東京ガイド

ローカルエキスパートによる都市生活者のためのベストガイド

テーマはLOVE、グアムの魅力を伝えるプレスカンファレンスが開催
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テーマはLOVE、グアムの魅力を伝えるプレスカンファレンスが開催

1967年に日本とグアムを結ぶ直行便が就航してから、今年で50周年を迎える。そんな記念すべき年に、さらにグアムの観光を盛り上げるべくグアム政府観光局主催のもと『グアム ツーリズム サミット プレスカンファレンス』が2017年3月21日(火)、虎ノ門ヒルズのAndaz Tokyoにて開かれた。 当日はミスグアムが来日し、入り口で参加者に貝殻のレイをかけてくれ、会場は南国リゾートの雰囲気に包まれた。2017年のプロモーションテーマはLOVE。島の西海岸に位置する『Two Lovers Point』という恋人岬は、世界中から多くのカップルが訪れるロマンチックな観光スポットとして有名だが、それだけでなくグアムを様々な角度から切り取り、それぞれの分野の愛すべき魅力を発信していく。   Two Lovers Point   グアム政府観光局の局長兼CEOのジョン・ネイサン・パンゲリナン・デナイトと同局日本代表の山本さとみがそれぞれ、島にあるホテルルームの90パーセントがオーシャンビューであること、店のすべてが免税であることなど、意外と知られていないアピールポイントを紹介した。また、デナイトからはインフラ整備が進んでいること、日本からの航空便数を増やすべく交渉を進めて行く予定であることなど、今後の基盤の強化についても説明があった。最近リリースされたタイムアウト東京の『グアムでしかできない50のこと』ガイドマップには最新注目スポットが多数掲載されているので、ぜひ参考にしてほしい。   ジョン・ネイサン・パンゲリナン・デナイト       山本さとみ             タモン湾沿いに並ぶ主要ホテル       元読売巨人軍でスポーツキャスターの宮本和知と妻の若柳きららがグアムの魅力についてトークショーを行った。休みの日が4日間でもあればグアムに行ってしまうという宮本一家。去年だけでも8回訪れ、ついに別荘の購入にまで至った、真のグアム通だ。そんな宮本夫妻は、飛行時間が3時間半という短さであり、時差も1時間しかないので小さい子どものみならず、シニア世代にもストレスがかからないこと、子どもが安全に遊べる施設が充実していること、ホテルから徒歩圏内にビーチやレストラン、ショッピング施設が揃っていることなど、グアムがいかに家族旅行先として最適かを力説した。   グアム愛を熱弁する宮本和知(中央)と妻の若柳きらら(右)       会場には観光地区タモンの主要ホテルやショッピングモール、ツアーバス会社やレンタカー企業など、グアムの観光業を支える33の企業が参加。グアムをさらに盛り上げるべく各々が提供しているサービスをメディアに紹介し、ともに可能性を探った。 そして読者に嬉しい情報としては、グアム旅行が当たるキャンペーン『やりたかったんだな、これっ。』が来月から開始される。グアムでやってみたいことを規定の指示に沿い、自身のSNSに投稿することで応募ができる。同キャンペーンサイトは4月1日から公開されるので、楽しみに待っていよう。 50周年と言えど、まだまだ知られざる魅力で溢れている。そしてリゾートでやってみたいなと密かに思い描いている理想が案外容易に叶うかもしれないのがグアムという島だ。もう2ヶ月もしないうちにゴールデンウィークがやってくる。まだ予定が決まっていない人はグアムを旅先の1案に入れてみてはいかがだろう。   会場にはグアムのローカルフードであるチャモロ料理

『島根でしかできない50のこと』(英語、繁体字版)がリリース
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『島根でしかできない50のこと』(英語、繁体字版)がリリース

タイムアウト東京のガイドマップに、島根県を取り上げた『50 things to do in Shimane(島根でしかできない50のこと)』が新たに加わった。誌面では、出雲、松江、石見、隠岐といったエリアから、観光地やレストラン、バー、ショップなどを紹介。タイムアウト東京ならではの外国人目線に根ざした切り口で、定番スポットから地元民が認めるローカルなレストランやバー、陶磁器のショップなどを50の「TODO(=そこでしかできないこと)形式」で紹介している。    出雲そば(平和そば本店)  出雲日御碕灯台 出雲大社だけでなく、稲佐の浜や出雲そば、ワイナリーなど、コンパクトなエリアにたくさんの魅力が詰まっている出雲エリア。出雲大社駅舎の脇には、映画『RAILWAYS』の舞台にもなった一畑電車の旧車両が展示されているので、必見だ。        松江城 島根県の中心地、松江エリアでは、松江城周辺や大橋川沿いに点在するおしゃれな雑貨屋やカフェをはじめ、山陰きっての酒造である李白酒造や、老舗料亭 庭園茶寮 みな美の鯛めし、島根牛を堪能できるお店など、街の見どころを多角的に紹介。また、美肌の湯として名高い玉造温泉も取り上げている。 ステーキ館 和       李白酒造   玉造温泉美肌研究所姫ラボ 石見神楽     世界遺産の石見銀山や、伝統芸能の石見神楽などで知られる島根県西部の石見エリア。歴史や伝統の香りを色濃く残しているこのエリアでは、ゆっくりと流れる時間のなかでこその様々な発見がある。洋服や雑貨の販売、ギャラリースペースとカフェも併設している群言堂は、「暮らしの楽しさ」をコンセプトに、画期的な取り組みを行っている石見銀山生活文化研究所によるショップ。また、島根県立石見美術館と島根県立いわみ芸術劇場で構成される複合文化施設のグラントワは、極めて耐候性が高いことで知られる伝統の石州瓦で建物を覆っている。この赤い石州瓦は石見エリアでは民家でも多く散見される。 グラントワ  吉永米店 2013年の水害から復興し、美しい街並みと豊かな文化を取り戻して久しい津和野も、石見エリアの粋な魅力の一つ。街の象徴でもある鯉は、側溝にその色とりどりの姿が泳ぐ殿町通りや、中庭にたくさんの鯉が放たれている「鯉の米屋」として知られる吉永米店などで、その立派な体躯を目にすることができる。 岩倉の乳房杉  島根半島の北方、日本海に浮かぶ隠岐は、4つの大きな島と、他の約180の小島からなる諸島。円形で最も大きな島を「島後」と、西ノ島、中ノ島(海士町)、知夫里島(知夫村)の3島を「島前」と呼ぶ。ダイナミックな侵食地形と離島独特の文化や歴史、生態系を持ち、世界的に価値のある地質や地形を含む地域として、ユネスコ世界ジオパークに認定されていることでも有名だ。ローソク島や、国賀海岸、乳房杉など、圧倒的な大自然に包まれる隠岐の見どころを紹介している。 国賀海岸    同マップは、英語版が2017年3月17日(金)から、繁体字版が3月29日(水)から、島根県内の観光案内所などで設置予定。東京でも観光案内所やタイムアウトカフェ&ダイナーなどで配布される。街で見かけた際には、ぜひ手に取ってみてほしい。 訂正のお知らせ:英語版の背面下部「For more information」のURLに誤表記がございました。正しいURLは http://www.kankou-shimane.com/en/ とな

東京、キャロットケーキ8選
レストラン

東京、キャロットケーキ8選

東京で、キャロットケーキが人気を集めている。アメリカ、イギリスなどの伝統的なホームメイドケーキで、細かくしたにんじん、ナッツやドライフルーツ、スパイスなどを入れて焼いたシンプルな生地に、チーズフロスティングが添えられている。東京でも、アメリカンケーキや、ベイクショップ(ホームメイド感のあるアメリカやイギリスの焼き菓子の店)人気の高まりとともに、カフェやホテルでも美味しいキャロットケーキを楽しめるようになった。アメリカの味を再現したもの、日本人の嗜好に合わせた甘さ抑えめのもの、ラグジュアリーに進化したものなど、東京で楽しめる8種類の人気キャロットケーキを紹介する。

ひるね姫
映画

ひるね姫

主人公は、陽気で人好きのする女子高生、森川ココネ。彼女には眠りすぎてしまうという困った癖があった。寝ている間に見る夢の世界では、ココネはエンシェンという、魔法のタブレットを持つ勇敢で冒険心旺盛なプリンセスとなる。そしてある日、父親が突然逮捕されてから、ココネが目覚めている時の現実の世界は、夢の中と同じように驚きに満ちたものへと変わる。 これまでの作品と比べるとはるかにわかりやすい(万人受けする)今作『ひるね姫』は、監督にとって明るい未来が開ける新たな一歩となるだろう。監督は過去の作品ですでに使われたテーマを織り込んでいる。並々ならぬ愛情が見て取れる、球根のようなデザインのロボットは『攻殻機動隊』を彷彿とさせ、また『東のエデン』に見られた情報システム基盤のハッキングも出てくる。しかし、本作ではありがたいことに、こうした専門的な要素がファミリー向けにわかりやすく作られている。 ビジュアルについて言及すると、田舎の単調な生活や安アパートと、どこまでも続く夜の空と夢の世界を彩る灯りを対の関係に置き、彩度と色相のコントラストがとても効果的に用いられている。相当な労力が作画に注がれていることが見て取れ、熟練した職人が率いる優れたチーム力で成し遂げられたことが分かるだろう。ありえないほど詳細に作りこまれたエスタブリッシングショットと、息をのむようなペースで繰り広げられるアクションシーンが更に画面に彩りを与えている。 

 音響は、優れた音声設計と、『ファイナルファンタジー』と『キングダムハーツ』の作曲者、下村陽子による素晴らしい動的な楽譜により綺麗にまとめられている。 ジブリ風のピアノ曲が茶目っ気のあるファゴットの曲と組み合わされており、アクションシーンでは激しいストリングアンサンブルが物語を更に盛り上げている。 ココネはとても好かれるタイプなのだが、それは高畑充希による微妙なニュアンスの歌声による部分も大きい。降りかかる困難にもかかわらずココネは立ち直りが早く、自信のある女の子のように生き生きと描かれている。ほかのキャラクターも思い切ったキャスティングをしており、個人的には役同様魔法使いのように優れた声優、高木渉(『ジョジョの奇妙な冒険』の虹村億泰役)の参加は特にうれしかった。 この映画に欠点がないわけではない。 わき筋には薄っぺらなものが見受けられ、もしより効率的な物語運びを追求するためにメインのシーンがカットされていたらどうなるだろうと思ってしまうかもしれない。脚本も少々物足りない。 2つの世界をまたぐ話は常に難しさがつきまとう。不思議の国のアリスでは、まず読者をウサギの穴へいざない、最後は現実世界へ連れ戻すことでそのバランスをうまく取っているのだが、この映画では空想世界との行き来はもっと思い切って実験的なシーンの切り替えがあったほうがうまくいったかもしれない。
 にもかかわらず、この映画はその目的を達成している。これが観客に響く面白いアドベンチャーアクションたる所以は、すべてを美化してはいないからである。この映画を見た後に温かい気持ちになるのは、完全とはいかない家族愛の表現に何かが存在するからだと思われる。 結局のところ、ひるね姫は感動的でワクワクするようなアドベンチャーである。 脚本にあるいささか観客を立ち止まらせる要素にも関わらず、観客になぜか温かい気持ちを残してくれる映画作品となっている。 2017年3月18日(土)全国ロードショー 公式サイトはこちら 原文:ジョージ・アート・ベイカー ©2017 ひるね姫製作委員会

タイムアウトレビュー
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エディターズ・ピック

敏腕ロボットたちが出迎える、変なホテルがオープン
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敏腕ロボットたちが出迎える、変なホテルがオープン

お台場の観光案内所に設置された、3ケ国後を話すアンドロイド『地平ジュンこ』、人型ロボット『Pepper』など、ロボットが接客現場でじわじわと活躍しはじめた昨今。2017年3月15日(水)にロボットが接客を行う、変なホテル 舞浜 東京ベイが千葉県、舞浜にオープンした。   同ホテルは、2015年7月に長崎県のハウステンボスが運営する1号棟が長崎にオープンし、「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネス世界記録証™に認定されるなど話題となった。舞浜では、館内で働く敏腕ロボットたち9種類、140体のロボットがメインに接客を行い、人間のスタッフは7人ほどで、裏方にまわっていることが大きな特徴だ。 ホテルに到着すると、日本語、英語、中国語(簡体)、韓国語が堪能なコンシェルジェの恐竜(ヴェロキラプトル)が出迎えてくれる。この恐竜の前に置かれたタブレット端末を利用してチェックインを進めていくと、ルームキーを自動で手にすることができる。また、ロビーには、巨大なティラノサウルスの模型や、釣りをして楽しむこともできる、水槽に入ったリアルな鯉型ロボット『AIRO』が泳いでおり、テーマパークに来たかのようにわくわくさせられる。 部屋は全部で100室あり、そのなかの1室はバリアフリールームとなる。そして、4階から5階の部屋からはディズニーランドの花火も眺められる 「変化しつづける」というコンセプトの同ホテル。究極の生産性を追い求め、効率化のために導入したというロボットたちは、年を追うごとにアップデートしていく予定で、今後はロボットバー、ロボットカラオケなどの設置も考案中とのことだ。近未来を感じさせる、最先端のホテルへの宿泊を考えてみては。 変なホテル 舞浜 東京ベイの詳しい情報はこちら  各部屋には『Tapia』と呼ばれる人工知能を搭載したロボットがおり、テレビや空調、照明などのオン、オフを音声などで操作ができる  洞窟をイメージしたレストラン    

この春行きたい音楽フェスティバル(2017)
音楽

この春行きたい音楽フェスティバル(2017)

タイムアウト東京 > 音楽 >この春行きたい音楽フェスティバル(2017) フェスシーズンといえば夏が定石だが、それまで待ちきれないというのであれば、3月から6月に開催される「春フェス」への参加をおすすめしたい。この時期に開催されるイベントは、中規模から小規模なものが多く、それぞれ明確にコンセプトを打ち出しているのが特徴。近年では開催されるイベントの頭数も増え、夏以上に彩りが豊かになりつつある。自分好みのジャンルや、楽しみ方に応じて選びたい人にはうってつけだ。ここでは、ロックフェスからテクノパーティーまで、春の訪れを音と風で感じるイベントを厳選して紹介しよう。 

ハイブリッド占い 3/20-3/26
Things to do

ハイブリッド占い 3/20-3/26

イラスト上野桃子、テキストNOT FOR SALE

パブリックキャット 第32回
Things to do

パブリックキャット 第32回

テキスト:Shiori Kotaki、写真:Kisa Toyoshima

この春行きたい音楽フェスティバル(2017)
音楽

この春行きたい音楽フェスティバル(2017)

タイムアウト東京 > 音楽 >この春行きたい音楽フェスティバル(2017) フェスシーズンといえば夏が定石だが、それまで待ちきれないというのであれば、3月から6月に開催される「春フェス」への参加をおすすめしたい。この時期に開催されるイベントは、中規模から小規模なものが多く、それぞれ明確にコンセプトを打ち出しているのが特徴。近年では開催されるイベントの頭数も増え、夏以上に彩りが豊かになりつつある。自分好みのジャンルや、楽しみ方に応じて選びたい人にはうってつけだ。ここでは、ロックフェスからテクノパーティーまで、春の訪れを音と風で感じるイベントを厳選して紹介しよう。 

東京、深夜営業の店
ショッピング

東京、深夜営業の店

タイムアウト東京 > THINGS TO DO >東京、深夜営業の店 仕事が忙しくてパーティの準備が間に合わない、始発電車を待つ時間も有意義に過ごしたい。大都会、東京ならば、そんな思いを実現することができる。日用品をはじめ、衣料品やギフトを深夜にゆっくり選ぶのもいいし、ネイルやヘアケアにじっくり時間をかけることもできる。天然温泉で朝風呂、残業後に整体や鍼治療だって受けることができるのだ。ショッピング、ビューティ、スポーツなど、深夜営業、24時間営業している店を紹介する。

世界目線で考える。

台湾人は親日ではなく懐日。台湾で成功する術とは
Things to do

台湾人は親日ではなく懐日。台湾で成功する術とは

2014年、2015年と、過去2回の開催も大好評であったタイムアウト東京が主宰するインバウンドセミナー『世界目線で考える』台湾編の3回目となるトークイベントが、2017年2月2日、タイムアウトカフェ&ダイナーにて開催された。「台湾人が日本に来る理由」というメインテーマから台湾で失敗しない秘訣まで、とても濃い時間となった同イベント。ここでは、その様子をレポートする。

ナイトエンターテインメントと考えるこれからの街づくり
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ナイトエンターテインメントと考えるこれからの街づくり

2016年4月で7周年を迎えたタイムアウトカフェ&ダイナー。4月はアニバーサリーマンスとして期間限定で伊勢うどんを提供したり、新世代のキーパーソンとなるアーティストたちが多く出演したイベント『Song For A Future Generation』や、寺社フェス『向源』とのコラボレーションイベントなど、様々なイベントが開催されてきた。タイムアウト東京が主催し、毎回様々な分野のエキスパートを招くトークイベント『世界目線で考える。』のスペシャルバージョン、『世界目線ラウンジ』もその一つだ。全3回開催された『世界目線ラウンジ』の最終回、そして7周年スペシャルイベントのラストを飾る『世界目線ラウンジナイトエンターテイメントの未来』が2016年4月26日に開催された。風営法改正をリードし、ナイトカルチャーやナイトエコノミーの持つポテンシャルをいかした魅力ある都市づくりに取り組み続ける弁護士の斉藤貴弘と、2015年に『Sensuous City [官能都市]』を発表し、都市の魅力を測る新たな定義と尺度を提案し注目されるHOME’S総研所長の島原万丈をパネラーとして迎えた同イベント。実際に住む人の目線から考える住み良い街や、夜をいかした街づくりや観光、これからの新たな夜の遊び場の形についてなど、それぞれに持つ観点から存分に語ってもらった。

ネットとメディアの未来を考える、動画サイトPLAY▶TOKYOが始動
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ネットとメディアの未来を考える、動画サイトPLAY▶TOKYOが始動

2016年4月で7周年を迎えたタイムアウトカフェ&ダイナー。そのスペシャルイベントの一貫として、タイムアウト東京が主催し、毎回様々な分野のエキスパートを招くトークイベント『世界目線で考える。』のスペシャルバージョン、『世界目線ラウンジ』が開催された。第2弾は、『世界目線ラウンジ ガイドは動画にする。』と題し、2016年2月に動画ガイド『PLAY▶TOKYO』を3社共同で立ち上げた博報堂ケトルの嶋浩一郎、TUGBOATの川口清勝、タイムアウト東京の伏谷博之の3人がパネラーとして登壇した。2020年を見据え、スタートしたプロジェクト『PLAY▶TOKYO』。その立ち上げの背景には、伸び続ける訪日外国人観光客数と、ネット環境のさらなる発展があった。トークはまず、それぞれのインターネットについての考え方を語るところから始まった。   川口はまず、広告代理店のインターネットに対する考え方に問題があると指摘した。インターネットの広告費はラジオ、雑誌を抜き、ついには新聞をも抜いてしまった。にもかかわらず、いまだに広告代理店の営業はテレビコマーシャルを売りたがり、ネット広告は儲からないと考えている。川口は広告代理店を不動産屋にたとえ、高く土地を買ってくれるなら家はサービスで建てる、というシステムで成り立っているビジネスなのだと言う。たとえば多くの人が見る月9のドラマの枠にCMを流すことは、1度で大多数にメッセージを届けることを意味する。同じ時間を共有することに価値を見出し、企業はそれをリーチ数として換金するシステムを採用してきた。それはテレビなら視聴率であり、新聞なら部数、そしてネットならPV(ページビュー)という形で表されてきた。 しかし、今後は「Relevancy」、つまり「適合性」が重要視されると川口はいう。従来の「1 to Many」から、「1 to 1」へ。自分に合った、自分に向けられたコンテンツに課金するシステムが求められる。その例として挙げたのはマガジンハウスの雑誌『BRUTUS』やラジオの投稿など、少数ながらも確実に対象に対して興味を持ち、熱量を持ってコンテンツに向き合っている人々がいるメディアだった。そして、今後のネットはそういう場所になるべきであると語った。   嶋もまた、ネットの問題点として真っ先に価格破壊を挙げた。現状としてデジタルコンテンツは「1PVあたり何円」、という換金システムで扱われる。しかし、インターネットの本質が民主主義にあるとはいえ、たとえば素人ライターの記事と大手新聞社の海外派遣記者が書いた記事が同じ収入システムで扱われるのはおかしいと語る。新聞社のようなコンテンツホルダーが売りにすべきはそのクオリティであり、問題は取材コストの捻出方法にある。適した相手にコンテンツを発信し、ユーザーはそれに見合った対価を払う。世界共通のインターネットの世界に必要なのは新しいマネタイズの発明であると説いた。   そして、 いよいよ話題は『PLAY▶TOKYO』に移る。川口は訪日外国人観光客は2016年4月には2000万人を超え、2020年には4000万人を超えると言われている今、向こう10年のうちに日本国内で経済を回すことのできる「アクティブ」な人の数は、外国人が日本人を上回るだろうと予測する。このまま国内のコミュニケーションにだけ対応していてはまずい。来る逆転に備え、今からやるべきことがあるのではと感じたのが2年前だったという。かねてから嶋の立ち上げたケトルと仕事がしたいと思っていた川口は、『PLAY▶TOKYO

インバウンドから考える、ガイドブックの未来
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インバウンドから考える、ガイドブックの未来

2016年4月で7周年を迎えたタイムアウトカフェ&ダイナー。そのスペシャルイベントの一貫として、タイムアウト東京が主催し、毎回様々な分野のエキスパートを招くトークイベント『世界目線で考える。』のスペシャルバージョン、『世界目線ラウンジ』が開催。初回は、『世界目線ラウンジベストガイドサミット vol.1』と題し、『地球の歩き方』を発行するダイヤモンド・ビッグ社代表取締役社長の藤岡比左志と、KADOKAWA『ウォーカー』総編集長でエリアウォーカー部部長、ウォーカー街づくり総研理事長を兼ねる玉置泰紀、タイムアウト東京代表取締役の伏谷博之の3名が登壇。個性豊かなガイドブランドを展開する3者のトークは玉置の乾杯の音頭から始まった。   国民性にあったガイドブックを作る 1979年に創刊された『地球の歩き方』。その誕生までの流れは、まさに今日のメディアが目指すものと言える。当時就活情報誌を出版していたダイヤモンド・ビック社。そこへ、就活を終えた大学4年生を飛行機代が安い1~3月ごろに海外へ行かせようというプロジェクトが持ち込まれる。今日の「卒業旅行」の萌芽だ。「ダイヤモンドステューデントツアー」と銘打たれてスタートし、参加者にはインセンティブとして前年の参加者の体験談が載ったガリ版刷りのガイドが配られた。学生だけで海外旅行に行くことは珍しかった当時は、ガイドブックといえば出張やツアー用しかなかったのだ。その後、そのガイドは『地球の歩き方』として市販されるようになる。「世の中にない情報を形にする」ことが、日本を代表するガイドブック『地球の歩き方』の原点だと藤岡は語った。 「飛行場から市内へ無事たどり着けるか」「時期的に何を着ていけばいいか」など、『地球の歩き方』の編集部には読者から多くの相談が寄せられるという。天気、簡単なフレーズ、交通手段などありとあらゆる情報を掲載し、時に「過保護なガイドブック」と称されることも。しかし藤岡は「国民性に合ったガイドブック」を作っているのだという。それは「分からなければ聞けばいい」と考えている外国人に対し、心配性の日本人には需要があるのだ。 国民性という話題のなかでもう1つ日本人の特徴としてあげられたのが「選択が苦手」ということだった。タイムアウト東京では、「東京、ナポリタン5選」といったまとめ記事が人気だ。しかし、他の都市では50選、100選などが上位になる。レストランでいえば、膨大なメニューのなかから選択するフレンチや中華に対し、鮨屋では「おまかせ」こそが一流と考える。ランキング好きと言われる日本人だが、あまりに選択肢が多過ぎても選べなくなってしまう、取捨選択が苦手な国民性なのだ。  アジアを呼び込む 日本の特集記事が別冊として付録になり、さらに独立し月刊誌として創刊するにいたるほど、日本ファンが多い台湾。しかし、尖閣諸島問題や3.11の時の日本離れは顕著だった。1999年に創刊された『台北ウォーカー』など多言語化する『ウォーカー』ブランドを手がける玉置は事態を冷静に見つめ、インバウンドの話が盛んにされるようになったときもあまり期待していなかったという。しかし、日本とアジア諸国との政治的関係が冷え込んでいる間にも、円安、SNSの普及、アジア諸国の経済成長、ビザの緩和などインバウンドにつながる様々なことが起きていた。次第にアジアの人々の「日本=物価が高い」というイメージが「日本=安い、安全、行きやすい」に変わっていったのだ。 インバウンドを考えるうえで、日本が手本にすべきはフランスだと藤岡は言う。人口

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TOKYO MUSIC BOX

TOKYO MUSIC BOX #31 Bar Bonobo
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TOKYO MUSIC BOX #31 Bar Bonobo

      in collaboration with KKBOX                  Bar Bonobo 値段:¥¥ 音量:★★★★ 照度:★★ ポイント:踊れるけれど会話もできる音の良さ   テキスト:Ken Hidaka (hangouter) 撮影:鈴木大喜 定番スポットや老舗バー、注目の新店まで、魅力的なミュージックスポットを、店主、スタッフがセレクトしたミュージックプレイリストとともに紹介する連載企画『TOKYO MUSIC BOX』。 神宮前2丁目にあるBar Bonoboは、音楽の真髄が感じられる隠れ部屋的な、まるで外国のホームパーティのような雰囲気が漂うDJバーだ。今年で14周年を迎える同店は、フレンドリーで個性が溢れるスタッフが温かく迎え入れてくれ、老若男女、古今東西のDJやクリエイター、音楽好きや自由人たちの憩いの場として親しまれている。クラブ界の重鎮たちから若手DJ、色々なスタイルのライブなど、濃い音楽がほぼ毎晩、1階のメインフロアと2階の畳部屋で響き渡っている。         Bar Bonoboは、1990年代をニューヨークで過ごした成浩一が2003年の末にオープンした。成は、先日逝去した御大デヴィッド・マンキューソの本拠地であるザ・ロフトや、CBGB、ニッティングファクトリーなどといったニューヨークの伝説的な音楽スポットで洗礼を受け、また知る人ぞ知る京都の伝説的なニューウェイブバンド「のいづんずり」のニューヨーク版のメンバーにもなり、異色な音楽修行を現地でたっぷり体感した人物である。   プレイリストではDJとしても活躍する成が、Bar Bonoboベスト10を選んでくれた。「これはいわゆるフュージョンな音ですが、展開やメロディがミニマルで、後半のラテンなブレイクも良いです。 最初は大丈夫かな、と思いつつかけてみましたが、やはりこの繰り返しの感じがポイントで、こういう音楽でもフロア受けが良いのが嬉しかったです」 「イタリアのアーティストで、今は歌手になっているが、初期はこういう実験的なものを作っていた。クラブでかけると、本当に小難しい音楽とか、シュトックハウゼンをかけても誰も踊らないじゃないですか。こういうものを少し見つけてプレイしようと心がけている。ボノボでかけて手ごたえを感じたら、確信を持ってどこでもかけられる」         成いわく、Bar Bonobo前史はこうである。「バブル末期に僕は24、5歳で、高校生相手にブルーハーツを教えるヤマハのギターの先生でした。でも、あるタイミングで自分の中でSOS信号が出て、この環境から脱出しようと決心した。元々Televisionなどのニューヨークパンクが好きだったので、ニューヨークに渡った。セントラルパークでボケっとしていると、皆裸で読書したり、サッカーしていて、六本木よりも落ち着いている。意識改革が起きてしまって、もう一度音楽を真剣にやろうと決心するきっかけになった」。 田畑満が初代ギタリストとして在籍し、戸川純も一時期メンバーだったのいづんずりのリーダー、福田研も同じ時期に移住し、彼が貼ったメンバー募集を5番街の札幌ラーメン店で見つけた成は、ニューヨーク版のいづんずりに加入する。バンドはその後、ニッティングファクトリーでライブをするグループにまで成長していった。「バンドの勢いが増して人気が出たけれど、僕がちょっとバンドに対して悟るのが遅すぎた。

TOKYO MUSIC BOX #30 JAZZ喫茶 映画館
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TOKYO MUSIC BOX #30 JAZZ喫茶 映画館

      in collaboration with KKBOX                  JAZZ喫茶 映画館 値段:¥¥ 音量:★★★★ 照度:★★★ ポイント:オープンリールや映写機、カメラ、映画ポスターなど、店内の様々な機材やアンティーク   定番スポットや老舗バー、注目の新店まで、魅力的なミュージックスポットを、店主、スタッフがセレクトしたミュージックプレイリストとともに紹介する連載企画『TOKYO MUSIC BOX』。 今回は、都内で最も個性的なジャズスポットのひとつであるJAZZ喫茶 映画館を紹介する。サイフォンで淹れたコーヒーをすすりながら、スピーカーから流れるジャズに耳を傾け、静かに贅沢を味わう。そんな光景が、この店では40年間変わることなく続いてきた。       扉を開け、店内に足を踏み入れると、時間の流れがひどくゆっくりになる。奥に鎮座する大きなスピーカーをはじめ、店内のあちこちにオープンリールや、映写機、カメラ、映画ポスターなど、様々な機材やアンティークが置かれている。ドキュメンタリー映画を製作していた経歴を持つ店主、吉田のマニアックな趣味だ。       ホーンやプレイヤーの木製部分はすべて吉田の自作だ     1976年から白山で営業するこの店は、もともとは吉田が仲間と一緒に映画を上映するためにこの店舗スペースを借りたのが始まりだ。その後、次第に現在のジャズバーへと変容を遂げ、素晴らしいオーディオシステムに加えて、貴重なジャズレコードの数々、さらには棚には多くのフィルムや写真集など、ジャズマニアや映画マニアたちが惹きつけられやってくる店となっていった。 「ジャズは曲単位ではなくLP単位で聴くものですし、私が選ぶ曲はデータで聴いても面白くない曲ばかりかもしれないですが……。10曲ということでしたら、スタンダードなジャズナンバーから色々なバージョンを選んでみますか」。ということで、スタンダードナンバーを軸にプレイリストを作ってもらった。                 「ジョン・コルトレーンの『My Favorite Things』は、これだけで30枚以上あります」とのこと。今回は、アルバム『My Favorite Things』のテイクと、彼が亡くなる3ヶ月前に録られたライブ録音『The Olatunji Concert:The Last Live Recording』からのテイクの2パターンを選んでくれた。     「このエリック・ドルフィーの『Out To Lunch』は、オリジナル盤は溝が深くて、非常に迫力のある音がするのです。この作品は、大友良英さんがお気に入りということで、以前にdoubtmusicからカバーアルバムを出していました(『ONJO plays Eric Dolphy's Out To Lunch』)」。     「日本人で選ぶなら、美空ひばりはすごいジャズシンガーでした。美空ひばりをかけるジャズ喫茶は、あまりないと思いますが(笑)。ひばりさんの息子さんも、来店されたことがありますよ」。   ジャズとレコードに深い愛情を注ぐ吉田は、リクエストにも気軽に応えてくれる。昔ながらのジャズ喫茶の雰囲気を味わいたいひとは、ぜひ訪ねてみてほしい。   JAZZ喫茶 映画館のプレイリストはこちら 『TOKYO MUSIC BOX』特設サイト

TOKYO MUSIC BOX #29 天狗食堂
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TOKYO MUSIC BOX #29 天狗食堂

      in collaboration with KKBOX                  天狗食堂 値段:¥¥ 音量:★★★★ 照度:★★ この一杯&一品:ハイウーロンと餃子   定番スポットや老舗バー、注目の新店まで、魅力的なミュージックスポットを、店主、スタッフがセレクトしたミュージックプレイリストとともに紹介する連載企画『TOKYO MUSIC BOX』。 今回は三軒茶屋で最もディープなDJバー、天狗食堂を紹介。今年9年目を迎える同店だが、週末は深夜から早朝まででは収まらず、昼すぎまでぶっ続けで営業する、ハードな遊び人と飲んべえたちの終着駅である。   店内奥には良い感じにラフなDJブースが。DJは基本的に平日も含め毎日入っており、ジャンルもディスコ、レアグルーヴ、ワールドミュージックからハウス系までと幅広い。アニバーサリーイベントではDJ NORIが出演したりと、大御所が登場することもしばしばある。DJバーにしては珍しく、踊れるスペースがしっかりとあるのが嬉しい。     店主の千田顕一郎は、1990年代のクラブカルチャー最盛期に青春時代を過ごした世代。秋田から上京した大学時代から20代半ばまで、今はなき青山MIXをはじめとするクラブで夜遊びに明け暮れたという。「大学に入ってからレコードとかを買い始めて、仲間と渋谷のクラブでパーティーをしたり。青山MIXは敷居の高い箱でしたが、そこでレギュラーパーティーをやっているDJの鞄持ち的なこともやったり、照明をやったりしていました。やっと、翌月からオープンの時間にDJブースに立たせてもらえることが決まって、やった!と思った矢先に、青山MIXが閉店してしまって(笑)。それが2005年くらい。『Body&Soul』が盛り上がってた時期で、俺も買ってるレコードはハウス寄りのものが多かったかな」。 同店を開く以前は都内でカレーのキッチンカー営業やケータリングを生業にしていたが、2007年に独立を決意し、三軒茶屋で同店をスタートさせた。泥酔客だろうが来る者は拒まない千田のスタイルが成立するのも、三軒茶屋という土地柄ならではだという。「ここ数年で、世代的に家庭を持ったりで平日も朝まで飲みに来てくれるような常連さんは減ってしまいましたが、音楽好きはもちろん、最近三軒茶屋に引っ越してきたお客さんとか、ほかの店の店主が自分の店の酔い潰れた客を預けに来たり(笑)。多分、普通の店だったら止めさせることも、俺は止めない、っていうか俺が率先して乗っかっちゃったりするんで(笑)。まあ、これが渋谷とか新宿だったらめちゃくちゃになっちゃって無理なんでしょうけど。三茶でうちに辿り着く時点で、ある程度お客さんも匂いが近い人が来ているというのはありますね」。   千田が語ってくれた9年間のエピソードの数々は、過激さゆえにここに詳細を書けないのが残念なのだが、とにかく濃い。ここでは、クラブや普通のバーとも違う、アルコールと音楽が同居する空間でだからこそ起こるドラマチックな瞬間があるようだ。「明け方に音楽を聴いて泣き出す人とかいますよ。お客さんが2人くらいしかいなくても、なんかその場にいる全員の波長が合っちゃって、朝日が差し込んで来て、この曲が今かかっちゃって、ジーンときちゃうみたいな。うちの店、日差しがめっちゃ入るんですよ(笑)」。というわけで、今回、彼が作成してくれたプレイリストのタイトルはずばり「朝日が差し込む天狗食堂で聴きたい曲」だ。  

TOKYO MUSIC BOX #28 頭バー
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TOKYO MUSIC BOX #28 頭バー

      in collaboration with KKBOX                  頭バー 値段:¥¥ 音量:★★★ 照度:★ ポイント:気軽に入れる雰囲気この一杯:開店当初から人気のウーロンハイ テキスト:高岡謙太郎     定番スポットや老舗バー、注目の新店まで、魅力的なミュージックスポットを、店主、スタッフがセレクトしたミュージックプレイリストとともに紹介する連載企画『TOKYO MUSIC BOX』。 今回紹介するのは、恵比寿と渋谷の中間にあるDJバー、頭バー。渋谷川と明治通りに挟まれた一戸建てを改築した店舗。2階建ての壁一面にはグラフィティが施されているので、一目でそれとわかるだろう。1階がDJブースつきのカウンターバーで、2階の座敷ではくつろぐこともできる。         都内のDJバーにしては珍しく大通りに面しているので一見の来店も多い。バーカウンターの距離は狭すぎず空きすぎず、客同士の距離感を縮め、フレンドリーになりやすい間合いだ。「酔っ払いすぎて夕方まで帰らない人もたまにいるんです。前の店長の木村はくっつけ上手で、ここから何人も結婚した人がいるんですよ」と語るのは、昨年から2代目店長になった押川大二郎。   DJイベントは日々行われている。過去にはイギリスの大御所ダブエンジニア、エイドリアン・シャーウッドがお忍びでプレイしたことも。押川も時折DJを披露する。プレイリストの3曲目までは客から曲名を聞かれることの多い曲だそうだ。「1曲目はアフリカ、コンゴの電気リケンベ(親指ピアノ)グループ、Konono No.1。彼らにしてはダークな曲だったので気に入っていますね」。 レギュラーイベントも幅広く、アダルトな夜遊び企画も。「ノイズから歌謡曲、四つ打ち系もあり、日によってジャンルが違います。毎週水曜日は『妖怪倶楽部』というイベントで、フリーマイクでラッパーたちが自由にフリースタイルを披露できます。そのほかに、おしんこさんという、服を脱いだ素人の女性の写真を撮る催しもありますね」。 この店では台湾人女子が働いていたときから台湾料理がメニューに登場するようになったのだが、「働いていた台湾人の子の婚活パーティを店でやって、2回目で彼氏ができて店をすぐ辞めちゃいました(笑)」。今は彼女の味を改良して出しているそうで、魯肉飯(ルーローハン)、煮玉子、水餃子を中心に屋台料理が楽しめる。   一度この店を訪れたことがある人なら、同店が醸し出す独特なムードを知っていることだろう。非日常感あふれる店の成り立ちを聞くと、「GAS BOYSのイマイさんが立ち上げたスニーカーブランド『マッドフット』の事務所が原宿にあって。そこで週末は内輪の飲み会的なパーティが行われ、『頭バー』と呼ばれていました。100円で買ったチューハイを200円で売ったりして(笑)。それがどんどん広がって知らない外国人も来るようになって、頭バーをリアル店舗化することになったんです」という。 押川の音楽の原体験は、10代の頃。音楽好きの友人の兄がリーダーの、エレクトリックミュージック・ユニットGeodegikにメンバーとして参加。テルミンやサンプラーを担当し、2回目の『フジロック』に出演するという希少な体験をしている。「最近はリーダーの下城さんに全然会っていないですね。頭バーでもライヴしてほしいですね」。 その後、ターンテーブリストとして名を馳せたDJ BAKUのVJ

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パブリックキャットシリーズ

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テキスト:Shiori Kotaki、写真:Kisa Toyoshima

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