の人々が犬を連れて散歩しているかと思えば、多国籍のオフィスワーカーがベトナムのサンドイッチやグルジアのカチャプリを食べて、きらびやかに改築された工場へと戻っていく。

デリやエスプレッソバーも多く、ロマネスク様式の教会の下にある広場ではマーケットも開催。近年改装された蜂蜜色のネグレリ高架橋のアーチの下には、今後も新しいショップや文化スペースなどの注目スポットがオープンする予定だ。

するべきこと: かつての兵舎Kasárna Karlínの中庭では、星空の下でドリンクを片手に映画が楽しめる。

レストラン:豚肉と餃子に飽きたら、Nejen Bistroのコンテンポラリーなインターナショナルプレートを試してみよう。

ショッピング:ビールショップのPivní Mozaikaでは、国内外のさまざまなビールを買うことができる。

David Creighton

7th ストリート、メルビル(ヨハネスブルグ)
Photograph: Rich T Photo / Shutterstock.com

12. 7th ストリート、メルビル(ヨハネスブルグ)

ヨハネスブルグのメルビル地区にある7thストリートの定番といえば、カクテルを片手にしゃべったり、カジュアルなディナーを楽しんだりすることだろう。通り全体にレストランやバー、クラブが集結しており、ヨハネスブルグのナイトシーンを楽しむのには理想的なスポットだ。

もちろん、楽しいことが大好きな「ジョバーグ(ヨハネスブルグの愛称)」では、朝食やランチタイムなど1日を通して常ににぎわいが絶えない。

するべきこと:いつも活気であふれるLiquid Blueは、地元っ子にも人気のバ-。

レストラン:モザンビークの都市名を冠した人気の酒場Xai Xaiでは、極上のシーフードが堪能できる。

ショッピング:アマチュアアーティストが歩道に並び、目を見張るようなアート作品を販売している。特別な一点物を土産にしてほしい。

Thando Mpembe

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キャットストリート(東京)
Photograph: Keisuke Tanigawa

13. キャットストリート(東京)

キャットストリートと猫との関係性についてはいくつか説がある。この渋谷と表参道をつなぐ細い道は、東京で最もクールなカフェやショップが軒を連ねることで知られる。

インターナショナルなハイブランドから、地元のインディペンデントブランドまでさまざまな店が点在し、何度訪れても発見が多い。季節ごとに開催されるポップアップストアなどがあるのも魅力だ。

渋谷や原宿の喧騒(けんそう)に少し疲れたら、キャットストリートから枝分かれしている小さな路地に入って一息つくのもいいだろう。

するべきこと:The Massは日本の建築家、荒木信雄が手がけたアートギャラリー。コンクリート打ちっ放しの洗練された建物はまるで一軒家のような雰囲気だ。毎月開催されるモダンアートやコンテンポラリーアートの展覧会に注目したい。

レストラン:キャットストリートから路地を入ったところにある麺散は、スタイリッシュなうどん専門店。自家製麺や揚げたての天ぷら、おにぎりなどを楽しめる。

ショッピング:ラグタグは、3階建てのユーズドセレクトショップ。『ヨウジヤマモト』や『コムデギャルソン』『サカイ』など日本ブランドを豊富に扱っている。

Kaila Imada, Time Out Tokyo

30th アベニュー、アストリア(ニューヨ-ク)
Photograph: Flickr / Garrett Ziegler

14. 30th アベニュー、アストリア(ニューヨ-ク)

クイーンズのアストリアは、マンハッタンのミッドタウンへのアクセスが良く、おいしい食事やドリンクを求める若い社会人にとってはホットなスポットだ。

特に主要な通りの30thアベニューには、マンハッタンにあるバーのクオリティーに匹敵するあらゆるジャンルの店が軒を連ねる。特に夏の夕方になるとディナーに向かう人、屋外で酒を楽しむ人、街角でギターを弾くストリートミュージシャンなどでにぎわう。

また、この通りはニューヨークの美食家たちの間でも定番のエリア。Ample Hills Creamery、Chip City、Bellucci Pizza、Krave It Pizza & Sandwich Joint、そして最近ではCalexicoなど、ニューヨークのトレンド店が続々とオープンしている。

レストラン:Comfortlandではフライドチキンやモッツァレラ、ベーコン、キャラメルオニオンなどを使い、ソースにもとことんこだわった、独創的なサンドイッチが堪能できる。

バー:Sweet Aftonのカクテル『She's The One』は、ウオッカべ-スにストロベリーとハイビスカスをブレンドしたカクテル。さらにマチュ・ピスコ、コクチ・ローザ、グレープフルーツ・コーディアル、レモン、バニラなども加えられている。

アート:本場ニューヨークのストリートアートをチェックしたいなら、The Welling Court Mural Projectへ。ここでは地域の美化と活性化を目指し描かれた、ゴージャスかつ挑発的な壁画やグラフィティの数々を見ることができる。

Shaye Weaver, Time Out New York

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レヴィンスキー通り(テルアビブ)
Photograph: Ran Shahar

15. レヴィンスキー通り(テルアビブ)

レヴィンスキー・ストリート(別称レヴィンスキー・マーケット)は、昔から周辺地域などの新鮮な食材が手に入る場所として重宝されてきた。

ギリシャ、トルコ、ブルガリアからのユダヤ系移民がこの地区に移住し始めたのは1930年代のこと。彼らは美食の伝統をテルアビブに定着させ、当時の小さな専門店が少しずつこの場所に根付き今に至る。

10年ほど前までは、当時の姿で残っていたレヴィンスキー・マーケット。今では開発が進み、新しいレストランやカフェが続々とオープンしているのだ。

スタイリッシュなバーが軒を連ね、夜になると一流のクラフトビールや高級ピザを出すレストランはにぎわっている。

するべきこと:最近テルアビブでは、通りの大部分が歩行者天国になった。コロナ禍にありながらも、自発的に個々でオーガナイズされるストリートパーティーは、もはや日常的なことだ。

レストラン:ブランチタイムに人気のTony & Estherの『フィッシュケバブ』は特に味わっておきたい。それでも物足りなければ、 他のメニューも試してみる価値ありだ。

バー:ガストロバーJonzでは、おいしい酒と小皿料理を堪能できる。

Yaron Ten-Brink, Time Out Tel Aviv

ミルウォーキー・アベニュー(シカゴ)
Photograph: Zach Long

16. ミルウォーキー・アベニュー(シカゴ)

ローガン・スクエア地区を横切るミルウォーキー・アベニューは、近年シカゴの観光スポットとして変貌を遂げている。

人々がこぞって押し寄せるのは、カクテルバーやレストラン、朝4時まで続くナイトライフを楽しめる場所が数多くあるから。さらに、地元コミュニティーや活動家たちが活性化を後押ししている。

ストリートアートや、イリノイ州100周年記念碑(最近、警察による一般市民殺害に対する大規模な抗議活動が行われた場所)の周辺で頻繁に行われる集会は、地域住民だけではなく外から流入してくる人々を巻き込む力強いムーブメントとなっている。

ショッピング:5月から10月までの毎週日曜、ミルウォーキーとローガンブールバードで開催されるのが『ローガンスクエアファーマーズマーケット』だ。ここでは新鮮な野菜や、職人技が光るチーズなど地元産の品を購入することができる。

バー:2021年夏後半に再オープン予定の小さなバー、The Whistlerは、季節ごとに変わるオリジナルカクテルメニューが楽しめる。ジャズコンサートやDJイベントなども行われている。

Zach Long, Time Out Chicago 

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グラン・ビア (マドリード)
Photograph: Anton_Ivanov / Shutterstock.com

17. グラン・ビア (マドリード)

世界中の主要な商業道路と並ぶマドリードの象徴、グラン・ビアにとっても2020年はあまり良い年ではなかった。

この大通りは、過去100年ほどの間に何度か名前を変えてきた歴史があるが、その本質は変わっていない。グラン・ビアは、多様性や文化、生活様式を反映した常ににぎやかな中心地なのだ。

古風な小間物屋と近代的な多国籍レストランが混在し、大型ショッピングモール、100年以上の歴史を持つブティックが共存している。

夜になると映画を観たり、劇場に集まる若者たちが集まる。マドリードを訪れる人に愛される場所だ。

レストラン:街のアイコニックな建築物、Grassyの中にあるLa Primeraで味わえる極上のカンタブリア料理は見逃せない。

バー:歴史を感じながら大人な夜を楽しみたければ、Museo Chicoteがおすすめ。アールデコ調のしっとりとしたたたずまいが特徴の老舗バーだ。

ホテル:通りの眺めを最高に楽しめるのはホテル エンペラドール。屋上にはプールもある。

Marta Bac, Time Out Madrid

8th ストリ-ト(マイアミ)
Photograph: Shutterstock

18. 8th ストリ-ト(マイアミ)

8th ストリ-トは、地元の人から観光客まで愛してやまないマイアミのリトルハバナ。この大通りには、何十年にもわたってこのエリアを本拠地としてきたローカルビジネスが集結している。

家族経営のシガーショップや個人経営のギャラリー、カフェなどで、いつも活気がある。

するべきこと:『Viernes Culturaltesは、毎月第3金曜に開催されるイベント。8番街(12番街と17番街の間)にあるギャラリーが一般公開され、交流会や無料のワインが楽しめる。

また、ドミノパークプラザでは手工芸の職人が集まる市場「エル・メルカディート」が開催。

レストラン:『James Beard Foundation Award』を受賞したシェフがモダンにアレンジしたラテン料理を味わえる

バーを担当するのは、2019年に『American Bartender of the Year』を受賞した、有名バーテンダーのフリオ・カブレラ。彼のダイキリは試す価値がある。

バー:Casa Tiki はリトル・ハバナに南太平洋の香りを放つバー。店内は竹製の装飾や籐(とう)製の家具、ウクレレで飾られており、日没後の「ルアウ(宴)」のような雰囲気を醸し出す。モヒートではなく、あえてポリネシアンカクテルをチョイスするのもいいだろう。 

Virginia Gil, Time Out Miami

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キング・ストリート(シドニー)
Photograph: Anna Kucera

19. キング・ストリート(シドニー)

数十年前のような、グランジ色の強いカウンターカルチャーの中心地、とはいかないかもしれない。しかし、ニュータウンの大動脈が緩やかに再生されたことで、この地のインディー色は今でも継承されている。

ボンダイが朝の街であるならば、キングストリートは日没後にシドニーっ子が集まる街。パブやバーが密集しており、ライブハウスで地元のシーンを楽しめる。10ドル以下で楽しめるタイ料理店から高級グルメ店まで、多様なレストランが集まっているのも特徴だ。

キング・ストリートは膝を突き合わせて話したい、ホットなデートをしたい、ショーの前に一杯やりたい、ディナーを楽しみたいなど、人々の欲求を満たしてくれる場所と言える。

するべきこと:シドニーで少しラディカルな経験をしたいのなら、Industrial Strength Body Piercing Studioへ行ってみよう。ピアスやインプラント、タトゥーを入れることができる。

レストラン:Cafe Paciで提供されるフィンランド、イタリア、そしてオーストラリアのフュージョンメニューは、この街の中で最もクリエーティブな料理だ。

バー:Earl's Juke Jointは、オーストラリアでも最も格式のあるカクテルバーの一つ。伝統的なカクテルを片手にオールドスクールでブルージーなサウンドに酔ってみては。

Maxim Boon, Time Out Sydney

ミゲル・ボンバルダ通り(ポルト)
Photograph: Time Out

20. ミゲル・ボンバルダ通り(ポルト)

ポルトの芸術地区には魅力的な通りがたくさんあるが、中でもミゲル・ボンバルダ通りは最もエッジの効いた場所だ。

ゆったりした空気のこの地区には、ポルトガル料理や世界各国のグルメが楽しめるレストラン、アートやインテリアデザインの店、洗練されたギャラリーなどを見つけることができる。

気をつけてほしいのは「2、3時間だけ」と思って行くと、あっという間に1日が終わってしまうところだ。

カフェ:喫茶店Rota do Cháのおいしいケーキを、裏庭で味わおう。

バー:2020年夏にオープンしたばかりのJustinhaではクラフトビールを注文してほしい。プレゴ、チーズ、シャルキュトリーなどのつまみメニューも充実している。

ショッピング:Ó! Galeriaは2009年にオープンしたアートデザインショップ。ポルトで最も人気のあるイラストレーターたちの活動拠点となっている。

タイムアウト・ポルト編集者

 

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レフォルマ通り(メキシコシティ)
Photograph: Quetzalcoatl1 / Shutterstock.com

21. レフォルマ通り(メキシコシティ)

すべては、ここレフォルマ通りから巻き起こる。街の中心部から最西端まで続くこの通りは地域周辺へ影響を与える歴史や文化、そしてグルメの宝庫だ。

19世紀初頭に皇帝マクシミリアン1世が、チャプルテペック城の居住区とパラシオ・ナショナルの執務室を結ぶ道路の建設を命じたのが、レフォルマ通りの始まりと言い伝えられている。

今日では群衆のデモ、政治演説、芸術や音楽のパフォーマンスが開催され、年に一度のプライドパレードの会場にもなっている。

地下鉄の駅の外には、手軽な「タキートス(揚げたタコス)」や、高級レストランなどがあり、食事に困る心配はない。また、個人経営のギャラリーや公立美術館もあり、メキシコシティでの滞在をにぎやかにしてくれるだろう。

するべきこと:自慢の自転車を持って、毎週日曜に開催される『Muevete en Biciに参加してみては。

レストラン:ソフィテルホテルの38階にあるルーフトップレストラン、Cityzenで街を一望しながら朝食をとろう。

ショッピング:国内各地の民芸品を扱うクラフトショップ、Fonartでは、先住民族が作った伝統衣装やジュエリーなどの品々に出合える。

Anaid Ramirez, Time Out Mexico City

メインロード・カークベイ (ケープタウン)
Photograph: A. Mertens / Shutterstock.com

22. メインロード・カークベイ (ケープタウン)

郊外のカークベイ地区にあるメインロードは、どこか魔法がかっているような雰囲気がある。海に面した歴史ある家々を通り過ぎ、鉄道の駅を超えたところに、太陽の下で午後のひとときを過ごせる夢のような場所があるのだ。

暖かい日には、デールブルックの潮だまりで泳ぐのが地元っ子の定番。地元の人や観光客が岩の上にタオルを敷き、ゆっくりと過ごしている。

海を眺めながらピクニック、腹が減ったら道路沿いに並ぶレストランをハシゴするのもおすすめ。週の半ばに訪れると、この夢のような場所を独り占めできる可能性もある。

するべきこと:The Brass Bellは、シーフードで有名なレストラン。敷地内には公共のタイドプールがあるので、思い切って飛び込んでみるのもありだろう。

レストラン:Kalkysでは、フィッシュ&チップスを地元風にアレンジした、安価でおいしい料理が味わえる。

カフェ:Olympia Caféでは、居心地の良い店内でパンチのあるコーヒーとおいしいケーキを楽しむことができる。

Yazeed Kamaldien

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アルセルカル・アベニュー (ドバイ)
Photograph: Alserkal Avenue

23. アルセルカル・アベニュー (ドバイ)

アルセルカル・アベニューは、アルクオズの工業地帯にひっそりとたたずむ文化スポット。荒涼とした倉庫群の中に一歩足を踏み入れると、この街で最も活気に満ちた刺激的なアートスペースが広がっている。

道を歩き始めてすぐのところにはギャラリーがたくさんあり、フィットネススタジオやストリートライブラリー、チャイスタンド、スタイリッシュなカフェが立ち並んでいる。

週末には多くの地元の人々がここに集まってくるのも納得そして何よりも、最高にクールな場所なのだ。

するべきこと:Kave The Story of Thingsは、自然環境の保持に貢献するため、出来上がったコミュニティー。ここでは、ボトルカッティングを体験できるワークショップや瞑想、詩の朗読、刺しゅう教室などが開催されている。

カフェ:コーヒーハウス兼焙煎(ばいせん)所のNightjarで、コールドブリューを。

アート:輸送用コンテナを改造して作られた映画館Cinema Akilでは、古典的なドキュメンタリーや最新のインディーズ作品を楽しむことができる。

Amy Mathieson, Time Out Dubai

ティックトンヌ通り (パリ)
Photograph: ERH

24. ティックトンヌ通り (パリ)

観光客にあふれたモントルグイユやレ・アールに比べると、ティックトンヌ通りはそこまで観光地化されておらず、ひっそりとしたた佇まいだ。

ここには、お金に困っている学生から洗練された美食家、ファッション界での活躍を夢見るクリエーターなどが集う。

一流の古着屋や、若手デザイナーが仕立てた服を扱うブティックなどが混在しているほか、自然派ワインバーやビンテージ時計店、CBDショップ、ロックな雰囲気の美容室、さらにはパリ屈指のティールームなどもある。

レストラン:Dalmataは、鏡張りの壁とピンクのネオンで装飾された近未来なピッツェリア。ここではサンマルツァーノ種のトマトと、モルタデッラをふんだんに使ったピッツアを堪能できる。

バー:パリのベストウィスキーバーGolden Promiseは訪れてほしい店の一つ。そして、La Maison du Sakéの最高級の日本酒と、ミシュラン獲得のレストランERHの日本料理を組み合わせるのもいい。

ショッピング:手頃な値段の時計を探しているならEpisodeがおすすめ。ファッショニスタなら、ヨーロッパ中から集められたビンテージアイテムがそろうAli Baba's Caveは要チェック。

Tina Meyer, Time Out Paris

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マリアンネン・ストリ-ト(ベルリン)
Photograph: L.ON / Shutterstock.com

25. マリアンネン・ストリ-ト(ベルリン)

活気あるラントヴェーア運河から少し離れたところに、静かなストリートがある。長さ1キロ弱のマリアンネン・ストリ-トは、ベルリンのノイケルン地区との境界から、クロイツベルク中心部へとまっすぐに走る道だ。

揚げたてのファラフェルや奇抜なストリートアート、おしゃれなデザインのショップ、居心地がよいカフェなど、ベルリン都心部の魅力が凝縮されている。

レストラン:最高品質のイタリアンが味わえるAlimentari & Viniでは、ランチスペシャルに間に合えば、その日限定の生パスタを食べることができる。

バー:Das Hotelのクラシックカクテルを飲もう。Paul-Lincke-UferとKottbusser Torの間を行き交う、ナイトライフを楽しみに訪れた人々のエネルギ-を感じられるはずだ。

アート:Kunstquartier Bethanienは、過去に病院だった建物を改装した巨大なアートセンター。時代の先端を行く展覧会を体感してほしい。

Nathan Ma

ホセ・カルベス・ストリ-ト (リマ)
Photograph: Shutterstock

26. ホセ・カルベス・ストリ-ト (リマ)

リマ北東部の雑然とした海運地区にあるホセ・カルベス・ストリ-トは、社会再生プロジェクト「Monumental Callao」の一部でもある。

週末になるとこの通りは歩行者天国になり、虹色の飾りでデコレーションされた路上でセルフィーを撮る「リメニョス」であふれかえる。彼らの目当てはストリートアートや、気鋭アーティストの作品を販売するデザイナーズスタジオだ。

バー:ルーフトップバーのCasa Fugazでは、太平洋を見渡せるダンスフロアで、街で最もホットな若手DJたちがエネルギッシュなセットを披露している。

アート:ラテンアメリカ初のアーバンアート美術館、Museo Arte Urbanoでは、南米で最も評価の高いグラフィティアーティストたちが描いた60枚の壁画を観覧できる。

ショッピング:Rikaは、廃棄物から回収された素材をアップサイクルしたアイテムを販売。段ボールでできたロボットや、ゴムタイヤ製のハンドバッグなど、かわいらしいグッズが並んでいる。

Steph Dyson

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シーポート・ブルバード (ボストン)
Photograph: Olivia Vanni

27. シーポート・ブルバード (ボストン)

少し前まで、シーポート・ブルバードは駐車場の広がる荒涼とした場所だったが、今ではボストンで最も活気のある地域への玄関口となっている。

フォートポイントチャンネルからワールドトレードセンターまで伸びるこの通りには、有名なテクノロジー企業、トレンディなバー、ポッシュなレストランなどが集まり、街で最も美しいウォータービューを楽しむことができる。

レストラン:Paris Creperieのパティオで香ばしいクレープを食べよう。『ヌテラフラッペ』を食べるために、腹に余裕を残しておくのも忘れずに。

バー:シーポート・ブルバードとノーザン・アベニューに挟まれたCisco Brewers’ beer gardenでは、ホエールズ・テイルの『ペールエール』やグレイ・レディの『ウィート・エール』が楽しめる。

見るべきもの:エンボイホテルの屋上にあるLookout Rooftop and Barからは、ボストン港をはじめとする街の壮大なパノラマを一望しよう。

Olivia Vanni, Time Out Boston

ジャスボゲ-ル・ストリ-ト (コペンハーゲン)
Photograph: Daniel Rasmussen, courtesy of Visit Copenhagen

28. ジャスボゲ-ル・ストリ-ト (コペンハーゲン)

きれいな外観と完璧なプロポーションから、クールでエッジの効いた場所、とは言えないかもしれない。しかしジャスボゲ-ルは、コペンハーゲンのハイレベルな料理やドリンクを味わうためには訪れるべき場所。「財布に負担がかかりすぎない」ので、なおさらだ。

市街地の北に位置し、変化の激しいノアブロ地区で最も賑やかなエリアの一つであるこの通りは、ソーレン・キルケゴールやハンス・クリスチャン・アンデルセンが埋葬されているアシステン墓地から、市街へと通じている。

ジャスボゲ-ルには、手頃な価格のレストランやしゃれたバーのほか、デンマークデザイン好きにはぴったりの、スタイリッシュな工芸品やインテリア店などもこぞって立ち並んでいる。

レストラン:ミシュランの星付きの高級レストランRelæはあえて避けて、GRØDに行ってみてはどうだろう。デンマークで手軽な食べ物として普及している「ポリッジ」を味わえる。

甘いものが好きなら、アイスクリームパーラーのIstidがいいだろう。

バー:地元のビールをぜひ味わってほしい。コペンハーゲンのビールメーカーが世界的に評価されているのに納得するだろう。

ショッピング:プレゼントを探すなら陶器を扱うKeramiker Inge Vincentsへ。ジュエリーならLadyfingersがおすすめ。 

Huw Oliver

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アレン・アベニュー (ラゴス、ナイジェリア)
Photograph: Flickr / Satanoid

29. アレン・アベニュー (ラゴス、ナイジェリア)

イケジャ地区にあるこの大通りは、銀行やベーカリー、ブティックなどが立ち並ぶ、ラゴスで最もにぎわうビジネス街だ。夜になると、鳴り響くクラクションや人々のざわめき、バーやストリップクラブに出入りする人たちで、さらにぎわう。

市内のレッドライト地区でもあり、騒々しくて少し狂おしい、このエリア全体を包む歴史の匂いがあふれている。

するべきこと:伝説のミュージシャン、フェラ・クティの遺志を継ぐアフロビートミュージシャンが集まる、New Afrika Shrine。この店はフェラ・クティの息子、フェミ・クティが運営している。

レストラン:スヤ大学では、ラゴスの名物料理である『スヤ』(スライスした牛肉を直火で焼き、オイルとヤジのスパイスミックスをかけたもの)のおいしさを学ぶことができる。

ショッピング:ギフトショップ、Stop-Centreに立ち寄ってみては。珍しい一品が見つかるはずだ。

Kay Ugwuede

スター・ストリート (香港)
Photograph: Time Out

30. スター・ストリート (香港)

香港のスター・ストリートは、狭い歩行者天国だ。ここには奇抜なショップやアートギャラリー、バー、レストラン、カフェなどが軒を連ね、歩道にはテラス席が設置されている。

ワンチャイ地区の名前の由来となったスター・ストリートには、たくさんの刺激があり、散策しているだけで1日が終わってしまう。

インディペンデントなデザインブランドから、上質な食事。この場所の豊かさと多様性は、世界一周旅行でもしているような感覚になるだろう。

レストラン:トップシェフ、ジャンニ・カプリオーリのレストランGiando Italian Restaurant & Barでのランチがおすすめ。

ショッピング:日本のアパレルブランド、45Rの2階建てのフラグシップストアには、最高のデニムコレクションがそろっている。

するべきこと:たくさん買い物をして疲れたら、Spa L’Occitaneのマッサージでリフレッシュ。

Tatum Ancheta, Time Out Hong Kong

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Netflixの世界的大ヒット作品『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の再開を楽しみにしているのであれば、この冬ニューヨークへ旅行するのがいいかもしれない。なぜなら、同シリーズに特化した初のポップアップショップがオープンするからだ。

このショップはタイムズスクエアの42丁目と7番街の角に、2021年11月6日(金)オープン。この日は、ウィル・バイヤーズが失踪し、物語の時系列が始まった日で、Stranger Things Day(ストレンジャーシングスの日)として知られている。

Stranger Things store
Photograph: Courtesy of Stranger Things store

ショップ空間には、シリーズにおける象徴的な場所を再現。その中にはもちろん「裏側の世界」も含まれ、どこかにはデモゴルゴンも隠れているようだ。また訪れた人はパレス・アーケードのゲームやスターコート・モールでの買い物、ホーキンス・ミドルにおけるスノーボール(ダンスパーティー)を楽しみ、さらにジョイスの家の中に入ったり、悪名高いロシアの研究所をのぞいたりといったこともできるという。

販売される無数のグッズや記念品は一つ残らずチェックしたい。ラインアップには、1980年代のオリジナルボックスに入ったゼネラルミルズ社のストレンジャー・シングス限定シリアル、アクションフィギュア、カスタマイズ可能なアパレル製品などがある。

Netflixのエクスペリエンス部門の責任者であるグレッグ・ロンバードは、このショップについてプレスリリースで次のように述べている。「史上初の『ストレンジャー・シングス』ストアでは、ホーキンスの中心部で80年代の雰囲気に浸りながら、ほかでは手に入らないユニークな商品を買うことで、好きな番組の『かけら』を家に持ち帰ることができます。でも、いつ『裏側の世界』へ紛れ込んでしまうか分かりませんから、ご注意を」

ショップへの入場は無料だが、タイムズスクエアへ向かう前に、公式ウェブサイトで来店時間の予約をしておく方がいいだろう。終了期間は未定だがこのショップは期間限定。気になっている人は早めにニューヨーク旅行の計画を立てよう。

 

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』第4シーズンは2022年に配信されることは分かっているが、イレブンとその仲間たちが正確にいつスクリーンに戻ってくるかについては不明だ。それまでに、非常にエキサイティングな予告編をチェックしおこう。

原文はこちら

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シンガポールの建築写真家であり映像作家でもあるケビン・スーユアンが、世界の名だたる建築家がシンガポールとその人々のために建てた建物を集めたショートフィルムを発表した。しかし、1年間にわたるシンガポール探求の集大成として出来上がったこの作品は、普通の作品ではない。ウェス・アンダーソンの映画作品から大きな影響を受け、作られているのだ。

『A Wes Anderson-ish Singapore(ウェス・アンダーソンのようなシンガポール)』と題されたこの作品が焦点を当てているのは、パンデミック後のシンガポールにおける、多様な建築物、街、公園や緑地、そして人々。例えば、マリーナベイサンズのアップルストア、シンガポール・チャンギ国際空港、フォスター+パートナーズが手がけた最高裁判所、Golden Mile Complexなどの象徴的な建築物を紹介し、​​さらにシンガポールの目を引くストリートアートもフィーチャーしている。

スーユアンによると、アンダーソンの代表作である『グランド・ブダペスト・ホテル』『ライフ・アクアティック』『ムーンライズ・キングダム』のほか、そして最近(現地で)公開された『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』からもインスピレーションを得ているという。

ショートフィルムの説明文でスーユアンは「この作品のシーンは主に建築物に焦点を当てて、フラットでシンメトリーな視点ででフレーミングされています。しかし、文脈と盛り込まれている要素は、シンガポールならではのものなのです」と述べている。

「ウェス・アンダーソンのようなシンガポール」とはどんなものなのか。作品は以下で観ることができる。

原文はこちら

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2021年秋、メキシコのオアハカにメスカル好きが大喜びするであろう、蒸留所併設のホテル、Casa Silencioが誕生した。ここではアガベの収穫から下準備、発酵、蒸留までの各工程が見学できるツアーなどを通して、メスカルについての知識を深め、その伝統や産地におけるものづくり精神に浸ることができる。

Casa Silencioができたのは古いメスカル工場跡で、伝統的な建物はスタイリッシュに改装されている。ホテルの部屋はラグジュアリーなリトリート風で、家具はデザイン性が高く、スパのようなバスルームもある。ラグやキャンドル、ランプなどは、地域の歴史と伝統を表現するために地元の職人が製作したものが選ばれた。

Casa Silencio
Photograph: Onnis Luque

素晴らしいことに、このホテルは環境に対する取り組みにも力を入れている。蒸留所で出た水を回収してホテルで再利用しているため、地元生態系へのダメージを軽減。また、新しい建物の建材には全て再生土と古木材を活用し、ホテル内の壁を分厚くすることで自然な空調を可能にして、冬は暖かく夏は涼しく保たれる空間を実現した。

 

Casa Silencio
Photograph: Onnis Luque

Casa Silencioの部屋は大小6つがあり、料金は1室1泊1,000ドル(約11万4,000円)から。料金には蒸留所の見学ツアー参加費はもちろん、朝昼晩の食事、テキーラやメスカルのドリンク代などが含まれている。宿泊しなくても蒸留所の見学、メスカルの試飲、コースディナーがセットになったプランもあり、こちらは1人250ドル(約2万8,500円)から楽しめる。

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最近では、クラフトワークの曲名として知られている「Trans Europe Express(TEE)」だが、かつては豪華でスピーディーな大陸横断旅行の象徴だった。

北はスウェーデンから南はイタリアまで、西はスペインから東はオーストリアまで、TEEの深紅の機関車は、1960年代から70年代にかけてのモダンなヨーロッパのイメージを体現していたのだ。1970年代のピーク時、TEEは31路線、130都市に就航。当時のディーゼル列車は、大陸を横断するほかのどの鉄道サービスよりも速く、豪華なものだった。

TEEは1995年に廃止されたが、最近になって復活の可能性が検討されている。その理由の一つには、現在のヨーロッパの国際列車の旅が断片的で不便だということがある。ドイツのICEやフランスのTGVのような鉄道サービスは、ヨーロッパ大陸のいくつかの都市間を高速で結んではいるが、TEEのように直接的で手間のかからないものはない。

また気候危機の時代である今、飛行機や自動車に代わる高速で安価な交通手段の必要性がこれまで以上に高まり、まさにそれはTEEがもたらすものだと、TEE復活の提唱者たちは主張している。確かに鉄道は、飛行機や自動車に比べてはるかに環境に優しく、よりシンプルな大陸横断旅行を実現するにはぴったりといえる。

ドイツの公式報告書は、2050年までに欧州連合(EU)域内でカーボンニュートラルを達成するためには、TEEの復活が中心となる可能性を提示。現在、EUでの旅客輸送に占める鉄道の割合はわずか8%だが、EUが環境目標を達成するためには、この割合を大幅に増やす必要があるという。

「TEE2.0」の計画は順調に進んでおり、EU加盟国の運輸大臣がTEE創設のための「趣意書」に署名済み。実現すれば、各列車は最低でも3つのEU加盟国を時速160キロメートルで結び、レストラン車両や無料Wi-Fiが完備された編成となる。また、小規模な路線網で夜行列車が運行される計画もある。

​​EUにはハンガリー、チェコ、ポーランドといった旧東欧諸国が含まれているため、TEE2.0は以前よりもはるかに大きな鉄道サービスになる見込みだ。実現には多くの障害がまだあると予想されるが、全て順調に進んだ場合、2025年には「伝説の鉄道サービス」が、バージョンアップし、必要不可欠なものとして復活しているかもしれない。

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ポートワインをはじめとするワインの産地として知られる、ポルトガルのドウロ地方。ここにはワイン、おいしい食べ物、息を飲むような風景、そして数々の「キンタ」がある。

キンタとはブドウ農園やワイナリーのこと。宿泊施設を併設しているキンタも多く、楽しめることはさまざま。ワインテイスティングはもちろん、本格的にワイン製造過程について学ぶこと、ヘリコプターに乗ること、スパで日頃の疲れを癒やすことまでも可能だ。ドウロ地方の旅に欠かせない数あるキンタの中から、おすすめの3軒を紹介する。 

1. Quinta de La Rosa

Quinta de La Rosa
© DR

施設の見学ツアーを年間を通して実施。ワインの製造過程に興味がある人はここに来れば満足できるはずだ。季節ごとに変わる料理が楽しめるレストラン、Cozinha da Claraは、心と身体の「リチャージ」にも最適。滞在中はプールでリラックスしたり、ブドウ畑の小道を歩いたりするのがおすすめ。

公式ウェブサイト

2. Quinta da Pacheca

Quinta da Pacheca
© DR

「ワイン樽(たる)の中で眠りたい」という夢を抱いている人に朗報だ。この農園には樽型のスイートルーム、Wine Barrelsがあるのだ。農園内にはオーソドックスなスタイルの部屋もあるが、このユニークなスイートルームをチョイスするべきだろう。カーブがかった天井には、窓が付いていて、夜空を眺めながら寝ることもできる。

農園でのアクティビティも豊富で、中でもボートライドがおすすめ。収穫期にはディナー、ワインプレス、ワインテイスティングなどの特別プログラムも開催している。

公式ウェブサイト

3. Quinta das Aveleiras

Quinta das Aveleiras
© DR

この農園の敷地内にはアグロツーリズムを実践するための4軒の家があり、滞在中にブドウとオリーブ栽培を中心とした地元の農業活動を体験できる。農園で作られるワインやオリーブオイル、アーモンド、ヘーゼルナッツのテイスティングのほか、周辺の森林で鳥や植物を観察できることも、この農園の魅力だ。夏にはプールに入ったりテニスをして、よりアクティブに過ごすのもいいだろう。

公式ウェブサイト

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メキシコの伝統行事、死者の日(Dia de los Muertos)は厳密には11月1日と2日に行われるが、今年、ニューヨークのロックフェラーセンターでは、この祝祭を2週間にわたって楽しむためのイベント『Mexico Week』がスタートしている。

センターのプラザに置かれているのは、メキシコの民芸品をモチーフにした巨大でカラフルな彫刻。ドラゴン(約3.3メートル)と羽の生えたジャガー(約4メートル)は、「アレブリヘス」と呼ばれる伝統的な彫像で、このイベントの公式プレスリリースによると、「色鮮やかで幻想的な生き物は、人生の道を歩む人を導く精神的なガイドの象徴」という。これらはオアハカにあるAtelier Jacobo and Maria Angelesのアーティスト、リカルド・アンヘレスが制作した。また、Menchaca Studioが制作した作品も数点展示。彼らがモチーフにしているのは、死者の日の代名詞ともいえる「エレガントな衣装をまとった骸骨の像」であるカトリーナだ。

Rockefeller Center Mexico Week
Photograph: Courtesy of Tishman Speyer

イベントでは、彫刻作品の展示のほかにもさまざまな企画を実施。例えば、2021年10月29日(金)には、会場に新型コロナウイルスで亡くなった人々にささげる祭壇「オフレンダ」が登場。また、センターにある有名なブロンズ像、アトラスには花のアートが施される。

さらに毎日「ティアンギス(tianguis)」と呼ばれる青空市場が開催され、Casa Dragones(テキーラ)、La Contenta(メキシコ料理)、La Newyorkina(メキシコ風アイス)などが出店。それぞれのブースで職人が作るメキシコの味を楽しめる。

 

Rockefeller Center Mexico Week
Photograph: Courtesy of Tishman Speyer

こうしたイベントこそ、この一年の経験の後に必要なことといえる。今年は思い出に残る死者の日が過ごせるのは間違いないだろう。『Mexico Week』は、11月2日(火)までの開催。

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もしロンドンで起こる新しいことを探しているなら、旅の計画を立てるのに役立つ情報がある。この冬、生誕75年を迎えるデヴィッド・ボウイのポップアップショップがロンドン中心部に登場するのだ。

2021年10月25日(月)から2022年1月下旬まで開催されるこのショップは、ボウイのサイン入りの記念品やそのほかのレアでユニークな商品など、多くのアイテムが販売される。またボウイの人生を祝福し、音楽、ファッション、アートなどさまざまな領域でたくさんの作品を生み出した彼の創作活動も紹介される機会となるという。

店内では、臨場感あふれるオーディオ環境が用意され、未公開の舞台裏映像も含む、何時間分ものボウイの関連コンテンツが視聴できる。さらに、ボウイの人生に新たな視点を与えてくれる写真やインスタレーションのギャラリーも充実。ファンであれば、きっと何度でも訪れたくなるはずだ。

ショップができるのは、ピカデリーサーカスの近く、ヘドン・ストリートの14番地。ちょっとしたトリビアだが、2軒先には、ボウイ(正確にはジギー・スターダスト)が、『ジギー・スターダスト』のアルバムジャケットに使われたムーディーな夜の写真を撮った場所がある。

また同時期に、大西洋を挟んだ対岸のニューヨークでも、このポップアップショップの姉妹店がオープンする。場所はウースター・ストリートの150番地。 ここはボウイが生前に発表した最後のアルバム『☆(ブラックスター)』を制作していた時に住んでいた家の近くだ。

このポップアップショップの企画を立ち上げ、運営しているのは、(ボウイ夫人と子どもも関わる)デヴィッド・ボウイの財産管理財団。ボウイに関しては、これまで公式リリースがなかったアルバム『Toy』のリリースも決まっている。ボウイの誕生日は、1月8日だ。

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テキサスからニューヨークへやって来た最高のものの一つである映画館チェーン、Alamo Drafthouseが、2021年10月18日、マンハッタンに新オープンした。同チェーンがニューヨークで展開する劇場は2軒目。

Alamo Drafthouseは、映画上映中にレストラン並みの食事や飲み物を提供することで人気上昇中で、2021年5月にブルックリンのダウンタウンにニューヨークで最初の劇場をオープンした。フィナンシャル・ディストリクトにできた新劇場は、14のスクリーンがあり、合計で578人を収容することができる。

この新劇場でも、Alamo Drafthouseの特色であるテーブルやカップホルダーが組み込まれた豪華なリクライニングシートは、もちろん完備。まるでセレブのプライベート映画館のようなシートだが、チケットを買えば誰でも座ることができる。また、4Kデジタルプロジェクションやドルビーサラウンド7.1といった、上映設備も文句なしだ。

Alamo Drafthouse自慢のフード、ドリンクメニューには、映画にちなんだものだけではなく、季節のスペシャルも登場。オープニングメニューには、ボトムレス(食べ放題)ポップコーン、チェーン誕生の地であるテキサスの味であるチップスとケソ(チーズ)、さらにピザ、サンドイッチ、そしてたくさんのクラフトビールが用意されている。

飲食サービスを提供する都合上、Alamo Drafthouseでは映画の開始時間が非常に細かく決められており、チケットを持っていても映画が始まってしまうと入場することができない。もし電車があまりにも遅れた場合などは、チケット窓口で別の上映会に交換可能だ。

オープン時の上映作品には、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、マーベル・スタジオの『エターナルズ』などの現在ヒットしている作品のほか、1933年公開の初代『キングコング』などの名作も選ばれている。

料金は、一般が18.50ドル(約2,100円)、3D作品は20.50ドル(約2,340円)、マチネは15ドル(約1,700円)から。シニア、学生、子ども向けの割引もある。

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ウェス・アンダーソンの映画に登場する列車は、彼の映画に登場するほとんど全ての要素と同様に、眉をひそめるほどのシュールさと、とてつもない美しさの間の微妙な境界線上にある。

映画『ダージリン急行』や『グランド・ブダペスト・ホテル』、そして近日公開予定の『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』などのアンダーソン作品で見られるように、彼が作り出す列車は、鮮やかなパステルカラーと目の覚めるような模様であふれている。

アンダーソン作品の列車が好きな人は、間違いなくそんな列車に乗ってみたいと思っていることだろう。実は、その夢がかなえられるかもしれない企画がある。旅行会社のベルモンドとのコラボレーションにより、アンダーソンがイギリスのプルマン列車の客車をリデザインしたのだ。

Wes Anderson train carriage
Photograph: Belmond

現実のものとなる「ウェス・アンダーソン列車」は、映画の中と同じように装飾が特徴的。彼がリデザインしたプルマン列車の車両は、パステルピンクの天井、グリーンのカーペットと椅子、シンメトリーの模様、そして全体的にアールヌーボー調のテイストで彩られている。さらにラグジュアリーな雰囲気を楽しみたい人のために、オリジナルのカクテルと豪華な軽食が味わえるプライベートスイートも2つ用意されるという。

想像の通りチケットは少々高い。この列車に乗れる『Pullman Dining by Wes Anderson』は1人400ポンド(約6万2,600円)、プライベートスイートは1,800ポンド(約28万1,900円)からとなっている。この列車が具体的にどこへ向かうのかは不明だが、イギリス国内のいくつかの都市を結ぶようだ。詳細や予約については、ベルモンドの公式ウェブサイトを確認しよう。

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ラスベガスに本社を置くMGMリゾーツは、同社が所有するパブロ・ピカソの作品11点を、サザビーズと協力してオークションで売却することになった。オークションは、ピカソの140歳の誕生日に合わせ、2021年10月23日(土)にラスベガスで開催される。

今回出品される作品の多くは、MGMリゾーツが運営するベラージオにあるスペインやフランスの郷土料理を提供するレストラン、ピカソに展示されていたもの。オークションに向けて、作品はニューヨークと台北、香港を巡回。その後ラスベガスへ戻り、10月21日(木)から23日(土)まで、ベラージオ・ギャラリー・オブ・ファイン・アートにおいて入場料無料で一般公開される。

MGMリゾーツがピカソの作品を手放す理由は、「公共的な空間で利用してきた美術作品コレクションを見直し、より多様性と包括性を深めるため」。同社のチーフホスピタリティオフィサーであるアリ・カストラティは、その背景について次のように説明している。

「私たちは、毎年世界中から何百万人ものお客さまをリゾートにお迎えしており、芸術界の多様な視点を紹介するための素晴らしい機会を得ています。多様性は以前から我が社のDNAに組み込まれていますが、幅広さを維持しつつ、あまり注目されないコミュニティーのアーティストの声をもっと届けるために、今後はさらに包括性の高いコレクションを作ることを目指します」

競売にかけられる11点の作品のうち、最も注目されているのは、『Femme au béret rouge-orange』。これはピカソのミューズであるマリー=テレーズ・ワルテルの肖像画で、2,000万〜3,000万ドル(約22億7,250万〜34億876万円)の値がつくと予想されている。最も安価なのはテラコッタ製の髭を生やした男性頭部の像で、5万~7万ドル(約568万〜795万円)の値がつくと見込み。部屋に飾る新しいアートを探しているのであれば、この「掘り出し物」の落札を狙ってみてはどうだろうか。

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アメリカのミュージシャン、ジャック・ホワイト(ザ・ホワイト・ストライプス、ザ・ラカンターズ、ザ・デッド・ウェザーなどのメンバー)は、ギターをアンプにつなげたり、エフェクター用に予備の9V電池をいくつか用意しておくこと以外にも、たくさんのことをしてきた。

ほかのアーティストの作品をプロデュースし、アメリカ議会図書館の録音物保存財団で理事職にも従事。同時に彼は、Third Man Upholsteryという屋号を持つプロの家具修復師でもあり、1940年代の録音ブースを再現したこともある。さらには、Third Man Recordsというレコードレーベルを運営し、アメリカのデトロイトとナッシュビルに同名のレコードショップを開いている。

そしてホワイトは2021年9月25日、ついにロンドンにもレコードショップをオープンした。その名はもちろん、Third Man Recordsだ(彼はクリエーティブな男なのに、ネーミングの元ネタが分かりやす過ぎる気もする。もちろん映画『The Third Man(邦題:第三の男)』自体は素晴らしい)。

ホワイトがThird Man Recordsロンドン店の出店先に選んだのは、古くから音楽出版業や音楽小売業の中心地であるソーホーのマーシャル・ストリート。この店はホワイトのトレードマークともいえる、変わったフォーマットのレコードを販売するショップと、ライブスペース、そして「レコードレーベルの本部」の機能を持つ。つまり、何でもありな場所である。

映画『チャーリーとチョコレート工場』に出てくるウィリー・ウォンカのような存在であり続けているホワイトがやっていることは、「TikTokで使われるような曲」といったことが重視される今の音楽業界の一般的なスキームからするとニッチに見えるかもしれない。しかし、彼は自分の仕事に情熱を注いでいる。その成果が、このロンドンの中心部にオープンした実店舗のレコードショップなのだ。これはグッドニュースとしか言いようがない。

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ワクチン接種が世界中でスピードアップする中、オーストラリア政府が2020年3月から続けていた厳しい国境閉鎖措置の終わりが見えてきた。元々この措置は2022年まで続けられる想定だったもの。ワクチン接種率が順調に進めばという条件は付いているが、早ければ2021年11月には、まずオーストラリア国民および永住権保持者の入出国規制が緩和される見込みだ。

オーストラリア首相、スコット・モリソンは、各州のワクチン接種率が80%に達した時点で規制緩和を行うという方針を発表。「今こそ、オーストラリア人の生活を取り戻す時だ」と述べた。規制が緩和された後、ワクチン接種を完了したオーストラリア人または永住権保持者はオーストラリアへ入国する際、求められるのはこれまで義務づけられてきた14日間のホテル隔離ではなく、7日間の自宅隔離となる。ただし、ワクチンを接種していないば場合は、引き続きホテルでの隔離が必要。

一方、海外から訪れる観光客への入国規制の緩和はまだ先になりそうだ。しかし、オーストラリア政府は「観光客を再び迎え入れることに向けて」取り組んでいると説明している。

幸いなことに、カンタス航空のような大手航空会社が国際便再開を計画している。これまでのパンデミックに対するオーストラリア政府の慎重な姿勢を考えると、今後の展開は流動的な部分もあるが、少なくともカレンダーにオーストラリア旅行の予定を書き込むぐらいは、もうしてもいいのかもしれない。

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おかしな衣装、奇妙な風景、古風なせりふ、ビル・マーレイ……。ある映像作品がウェス・アンダーソンが手がけたものかどうかの判断は、こうした要素を見ればすぐにつくだろう。

アンダーソン独特のテイストは、「ウェス・アンダーソンっぽいもの」という副次的なジャンルを成立させ、彼の映画に出てきそうなデザインやカラーリングのケーブルカーやビーチ小屋、淡いブルーのホテルロビー、アーガイルベストなどが見られるようになった。

純粋なファンから次のデザインの「ネタ」を求める人たちまで、多くが待望しているアンダーソンの新作『The French Dispatch(邦題:フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊)』は、世界各地で2021年10月に公開。これに合わせてロンドンのギャラリーである180 The Strandで、同作品についての展覧会が開催中だ。

ブルータリズム建築が特徴のこの展示会場は、アンダーソンの風変わりなテイストには合わないようにも思えるが、彼がここで展覧会を開催するのは初めてではない。2018年にアニメーション映画『犬ヶ島』に特化した展覧会を開催している。

今回の新しい展覧会で見られるのは、『The French Dispatch』のオリジナルセット、小道具、衣装、アートワークなど。また、映画に登場するカフェ、Le Sans Blagueのクラシックなフランス菓子も楽しむことができる。

『The French Dispatch』では、架空の新聞社によってリンクされる複数の物語が展開される。それらの物語とは、犯罪まで犯してしまう正気ではない芸術家の物語、1968年の学生暴動に関する物語、そして「ドラッグ、誘拐、美食」に関する物語の3つ。新聞社で働くのは変わっている人たちということで、我々タイムアウトのメンバーはすでにこの映画の大ファンだ。

展覧会は2021年11月14日(日)まで開催。チケットは180 The Strandの公式ウェブサイトで予約できる。

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ニューヨーク州における大麻の合法化について、2021年3月初めに合意に達していたニューヨーク州議会が、30日夜に合法化法案を可決。31日に同州知事であるアンドリュー・クオモが同法案に署名し、ニューヨーク州内で娯楽用大麻が合法となった。

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『雪の女王』『みにくいアヒルの子』『人魚姫』は、多くの人がよく知っているアンデルセン童話だ。デンマークに、没入型の展示、庭園、音と光のインスタレーションを通して、これらの魔法の物語の世界を新たに紹介する新しいミュージアムがオープンする。

 

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