東京ガイド

ローカルエキスパートによる都市生活者のためのベストガイド

ゴールデンウィークにしかできない50のこと
Things to do

ゴールデンウィークにしかできない50のこと

タイムアウト東京 > THINGS TO DO > ゴールデンウィークにしかできない50のこと 誰もが待ち望む大型連休がやってくる。2017年は5月1日(月)、2日(火)と連休を取れば5月7日(日)までの9連休となる。ここでは、素晴らしい休暇を楽しんでもらうべく、4月29日(土)から楽しめる魅力的なイベントを50厳選した。『〜寺社フェス〜向源 2017』や大國魂神社の『くらやみ祭』で日本文化を追い求めるもよし、『シンコデマヨ』や『カンボジアフェスティバル』で異文化交流を図るもよし、『逗子海岸映画祭』をはじめとした屋外イベントでゴールデンウィークらしい休日を過ごすもよし。『肉フェス』や『レインボープライド』などの定番イベントはもちろん、音楽イベントや、子どもと楽しめるものまで多様なイベントをピックアップしているので、こちらを参考に連休を大いに楽しんでほしい。

東京、ルーフトップバー10選
ナイトライフ

東京、ルーフトップバー10選

タイムアウト東京 > ナイトライフ > ルーフトップバー10選 屋外で酒を飲むのに気持ちが良い季節がやってきた。この特集では、都心にあるテラス席で美しい夜景を眺めながら美味しいカクテルが味わえるラグジュアリーなバーから、秘密基地のような隠れた名店を紹介する。日々の喧騒から逃れ、落ち着いた一夜を屋上で過ごしてほしい。

自宅を秘宝館にしてしまった男、兵頭喜貴を訪問
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自宅を秘宝館にしてしまった男、兵頭喜貴を訪問

自宅を秘宝館化させて公開している人物がいる。という情報を得たタイムアウト東京編集部は、その家の主を訪ねるべく埼玉と東京の境、八潮市に向かった。主の名前は兵頭喜貴(ひょうどうよしたか)。写真家であり、ラブドール愛好家である。

シドニー発の人気レストラン、フラテリ パラディソが表参道にオープン
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シドニー発の人気レストラン、フラテリ パラディソが表参道にオープン

シドニー発のイタリアンダイニング、FRATELLI PARADISO(フラテリ パラディソ)が2017年5月8日(月)、表参道ヒルズ3階にグランドオープンを果たす。ここでは、ぜひ味わってほしい注目メニューを中心に、同店について紹介していく。     フラテリ パラディソとは、2001年にシドニーのポッツポイントでEnrico Paradiso、Giovanni Paradiso兄弟と、ビジネスパートナーのMarco Ambrosinoの3人がオープンさせたイタリアンダイニングだ。同レストランを開業する以前、ポッツポイントには夜までオープンしているレストランが1軒もなかったのだという。しかし、彼らが朝から夜まで通しでオープンしているレストランをオープンさせたことで、地元の人々の新たなライフスタイルや、集う場所を作り上げたのだそうだ。今では、長年の常連客やシドニーの食通から「ここに行けば間違いない」と言われるレストランへと成長。毎日多くの人が足を運び、大きな賑わいを見せている。ちなみに、店名のFRATELLI PARADISOとは、イタリア語でパラディソ兄弟を意味する。   左からMarco Ambrosino、Giovanni Paradiso、Enrico Paradiso。オープンに先駆けて行われた内覧会には3人も来日し、「フラテリ パラディソ独特の雰囲気や時間、存在感を作り、本物のサービスとイタリアンを提供していきたい」と意気込みをみせてくれた。       そんな大人気レストラン、フラテリ パラディソ。ここでは一体どのような食事を楽しめるのか。ここからは、注目メニューをいくつか厳選して紹介していこう。まずは、『プロシュット&モッツァレラ』。こちらは、イタリアのノルチャ産のプロシュットが贅沢に盛られた一皿だ。12ヶ月間熟成されており、芳醇な香りと味が特徴。また、自家製パンとの相性も良いのでぜひ一緒に味わってみてほしい。   『プロシュット&モッツァレラ』       同店に足を運んだならば『パスタスカンピ』は外せない。スカンピが2尾乗せられたパスタは、魚介の旨味を堪能できる一品。麺はシドニーと同様に店内で打たれており、固めに茹でられた全粒粉パスタはソースとの相性も抜群だ。フラテリ パラディソを代表するメニューなので、ぜひ一度は味わっておきたい。   『パスタスカンピ』            『ボッタルガクリーム プレッツェル』は酒飲みへの一押しメニュー。こちらは、パンのように柔らかいプレッツェルを、カラスミを用いたクリームにつけて食べるというものだ。5種類のシードの香ばしさが香るプレッツェルももちろんだが、とにかくこのクリームが絶品。スモークオイルの風味も良く、ワインの相棒としてもってこいの一品といえよう。シドニーでは、オーナー3人の経営するバー、10 William Streetのみで提供されているメニューだが、今回はレストランでも提供される。   『ボッタルガクリーム プレッツェル』のクリーム               『ボッタルガクリーム プレッツェル』     そのほかにも、30日間ドライエイジングしたというオージー産の肉を使った『タリアータ ディ マンゾ』や、オーナー自身も世界一美味しいと絶賛する『ティラミス』など、どれをとっても大満足の料理ばかりだ。   『タリアータ ディ マンゾ』。添えられているタス

エディターズ・ピック

もうすぐ東京レインボープライド。レインボーなタイムアウト東京マガジンをプレゼント
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もうすぐ東京レインボープライド。レインボーなタイムアウト東京マガジンをプレゼント

ゴールデンウィークに開催される虹色の祭典『東京レインボープライド 2017』。性的指向や性自認にかかわらず、差別や偏見にさらされることなく、自分らしく個人が幸せを追求していくことができる社会を目指すこの祭典では、メインイベントのパレードやフェスタのほか、レインボーウィークキャンペーンと題し、トランスジェンダーのシンポジウムやアーカイブの勉強会や、日韓LGBTパレード交流会など、さまざまな催しが予定されている。 年に一度のこの祭典の開催に際して、タイムアウト東京では、開催期間中(2017年4月29日から5月7日)に応募してくれた方に、タイムアウト英語マガジン最新号を送料無料でプレゼント。「OPEN TOKYO」をテーマにした今号は、障がい者や高齢者、子ども、子どもを育てる親、LGBT、外国人を含めたすべての人が楽しめる東京をガイドしている。 プレゼントを希望される方は、件名に『Open Tokyoマガジンプレゼント企画』とご記載いただき、住所、氏名、電話番号をpresent@timeout.jpまでメールをお送りください。発送は順次、全国を対象に行います(海外発送は不可)。また、タイムアウト東京マガジンを店舗や施設などに設置していただける場合も、同様にメールをお送りください。店舗や施設へ発送数は、1梱包50部からとなります。    

スペイン人写真家イサベル・ムニョスが語る「写真の伝える力」とは
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スペイン人写真家イサベル・ムニョスが語る「写真の伝える力」とは

インターネットや雑誌など、私たちの身の回りにはさまざまな情報メディアが溢れている。芸術の世界でも、絵画や彫刻、音楽など、たくさんの情報伝達の手段があるが、なかでも特異なメディアが写真ではないだろうか。写真は、音も出さなければ、動きもしない。撮ったものがそのまま作品になるというピュアな表現方法と言えるだろう。にも関わらず、ロバート・キャパやアンリ・カルティエ=ブレッソンら偉大な写真家たちの作品は、鑑賞者に対し、様々なメッセージを発し、語りかけてくる。京都市で開催中の『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017』で4月15日、写真の伝える力について考えるトークイベントがあり、スペイン人写真家イサベル・ムニョスと、キュレーターのフランソワ・シュヴァルが、熱い議論を交わした。対談の様子をレポートする。 ヨーロッパを代表する写真家ムニョスと、30年以上アートに関する執筆活動とキュレーションに取り組むシュヴァルは、2016年のマドリードでの展覧会でもタッグを組んでいる。『KYOTOGRAPHIE』では2シリーズの展示を展開。1つは、霊長類の写真群「Family Album」。チンパンジーが人間そっくりに目を閉じ、母親に抱きしめられている写真や、チンパンジーの家族の集合写真などがプラチナプリントで並んでいる。もう1つが、イスラム教のスーフィズムの儀式や、タイの奇祭などを収めた「Love and Ecstasy」で、内容は衝撃的だ。自傷行為によってエクスタシーを得る人々の姿を捉えたもので、かぎ針で吊るされた人間や、何本ものナイフが口に突き刺さった男など、思わず目を背けたくなる作品もある。   「Love and Ecstasy」の作品           対談は、最初にシュヴァルが、ムニョスに質問をする形で始まった。 シュヴァル:トークに入ろう。霊長類の写真と、スーフィズムの儀式などの写真。2つのシリーズの間にある関係性は何なのでしょう。 ムニョス:私は日頃から、人類がどこからやって来て、どこに向かっているのかを考えて撮影しています。我々が霊長類から進化し、失ったものや得たものは何だったのかと。パプアニューギニアで被写体を探していた時、チンパンジーを見つけたので、撮り始めました。彼らと私たちの感情はどこまで同じで、どこから違うのだろうという興味に突き動かされながら、シャッターを押し続けました。2つの展示に共通するものは、スピリチュアリティ(精神性)だと思います。言葉や文化が違えば私たちは違う生きものだと思いがちですが、どの文化にも、精神性を追求したいという欲望が存在するのです。 自らの身体を傷つけながら恍惚(こうこつ)を得る姿に、人間の根源的な何かを見たというムニョス。シュヴァルは、キュレーターとして彼女の作品を初めて目にしたとき、何を感じたのか。 ムニョス:フランソワはなぜ2つの展示を選んだのですか。 シュヴァル:写真家は自分でテーマやコンセプトを持ち撮影していると思います。けれど毎日新しいものに対してシャッターを切るので、ひょっとしたら、無意識にシャッターを押すこともあるかもしれません。そこに概念という枠組みを与え、作品と鑑賞者を繋ぐのがキュレーターの仕事です。私が彼女のスタジオを訪れた時に、この2つは同じメッセージ性を持っているなと感じました。1970年代くらいから、世界は多様化し、混沌としてきました。そんな世界でも、人間の存在意義という根源的な問いを、写真を通して追求しているイサベルは、クレイジーと言え

インタビュー:永田龍太郎
LGBT

インタビュー:永田龍太郎

2015年末に、全国の自治体に先駆けてパートナーシップ証明書の発行を開始した渋谷区。パートナーシップ制度を含む『渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例』だけでなく、それをより現実に即したものとするべく行った人事もまた話題を呼んだ。アパレル企業のGAPに勤めていたころに同性愛をカミングアウトし、LGBTのための活動に取り組んできた永田龍太郎が、渋谷区長の要請を受け、区の男女平等・ダイバーシティ推進担当課長に就任したのだ。活動拠点の渋谷男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス>で、同課の取り組みについて話を聞いた。

東京、ビアガーデン2017
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東京、ビアガーデン2017

今年は、4月後半よりビアガーデンの営業が始まる。夏の風物詩として愛されるビアガーデンは、1875年に横浜は山手で初めて現在のような形態で行われ、1953年には大阪で屋上ビアガーデンが誕生した。近年は、バーベキュースタイルをとるものや、世界各国の料理が楽しめるものなど趣向を凝らしたビアガーデンが数多く存在しており、どこに行けばいいのかと迷うこともあるだろう。このリストでは、そんなバラエティ豊かなビアガーデンを紹介する。

今夏開催の『ヨコトリ』、参加アーティスト第1弾が発表
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今夏開催の『ヨコトリ』、参加アーティスト第1弾が発表

3年に1度、横浜で開催される国際芸術祭『ヨコハマトリエンナーレ2017(以下ヨコトリ)』。2001年に始まり、今回で6回目を迎える同イベントは、昨今の芸術祭ブームの黎明期にスタートした、大御所のような存在だ。国内外から注目が集まる『ヨコトリ』の2回目の記者会見が先日都内で行われた。宇治野宗輝のパフォーマンス(舞台上に設置された、ミキサーとギター、アンプを組み合わせた装置を使ってバナナジュースを作り、パネラーに振舞った)はすでに多くのメディアが紹介していると思うので、ここでは参加アーティストやチケットの詳細など、注目ポイントを紹介する。 まずアーティストについてだが、例年と比べてだいぶ少ない40組が参加(2014年は65組79人)、うち26組と1プログラムが発表された。共産党政権批判にはじまり、近年は難民問題をテーマにした作品を発表する中国人アーティストの艾未未(アイウェイウェイ)、先日ファッションブランド『MAISON KITSUNÉ』とのコラボレーションで話題になった写真雑誌『TOILETPAPER』を主宰するマウリツィオ・カテランなど、ビッグネームが並ぶ。構想会議メンバーでもあるリクリット・ティラヴァーニャもグループ作品を出展する。やや年齢層が高いという印象を受けるが、コディレクターの逢坂恵理子はそれが狙いだと明言した。「あまり国際展に出たがらない年齢層のアーティストを呼び、小さな個展の集合体のような展示を目指す。鑑賞者に作品の世界観をより深く楽しんでもらえれば」と述べた。 全国各地で開催されるようになった芸術祭だが、逢坂はそれらを2つのタイプに分けることができると考える。昨年開催された『瀬戸内国際芸術祭』や『茨城県北芸術祭』など、自然を全面に押し出す里山型と、美術館など建物内での展示がメインの都市型だ。そして『ヨコトリ』は都市型にあたり、土地の歴史に拠ったコンセプト、テーマを掘り下げるのが特徴だ。実際に参加するアーティストたちも、イベントと似たような段取りで作品を制作、発表するという。参加アーティストの一人として登壇した小沢剛も、横浜に縁が深い歴史上の人物についての展示を行う予定だと発表した。なお、同作は小沢が歴史上の人物を題材に、事実とフィクションを重ねあわせて物語を構築する『帰って来た』シリーズの最新作となる。 (左から)逢坂恵理子、柏木智雄、三木あき子、小沢剛、宇治野宗輝 逢坂と同じコディレクターの柏木智雄と三木あき子からは、イベントそのものとコンセプトについての説明があった。150年前の大政奉還以来、横浜は国内外を繋ぐ窓口として発展してきた歴史がある。土地のコンテクストを読み解きながら、グローバル化やデジタル社会、移民など現代社会が抱える様々な問題と向き合った結果、今回のイベントタイトル「島と星座とガラパゴス」が生まれたそうだ。様々な事柄を想起させるタイトルは、悪く言えばカバーする範囲が広すぎると感じた人も多いだろうが、パネラーの口から頻出した「接続性」と「孤立」というワードを、裏テーマとして頭の片隅に置いておくと、作品を見る際に役に立つかもしれない。総じて理屈っぽい印象を受けたが、自然ありきの里山型と都市型芸術祭の違いのひとつだろう。 宇治野宗輝 チケットは、一般1,800円、学生は1,200円、高校生は800円、中学生以下は無料(前売券は300円引き)。チケット1枚で、横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念館の3施設が会期中1回ずつ入場可能となる(入場当日に限り再入場可)。また

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭の4つの魅力
アート

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭の4つの魅力

テキスト:鷲見洋之 『KYOTOGRAPHIE(キョウトグラフィー) 京都国際写真祭 2017』が4月15日、京都市で始まった。国内外で活躍する写真家の作品の展示や体験イベントなどが、市内各地で5月14日(日)まで行われる。2013年の初開催以来、年々、注目が高まる『KYOTOGRAPHIE』。写真祭の特徴や注目の展示、見どころなどを紹介する。

世界目線で考える。

訪日外国人は何を求めるのか、ショッピング編
ショッピング

訪日外国人は何を求めるのか、ショッピング編

タイムアウト東京が主催するインバウンドセミナー『世界目線で考える』の2017年第2回が3月21日(火)に開催された。今回は、「インバウンド・ショッピング編」と題し、株式会社三越伊勢丹ホールディングス マーケティング戦略部の瓦林恭子、森ビル株式会社 商業施設事業部の石川哲史、株式会社JTBコミュニケーションデザイン インバウンドプロモーション推進室の滝川貴志と、3人のエキスパートがゲストとして登場した。

台湾人は親日ではなく懐日。台湾で成功する術とは
Things to do

台湾人は親日ではなく懐日。台湾で成功する術とは

2014年、2015年と、過去2回の開催も大好評であったタイムアウト東京が主宰するインバウンドセミナー『世界目線で考える』台湾編の3回目となるトークイベントが、2017年2月2日、タイムアウトカフェ&ダイナーにて開催された。「台湾人が日本に来る理由」というメインテーマから台湾で失敗しない秘訣まで、とても濃い時間となった同イベント。ここでは、その様子をレポートする。

ナイトエンターテインメントと考えるこれからの街づくり
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ナイトエンターテインメントと考えるこれからの街づくり

2016年4月で7周年を迎えたタイムアウトカフェ&ダイナー。4月はアニバーサリーマンスとして期間限定で伊勢うどんを提供したり、新世代のキーパーソンとなるアーティストたちが多く出演したイベント『Song For A Future Generation』や、寺社フェス『向源』とのコラボレーションイベントなど、様々なイベントが開催されてきた。タイムアウト東京が主催し、毎回様々な分野のエキスパートを招くトークイベント『世界目線で考える。』のスペシャルバージョン、『世界目線ラウンジ』もその一つだ。全3回開催された『世界目線ラウンジ』の最終回、そして7周年スペシャルイベントのラストを飾る『世界目線ラウンジナイトエンターテイメントの未来』が2016年4月26日に開催された。風営法改正をリードし、ナイトカルチャーやナイトエコノミーの持つポテンシャルをいかした魅力ある都市づくりに取り組み続ける弁護士の斉藤貴弘と、2015年に『Sensuous City [官能都市]』を発表し、都市の魅力を測る新たな定義と尺度を提案し注目されるHOME’S総研所長の島原万丈をパネラーとして迎えた同イベント。実際に住む人の目線から考える住み良い街や、夜をいかした街づくりや観光、これからの新たな夜の遊び場の形についてなど、それぞれに持つ観点から存分に語ってもらった。

ネットとメディアの未来を考える、動画サイトPLAY▶TOKYOが始動
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ネットとメディアの未来を考える、動画サイトPLAY▶TOKYOが始動

2016年4月で7周年を迎えたタイムアウトカフェ&ダイナー。そのスペシャルイベントの一貫として、タイムアウト東京が主催し、毎回様々な分野のエキスパートを招くトークイベント『世界目線で考える。』のスペシャルバージョン、『世界目線ラウンジ』が開催された。第2弾は、『世界目線ラウンジ ガイドは動画にする。』と題し、2016年2月に動画ガイド『PLAY▶TOKYO』を3社共同で立ち上げた博報堂ケトルの嶋浩一郎、TUGBOATの川口清勝、タイムアウト東京の伏谷博之の3人がパネラーとして登壇した。2020年を見据え、スタートしたプロジェクト『PLAY▶TOKYO』。その立ち上げの背景には、伸び続ける訪日外国人観光客数と、ネット環境のさらなる発展があった。トークはまず、それぞれのインターネットについての考え方を語るところから始まった。   川口はまず、広告代理店のインターネットに対する考え方に問題があると指摘した。インターネットの広告費はラジオ、雑誌を抜き、ついには新聞をも抜いてしまった。にもかかわらず、いまだに広告代理店の営業はテレビコマーシャルを売りたがり、ネット広告は儲からないと考えている。川口は広告代理店を不動産屋にたとえ、高く土地を買ってくれるなら家はサービスで建てる、というシステムで成り立っているビジネスなのだと言う。たとえば多くの人が見る月9のドラマの枠にCMを流すことは、1度で大多数にメッセージを届けることを意味する。同じ時間を共有することに価値を見出し、企業はそれをリーチ数として換金するシステムを採用してきた。それはテレビなら視聴率であり、新聞なら部数、そしてネットならPV(ページビュー)という形で表されてきた。 しかし、今後は「Relevancy」、つまり「適合性」が重要視されると川口はいう。従来の「1 to Many」から、「1 to 1」へ。自分に合った、自分に向けられたコンテンツに課金するシステムが求められる。その例として挙げたのはマガジンハウスの雑誌『BRUTUS』やラジオの投稿など、少数ながらも確実に対象に対して興味を持ち、熱量を持ってコンテンツに向き合っている人々がいるメディアだった。そして、今後のネットはそういう場所になるべきであると語った。   嶋もまた、ネットの問題点として真っ先に価格破壊を挙げた。現状としてデジタルコンテンツは「1PVあたり何円」、という換金システムで扱われる。しかし、インターネットの本質が民主主義にあるとはいえ、たとえば素人ライターの記事と大手新聞社の海外派遣記者が書いた記事が同じ収入システムで扱われるのはおかしいと語る。新聞社のようなコンテンツホルダーが売りにすべきはそのクオリティであり、問題は取材コストの捻出方法にある。適した相手にコンテンツを発信し、ユーザーはそれに見合った対価を払う。世界共通のインターネットの世界に必要なのは新しいマネタイズの発明であると説いた。   そして、 いよいよ話題は『PLAY▶TOKYO』に移る。川口は訪日外国人観光客は2016年4月には2000万人を超え、2020年には4000万人を超えると言われている今、向こう10年のうちに日本国内で経済を回すことのできる「アクティブ」な人の数は、外国人が日本人を上回るだろうと予測する。このまま国内のコミュニケーションにだけ対応していてはまずい。来る逆転に備え、今からやるべきことがあるのではと感じたのが2年前だったという。かねてから嶋の立ち上げたケトルと仕事がしたいと思っていた川口は、『PLAY▶TOKYO

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パブリックキャットシリーズ

パブリックキャット 第33回
Things to do

パブリックキャット 第33回

テキスト:Shiori Kotaki、写真:Kisa Toyoshima

パブリックキャット 第32回
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パブリックキャット 第32回

テキスト:Shiori Kotaki、写真:Kisa Toyoshima

パブリックキャット 第31回
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テキスト:Shiori Kotaki、写真:Kisa Toyoshima

パブリックキャット 第30回
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テキスト:Shiori Kotaki、写真:Kisa Toyoshima

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