東京ガイド

ローカルエキスパートによる都市生活者のためのベストガイド

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ゴールデンウィークにしかできない50のこと

タイムアウト東京 > THINGS TO DO > ゴールデンウィークにしかできない50のこと 誰もが待ち望む大型連休がやってくる。2016年は4月29日(金)が祝日なので、5月2日(月)、6日(金)と連休を取れば5月8日(日)までの10連休となる。素晴らしい休暇を楽しんでもらうべく、ゴールデンウィークに開催される魅力的なイベントを50厳選した。「世界最大級の寺社フェス」こと『向源』や大國魂神社の『くらやみ祭』、『浅間山藝術舞台 皐月奉納祭』で日本文化を追い求めるもよし、『シンコデマヨ』や『カンボジアフェスティバル』で異文化交流を図るもよし、『逗子海岸映画祭』をはじめとした映画上映イベントで本来のゴールデンウィークらしい休日を過ごすもよし。『肉フェス』や『レインボープライド』などの定番イベントはもちろん、開放的な音楽フェスから流行の「グランピング」イベント、終了間際の展覧会、子どもと楽しめるお化け屋敷や博物館など、多様なイベントをピックアップしているので、こちらを参考に連休を大いに楽しんでほしい。

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エディターズ・ピック

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東京でしかできない50のこと ドライバーズエディション

この特集では港区周辺を中心に、車で訪れることができる東京の飲食店、ショップ、エンターテインメントスポットなどをまとめて紹介している。レストランやカフェはもちろん、車でこそ行きたいインテリアショップまでも網羅。普段なら行きたいヴェニューを決めてからそこに駐車場があるかを確認をしているかもしれないが、このガイドから駐車場があるヴェニューのなかから行きたい場所を探すこともできる。くれぐれも、飲酒運転には注意してほしい。

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ハイブリッドスイーツ5選

世界のスイーツのトレンドを追っていれば、ドミニクアンセルベーカリーのクロワッサンとドーナッツを組み合わせた『クロナッツ』に代表される「ハイブリッド」なスイーツについて耳にしたことがあるだろう。安くて美味しいものが食べられる食の都、東京では、目新しいスイーツが絶え間なく登場している。この特集では、今すぐ『インスタグラム』に載せるべきハイブリッドなスイーツを5つ紹介する。

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東京、ビアガーデン2016

今年は、例年よりも早く各地でビアガーデンの営業が始まっている。夏の風物詩として愛されるビアガーデンは、1875年に横浜は山手で初めて現在のような形態で営まれ、1953年には大阪で屋上ビアガーデンが誕生した。近年は、バーベキュースタイルをとるものや、世界各国の料理が楽しめるものなど趣向を凝らした様々なビアガーデンが数多く存在しており、どこに行けばいいのかと迷うこともあるだろう。このリストでは、バラエティ豊かなビアガーデンを紹介する。

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ハイブリッド占い 5/2-5/8

イラスト上野桃子、テキストNOT FOR SALE

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下北沢で人気のカレーショップYOUNGに行ってきた

神保町に次ぐカレーの街、下北沢で注目を集めているカレー専門店、YOUNG。下北沢駅からはそう遠くないが、中心地から外れた静かな住宅街の中にその店はある。   店主の梶原は、5年ほど前からcity boy curryという名でケータリングを中心にカレーを作ってきた。その味が評判を呼び、カレー専門店をオープンするにいたった。店の名は「YOUNG」としたが、梶原本人は仲間から「おじいちゃん」の愛称で親しまれているという。 梶原にカレーのこだわりについて尋ねると、特別なことはせず、シンプルに自分が食べたいと思うカレーを作っている。という答えが返ってきた。だが、工程を聞いていけば、やはり手間暇がかかっていることが分かる。ベースとなるフォンドボーはたっぷりの玉ねぎをはじめ、野菜をふんだんに使用し、3、4日かけてじっくり仕込んでいる。     人気メニューの『ビーフカレー』(1,200円)は、ブロックで煮込んだ牛肉を大きくカットしどんと乗せた豪快なビジュアル。フルーティーで甘めのルーは、誰からも愛されるようなほっとする味わい。付け合せにはトマトとうずらの卵のマリネが添えられており、濃いめのルーに程よい酸味のアクセントが心地よい。   『ビーフカレー』(1,200円)                ほのかな苦みがクセになるドライカレーは、チキンカレーとの『二種盛り』(1,250円)がおすすめ。   『二種盛り(ドライ&キチン)』(1,250円)       自家製の福神漬けは、さっぱりと優しい味わい。我々が慣れ親しんだカレーのアクセントとなるような真っ赤な福神漬とは異なり、口直しにちょうど良い。 小鉢は季節によって替わることもあるというが、定番は卯の花。カレーに卯の花とは不思議な組み合わせだが、これは店主が以前アルバイトをしていたカレー店を参考にしたという。 店のアートワークは、グラフィックデザイナーである店主の妻が手がけており、ショップカードやトイレの手拭きタオルに施されたユーモラスなイラストなど、細かなアイテムひとつひとつにもこだわりと愛情が感じられる。店内を彩る食器や絵画の多くも、親交のあるクリエイターによるものだ。カレーで腹を満たしたあとは、陶芸作家渡邉由紀のカップでコーヒーをゆったり楽しもう。 店内の花はYOUNGの隣に入居するForagerが担当                           オープンから半年たったYOUNG。春からはテイクアウトも始まり、色々なシーンで利用できそうだ。下北沢でカレーを食べる選択肢にぜひ加えてほしい。                      

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中野ブロードウェイに村上隆のポスターが登場

オタク文化の聖地中野ブロードウェイに、タイムアウト東京マガジン10号の表紙になった村上隆の特大ポスター(約高さ2メートル、横幅4メートル)が登場している。このポスターは、村上自身が中野をイメージして考案した衣装を纏い、この街で撮影された。中野ブロードウェイといえば、フィギュア、マンガ、同人誌などを取り揃える「まんだらけ」、村上隆率いるカイカイキキがプロデュースするギャラリーやカフェなどユニークな店がひしめきあっている場所だ。英語サイトでは、中野ブロードウェイのサブカルチャーを追ったガイド『Subculture walk: Nakano』も展開。この機会にタイムアウト東京を手に、中野へ立ち寄ってみてはいかがだろう。

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注目イベント

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ピーターラビット ハッピーガーデン 2016

恵比寿ガーデンプレイスの時計広場が、期間限定で絵本『ピーターラビット』の世界に姿を変える。これは、自然がいかされた開放的な空間で大切な人とゆったり過ごしてほしいとの想いから開催されるイベント『ピーターラビット ハッピーガーデン 2016』によるもので、会場には、世界中の人々に愛され続けているイギリスの絵本『ピーターラビット』シリーズの生みの親であるビアトリクス・ポターが愛したイギリス湖水地方の川と橋をイメージした花の川も出現する。また、ガーデン内に架けられた石橋に立ち入ることも可能となっているので、庭の中心からゆっくりと鑑賞をしたり、撮影をしたりと、心ゆくまで 『ピーターラビット』の世界観を楽しむことができる。さらに、ガーデンの横には『ピーターラビット』にちなんだオリジナルメニューを提供する『ねこのリビーのお店 リビーズキッチン』も併設されるので、同イベントを訪ねた際には、ぜひこちらにも立ち寄ってみてほしい。

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Thai Festival 2016

タイ王国大使館が主催する、フードフェスティバル『タイフェスティバル』が今年も開催される。人気のタイ料理レストランが軒を連ねるほか、タイの食材や加工品、雑貨などを買うことができる。ステージではタイの伝統音楽や舞踊を観ることができる。日本でも海外旅行先ランキングでトップ10に入るなど、根強い人気を誇るタイ。ゴールデンウィーク明けの週末は、のんびりと微笑みの国を堪能しに行きたい。    

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SINGLE ORIGIN TEA FESTIVAL 2016

世界中の紅茶を飲み比べることのできるイベントが台東区にある東京都立産業貿易センターにて開催される。そもそも、イベントのタイトルにもなっているシングルオリジンティーとは、生産者が明確で、かつブレンドや着香などの加工を施していない茶葉本来の個性を味わうことのできる茶のこと。茶樹の品種や、生育される土壌、気候、製茶の仕方の違いなどにより多種多様な茶が作られ、様々な香りや味わいを楽しむことができるのだ。同イベントでも、気になる紅茶を飲むことのできるテイスティングラリーや、シングルオリジンティーをより深くすることのできるセミナーなどが開催され、厳選された紅茶を堪能することができる。また、気に入った紅茶はその場で購入することも可能。お気に入りの紅茶を見つけるべく、紅茶好きはぜひ足を運んでみてはいかがだろう。なお、紅茶のテイスティングに使用するので、足を運ぶ際はテイスティング用のカップを持参しよう。

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Yokohama Frühlings Fest 2016

横浜赤レンガ倉庫にて開催されるドイツの春祭りを再現したイベント。期間中は、ハンブルクのクラフトブルワリー 、バドルシップとホッパーブロイから8種類のビールが日本初上陸を果たすほか、120年以上にわたって受け継がれてきたメッツェラー醸造所の樽生ビールも日本国内でいち早く味わうことができる。ほかにも、ドイツの伝統シーフード料理「ロートバルシュ」や、北ドイツでしか食べられていない表面をカリカリに焼いたハンバーグ料理「ブレーマークニップ」など、フードメニューも充実しているので、ドイツ文化を思う存分堪能できそうだ。また、今年はドイツ製のメリーゴーランドが海側に面したアトラクションゾーンに登場。世界でただ1人と言われる回転木馬職人、ピーター・ペッツによる貴重なアンティークのメリーゴーランドとなっているので、こちらも見逃さないでほしい。

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世界目線で考える。

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インバウンドから考える、ガイドブックの未来

2016年4月で7周年を迎えたタイムアウトカフェ&ダイナー。そのスペシャルイベントの一貫として、タイムアウト東京が主催し、毎回様々な分野のエキスパートを招くトークイベント『世界目線で考える。』のスペシャルバージョン、『世界目線ラウンジ』が開催。初回は、『世界目線ラウンジベストガイドサミット vol.1』と題し、『地球の歩き方』を発行するダイヤモンド・ビッグ社代表取締役社長の藤岡比左志と、KADOKAWA『ウォーカー』総編集長でエリアウォーカー部部長、ウォーカー街づくり総研理事長を兼ねる玉置泰紀、タイムアウト東京代表取締役の伏谷博之の3名が登壇。個性豊かなガイドブランドを展開する3者のトークは玉置の乾杯の音頭から始まった。   国民性にあったガイドブックを作る 1979年に創刊された『地球の歩き方』。その誕生までの流れは、まさに今日のメディアが目指すものと言える。当時就活情報誌を出版していたダイヤモンド・ビック社。そこへ、就活を終えた大学4年生を飛行機代が安い1~3月ごろに海外へ行かせようというプロジェクトが持ち込まれる。今日の「卒業旅行」の萌芽だ。「ダイヤモンドステューデントツアー」と銘打たれてスタートし、参加者にはインセンティブとして前年の参加者の体験談が載ったガリ版刷りのガイドが配られた。学生だけで海外旅行に行くことは珍しかった当時は、ガイドブックといえば出張やツアー用しかなかったのだ。その後、そのガイドは『地球の歩き方』として市販されるようになる。「世の中にない情報を形にする」ことが、日本を代表するガイドブック『地球の歩き方』の原点だと藤岡は語った。 「飛行場から市内へ無事たどり着けるか」「時期的に何を着ていけばいいか」など、『地球の歩き方』の編集部には読者から多くの相談が寄せられるという。天気、簡単なフレーズ、交通手段などありとあらゆる情報を掲載し、時に「過保護なガイドブック」と称されることも。しかし藤岡は「国民性に合ったガイドブック」を作っているのだという。それは「分からなければ聞けばいい」と考えている外国人に対し、心配性の日本人には需要があるのだ。 国民性という話題のなかでもう1つ日本人の特徴としてあげられたのが「選択が苦手」ということだった。タイムアウト東京では、「東京、ナポリタン5選」といったまとめ記事が人気だ。しかし、他の都市では50選、100選などが上位になる。レストランでいえば、膨大なメニューのなかから選択するフレンチや中華に対し、鮨屋では「おまかせ」こそが一流と考える。ランキング好きと言われる日本人だが、あまりに選択肢が多過ぎても選べなくなってしまう、取捨選択が苦手な国民性なのだ。  アジアを呼び込む 日本の特集記事が別冊として付録になり、さらに独立し月刊誌として創刊するにいたるほど、日本ファンが多い台湾。しかし、尖閣諸島問題や3.11の時の日本離れは顕著だった。1999年に創刊された『台北ウォーカー』など多言語化する『ウォーカー』ブランドを手がける玉置は事態を冷静に見つめ、インバウンドの話が盛んにされるようになったときもあまり期待していなかったという。しかし、日本とアジア諸国との政治的関係が冷え込んでいる間にも、円安、SNSの普及、アジア諸国の経済成長、ビザの緩和などインバウンドにつながる様々なことが起きていた。次第にアジアの人々の「日本=物価が高い」というイメージが「日本=安い、安全、行きやすい」に変わっていったのだ。 インバウンドを考えるうえで、日本が手本にすべきはフランスだと藤岡は言う。人口

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共感で人を集める

2016年2月17日(水)、タイムアウト東京が主催するトークイベント『世界目線で考える。「場」をつくる編』が開催された。今回は、東京を中心に約100店舗の飲食店を経営するカフェ・カンパニー代表取締役社長の楠本修二郎と、雑誌『自遊人』を発行し、宿「里山十帖」を経営する自遊人代表取締役、クリエイティブ・ディレクターの岩佐十良の2名が登壇。第1部では、今まで取り組んできたプロジェクトをそれぞれが発表し、第2部では、タイムアウト東京代表の伏谷博之が聞き手として参加し、2人が考える人が集まる仕組み、データの必要性、地方創生、インバウンドなど、多岐にわたる話題で熱いトークセッションが行われた。

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Things to do

台湾進出への一歩を踏み出す

2015年12月18日(金)、タイムアウト東京が主催するトークイベント『世界目線で考える』の台湾編が開催された。今回は、台湾を視察する日本の企業や自治体の多くが、まず初めに打ち合わせのアポイントを取ると言われ、日本のアパレルやエンタメ業界の台湾進出のプロデュースから、中央省庁や地方自治体の台湾展開のサポートまで、数多く実施しているFUJIN TREE GROUPから、代表のジェイ・ウー、CEO(執行長)の小路輔、チーフマーチャンダイザーの高島大輔の3名が登場。第1部では、台湾マーケットの最新情報が、「台湾からのインバウンド」や「台湾でのクールジャパン」など事例を交えて紹介され、第2部では、タイムアウト東京代表の伏谷博之が聞き手として参加し、一般参加者との質疑応答も交えたトークセッションが行われた。

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音楽

音楽サブスクリプション元年を振り返る

2015年12月7日(月)、タイムアウト東京が主催するトークイベント『世界目線で考える』の「クールジャパン編#5」が開催された。今回は、アジア最大級の音楽配信(サブスクリプション)サービス、『KKBOX』の日本代表を務める八木達雄をゲストに迎え、現場のリアルな意見とともに同サービスが狙う音楽サブスクリプション市場の突破口が語られ、また、セッション後半には、タイムアウト東京株式会社 代表取締役の伏谷博之も参加し、日本の市場にフォーカスした議論が展開された。伏谷は、前職において、日本初となる定額制音楽配信サービス『ナップスタージャパン』を2005年に立ち上げた経験を持つ。 『LINE MUSIC』や『AWA』といった新規サービスが登場した2015年は「音楽配信サービス元年」が叫ばれたものの、著名アーティストの楽曲配信や有料会員化など、クリアすべき壁はいまだに大きく、ブレイクスルーには至っていない。この現状をいかにして打破するのか。八木と伏谷が「グローバル&ローカル」な視点で語り合う。  

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TOKYO MUSIC BOX

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TOKYO MUSIC BOX #20 POINT・66

    in collaboration with KKBOX                  Point・66 値段:¥¥¥ 音量:★★★ 照度:★★ 出会い:★★★★★ この一杯:本格麦焼酎 O.Henry       ※プレイリストは記事下部 定番スポットや老舗バー、注目の新店まで、魅力的なミュージックスポットを、店主、スタッフ、常連客がセレクトしたミュージックプレイリストとともに紹介する連載企画『TOKYO MUSIC BOX』。  第20回に紹介するのは、渋谷のPOINT・66。2015年10月にオープンした同店は、ロケーションこそ夜間は閑散としている並木橋エリアにある雑居ビルの4階という目立たないものだが、店内の活気は凄まじい。客の輪の中心にいるのは、西麻布で36年にわたって多くのミュージシャンや著名人に愛されたクラブ、328の元オーナー前園勝次。2015年6月に惜しまれつつ328を閉めた彼が、次に拠点として構えたのがこのPOINT・66だ。年齢や職業を問わず、時にビッグアーティストと学生が肩を並べて飲むことさえある気さくで温かな雰囲気は、328時代から変わらないものだ。   日本にまだクラブカルチャーの影も形もなかった1979年にオープンした328、そしてこのPOINT・66の魅力は、「可も不可もないものは犯罪だよ!」という前園のロックスピリットなくして語れない。       同店は店長の春木をはじめ、スタッフが若い。客層はやはり328からの常連客が多いが、前園はここが同窓会的な場所とならないよう心がけている。 「うちにきて知ってる顔がいないとがっかりする人がいるけど、昔なじみに会うのではなくて今友達を作れ!ってね。音楽も、もちろんクラシックなものも好きだけど、常に新しいものを取り入れてる。最近だとSOPHIEとか、アンドリュー・ウェザーオールの新譜もよくかけてるよ。昔の人は過去の音楽で止まっていたりするけど、それはなんとかしたいよね。だから、僕は引っかけ役、場を引っ掻き回す人なの。人や音楽との新しい出会いを生むためにピエロになる勇気を持つってこと(笑)。お客さんをオープンにするためには自分がオープンにならなくちゃ」。 バーのような雰囲気の同店だが、もちろんDJブースもある。週末を中心に色々なジャンルのDJが入ってプレイしており、DJ NORIなど大物DJがふらっと登場することもある。前園が持つDJ観も独特だ。 「良いDJっていうのは、今誰がやっているのか、ブースを見なくても音だけで分かるような人だよね。僕は80年代のディスコみたいなチクっとこない音楽は嫌いなんだけど、良いDJがかけると苦手な曲でも踊らされている自分がいる。そういうものだよね。『音楽離れ』って言葉を聞くことがあるけど、好きなアーティストのライブに行ってじっとステージを見つめているだけじゃ、そりゃだめだよ」。       店長「春ちゃん」はムードメーカー。前園に負けず劣らずの明るさで愛されている   同店の特等席はこのベランダ席   先日67歳の誕生日を迎えたばかりの前園だが、さらなるプランを思案しているという。 「パリのムーランルージュってあるでしょ。あれの東京版を青山に作りたいんだ。青山って遊び場がないでしょ。音楽とダンスと人が溢れていてカルチャーが生まれる、東京のエンターテインメントの目玉になる場所を作りたい。たとえばトランぺッターの近藤等則とゴールデンボン

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TOKYO MUSIC BOX #19 Rock Bar REDSHOES

    in collaboration with KKBOX                  Rock Bar REDSHOES 値段:¥¥¥ 音量:★★★ 照度:★★ 出会い:★★★★ ポイント:ジム・ランビーのアート、奥田民生とNaoki Satoのアンプ、池畑潤二のドラムセット この一杯:ドラゴンマティーニ       ※プレイリストは記事下部 定番スポットや老舗バー、注目の新店まで、魅力的なミュージックスポットを、店主、スタッフ、常連客がセレクトしたミュージックプレイリストとともに紹介する連載企画『TOKYO MUSIC BOX』。  第18回に紹介するのは、言わずと知れたロックバーの名店、Rock Bar REDSHOES。ロックを共通言語に様々な交流が生まれるこの店は、国内外の多くの著名ロックアーティストに愛されている店としても知られる。80年代にオープンした西麻布の初代店舗から現在の南青山店まで、30年以上におよぶ紆余曲折の歴史には、まさに伝説と呼べるようなエピソードが数多ある。「今夜は、誰がいるか。何が起こるのか」。レッドシューズを訪れる客は、みんなそんなドキドキを胸に、店の扉を開けてきた。   かの有名なライブハウスグループ、インクスティックのオーナーでもあった松山勲が1981年に初代レッドシューズをオープンしたことが、歴史の始まり。当時の西麻布はまだ閑散としたエリアだったが、松山は風営法改正によってディスコが締め出しを食らっていた時代に、レッドシューズから「カフェバー」という業態を展開し、一大ブームを巻き起こした。間もなくロックミュージシャンたちが集まりだし、ローリング・ストーンズやデヴィッド・ボウイ、ジョー・ストラマー、ブライアン・フェリー、トッド・ラングレン、矢沢永吉、X JAPANなど、国内外のアーティストが現れるようになった。そのころに同店で働き始めたのが、現オーナーの門野久志だ。 「福井県から上京してきたのは、ロックが大好きで、そういうお店を自分でやりたかったから。人づてにレッドシューズを紹介されて、働き始めました。その後、僕が店長になるわけですが、1995年に初代レッドシューズは閉店します。南青山で現在のレッドシューズを再開させたのが2002年。この狭間の時期に僕が始めたラリーというバーに、X JAPANのhideがよく来ていたんですよ。オープンの噂を聞きつけて、ネットも携帯もない時代にわざわざ探してやってきてくれたんです。以来、自宅よりラリーにいることのほうが多いくらい、来てくれてましたね。寡黙に飲んでる時もあれば、暴れるときもあったな(笑)。今のレッドシューズのスタッフや常連客にはhideのファンが結構いますよ」。        キャンドル・ジュンが置いていってくれたという巨大キャンドル     先代から引き継いだ風神雷神が奥でにらみをきかせる現レッドシューズの店内には、ルースターズの池畑潤二が寄贈したドラムセットや、奥田民生やラブ・サイケデリコのNaoki Satoの私物だったアンプが設置されており、いつでもライブやジャムセッションが行えるようになっている。ここで繰り広げられた数々のサプライズな出来事のなかでも、ジャック・ホワイトがシーナ&ザ・ロケッツらとセッションした夜は特に印象的だったと門野は語る。 「その日は夜にシーナ&ザ・ロケッツのシーナさんのイベントが入っていたんだけど、昼間には店でジャック・ホワイトのインタ

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TOKYO MUSIC BOX #18 THE GUINGUETTE by MOJA

    in collaboration with KKBOX                  THE GUINGUETTE by MOJA 値段:¥¥¥ 音量:★★★ 照度:★★ 出会い:★★★ この一杯:メーカーズマーク オレンジソーダ       ※プレイリストは記事下部 定番スポットや老舗バー、注目の新店まで、魅力的なミュージックスポットを、店主、スタッフ、常連客がセレクトしたミュージックプレイリストとともに紹介する連載企画『TOKYO MUSIC BOX』。  第18回に紹介するのは、渋谷宮益坂の上、ハイレベルなカフェが立ち並ぶ美竹通り沿いの一軒、THE GUINGUETTE by MOJA。人気のダイナーMOJA in the Houseの地下階にある同店は、内装やメニュー、ライブイベントにいたるまで徹底したコンセプトを貫いており、普通のライブバーやDJバーでは味わえないエンターテインメント空間を楽しむことができる。               フレンチポップスのアンニュイなメロディーが聴こえてきそうな華やかな内装は、「禁酒法時代のアメリカにあったフレンチビアホール」がコンセプト。照明やステージ、バーカウンターはもちろんだが、壁や通路に配されている飾り物など、店内の細かな部分を見て回るだけでも楽しい。           不思議の国にでも繋がっていそうなこの扉の向こうは、宴会予約も可能な大部屋。イベント時はVIPルームとして使われる               同店は週末の夜を中心にライブイベントを開催している。マンスリーまたは隔月で行われているレギュラーイベントもあり、ニューオーリンズテイストなファンクセッションや、ジプシーやカントリー、ブルースなどをテーマにしたライブ、はたまたバーレスクダンサーをフィーチャーしたイベントなど、音楽を聴きながらシネマティックな気分に浸ることができる。バーレスクダンスを見ながらバーボンを傾ける……となれば、多少の正装もしてみたい。たまにはちょっと粋で気張った音楽の楽しみ方をしてみるのも新鮮かもしれない。   店の雰囲気と見事にマッチするのがこの『メーカーズマーク オレンジソーダ』。ハイボールにレモンでは、キマらない           取材時には、三浦拓也(depapepe)やアントン(BlackBottomBrassBand)らによるファンクセッションが行われていたのだが、後半にはトロンボーンプレイヤーやボーカリスト、ラッパーが乱入して白熱のジャムを展開。どこからともなく現れて飛び入りで参加した彼らは、実は全員この店のスタッフだという。ニューヨークならまだしも日本ではなかなか見かけない光景だが、ほとんどのスタッフが楽器や歌などの一芸を持っているため、こうしたことも日常茶飯事だ。 店長を務める臼井俊輔も、Shadeの名で1MCのスタイルからバンドスタイル、フリースタイルセッションまで、幅広い形態で活躍するラッパーなのだが、同店が作成するプレイリストは彼を中心にほかのスタッフも交え、THE GUINGUETTE by MOJAのルーツとなる曲をセレクトする。 第1弾の10曲がこちら。いきなりヴィンテージ感全開の1曲目、ハバナのマンボアレンジャーでピアニストのレネ・トゥーゼ率いるRene Touzet and His Orchestra『La Bella C

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TOKYO MUSIC BOX #17 新宿ドゥースラー

    in collaboration with KKBOX                  新宿ドゥースラー 値段:¥¥ 音量:★★★★ 照度:★ 出会い:★★★★ この一杯:アブサン   テキスト:高岡謙太郎 ※プレイリストは記事下部 定番スポットや老舗バー、注目の新店まで、魅力的なミュージックスポットを、店主、スタッフ、常連客がセレクトしたミュージックプレイリストとともに紹介する連載企画『TOKYO MUSIC BOX』。 第17回は、今年で7年目を迎える新宿ドゥースラー。ベースミュージックを中心にしたクラブミュージックフリークがたむろするカフェバーだ。 月の半分はDJイベント、ラウンジパーティーが行われており、低音重視の迫力ある音に浸りながら、音楽好きの若者たちが気軽に交流する場として定着している。         新宿駅南口から徒歩5分。雑居ビルの階段を登り切った5階に新宿ドゥースラーはある。ジャングル、ドラム&ベース、ダブステップ、グライムなどのベースミュージック系に特化しているのがこの店の特徴だ。現在進行形のクラブミュージックで身体を揺らせる希少な店である。オーナーはジャングルDJでもあるDONとタナコのふたり。メニューは、ドライグリーンカレーやタコライスなどで、若手DJにも人気だ。味には定評があり、ライブハウスやクラブでの音楽イベントにメニューをケータリングすることも。水タバコもあり、楽しみ方は幅広い。                     同店の音へのこだわりは目に見えない細部にまでいたり、ターンテーブルの配線もハンダ付けして改造済み。DJミキサーのケーブルも自作というこだわりようだ。のちのちはスピーカーも自作をしていきたいという。 店内で行われているイベントも個性的だ。なかでも自作の音源を持ち寄るビートメイカー同士の戦い『Voodoo Beat Battle』は、優勝者にレコードを100枚プレスする権利が与えるという。3日間連続で行われる周年イベントも毎年激しく盛り上がる。店主のDONは音楽シーンに関わって約20年。ドラム&ベースが全盛期だった大学生時代から、イエロー、リキッドルーム、マニアックラブなどのクラブに行くようになったという。「遊び始めていくと、この曲なんだろう?って気になって、その当時ドラム&ベースのパーティー『DBS』をオーガナイズする神波さんが編集していたフリーマガジン『Future』を読んで、レコードを買うようになりましたね。レコードは集めると繋げたくなもので、ターンテーブルを2台揃えたのがDJを始めたきっかけです。リキッドルームに通って、自作のDJミックスのカセットテープを渡したりしていましたね。フライヤーをレコード屋に置いたり、クラブの折り込みに入れてもらったり、そこから輪が広がっていった感じですね」。その繋がりは、ドラム&ベースの元であるジャングルまで遡り、さらにそのルーツであるレゲエまでに至ったそうだ。 そのうちに、巷にはレゲエバーやソウルバーはあるけれど、自分たちが聴いているジャンルの店がないと気付き、ドゥースラー開店を思い立った。「僕の聴いているジャングルやベースミュージック自体が、そもそも聴いている層が限られているんです。マニアックな音楽だからこそ、この店があることで広がりができて、聴く人たちが増えればいいなと思っています。カウンターで話していることはくだらないことも多くてシモネタバーと言われ

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パブリックキャットシリーズ

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パブリックキャット 第22回

テキスト:Shiori Kotaki、写真:Kisa Toyoshima

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パブリックキャット 第21回

テキスト:Shiori Kotaki、写真:Kisa Toyoshima

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パブリックキャット 第20回

テキスト:Shiori Kotaki、写真:Kisa Toyoshima

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パブリックキャット 第19回

テキスト、写真:Kisa Toyoshima

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