東京ガイド

ローカルエキスパートによる都市生活者のためのベストガイド

映画「ジョーカー」のあの階段は実存する? ステップを踏みにブロンクスへ
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映画「ジョーカー」のあの階段は実存する? ステップを踏みにブロンクスへ

映画『ジョーカー』をまだ見ていなくても(5つ星のレビューがついているので見るべきだが)、大きな話題になっているのは知っているかもしれない。暴力の賞賛、はたまた暴力の告発か? オスカー確実の名作? スコセッシのパクリ? その全部だとしても時代の空気を取り込んでいるのは間違いない。 ホアキン・フェニックスが気取って階段を降りるシーンではそれが際立っている。そして、この階段は実存するのだ。『ジョーカー』は意図的に昔ながらのニューヨークの雰囲気(いわゆる「ゴッサム」)を演出しているので、ブロンクス、具体的にはハイブリッジ周辺を訪れることになる。 シェークスピア・アベニューとアンダーソン・アベニューの2つの通りを結び、ウェスト167thストリートに続く場所だ。グーグルマップに 「1170 Shakespeare Ave」と入力すると表示される地点のすぐそば。 階段でポーズをとるまでに待ち時間がかかるかもしれない。現場は映画のファンのちょっとした聖地のようになっているからだ(つい最近、ネット上では「宗教関連スポット」のタグが付けられた)。 地元の写真家、レイ ・H・メルカドがこの階段をはじめ、『ジョーカー』に関する場所で撮ったスナップショットは素晴らしいので、記念撮影の参考にするのもいいだろう。 この投稿をInstagramで見る Ray H. Mercadoさん(@raylivez)がシェアした投稿 - 2019年10月月11日午前10時18分PDT ちなみに、タイムアウトニューヨークで本記事をポストしたところ、大きな反響があった。近所に住む人たちからの苦情が主だが。なので、もし行く場合は自分がヒーローもしくは、スーパーヴィランではないことを胸に、近所のコミュニティーに敬意を払って訪れてほしい。 Please don’t encourage people to come to the Bronx for this Tomfoolery. Much obliged #BronxBornAndBred — J F Seary (@seary1) 2019年10月18日 pic.twitter.com/bhF18wluzG — 👻 Spook-ichi 👻 🔜 LA (@ichibadassTV) 2019年10月18日   関連記事『ジョーカー』 『Joker fans, here's where you can go dance on those steps in the movie』の原文はこちら

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ハイブリッド占い10/21-10/27
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ハイブリッド占い10/21-10/27

  毎週月曜日に更新中!7人組占いユニットNOT FOR SALEによる東洋×西洋のハイブリッド占い。今週の運勢をチェックしよう。 テキスト NOT FOR SALE イラスト 内山ユニコ  

東京の新たな弁当カルチャーを提案する「TOKYO BENTO STAND」が誕生
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東京の新たな弁当カルチャーを提案する「TOKYO BENTO STAND」が誕生

2019年8月末、渋谷の並木橋にトウキョウ ベントウ スタンド(TOKYO BENTO STAND)がオープンした。グレーと白を基調としたシックな店舗デザイン、アイコニックなロゴは、弁当屋のイメージを覆すおしゃれさ。一見、弁当屋とは気付かず不思議そうに店内をのぞき込んだり、写真を撮影する人がいるのも納得だ。 同店を手がけるのは人気カフェのアネアカフェ(Anea Cafe)や、塊根植物ブームの火付け役でもあるボタナイズ(BOTANIZE)を手がける「anea design inc.」。トーキョー ベントウ スタンドは、ボタナイズと同じビルの1階に位置しており、このエリアの不毛なランチ事情をなんとかしたいという思いもあってのオープンだという。  コンセプトは「お弁当のセレクトショップ」。キーホルダーやTシャツ、特注の弁当箱など、個性的なグッズが目を引く。店舗デザインはシーシー(SEE SEE)の湯本弘通が、ショップロゴはイラストレーター、ナイジェル・グラフが担当した。ショーケースには、ハンガーで弁当の食品サンプルがぶら下げられていたり、とにかくモダンだ。  さて、肝心の弁当だが、1週間、毎日食べても飽きないようにと、月替わりの1種を含め、8種類を常時取りそろえている。定番の『のり弁当』(680円)や『ミックスフライ弁当』(780円)のほか、大サイズの穴子の天ぷらが存在感を放つ『東京弁当』(1,200円)、スタッフの女性イチオシの『焼肉弁当』(880円)などもラインナップ。取材時は、15時半過ぎという中途半端な時間だったにもかかわらず、近隣で働く人たちが、「今日は何が残ってる?」「月替わりはなんだっけ?」と、来店し、通い慣れた様子で弁当を買っていった。  小さな店舗だが、 「早弁コーナー」と呼ばれるイートインできるカウンターもある。こちらは意外にも外国人に人気だそう。 「弁当といえばお茶」との思いから、茶にもこだわった。イメージしたのは昔、新幹線で販売していた少し濁った緑茶。東京の水がカルキ臭かった頃、あえて強く焙煎(ばいせん)した、東京向けのお茶が作られていたという。水道環境の向上で東京の水がおいしくなり姿を消したが、トーキョー ベントウ スタンドでは昔懐かしのこのお茶を、東京の「ティー カルチャー」のひとつとして捉え、現代版にアップデート。静岡の出張専門日本茶ティースタンド、チャバシラ(chabashira)とタッグを組み、オリジナルの『TOKYO GREEN TEA』を作り上げた。茶の甘さとフレッシュさが際立つ緑茶のほか、棒ほうじ茶や玄米茶も販売している。  ボリュームがたっぷり(食品サンプルを作ってしまったのでおかずの数を減らすのが困難とのこと!)で丁寧に作られた弁当だけでなく、東京の新たな弁当カルチャーを提案する同店を、一度、のぞいてみてはいかがだろう。 テキスト:長谷川あや 写真:Keisuke Tanigawa トウキョウ ベントウ スタンド(TOKYO BENTO STAND)の詳細はこちら 関連記事『天然のエナジードリンク、抹茶の新しい楽しみ方を体験する「イップク アンド マッチャ」』

クライマックス
映画

クライマックス

ギャスパー・ノエ(映画『アレックス(原題:Irrevérsible)』など)は、これまで物議を醸すことを恐れたことはない。それは本作『クライマックス』も例外ではなく、激しい騒音と吐き気を催すようなカメラワーク、 胸を高鳴らせる官能的な世界が映し出されるのだ。 エンドロールで始まる本作は、フランスのダンスグループ(アルジェリア系フランス人の女優でダンサーのソフィア・ブテラを含む)に所属するメンバーのビデオインタビューから始まる。インタビューが写るレトロなテレビの横には、今後の混乱を予感させるたくさんの本と映画のビデオテープ(ダリオ・アルジェントの『サスペリア』も!)が置いてある。 そして、場面はパリ郊外の遠隔地でのダンスリハーサルのシーンに突入する。ダンサーのアクションは、魅惑的な長いテイクで撮影され、1人のダンサーから次のダンサーへと、まるで催眠術のようにシフトしていく。その後、アフターパーティーが始まり、LSDが入ったサングリアを飲んでしまったダンサーたち。次第にその部屋は不穏な雰囲気に満ちていく……。 独創的で魅惑的、地獄のような本作に対する評価は、賛否両論だ。カメラワークはカオスに突入し、物理的な劇場は狂気を感じさせる赤といたずらな緑のパレットと融合し、常に耳がズキズキするようなテクノミュージックが流れる。 ミュージカルであり、政治学でもあり、少しだけダンテ・アリギエーリの代表作『神曲』を彷彿(ほうふつ)とさせる本作は、これまでにないほど退廃的、そして悪魔的だ。 原文: JOSEPH WALSH 2019年11月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開 公式サイトはこちら

タイムアウトレビュー
4 5 つ星中
大阪でしかできない50のこと
Things to do

大阪でしかできない50のこと

「食い倒れの街」として有名な大阪だが、実は『箕面ビール』などこだわりのクラフトビールを出す店がひしめくビールの町でもある。本記事はそんな知られざる一面にスポットを当て、「梅田、中之島」「難波」や「谷町、鶴橋」など6つのエリアに分け、大阪ならではのユニークなパブ、隠れ家バーなどから定番スポット、おすすめグルメまでを紹介する。

東京、ベストおにぎり3選
レストラン

東京、ベストおにぎり3選

最近では海外からのツーリストにも人気の高いおにぎり。日本人にとっては、家庭で、コンビニで、居酒屋で、我々の日常にありふれた存在でありソウルフードだ。最近では米や具材の素材にこだわった「高級おにぎり」を出す専門店も増えてきている。 では、プロが選ぶ最高のおにぎりとは一体どんなものなのか。本記事は、出張Liveおにぎり屋「ほぐれおにぎりスタンド」の共同代表として企業イベントや撮影現場、フェスの楽屋などさまざまな現場でおにぎりを握る橋本英治に、東京のベストおにぎりを聞いた。

秋しかできないこと

東京、おでんの名店15選
レストラン

東京、おでんの名店15選

肌寒さが増してくると、おでんを思い浮かべる人は少なくないはず。今や、コンビニエンスストアでも通年扱う店舗が出てくるなど、国民的ソウルフード、おでん。湯気のたちのぼるアツアツのおでんに、からしをつけて頬張れば、腹の中からぽかぽか温まる。そこに燗酒の一本でもあれば言うことなし。だが、おでんの何が日本人の胃袋をつかんで離さないのか。それは、数十種のおでん種をひとつの鍋の中でまとめあげる、鍋ならではの寛容性によるものかもしれない。ベースとなる出汁に、練り物から溶け出す魚介系の旨み、ダイコンをはじめとする野菜の優しい甘さ、場合によっては牛すじなどの動物性の旨みが合わさった複合的な味わいが、コトコトと煮込まれるうちに、それぞれのおでん種に含まれてゆく。旨みの宝庫といっても過言ではない。ここでは、気楽な立ち飲みおでんから、下町の老舗、持ち帰りのみの名店まで、東京都内の人気おでん専門店15店を紹介する。

東京、ロウリュ&アウフグース10選
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東京、ロウリュ&アウフグース10選

昨今のサウナブームにあっては、なんとなく知っているという人も少なくないであろうロウリュとアウフグース。どちらもサウナ浴の一環で行われるものなのだが、前者はフィンランド、後者はドイツと、それぞれ由来が異なる。ロウリュは、サウナストーブの中のサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、体感温度を上げる行為のこと。対してアウフグースは、ロウリュで発生した蒸気を専門スタッフ(日本では熱波師と呼ばれる)が入浴者に向けて扇ぎ、熱い空気を直接浴びせる、一種のイベントである。それぞれの意味は日本では混同されがちで、一緒くたにロウリュと呼ぶ場合が多い。かけ水はアロマオイルを混ぜたものを使用するのが一般的だ。 とにかく大量の汗をかくことができるロウリュ&アウフグースは、サウナ好きにとっては最高の楽しみであり、ビギナーにとってもサウナの醍醐味を知るきっかけとなる。本記事では、特にアウフグースに注目して、実施している施設を紹介する。もちろん、女性客に対応している施設もあるので、女性サウナーも安心して読んでほしい。

東京近郊にオープンする注目の温浴施設5選

東京近郊にオープンする注目の温浴施設5選

来年に迫る『東京オリンピック・パラリンピック』。その影響やオリンピック後のインバウンド需要を見込んで、東京とその近郊ではさまざまな温浴施設の建設が行われている。 今後オープンする温浴施設は、宿泊施設や大型の複合施設に併設される型で作られる傾向があり、日本へ訪れる外国人客の目的の一つとして「温泉」を挙げる人が半数近くいることも要因になっているのだろう。ここでは、下北沢や豊洲市場、成田空港などに、2019〜2023年の間にオープンする注目の温浴施設を紹介する。 成田空港温泉 空の湯 ※2019年12月15日オープン 成田空港第2旅客ターミナルから、無料シャトルバスで5分ほどの場所にオープンする温浴施設。地下1000メートルから湧出した化石海水を起源とする源泉掛け流しの露天風呂から、飛び立つ飛行機が眺められるのが魅力である。そのほか施設には、岩盤浴や家族風呂(座敷とテレビ、源泉掛け流し温泉が備わる)、カプセルホテル、カラオケ、レストランなどが併設されている。早朝のフライト待ちや、海外から帰国した際に癒しの場所として利用したい。 木の花の湯 ※2019年12月15日オープン 御殿場プレミアムアウトレットの増設エリア内に日帰り温泉施設がオープン。施設の名称「木の花の湯」は、富士山と富士浅間大社にまつられる女神「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」に由来し、富士山を一望できる露天風呂と自家源泉が最大の特徴だ。 そのほか、19室の貸切個室風と内湯、サウナがある。併設されたレストランのダイニング花衣では、御殿場地方に古くから伝わる『みくりやそば』を中心に、日本料理などが味わえる。 ショッピングで疲れた足を休めるにも、温泉目的に行くのにもおすすめの施設だ。 下北線路街 温泉旅館 ※2020年9月オープン 小田急電鉄による鉄道跡地の開発計画。代々木上原駅から世田谷代田駅の鉄道跡地を、下北線路街と名付け、2020年度までに商業施設や宿泊施設、イベントスペースなど、同エリアならではの魅力を生かした13の施設がオープンする。 同施設には、「都心に突如現れる温泉旅館」がキャッチコピーの温泉旅館も入居。箱根から運ぶ温泉露天風呂のある大浴場のほか、レストランやバー、ボディケアサービスなど宿泊客以外も利用可能な設備を整える。 竜泉寺の湯 流山店 ※2020年秋オープン予定   千葉県流山に全国各地に7店舗を展開する人気のスーパー銭湯チェーン、竜泉寺の湯がオープンする。竜泉寺の湯は、1989年に名古屋でオープンし、「高濃度炭酸泉」をいち早く導入した施設としても知られている。流山店は6階建てで、1~2階が店舗、3~6階と屋上が自走式駐車場となる。敷地内で温泉を掘削する計画も立っている。 豊洲市場 千客万来 ※2023年オープン 豊洲市場に隣接した場所に、商業施設の千客万来がオープンする。施設は、約200店舗が集まるショッピングゾーンと24時間営業の日帰り温泉、宿泊施設から成る。温泉と宿泊施設は、地下2階、地上11階建てで、屋上の展望デッキには足湯を設置。 向ヶ丘遊園跡地利用計画 ※2023年竣工予定 川崎の生田緑地に隣接する向ヶ丘遊園の跡地を「自然体験」「商業施設」「温浴施設」の3地区を軸にした複合体験エリアとして利用する計画が、小田急電鉄より発表された。自然体験ではグランピングやキャンプができる宿泊施設を新設予定。温浴施設は、日本家屋様式の伝統的な温泉旅館を計画、豊かな自然環境と都心までの眺望を併せ持つ露天風呂や着衣サウナなどを楽し

東京、ラグビーが観戦できるバー20選
Things to do

東京、ラグビーが観戦できるバー20選

世界が注目するラグビーワールドカップの日本大会が、2019年9月20日(金)〜11月2日(土)開催される。ここでは、渋谷や六本木、恵比寿など都心にある、定番のスポーツバーのほか、普段はスポーツ番組を放映していないが日本代表戦が見れる居心地の良いバーなど、友人同士や大人数で楽しめる東京のバーを紹介する。ぜひ街に出て、4年に1度の熱い戦いを仲間とともに観戦してみてはいかがだろう。 Japan Rugby Sprcial特設サイトはこちら(英語版のみ)

インタビュー/コラム

対談:いとうせいこう × xiangyu
音楽

対談:いとうせいこう × xiangyu

かつて東京には、今では伝説と呼ばれるアーティストたちが集うアンダーグラウンドな場があった。S-KENが率いたクラブイベント『東京ソイソース』にはTOMATOS、JAGATARA、MUTE BEATといったバンドを筆頭に、若き日の藤原ヒロシ&高木完(TINNNE PUNX)、そしていとうせいこうといった今では誰もがその名を知るようなアーティストたちが集っていた。出演者だけではなく、観客からも、ミュージシャンやデザイナーといったさまざまなクリエーターたちが羽ばたいていく場であった。東京という街が持つ新旧混合、秩序と混沌といった要素を体現したかのような、音楽ジャンルだけではなく表現方法の壁をも飛び越え、全て混ぜ合わせたかのようなイベントが『東京ソイソース』だった。その伝説的イベントが、『東京ニューソース』として生まれ変わり、11月23日(土・祝)、青山CAYを舞台に『女性解放運動』をテーマに掲げ、第2回目となるイベントを行う。なぜ今『女性解放運動』なのか、芸術における差別的な表現の対極にあるものについて、さらにはアーティストとして人として、型にはまらず自由に生きることについて、主宰のいとうせいこうと、当日出演が決定している気鋭アーティストのxiangyu(シャンユー)に、話を聞いた。

インタビュー:ジャイルス・ピーターソン
音楽

インタビュー:ジャイルス・ピーターソン

DJ、レーベルオーナーとして世界中の優れた音楽をキュレーションし、全世界に向けて発信を続けるジャイルス・ピーターソン。キャリアのスタートとなった、ブラン・ニュー・ヘヴィーズやジャミロクワイといったアーティストをフックアップしアシッドジャズのムーブメントを広めた1980年代から30年以上の時が経ったが、その影響力は衰えることなく、むしろ拡大している。彼の現在の活動は、自身が主宰するレーベルBrownswood Recordingsの運営、そしてオンラインラジオ局のWORLDWIDE FMのディレクションが中心となっている。2016年に立ち上がったこのラジオ局のもとになっているのは、イギリスのBBC RADIO 1での番組として1998年にスタートした『WORLDWIDE』である。同番組は過去に日本のFMラジオ局でも再編集版が放送されてたので、聴いたことがある人も多いだろう。WORLDWIDE FMは、立ち上げの1年後にイギリスの権威のあるラジオアワード『ARIAS2017』で「ベスト・オンライン・ラジオ賞」を受賞している。 同局は、ロンドンを拠点にしながらも、世界各国を回って現地のDJやミュージシャンを招いた特別番組や公開生放送を実施するなど、オンラインならではの活動を行っており、音楽プラットフォームとしてのラジオの新しい可能性を切り開いている。そんな「音楽の伝道師」として傑出した存在である彼に、インターネット以降の時代における活動の仕方について、そして日本の音楽シーンについて話を聞いた。 テキスト:三木邦洋写真:中村有希通訳:Emi Aoki

「銭湯からの餃子 」のおすすめコース
レストラン

「銭湯からの餃子 」のおすすめコース

東京で活躍する人々の行きつけの店を紹介する『Tokyo Insider』。 今回は、日本中のサウナを巡り、精力的なサウナ活動に日々勤しんでいるサウナマン まっちゃんが登場。自身のサウナ体験が漫画家の宮川サトシによってウェブ漫画化され、その後展覧会が開催されるなど、ユニークな活動が注目を集めている人物だ。 今回は、彼が最近はまっているという「銭湯からの餃子」コースを紹介してくれる。以下、サウナマン まっちゃんからのコメントだ。 「銭湯の後に何を食べたいか? 答えのない難しい問題ですが、僕は餃子を推します。その理由は当然、なんだか食べたくなるから、というだけではありません。良い銭湯の近くには、なぜかおいしい餃子を出す店が多いのです。 いろいろな温浴施設のサウナに入るのが楽しいように、餃子もまた、それぞれの店の個性を味わうのが楽しい。そこで、銭湯上がり後においしい餃子が食べられるおすすめのコースを考えてみました。 サウナを出て水風呂に包まれるあの至福の瞬間、僕は餃子のあんになったような気がすることが、たまにあるんです。そんな気分で、ぜひこのコースを回ってみてほしいと思います」

東京のベスト特集

池袋でしかできない55のこと
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池袋でしかできない55のこと

2019年7月観光庁による民泊届出数統計で、東京では豊島区が新宿に次ぐ数を記録した。現在も話題の複合施設が続々と建設され、新たな文化、芸術の発信地として注目を集めているエリアだ。東京第三のターミナル都市である池袋、文化的で閑静な住宅街である目白や雑司ヶ谷、下町の情緒が残る大塚、通称「おばあちゃんの原宿」と知られる巣鴨などその魅力は多彩である。 魅力的な5つのエリアごとに最新の娯楽施設から、ギャラリー、地域の人々に愛されているレストラン、喫茶店、隠れた名店、ナイトライフなどのおすすめスポットを紹介する。 

新宿、ベスト居酒屋20選
レストラン

新宿、ベスト居酒屋20選

さまざまな人が行き交う都心の歓楽街、新宿。1960年代から70年代にかけては、ヒッピーや、フォーク・ジャズミュージシャン、演劇人らアングラな文化を愛する若者たちが集い、酒を飲み交わすカウンターカルチャーの聖地でもあった。近年では、思い出横丁やゴールデン街に外国人客が押し寄せ、また違った表情を見せている。ここでは、そんな時代を感じられるチャージフリーのジャズ居酒屋や、三島由紀夫ら文化人も通った老舗、なぜか外国人客でにぎわう店など、予算1,000円から飲める名居酒屋を紹介する。もれなく終電を逃したら、はしごしてディープな新宿の夜を謳歌(おうか)してほしい。  関連記事:『新宿でしかできない101のこと』 『東京、ベストレストラン100』

東京、ジャケ買いしたい手土産
ショッピング

東京、ジャケ買いしたい手土産

「手土産は絶対ここで」と毎回決めている人も多いかもしれないが、時には、ちょっと冒険してみてはいかがだろう。ここでは、味はもちろん、まずパッケージに「胸キュン」し、思わず誰かに贈りたくなるような美しい手土産を厳選して紹介する。「運命の一輪に出会う」バラのボックスや、フランス文学者で画家の鈴木信太郎が手がけたもの、外箱だけでなく中のヌガーなどの包み紙までキュートなものなど、相手の喜ぶ顔を想像しながら、とっておきの手土産を選んで「ジャケ買い」してみよう。

東京のシークレットスポット50
Things to do

東京のシークレットスポット50

タイムアウト東京では、今までベストレストランや、ショップを紹介してきたが、東京には秘密にしておきたいとっておきの場所がある。この特集では、隠れ家レストラン、黒湯温泉にストリートアート、バイブバーに深夜のショッピングと、グルメやショッピングから、カルチャーまで、すべてが充実している東京だからこそ見逃していた秘密のスポットを紹介する。

立石飲み歩き14選
Things to do

立石飲み歩き14選

立石という場所を知っているだろうか。葛飾区にある風情溢れる下町だが、実は、知る人ぞ知る飲んべえの聖地なのである。モツ焼きを中心に、寿司やおでん、餃子、焼き肉などを、驚きの旨さと価格で味わえるこの地では、3軒はしごして1人5,000円以内で済むということも稀(まれ)ではない。立石は、どの店に入っても昼間から素性の分からないおじさんたちで賑わっている。昼から飲む人、夕方から飲む人、食休みスポットや、シメにふさわしい店など、立石を楽しみ尽くすことのできるヴェニューを14軒紹介する。酒飲みを自称するあなたなら、立石の虜になってしまうこと間違いなしだ。

東京、ブルワリーパブ10選
バー

東京、ブルワリーパブ10選

ビール愛好家の終着点ともいえるブルワリーパブとは、ビールの醸造と提供を同じ場所で行っているパブのこと。品質の劣化が最小限に抑えられたフレッシュなビールを楽しめるのだ。店の醸造のローテーション次第で、オリジナルビールが登場したり、エールやピルスナー、スタウトなど、様々なタップメニューを味わえたりする。味だけでなく、むき出しの醸造タンクが堂々と鎮座する重厚な光景も醍醐味(だいごみ)だ。ここでは、年々軒数が増えつつあるブルワリーパブを、都内と東京近郊からセレクトして紹介。知れば知るほど深みにはまる、ディープなビアワールドに案内する。

レストラン&カフェ

東京、海鮮丼5選
レストラン

東京、海鮮丼5選

丼に飯を盛り、上に並べた刺し身と楽しむ海鮮丼。使う食材は寿司と同じだが、職人の繊細な技術を堪能するというより、食べ手がしょう油やワサビで好きなように楽しむ、素朴でダイナミックな料理だ。 シンプルだが、オフィス街のランチタイムでは不動の人気メニューでもある。さらに海鮮丼は、時間が空くとふと強烈に食べたくなる、不思議な魅力がある。以前、大の日本通というオランダ人の記者に「日本で一番好きだった食べ物は?」とたずねたら、ラーメンでも天ぷらでもなく「築地市場で朝食に食べた、海鮮丼が何年経っても忘れられない」と聞いてなるほどと思った。確かに、市場には海外からの観光客が行列を作っている店もあり、海鮮丼は日本人のみならず海外の人にもファンが多い。 近年、都内では好みの刺し身をカスタマイズして楽しんだり、タワーのように豪快に盛り付けてあったり、居酒屋で24時間オーダーできるものなど、さまざまなスタイルが登場している。ここでは話題の海鮮丼が食べられる店5選を紹介する。

東京、本場の味が楽しめるメキシコ料理店
Things to do

東京、本場の味が楽しめるメキシコ料理店

メキシコと聞いてまず思い浮かぶものはその代名詞とも言えるタコス、そしてテキーラだろう。ハリウッド映画やアメリカのドラマシリーズで見かけるメキシコのギャング、麻薬組織などの印象もあり「陽気だけど治安が悪そう」といったイメージを持つ人もいるかもしれない。実際、東京と比べて治安は良いとは言えないが、メキシコはアートやガストロノミーの分野だけにとどまらず、様々なフィールドから注目されている国の一つだ。 そして、東京にも多様なスタイルのメキシカンダイニングやバーが、近年続々とオープンし、にぎわいをみせている。主流はアメリカンスタイルのメキシコ料理「テクス メックス」。ブリトーやファヒータなどのメニューがそれで、日本には戦後、アメリカ軍が持ち込んだ。本記事では、日本在住のメキシコ人らが認める、リアルなメキシコ文化を体感できる店を紹介する。レストランだけではなく、現地から取り寄せた伝統工芸品を扱う雑貨店や、珍しいテキーラやメスカルを楽しめるバーなど、メキシコという国の魅力を堪能してほしい。

東京、舌がしびれるピリ辛アジア麺6選
レストラン

東京、舌がしびれるピリ辛アジア麺6選

カレンダー上は夏の盛りをとっくに過ぎ、秋に入りつつある東京。しかし気温30度を超える日も続き、なかなか暑さが止まらない。ならば夏気分を味わい尽くすべく、辛い食べもので思いっきり汗をかいてはどうだろう。 辛くておいしいものは無数にあるが、手軽なのは万人好みの辛い麺料理。日本のラーメンをあえて除外し、アジアの麺にしぼったら、すべり込みの夏休み感も合わせてさらに楽しめるかもしれない。東京ではアジアだけでも、さまざまな辛い麺が食べられる。中国の四川省発祥だが、日本オリジナルに進化した各種担々麺、唐辛子をたっぷり使った韓国のビビン麺、カレー風味のタイのカオソーイなど……。舌をビリビリしびらせ、汗を流して令和元年の夏を締めてみては。

東京、クリームソーダ10選
レストラン

東京、クリームソーダ10選

カラフルなソーダの上にバニラアイスが浮かぶ、目にもおいしい飲み物、クリームソーダ。「西洋のハイカラな飲み物」として日本に上陸して100年余り、今なお愛される理由はその奥深さにある。ソーダのシロップ、トッピングの種類など、アイデア次第でクリームソーダはさまざまな姿に変わる。我々をあっと驚かせてくれるファンシーなものもあれば、「やっぱりこの味」としみじみさせてくれるものもあり、飽きさせることがないのだ。今回は、老舗の喫茶店からフォトジェニックなカフェまで、個性的なクリームソーダを扱う10店を紹介する。

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ナイトライフ

蒲田、夜の散歩ガイド
ナイトライフ

蒲田、夜の散歩ガイド

東京の南東、大田区の真ん中に位置する蒲田は、一見これといった特徴がない街だと思うかもしれない。しかし、この街には豊かな歴史やユニークでディープな店、素晴らしいレストランであふれているのだ。 かつて蒲田は、現在の原宿や渋谷と同じような流行の発信地だったことがある。戦前は映画の町として知られ、有名な松竹スタジオ(若き小津安二郎が監督デビューを果たした場所)があった。その後、松竹スタジオは1930年代後半に移転。戦後数十年にわたり、太田区の小規模工場が日本の大企業にとって重要な部品供給源となると、再び蒲田を中心とした商業活動が行われるようになり、これまでとは違った形で有名になった。 今日、蒲田エリアは活気のある店(大手手芸店のユザワヤ本店など)や黒湯、羽田空港にアクセスしやすいことなどで知られている。ここでは、蒲田に住むスタッフ2人のおすすめと取材を進めていく中で知り合った蒲田愛あふれる住人から聞いた、アフター5から楽しめる夜のディープスポットを紹介したい。

東京、ラグビーが観戦できるバー
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東京、ラグビーが観戦できるバー

世界が注目するラグビーワールドカップの日本大会が、2019年9月20日(金)〜11月2日(土)開催される。ここでは、渋谷や六本木、恵比寿など都心にある、定番のスポーツバーのほか、普段はスポーツ番組を放映していないが日本代表戦が見れる居心地の良いバーなど、友人同士や大人数で楽しめる東京のバーを紹介する。ぜひ街に出て、4年に1度の熱い戦いを仲間とともに観戦してみてはいかがだろう。

東京、2019年にオープンしたミュージックバー
ナイトライフ

東京、2019年にオープンしたミュージックバー

ここ数年で夜の楽しみ方が多様化している。2019年6月には東京都が、通年計画で実施するナイトライフイベントや地域のナイトライフヘの取り組みへの観光振興助成金の募集を開始し、話題となった。ここでは、DJがセレクトする音楽と酒が楽しめるミュージックバーを紹介したい。今年は渋谷に集中的にオープンした印象で、セレクトする酒や内装に力を入れていたり、昭和の老舗スナックを改装したユニークなものまでさまざまだ。クラブまで足を運ぶほどではないが、良い音楽と酒を楽しみたいと思った夜には、ぜひ参考にしてほしい。

東京、卓球バー5選
ナイトライフ

東京、卓球バー5選

2020年の東京オリンピックの競技のひとつとして、男女ともにメダル獲得が期待される卓球。2019年7月には、星野リゾートが手がけるOMO5 東京大塚内に卓球バーがオープンするなど、カジュアルに楽しめる場所が増えてきている。魅力はなんといっても、卓球台と酒があることによって、知らない客ともカジュアルに盛り上がれることだろう。ここでは、15名での貸し切り可能な個室を備えた中目卓球ラウンジや、卓球スクールやショップも併設したティーフォートウキョウなど、都内の卓球バーを紹介する。

トラベル

台北、48時間ガイド
トラベル

台北、48時間ガイド

日本から約4時間ほどで行ける台湾は、日本人の海外旅行先ランキングでも常に上位に入ってくる人気の観光地だ。『千と千尋の神隠し』のワンシーンに出てきそうなノスタルジックな景観の九份(きゅうふん)、昔ながらのゲームやB級グルメを楽しめる夜市、足つぼマッサージや台湾シャンプーなど癒しの時間を提供する美容スポットなど見どころも多い。

京都、シークレットガイド
トラベル

京都、シークレットガイド

目まぐるしい種類の寺院や宝物が存在し、一年を通じ観光客を惹きつける古都京都。日本一の観光都市であるということは、紛れもない事実だ。 一方で、旅行客による混雑や、中心部の交通渋滞なども有名で、初めて訪れる人は、主要観光スポット以外を訪れる余裕があまりないことも多い。人とは違う京都旅をしてみたいという人に、タイムアウト東京が選ぶシークレットスポットを紹介しよう。

東京周辺、ベストビーチ
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東京周辺、ベストビーチ

ビーチ好きなら、おそらく東京近郊のシーサイドスポットは既に訪れているだろう。しかし、大混雑でゴミも目立つ逗子や鎌倉、江の島以外にも、いくつかのオプションがあるのを忘れてはならない。少し離れてしまうが、景色はより素晴らしい。時間に余裕があるなら、このガイドを使って、週末旅行をしてみよう。腹が減らないように、途中で弁当を買うのも忘れないように。東京在住ライターのウィリアム・ブラッドベリーとタイムアウト東京編集部が選ぶビーチを、おすすめの宿泊先と、道中に食べたい駅弁も合わせて紹介する。

鎌倉、ご近所ガイド
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鎌倉、ご近所ガイド

都内から1時間程度で行ける人気の観光地、鎌倉。四季を感じられる街としても知られており、6月上旬から中旬頃に見頃を迎えるアジサイと、11月末から12月中旬頃にかけての紅葉の時期は、特に多くの人で賑わう。しかし、人気の観光地であるがゆえに、多すぎる情報に混乱しているという人もいるのではないだろうか。ここでは、鎌倉生まれ、鎌倉育ち、そして現在も鎌倉で暮らすタイムアウト東京スタッフが厳選した「鎌倉の間違いない」ヴェニューを10軒紹介。リーズナブルな懐石や手紙が出せる文房具店、オリジナルの仏像を作れる陶工房、24時まで飲めるワインバーなど、ビギナーも、何度か足を運んだことがある人も楽しめる内容となっているので、このリストを参考に、ローカルも足繁く通うヴェニューを訪ねてみよう。

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The Okura Tokyoがいよいよ開業、ひと足先に内部を紹介
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The Okura Tokyoがいよいよ開業、ひと足先に内部を紹介

1962年に開業したホテルオークラが、2015年の秋から建て替え工事中の本館をジ・オークラ東京(The Okura Tokyo)として2019年9月12日(木)に、リニューアルオープンする。リニューアルは、建物の老朽化と2020年に行われる『東京オリンピック・パラリンピック』を見据えたものだ。ここでは、ひと足先にホテルの内部を紹介したい。 まずエントランスから内部に入ると、建築家の谷口吉郎が生み出し多くの客に愛されたメインロビー空間が、見事に復元されていることに目を奪われる。手がけたのは谷口の息子で、建築家の谷口吉生だ。そのほかロビーには、オークラを象徴する切子玉をモチーフにした「オークラ・ランターン」や、都市の時間を刻む「世界時計」、満開の梅の花のように見立てた「梅小鉢のテーブルと椅子」などが配置されている。 谷口吉郎が考案した六大陸各都市の時刻を表示する「世界時計」 ホテルは17階建ての「オークラ ヘリテージウイング」と42階建ての「オークラ プレステージタワー」2棟から成り、客室は508室、5つのレストラン、3つのバー、20の宴会場で構成。 ヘリテージウイングは、日本の美を盛り込んだ落ち着いた空間づくりで、日本庭園が配された日本料理の山里があったり、客室も和風である。一方、プレステージタワーは「国際的でありながら日本的。都市型でありながら開放的」というテーマで、8~25階はオフィスフロアとなり、東京の街並みを一望できるフィットネスジムや25メートルプールなどが完備されている。 日本の和を取り入れた、ヘリテージウイングの客室。 ヘリテージウイング4階にある、吉生が内装を手がけた初の飲食店となる日本料理の山里。山から海に至る水の流れをテーマに、部屋ごとに異なる岩組みの景観が楽しめる。写真は掘りごたつ式の個室。 プレステージタワー客室 プレステージタワー6階の中華料理 桃花林。個室は中国の家庭がテーマにしており、ヒスイとモモの絵が飾られた豪華な一室は、桃源郷を窓から眺めているという設定だ。 鉄板焼き さざんか バーラウンジ スターライト プレステージタワー最上階には、鉄板焼きさざんかや、バーラウンジのスターライトがある。大きな窓からは国会議議事堂や建設中の新国立競技場が眺められ、夜にバーを訪れれば美しい夜景がムードを高めるだろう。 新設されたモダンなプール 和の様式と欧米のモダニズム建築を融合させた新オークラは、訪日客に日本の美を堪能できる場所として、胸を張って紹介したい東京の名所の一つだ。 オークラ東京の詳細はこちら

茶屋、映画館、ホテル?「泊まれる映画館」シアターズィーが両国にオープン
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茶屋、映画館、ホテル?「泊まれる映画館」シアターズィーが両国にオープン

近年、コーヒースタンドチェーンやゲストハウス、ギャラリーなどが集まり、感度の高い人々が訪れる東東京に新たな施設が、2019年8月23日(金)オープンした。 シアターズィー(Theater Zzz)は、都営大江戸線の両国駅から徒歩5分ほどの印刷工場跡地に、茶屋、映画館、ホテルの3つの要素を集約する宿泊施設。 「数奇と出会い、風景が重なる舞台」をコンセプトに、劇場の起源である屋外ステージの形状を生かした空間を設け、日中は茶屋やコワーキングスペース(月額1万円〜)として、夜は足を伸ばしてくつろぎながら映画を鑑賞できるシアタースペースとして稼働し、そのままテントを貼って宿泊もできるという非日常的体験を提供している。  シアタースペースには145インチの大型スクリーンが設置され、プロジェクターなどの設備も本格的なものがそろう。特に、地元墨田の職人による音響ブランドであるONKYO社製の7.1ch サラウンドスピーカーを使用した音響設備は、会場を包み込むような音の迫力があり、本格的な映画体験が期待できそうだ。 映画は18時00分ごろから22時00分まで、バックグラウンドビデオで随時上映される。 定期的に開催予定の上映会では、シアターイベントの企画プロデュースを行うドゥイット・シアターが企画協力として参加。 すでにいくつかのイベントを企画しており、女性客をターゲットにした『シネマティーパーティー』などを予定している。外国から来る旅行者へ日本の映画に触れてもらう『インクルーシブシアター』では、映画制作、配給会社の日活と提携。邦画作品を英語字幕で上映し、地域の人々との交流も目指す。  そして茶や軽食をそろえた、チャスル(CHASURU)では、ティーエッセイストの茂木雅世がセレクト、監修をした『SUKICHA 数寄茶』(400円〜)を提供。茶の種類や、花や果実などを選び、自分の体調や気分に合わせた好みのブレンドティーを楽しめる。夜は『お茶カクテル』など健康に配慮したアルコールを提供するバーとして営業する。 施設内を改めてよく見ると、シアターズィーの「Z」を模した棚など、組み合わせて遊べるテーブルまで、全て一から作られたこだわりに気づくだろう。宿泊には、自社でデザインし発注したというテントを使用し、寝袋やブランケットの他にオリジナルのパジャマの貸し出しもある。 ツバキのようなおにぎりとお茶漬け 朝食には、ケータリングや食に関するアートイベント『ものがたり食堂』を中心に活動するさわのめぐみとコラボレーションした、鮮やかでユニークなフードを楽しめる。 『お茶漬』(700円)※朝は500円 シアターズィーは、訪れる人々と「育てていく」場所であると、蒼樹(ソーウッド)社COOで運営メンバーの外山達也は話す。集う人々の化学反応によって、さまざまな活用が自由自在にできる場だからだ。今後はワークショップ、新人映画監督との上映会などの企画が期待される。 未体験の映画と出会うもよし、隣り合った宿泊者との新たな交流もよし、それぞれのストーリーが紡がれる場所を訪れてみてはいかがだろうか。  シアターズィー(Theater Zzz)の詳しい情報はこちら 関連記事『東京、今泊まりたいホテル&ホステル2019』

オーセンティックな空間でアートを堪能、「ノード ホテル」京都にオープン
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オーセンティックな空間でアートを堪能、「ノード ホテル」京都にオープン

バリー・マッギー、ベルナール・フリズ、五木田智央……。日本では、美術館でもなかなかお目にかかれない、現代美術の人気作家たちの作品を堪能できる、新しいアートホテルが京都に誕生した。その名はノード ホテル(node hotel)。ただの宿泊施設ではなく、国内外のアートファンや文化人が集う「結節点(=node)」となり、作品や人との出会い、体験を提供する。 客室は「アートコレクターの住まい」をイメージ 京都市の中心部、四条西洞院に建てられた、新築5階建ての建物。祇園祭開催時は、すぐ近くに蟷螂山鉾(とうろうやまほこ)が建つ、絶好の立地だ。 迫力ある大開口のエントランス部分は天井も高く、京都では珍しく開放的な雰囲気。天井は植物で覆われており、コンクリートを有機的に彩る。壁には平面作品、棚には彫刻などの調度品がセンス良く並び、置かれてある家具の一つ一つも、静ひつで美しい。 客室へと続く廊下は照度が低めで、感覚が研ぎ澄まされる。客室は、グレーを基調とした落ち着いた印象。飾り彫りが施されたベッドのヘッドボード、キルティングのベッドカバー、インドの手織りの絨毯、部屋ごとに趣の異なるトライポッドチェア……。これらは海外の職人たちによるハンドメイドで、このホテルのためにデザインされたもの。陶器でできた照明は、京都の陶芸家、大森準平の作品。既製品にあふれた現代において、高い理想のもと、手仕事で作られた家具は、過度に主張しなくても、豊かさを感じさせてくれる。 客室デザインは、「アートコレクターの住まい」をイメージしているそうだ。非日常を味わう観光ホテルではなく、アートコレクターのような人々が実際に実践している “理想の暮らし” を体験するための場所。アヴァンギャルドな思想のもとでつくられたアート作品と、妥協のないオーセンティックなデザインの家具が、対立せず、むしろ共鳴し合い、同じ空間の中で調和している。  アートを介した交流が生まれるパブリックスペース 奥行きのある1階は、宿泊者以外も利用できるパブリックスペース。奥はレストラン、手前はギャラリーとなっており、イベントの内容によってフレキシブルに形を変える。ここでは、今後国内外のギャラリーやアーティストの名前を冠したポップアップや、ブランドとのコラボレーションイベントを行う予定だという。 「現代美術の最先端を感じられる展覧会やイベントを企画し、それらに際したレセプションパーティを通して、感度の高い人々が集まり交流する場に育てていきたい」と関係者は語る。 ホテルの楽しみのひとつである朝食では、京都で暮らすスタッフたちが見つけてきたローカルのパンなど、地元のおいしいものが味わえる。気に入ったら、実際に店まで足を運んでみてもいいだろう。ディナーは、世界中のあらゆる食文化が混ざり合ったジャンルレスなスペシャリテとセレクトしたワインが楽しめるそうだ。時間帯によってカフェやバーとしても利用できる。 いつまでもそこにいたくなる心地よさと、空間になじみながらも存在感を放つアート作品、好奇心をそそられるイベントの数々。アートを介した刺激的な出合いを求める人には、うってつけのホテルといえるだろう。  ノード ホテル(node hotel)公式サイトはこちら テキスト:木薮愛  

東京の変遷を見続けてきた1日1組限定のホテル、東京リトルハウスとは
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東京の変遷を見続けてきた1日1組限定のホテル、東京リトルハウスとは

居酒屋や飲食店が立ち並ぶ赤坂の繁華街に、2階建ての木造家屋がある。1948年、戦後まもなく建てられたこの家は、変わりゆく赤坂の街を見守り続けてきた。 その古民家が、元の建物を生かしながら大幅にリノベーション。2018年2月より、東京リトルハウス(TOKYO LITTLE HOUSE)の名のもと、約10坪の建物は、1階はカフェ、2階は1室だけの宿泊施設として運営している。  代表を務めるのは、人文書などの編集に携わってきた深澤晃平。彼の祖父母によって建てられたこの建物には、祖父母の死後も、親族や彼自身が住み続けてきた。幼い頃から毎週のように通っていた赤坂の家に学生時代から住むようになり、「外国の都市を旅行するのと同じように、東京の街を歩き回るのが面白くて仕方なかった」という深澤。東京への興味が深まるとともに、かつてこの都市に広がっていた風景に想像をめぐらせながら、観光の拠点となる場所へと祖父母の家を生まれ変わらせたいと考えるようになった。 「東京リトルハウス」というネーミングは、1943年にアメリカで出版された絵本『THE LITTLE HOUSE』に由来している。丘の上の小さな民家が周囲の都市化とともに高層ビルに囲まれ、やがて郊外へと移っていくという物語だ。焼け野原に建ち、高度経済成長やバブルを経て今日まで東京の変遷を見つめてきたこの家を題材に、『ちいさいおうち』の物語を東京版へと読み替えてみたかったと深澤は言う。  『THE LITTLE HOUSE』(邦訳『ちいさいおうち』/岩波書店 作:バージニア・リー・バートン) 実際の改修にあたっては、電気や水道などの専門工事はプロに依頼するも、大部分は大工の指導のもと深澤の妻でライターの杉浦貴美子と、翻訳者のサム・ホールデンがDIYで手掛けた。 まずは2階の宿泊施設から紹介していこう。急な階段を上って客室に入ると、ベッドルームと6畳の和室がある。当時はどの家もこんな風だったのだろう……とノスタルジーを感じさせる6畳の和室は、昭和20年代の建築当時からほとんど手つかずの状態で残されている。 2階 客室  リノベーションでは、床や天井部に断熱材を入れ、二重窓にして防寒、防音対策をするなど居住性を高めた。また一部の壁を取り除き、モダンに改修したベッドルームと昔ながらの和室に連続性を持たせるようにした。 「何を残してどこを変えるか、喧々諤々(けんけんがくがく)の議論を妻と繰り返しました」と深澤は笑う。 かつてこの家で使用していた建具や生活用品なども、随所に再利用している。床の間の板は、ローテーブルの天板に。台所で使われていた引き戸は下駄箱の棚板へと生まれ変わった。キッチンの食器棚には、押し入れの棚板を使用している。建築当時からの木枠の窓(リノベーション時に外側にもう1枚、窓をはめ込み、二重窓にした)を開け放てば、手を伸ばせば届きそうな場所に赤坂のネオン街が広がっている。 土壁の一部はあえて露出、竹小舞を見せることで、かつての日本家屋の造りが分かるようにした 開業以来、宿泊しているのはほとんどが外国人。しかし、日本人が滞在しても存分に憩うことができそうだ。電子レンジや冷蔵庫、IHクッキングヒーターに炊飯器も用意しており、暮らすように旅気分を味わうことができる。 1階はカフェ&ギャラリーとして営業。有名コーヒーロースターに勤めていた、深澤の実妹が切り盛りする。丁寧に淹れたコーヒーはテイクアウトでも提供。おいしいコー

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