東京ガイド

ローカルエキスパートによる都市生活者のためのベストガイド

世界一クリーンな街、東京の知られざる「ごみ問題」
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世界一クリーンな街、東京の知られざる「ごみ問題」

東京を訪れる外国人たちの多くが驚くのは、その清潔さだ。多くの人々が行き交う大通りから公共空間のトイレに至るまで、東京の街は常に美しく保たれている。世界最大級の人口密度を誇る大都市でありながら、東京はこれまで「衛生的でクリーンな街」として世界に認知されてきた。しかし、そんな東京に近年、異変が起きている。人々からは見えないところで大量のごみが行き場を失い、あふれ始めているというのだ。 「今、東京のごみ処理施設は、どこも満杯の状態です。このままだと、そのうち東京の街中にごみがあふれ、常に『ハロウィン直後の渋谷駅前』のような状態になるかもしれません」 そう話すのは、東京都で産業廃棄物処理事業を展開する日本サニテイションの専務取締役、植田健だ。清潔な街、東京にごみがあふれる……。にわかには信じがたい話だが、その背景にはいったい何があるのか。 植田健 「日本では法律上、ごみは大きく一般廃棄物と産業廃棄物に大別されます。産業廃棄物とは、企業や商店などの事業活動によって生じた廃棄物のうち、法律で定められた20種類を指します。一般廃棄物はそれらに該当しないもののことで、一般家庭から出る生活ごみや、企業と商店で出る産業廃棄物以外のごみです」 家庭から出る生活ごみは、私たちがよく知っている通り、各自治体が処理している。一方の産業廃棄物については、それぞれの事業者が自分の責任で処理しなければならない。そのため各事業者は、専門の業者に産業廃棄物の処理を有料で委託している。日本サニテイションもこうした専門業者の一つで、関東近郊のオフィスや工場、医療施設からさまざまな廃棄物を収集運搬し、適切に中間処理を行っているのだ。 「中間処理とは、廃棄物を安全に埋め立てて処分するため、分別や減容、無害化などの工程を行うことです。私たちは各企業から収集したごみを、自社の中間処理施設をはじめ提携する都内の複数の処理場に搬入しています。しかし近年、処理場に持ち込まれるごみの量が目に見えて増えているのです」 植田によれば、処理場の前には常に搬入を待つごみ収集トラックの長い列ができ、入場までに5、6時間も待機しなければならない状況が常態化しているそうだ。 なぜ、中間処理施設に大量のごみが持ち込まれるようになったのか?  植田はその理由について次のように指摘する。「最大の理由は、2017年末に中国が廃プラスチックの輸入規制を始めたことです。廃プラスチックとは産業廃棄物の一種で、廃タイヤや合成ゴムくず、使用済みのペットボトルや弁当のプラスチック容器なども含まれます。日本はこれまで、こうした廃プラスチックを中国に向けて大量に輸出していました。それが輸入規制されたことで、行き場のなくなったプラスチックごみが国内にだぶつくようになったのです」 あまり知られていないが、実は日本は米国、ドイツに次ぐ世界第3位の廃プラスチック輸出大国である。2017年に輸出された廃プラスチックは約143万トンで、そのうちのおよそ半分(約75万トン)が中国向けに出荷されていたという。 中国は1980年代以降、国内での資源再利用を目的に、廃プラスチックを含む資源ごみを大量に輸入してきた。そんな中国が廃プラスチックの輸入規制に踏み切ったのは、再資源化できない汚れた廃プラスチックや、分別しきれずに紛れ込んだ夾雑物(きょうざつぶつ)が不法投棄されるケースが後を絶たず、社会 問

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Tokyographie 2019で行くべき無料の展示5選
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Tokyographie 2019で行くべき無料の展示5選

アジア屈指のフォトフェスティバル『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』。毎年夏にフランスで行われる『アルル国際写真フェスティバル』のように、KYOTOGRAPHIEでは、京都の市内各所で一連の写真展が開催され、世界各国の写真家による初公開の作品の数々が展示される。展示会場は通常のギャラリーのみならず、京都文化博物館 別館、京都新聞印刷工場跡、二条城といった、文化的価値の高い名所が名を連ねるのもユニークだ。 同フェスティバルは毎年4月に開催され、そのために京都を訪れるだけの価値があるだろう。もし、今年のフェスティバルを見逃してしまったのなら、現在その展示の一部を東京で見れるのでぜひ足を運んでほしい。  Benjamin Millepied 'Freedom in the Dark' supported by Zadig & Voltaire Photo: Takeshi Asano KYOTOGRAPHIEの創設者であるルシール・レイボーズと仲西祐介は、京都の街が持つエネルギーと雰囲気に魅了され、2013年にプロジェクトを開始した。2人は今、その舞台を東京へと広げようとしている。目指すゴールは、街の多面的な姿に光を当てつつ、アートをより身近なものにすることだ。 初開催の去年に引き続き、今回2回目の開催となるTOKYOGRAPHIEは、現在フジフィルム スクエア、ザディグ エ ヴォルテール青山店、アニエスベー ギャラリー ブティック、カシヤマ ダイカンヤマで開催されており、会期は2020年1月12日(日)まで。今年のKYOTOGRAPHIEから抜粋された作品が展示され、入場は全て無料だ。ここでは、TOKYOGRAPHIEで作品が展示される5人のアーティストを紹介しよう。 Ryuichi Sakamoto, New York City, 1989. Photo: Albert Watson アルバート・ワトソン アルバート・ワトソンは、間違いなく現代で最も人気の高い写真家の一人だ。世界中で『VOGUE』の表紙を100以上撮影し、映画『キル・ビル』『SAYURI』『ダ・ヴィンチ・コード』といった数々の映画のポスターも手がけている。よく知られているのは、ミック・ジャガー、アルフレッド・ヒッチコック、スティーブ・ジョブズなど著名人のポートレート。KYOTOGRAPHIEで展示されたコレクション『Wild』は、坂本龍一のアルバム『BEAUTY』のジャケット用に撮影されたポートレートや風景写真を展示する。会期は2019年12月12日(木)まで。 Photo: Vik Muniz/Xippas Gallery for Ruinart (TBC) ヴィック・ムニーズ  ブラジル人アーティストのヴィック・ムニーズは、彫刻家としてキャリアをスタートした後、写真をメインに手がけるようになった。彼の作品は、自身で制作した作品を撮影したものが多い。今年ムニーズは、世界最古のシャンパーニュメゾン 、ルイナールにアーティスト イン レジデンスとして招へいされた。そこでワイン生産業者やブドウ畑にインスピレーションを受けたムニーズは、黒く染めた木や木炭、シャルドネの葉などの有機的な素材を用いて一連の作品を制作した。複数の媒体を使用した彼の作品は、見る者に対して、現実と記憶の関係を常に問うことを促す。会期は2019年12月8日(日)まで。 Photo: Weronika Gęsicka, Vibe, 2019. Courtesy of th

東京、アダルトナイトアウトガイド
ナイトライフ

東京、アダルトナイトアウトガイド

東京にはさまざまなフェティシズムの愛好家を満足させる、ディープな世界が広がっている。ここでは初心者でも比較的に行きやすいフェティッシュなイベントやバー、ワークショップをセレクトして紹介する。 ロープアーティストで緊縛師のHajime Kinokoが主宰する緊縛のワークショップや、2019年4月にオープンしたばかりの閉館した全国の秘宝館の展示品などを店内にディスプレイしたバー、ラッパーでプロデューサーのRYUZOが手がけるジェントルマンズクラブなどだ。刺激的な一夜を過ごしたい日には、入門編としてぜひ足を運んでみてほしい。

二重のバリアを通して見た日本のマルチカルチュラルリズム
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二重のバリアを通して見た日本のマルチカルチュラルリズム

東京の社会福祉施設で働くグリズデイル・バリージョシュア(ジョシュ)は、カナダ出身の37歳。四肢にまひがあるため、4歳から電動車いすで生活している。そんな彼は、障がいを持つ訪日外国人観光客向けに日本のバリアフリー情報を発信するウェブサイトの運営者としての顔も持つ。日本において「外国出身」「障がい当事者」という2つのバリアに向き合ってきたジョシュに、日本のマルチカルチュラルリズムに対する期待と課題を聞いた。 ジョシュが運営する観光情報サイト『ACCESSIBLE JAPAN(アクセシブルジャパン)』では、東京を中心に、観光施設や交通機関、宿泊施設などのバリアフリー情報を英語で紹介している。 日本のバリアフリーについて、ジョシュは「世界から見ても非常に高いレベル」と強調する。特に東京の公共交通機関のバリアフリー化は進んでおり、車移動が中心だったカナダにいた時よりも「自由に行動できる」と感じているそうだ。 「ところが、海外の人にはそのことがあまり知られていない。英語によるバリアフリー情報の発信が進んでいないからです。これは非常にもったいない。障がいを持つ外国人でも、日本のホテルや交通機関を問題なく利用できると分かれば、もっと多くの人々が日本に来られるようになる。私がウェブサイトを始めた理由は、そこにあります」 ジョシュは高校時代に日本語を学んだことで日本の文化に関心を持ち、2000年に初来日。その後、2007年に日本に移住し、2016年には日本国籍も取得した。しかし、外国出身の障がい者として日本で暮らす立場になると、さまざまな壁に直面したという。 「まず苦労したのは、仕事探しと家探しですね。言葉の問題やバリアフリーに対応できないことなどを理由に、断られてしまうんです。また運良く仕事が見つかっても、日本の法制度では、就労時間中にヘルパー派遣などの障がい福祉サービスを使うことができないという問題があります。障がい者の社会参加という意味では、まだまだ改善点が多いと感じます」 一方、日本に暮らす外国人の数は約266万7000人(2019年1月1日時点)となり、日本の総人口比で初めて2パーセントをこえた。こうした変化を背景に、生まれた国や性別、障がいの有無などを問わず、誰もが生き生きと暮らせるマルチカルチュラルな社会の実現が急がれている。 「そのためには地域や学校、職場などで、互いにコミュニケーションを取る機会をもっと増やす必要があるでしょう。触れ合う機会がないまま、いきなり外国人や障がい者と向き合っても、どうしていいか分からないですよね。特に日本の人々は礼儀正しいので、失礼な言動をしてしまうことを恐れて身構えてしまう。重要なのは、接し方を知ることです。外国人や障がい者は特別な存在ではなく、身近な存在であると多くの人が思えたら、日本社会はよりマルチカルチュラルな社会になっていくはず。私はそう思っています」

東京、年越しイベント2019-2020
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東京、年越しイベント2019-2020

「年越しは自宅派」を貫いてきた人も、たまにはカウントダウンイベントで盛大に新年を迎えてみるのもいいだろう。ナイトクラブで盛り上がるもよし、仲間とともに浅草花やしきや中華街へ繰り出すもよし。ここでは、最高の瞬間を迎えるにふさわしい定番イベントや、豪華アーティスト、DJが集うパーティーを紹介する。 

マイクをつかめ!タイムアウト東京 オープンマイクイベント
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マイクをつかめ!タイムアウト東京 オープンマイクイベント

タイムアウト東京が主催するオープンマイクイベントの第2回が、タイムアウトカフェ&ダイナーで開催される。オープンマイクとは、演奏や歌唱、マジックなどジャンルを問わずに誰でも自由に飛び入り参加できるステージを開放したイベントだ。第1回では、音楽をテーマに、ラッパーやアコースティックバンド、シンガーら12組が集合。次回は12月19日(木)に開催が決定した。 ※応募方法は近日更新予定。 出演規定 ーソロでの参加は2曲まで、グループやバンドでの参加は3曲まで(演奏時間は最大15分まで) ージャムセッションは不可(歌詞のある楽曲のみ) ージャンル不問機材について ーマイク2本とマイクスタンド- DJ Mixer: Pioneer DJM-900nexus- CDJ: Pioneer CDJ-2000 (x2)- Turntable: DJ PLX-1000, Professional Turntable (x2)– Additional equipment or instruments will have to be provided by performers

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冬しかできないこと

こたつのあるカフェ&居酒屋6選
レストラン

こたつのあるカフェ&居酒屋6選

東京の冬は寒い。雪国のようにセントラルヒーティングや断熱性の高い設備があるわけではないので、こと屋内に関しては凍える思いをすることが多いのだ。 そんな環境であるから、我々がこたつの魅力に抗えないのも仕方のないこと。こたつに体を埋めながらの食事は酒は、どうしてあんなにも美味いのだろうか。本記事では自室にこたつがない人々のために、こたつ席を用意しているカフェや居酒屋を紹介する。

東京、ロティサリーチキン10選
レストラン

東京、ロティサリーチキン10選

フランス語で「あぶり焼き」を意味する「rotir(ロティール)」という技法で、鶏丸ごとをじっくり焼き上げるロティサリーチキン。専用のグリルで回しながら焼くため、余分な脂が落ち、表面はパリッと香ばしく、中はしっとりジューシーに仕上がる。焼き上げる際に出る鶏の肉汁をたっぷり含んだジャガイモも、見逃せない名脇役だ。 今回はテイクアウト可能な専門店を中心に、ロティサリーチキンを提供している10軒を紹介する。どの店も予約してからの来店がおすすめだ。クリスマスの食卓に華を添えよう。

東京、イルミネーション
Things to do

東京、イルミネーション

今年も東京の夜を彩るイルミネーションが各所にともり出す。ここでは、ロマンチックな大人の雰囲気を楽しめる丸の内やミッドタウン、豪華なイルミネーションが圧巻の読売ランドなどの定番スポットだけでなく、紅葉イベントとともに行われる日本庭園のライトアップや教会のクリスマスイルミネーションなど、幅広い視点でイベントをピックアップ。恋人と、家族と、思い出に残る時間を過ごしてほしい。

クリスマスツリーに飾りたいオーナメント
ショッピング

クリスマスツリーに飾りたいオーナメント

来月に迫るクリスマス。プレゼントやケーキなど、クリスマスの準備をそろそろ始めようという人も多いのではないだろうか。ここでは、定番のサンタやキャンディーのモチーフではなく、寿司や人魚、UFOなど「こんなものまで?」と驚きや個性あふれるユニークなオーナメントを販売している店を紹介する。今年のツリーは個性を発揮させて彩ってほしい。

インタビュー/コラム

インタビュー:コンドームソムリエAi
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インタビュー:コンドームソムリエAi

「コンドームソムリエ」という斬新な肩書きを目にしたことがあるだろうか。 Twitterのフォロワー数2万人近く、コンドームを通して性教育に関する情報発信を行う彼女は、中学校で働く現役の保健室の先生でもある。 彼女に続きコンドームソムリエ見習いとして発信を始める中学生や、性教育を学ぶためのサークル活動を行う大学生などのミレニアル世代も現れ、自身の体を守ることや性について学ぼうという熱が高まっている。その背景にはSNSでの発信のほか、実際に触れてみるコンドーム試触会や学生向けの講演活動の影響もあった。 活動を始めて1年になる現在、おすすめのコンドーム情報からコンドームソムリエを名乗る理由、コンドームを「着けない」派へ伝えたいことなど、その思いを聞いてみた。

インタビュー:南條史生
アート

インタビュー:南條史生

六本木の森美術館では、2019年11月19日(火)から『未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか』が開催される。本展会期中に同館の館長を退任する南條史生に、展覧会が描く「未来」について話を聞いた。

インタビュー:Kyotaro Miula(Minami Deutsh)
音楽

インタビュー:Kyotaro Miula(Minami Deutsh)

 「クラウトロック」と呼ばれる音楽ジャンルを知っているだろうか。ドイツ料理のザワークラウトを文字って名付けられたクラウトロックは、パンクロックからエレクトロミュージックにまで多大な影響を与えたドイツ発祥の実験音楽だ。代表的なバンドとしてCANやNEU!、Kraftwerkなどが挙げられるが、その音楽性は多様で一口に言い表すのは難しい。クラウトロック誕生から半世紀が過ぎた現在、シーンに新たな地平を切り開く日本人バンドが注目を集めている。 クラウトロックがもつ実験性を継承しながらも再構築する気鋭バンドMinami deutsch(南ドイツ)は、フロントマンのKyotaro Miula(ギター、ヴォーカル)を中心に2014年に東京で結成された。Kyotaroのベルリン移住をきっかけにヨーロッパで精力的なツアーを行いながらオーディエンスを増やしている。 南ドイツが奏でる研ぎ澄まされたミニマルグルーヴと中毒性のあるハンマービートのループは聴く者の脳内に侵食し、サイケファンだけでなく、音楽を愛する者に爽やかな快感を与えてくれる。ソールドアウトとなった2019年9月のベルリン公演でも、オーディエンスを気持ちの良いトランス状態に引き込む極上のサイケデリアサウンドを披露した。 フロントマンのKyotaro Miulaに、バンドの世界観や同じく海外で注目を浴びるサイケデリックバンド幾何学模様との関係、CANのダモ鈴木との共演について語ってもらった。

Tokyo Insider

Tokyo Insider #8 xiangyu
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Tokyo Insider #8 xiangyu

餃子大好きシャンユー、野毛、蒲田、渋谷でおすすめの餃子をレコメンド。

Tokyo Insider #7 Kyotaro Miula(Minami Deutsh)
トラベル

Tokyo Insider #7 Kyotaro Miula(Minami Deutsh)

ドイツ各地で行われたライブはソールドアウトとなるなど、注目を集めるバンド南ドイツ。 ここでは今行きたいベルリンの「音楽」にまつわるヴェニューを中心に紹介する。

Tokyo Insider #6 SUGAI KEN
音楽

Tokyo Insider #6 SUGAI KEN

淫靡(いんび)さを感じさせるアンビエント作品が国際的な評価を得ているSUGAI KEN。 彼が選んでくれたのは、ズバリ「食」にまつわる店。浮世離れした彼の音楽性とは対照的な、ローカル感あふれるセレクトが面白い。

あの人の行きつけで知る東京の楽しみ方

東京のベスト特集

池袋でしかできない55のこと
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池袋でしかできない55のこと

2019年7月観光庁による民泊届出数統計で、東京では豊島区が新宿に次ぐ数を記録した。現在も話題の複合施設が続々と建設され、新たな文化、芸術の発信地として注目を集めているエリアだ。東京第三のターミナル都市である池袋、文化的で閑静な住宅街である目白や雑司ヶ谷、下町の情緒が残る大塚、通称「おばあちゃんの原宿」と知られる巣鴨などその魅力は多彩である。 魅力的な5つのエリアごとに最新の娯楽施設から、ギャラリー、地域の人々に愛されているレストラン、喫茶店、隠れた名店、ナイトライフなどのおすすめスポットを紹介する。 

新宿、ベスト居酒屋20選
レストラン

新宿、ベスト居酒屋20選

さまざまな人が行き交う都心の歓楽街、新宿。1960年代から70年代にかけては、ヒッピーや、フォーク・ジャズミュージシャン、演劇人らアングラな文化を愛する若者たちが集い、酒を飲み交わすカウンターカルチャーの聖地でもあった。近年では、思い出横丁やゴールデン街に外国人客が押し寄せ、また違った表情を見せている。ここでは、そんな時代を感じられるチャージフリーのジャズ居酒屋や、三島由紀夫ら文化人も通った老舗、なぜか外国人客でにぎわう店など、予算1,000円から飲める名居酒屋を紹介する。もれなく終電を逃したら、はしごしてディープな新宿の夜を謳歌(おうか)してほしい。  関連記事:『新宿でしかできない101のこと』 『東京、ベストレストラン100』

東京、ジャケ買いしたい手土産
ショッピング

東京、ジャケ買いしたい手土産

「手土産は絶対ここで」と毎回決めている人も多いかもしれないが、時には、ちょっと冒険してみてはいかがだろう。ここでは、味はもちろん、まずパッケージに「胸キュン」し、思わず誰かに贈りたくなるような美しい手土産を厳選して紹介する。「運命の一輪に出会う」バラのボックスや、フランス文学者で画家の鈴木信太郎が手がけたもの、外箱だけでなく中のヌガーなどの包み紙までキュートなものなど、相手の喜ぶ顔を想像しながら、とっておきの手土産を選んで「ジャケ買い」してみよう。

東京のシークレットスポット50
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東京のシークレットスポット50

タイムアウト東京では、今までベストレストランや、ショップを紹介してきたが、東京には秘密にしておきたいとっておきの場所がある。この特集では、隠れ家レストラン、黒湯温泉にストリートアート、バイブバーに深夜のショッピングと、グルメやショッピングから、カルチャーまで、すべてが充実している東京だからこそ見逃していた秘密のスポットを紹介する。

立石飲み歩き14選
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立石飲み歩き14選

立石という場所を知っているだろうか。葛飾区にある風情溢れる下町だが、実は、知る人ぞ知る飲んべえの聖地なのである。モツ焼きを中心に、寿司やおでん、餃子、焼き肉などを、驚きの旨さと価格で味わえるこの地では、3軒はしごして1人5,000円以内で済むということも稀(まれ)ではない。立石は、どの店に入っても昼間から素性の分からないおじさんたちで賑わっている。昼から飲む人、夕方から飲む人、食休みスポットや、シメにふさわしい店など、立石を楽しみ尽くすことのできるヴェニューを14軒紹介する。酒飲みを自称するあなたなら、立石の虜になってしまうこと間違いなしだ。

東京、ブルワリーパブ10選
バー

東京、ブルワリーパブ10選

ビール愛好家の終着点ともいえるブルワリーパブとは、ビールの醸造と提供を同じ場所で行っているパブのこと。品質の劣化が最小限に抑えられたフレッシュなビールを楽しめるのだ。店の醸造のローテーション次第で、オリジナルビールが登場したり、エールやピルスナー、スタウトなど、様々なタップメニューを味わえたりする。味だけでなく、むき出しの醸造タンクが堂々と鎮座する重厚な光景も醍醐味(だいごみ)だ。ここでは、年々軒数が増えつつあるブルワリーパブを、都内と東京近郊からセレクトして紹介。知れば知るほど深みにはまる、ディープなビアワールドに案内する。

レストラン&カフェ

東京、海鮮丼5選
レストラン

東京、海鮮丼5選

丼に飯を盛り、上に並べた刺し身と楽しむ海鮮丼。使う食材は寿司と同じだが、職人の繊細な技術を堪能するというより、食べ手がしょう油やワサビで好きなように楽しむ、素朴でダイナミックな料理だ。 シンプルだが、オフィス街のランチタイムでは不動の人気メニューでもある。さらに海鮮丼は、時間が空くとふと強烈に食べたくなる、不思議な魅力がある。以前、大の日本通というオランダ人の記者に「日本で一番好きだった食べ物は?」とたずねたら、ラーメンでも天ぷらでもなく「築地市場で朝食に食べた、海鮮丼が何年経っても忘れられない」と聞いてなるほどと思った。確かに、市場には海外からの観光客が行列を作っている店もあり、海鮮丼は日本人のみならず海外の人にもファンが多い。 近年、都内では好みの刺し身をカスタマイズして楽しんだり、タワーのように豪快に盛り付けてあったり、居酒屋で24時間オーダーできるものなど、さまざまなスタイルが登場している。ここでは話題の海鮮丼が食べられる店5選を紹介する。

東京、本場の味が楽しめるメキシコ料理店
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東京、本場の味が楽しめるメキシコ料理店

メキシコと聞いてまず思い浮かぶものはその代名詞とも言えるタコス、そしてテキーラだろう。ハリウッド映画やアメリカのドラマシリーズで見かけるメキシコのギャング、麻薬組織などの印象もあり「陽気だけど治安が悪そう」といったイメージを持つ人もいるかもしれない。実際、東京と比べて治安は良いとは言えないが、メキシコはアートやガストロノミーの分野だけにとどまらず、様々なフィールドから注目されている国の一つだ。 そして、東京にも多様なスタイルのメキシカンダイニングやバーが、近年続々とオープンし、にぎわいをみせている。主流はアメリカンスタイルのメキシコ料理「テクス メックス」。ブリトーやファヒータなどのメニューがそれで、日本には戦後、アメリカ軍が持ち込んだ。本記事では、日本在住のメキシコ人らが認める、リアルなメキシコ文化を体感できる店を紹介する。レストランだけではなく、現地から取り寄せた伝統工芸品を扱う雑貨店や、珍しいテキーラやメスカルを楽しめるバーなど、メキシコという国の魅力を堪能してほしい。

東京、舌がしびれるピリ辛アジア麺6選
レストラン

東京、舌がしびれるピリ辛アジア麺6選

カレンダー上は夏の盛りをとっくに過ぎ、秋に入りつつある東京。しかし気温30度を超える日も続き、なかなか暑さが止まらない。ならば夏気分を味わい尽くすべく、辛い食べもので思いっきり汗をかいてはどうだろう。 辛くておいしいものは無数にあるが、手軽なのは万人好みの辛い麺料理。日本のラーメンをあえて除外し、アジアの麺にしぼったら、すべり込みの夏休み感も合わせてさらに楽しめるかもしれない。東京ではアジアだけでも、さまざまな辛い麺が食べられる。中国の四川省発祥だが、日本オリジナルに進化した各種担々麺、唐辛子をたっぷり使った韓国のビビン麺、カレー風味のタイのカオソーイなど……。舌をビリビリしびらせ、汗を流して令和元年の夏を締めてみては。

東京、クリームソーダ10選
レストラン

東京、クリームソーダ10選

カラフルなソーダの上にバニラアイスが浮かぶ、目にもおいしい飲み物、クリームソーダ。「西洋のハイカラな飲み物」として日本に上陸して100年余り、今なお愛される理由はその奥深さにある。ソーダのシロップ、トッピングの種類など、アイデア次第でクリームソーダはさまざまな姿に変わる。我々をあっと驚かせてくれるファンシーなものもあれば、「やっぱりこの味」としみじみさせてくれるものもあり、飽きさせることがないのだ。今回は、老舗の喫茶店からフォトジェニックなカフェまで、個性的なクリームソーダを扱う10店を紹介する。

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ナイトライフ

蒲田、夜の散歩ガイド
ナイトライフ

蒲田、夜の散歩ガイド

東京の南東、大田区の真ん中に位置する蒲田は、一見これといった特徴がない街だと思うかもしれない。しかし、この街には豊かな歴史やユニークでディープな店、素晴らしいレストランであふれているのだ。 かつて蒲田は、現在の原宿や渋谷と同じような流行の発信地だったことがある。戦前は映画の町として知られ、有名な松竹スタジオ(若き小津安二郎が監督デビューを果たした場所)があった。その後、松竹スタジオは1930年代後半に移転。戦後数十年にわたり、太田区の小規模工場が日本の大企業にとって重要な部品供給源となると、再び蒲田を中心とした商業活動が行われるようになり、これまでとは違った形で有名になった。 今日、蒲田エリアは活気のある店(大手手芸店のユザワヤ本店など)や黒湯、羽田空港にアクセスしやすいことなどで知られている。ここでは、蒲田に住むスタッフ2人のおすすめと取材を進めていく中で知り合った蒲田愛あふれる住人から聞いた、アフター5から楽しめる夜のディープスポットを紹介したい。

東京、ラグビーが観戦できるバー
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東京、ラグビーが観戦できるバー

世界が注目するラグビーワールドカップの日本大会が、2019年9月20日(金)〜11月2日(土)開催される。ここでは、渋谷や六本木、恵比寿など都心にある、定番のスポーツバーのほか、普段はスポーツ番組を放映していないが日本代表戦が見れる居心地の良いバーなど、友人同士や大人数で楽しめる東京のバーを紹介する。ぜひ街に出て、4年に1度の熱い戦いを仲間とともに観戦してみてはいかがだろう。

東京、2019年にオープンしたミュージックバー
ナイトライフ

東京、2019年にオープンしたミュージックバー

ここ数年で夜の楽しみ方が多様化している。2019年6月には東京都が、通年計画で実施するナイトライフイベントや地域のナイトライフヘの取り組みへの観光振興助成金の募集を開始し、話題となった。ここでは、DJがセレクトする音楽と酒が楽しめるミュージックバーを紹介したい。今年は渋谷に集中的にオープンした印象で、セレクトする酒や内装に力を入れていたり、昭和の老舗スナックを改装したユニークなものまでさまざまだ。クラブまで足を運ぶほどではないが、良い音楽と酒を楽しみたいと思った夜には、ぜひ参考にしてほしい。

東京、卓球バー5選
ナイトライフ

東京、卓球バー5選

2020年の東京オリンピックの競技のひとつとして、男女ともにメダル獲得が期待される卓球。2019年7月には、星野リゾートが手がけるOMO5 東京大塚内に卓球バーがオープンするなど、カジュアルに楽しめる場所が増えてきている。魅力はなんといっても、卓球台と酒があることによって、知らない客ともカジュアルに盛り上がれることだろう。ここでは、15名での貸し切り可能な個室を備えた中目卓球ラウンジや、卓球スクールやショップも併設したティーフォートウキョウなど、都内の卓球バーを紹介する。

トラベル

台北、48時間ガイド
トラベル

台北、48時間ガイド

日本から約4時間ほどで行ける台湾は、日本人の海外旅行先ランキングでも常に上位に入ってくる人気の観光地だ。『千と千尋の神隠し』のワンシーンに出てきそうなノスタルジックな景観の九份(きゅうふん)、昔ながらのゲームやB級グルメを楽しめる夜市、足つぼマッサージや台湾シャンプーなど癒しの時間を提供する美容スポットなど見どころも多い。

京都、シークレットガイド
トラベル

京都、シークレットガイド

目まぐるしい種類の寺院や宝物が存在し、一年を通じ観光客を惹きつける古都京都。日本一の観光都市であるということは、紛れもない事実だ。 一方で、旅行客による混雑や、中心部の交通渋滞なども有名で、初めて訪れる人は、主要観光スポット以外を訪れる余裕があまりないことも多い。人とは違う京都旅をしてみたいという人に、タイムアウト東京が選ぶシークレットスポットを紹介しよう。

大阪、48時間でできること
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大阪、48時間でできること

西日本最大の街、大阪。大阪城やユニバーサルスタジオジャパンなど、見どころ満載の大阪は、すでに観光地としても大人気のエリアだが、48年ぶりに太陽の塔の内部が公開された今年は、より盛り上がりを見せそうだ。もちろん、定番スポットを巡るだけでも十分楽しめる街ではあるが、せっかくならば、地元の人も足繁く通うローカルスポットや、ユニークなヴェニューなど、もう一歩ディープな大阪も覗いてみたくはないだろうか。ここでは、道頓堀や法善寺横丁などの定番はもちろん、エッジの効いたアイテムを販売するショップや潜水艦を模したバー、話題の大衆食堂など、様々なジャンルのヴェニューを「48時間で楽しめる大阪ガイド」として紹介する。右にスライドしていくと、1日の流れが見られるようになっているので、大阪旅行のプランをたてる際に、参考にしてもらえたら嬉しい。

北杜でしかできない10のこと
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北杜でしかできない10のこと

八ヶ岳と南アルプスの麓に位置し、豊かな自然と水に恵まれた街、山梨県北杜(ほくと)市。東京から電車や車で2時間というアクセスの良さから、雑誌の「2018年版住みたい田舎ベストランキング」で初の全国1位を獲得するなど、年々注目を集め、都心からの移住者が増えている。5つの日本百名山や、日本一の名水の里、日照時間日本一、オーガニック野菜やフルーツの生産など、四季を通して様々な楽しみ方ができる街の魅力を紹介する。

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ホテル

東京、ホテルで楽しむ飲み放題プラン
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東京、ホテルで楽しむ飲み放題プラン

東京の多くの飲食店で提供されている「飲み放題プラン」は、海外ではまず見かけないこの国特有のサービス。しかも、最高級ホテルでも手の届く価格で提供されているとなると、外国人だけでなく、日本人にとっても垂ぜんものだ。 ここでは、近年増えているホテルのシャンパンフリーフロープラン(飲み放題)を紹介する。都内のホテルはこぞって趣向を凝らしたプランを展開しており、さまざまなプランが百花繚乱(ひゃっかりょうらん)。それぞれに特徴が異なり、用途によって使い分けられるのもいい。洗練されたサービスとともに、心地よくラグジュアリーにシャンパンの「泡」を楽しんでみてはいかがだろう。

The Okura Tokyoがいよいよ開業、ひと足先に内部を紹介
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The Okura Tokyoがいよいよ開業、ひと足先に内部を紹介

1962年に開業したホテルオークラが、2015年の秋から建て替え工事中の本館をジ・オークラ東京(The Okura Tokyo)として2019年9月12日(木)に、リニューアルオープンする。リニューアルは、建物の老朽化と2020年に行われる『東京オリンピック・パラリンピック』を見据えたものだ。ここでは、ひと足先にホテルの内部を紹介したい。 まずエントランスから内部に入ると、建築家の谷口吉郎が生み出し多くの客に愛されたメインロビー空間が、見事に復元されていることに目を奪われる。手がけたのは谷口の息子で、建築家の谷口吉生だ。そのほかロビーには、オークラを象徴する切子玉をモチーフにした「オークラ・ランターン」や、都市の時間を刻む「世界時計」、満開の梅の花のように見立てた「梅小鉢のテーブルと椅子」などが配置されている。 谷口吉郎が考案した六大陸各都市の時刻を表示する「世界時計」 ホテルは17階建ての「オークラ ヘリテージウイング」と42階建ての「オークラ プレステージタワー」2棟から成り、客室は508室、5つのレストラン、3つのバー、20の宴会場で構成。 ヘリテージウイングは、日本の美を盛り込んだ落ち着いた空間づくりで、日本庭園が配された日本料理の山里があったり、客室も和風である。一方、プレステージタワーは「国際的でありながら日本的。都市型でありながら開放的」というテーマで、8~25階はオフィスフロアとなり、東京の街並みを一望できるフィットネスジムや25メートルプールなどが完備されている。 日本の和を取り入れた、ヘリテージウイングの客室。 ヘリテージウイング4階にある、吉生が内装を手がけた初の飲食店となる日本料理の山里。山から海に至る水の流れをテーマに、部屋ごとに異なる岩組みの景観が楽しめる。写真は掘りごたつ式の個室。 プレステージタワー客室 プレステージタワー6階の中華料理 桃花林。個室は中国の家庭がテーマにしており、ヒスイとモモの絵が飾られた豪華な一室は、桃源郷を窓から眺めているという設定だ。 鉄板焼き さざんか バーラウンジ スターライト プレステージタワー最上階には、鉄板焼きさざんかや、バーラウンジのスターライトがある。大きな窓からは国会議議事堂や建設中の新国立競技場が眺められ、夜にバーを訪れれば美しい夜景がムードを高めるだろう。 新設されたモダンなプール 和の様式と欧米のモダニズム建築を融合させた新オークラは、訪日客に日本の美を堪能できる場所として、胸を張って紹介したい東京の名所の一つだ。 オークラ東京の詳細はこちら

茶屋、映画館、ホテル?「泊まれる映画館」シアターズィーが両国にオープン
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茶屋、映画館、ホテル?「泊まれる映画館」シアターズィーが両国にオープン

近年、コーヒースタンドチェーンやゲストハウス、ギャラリーなどが集まり、感度の高い人々が訪れる東東京に新たな施設が、2019年8月23日(金)オープンした。 シアターズィー(Theater Zzz)は、都営大江戸線の両国駅から徒歩5分ほどの印刷工場跡地に、茶屋、映画館、ホテルの3つの要素を集約する宿泊施設。 「数奇と出会い、風景が重なる舞台」をコンセプトに、劇場の起源である屋外ステージの形状を生かした空間を設け、日中は茶屋やコワーキングスペース(月額1万円〜)として、夜は足を伸ばしてくつろぎながら映画を鑑賞できるシアタースペースとして稼働し、そのままテントを貼って宿泊もできるという非日常的体験を提供している。  シアタースペースには145インチの大型スクリーンが設置され、プロジェクターなどの設備も本格的なものがそろう。特に、地元墨田の職人による音響ブランドであるONKYO社製の7.1ch サラウンドスピーカーを使用した音響設備は、会場を包み込むような音の迫力があり、本格的な映画体験が期待できそうだ。 映画は18時00分ごろから22時00分まで、バックグラウンドビデオで随時上映される。 定期的に開催予定の上映会では、シアターイベントの企画プロデュースを行うドゥイット・シアターが企画協力として参加。 すでにいくつかのイベントを企画しており、女性客をターゲットにした『シネマティーパーティー』などを予定している。外国から来る旅行者へ日本の映画に触れてもらう『インクルーシブシアター』では、映画制作、配給会社の日活と提携。邦画作品を英語字幕で上映し、地域の人々との交流も目指す。  そして茶や軽食をそろえた、チャスル(CHASURU)では、ティーエッセイストの茂木雅世がセレクト、監修をした『SUKICHA 数寄茶』(400円〜)を提供。茶の種類や、花や果実などを選び、自分の体調や気分に合わせた好みのブレンドティーを楽しめる。夜は『お茶カクテル』など健康に配慮したアルコールを提供するバーとして営業する。 施設内を改めてよく見ると、シアターズィーの「Z」を模した棚など、組み合わせて遊べるテーブルまで、全て一から作られたこだわりに気づくだろう。宿泊には、自社でデザインし発注したというテントを使用し、寝袋やブランケットの他にオリジナルのパジャマの貸し出しもある。 ツバキのようなおにぎりとお茶漬け 朝食には、ケータリングや食に関するアートイベント『ものがたり食堂』を中心に活動するさわのめぐみとコラボレーションした、鮮やかでユニークなフードを楽しめる。 『お茶漬』(700円)※朝は500円 シアターズィーは、訪れる人々と「育てていく」場所であると、蒼樹(ソーウッド)社COOで運営メンバーの外山達也は話す。集う人々の化学反応によって、さまざまな活用が自由自在にできる場だからだ。今後はワークショップ、新人映画監督との上映会などの企画が期待される。 未体験の映画と出会うもよし、隣り合った宿泊者との新たな交流もよし、それぞれのストーリーが紡がれる場所を訪れてみてはいかがだろうか。  シアターズィー(Theater Zzz)の詳しい情報はこちら 関連記事『東京、今泊まりたいホテル&ホステル2019』

オーセンティックな空間でアートを堪能、「ノード ホテル」京都にオープン
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オーセンティックな空間でアートを堪能、「ノード ホテル」京都にオープン

バリー・マッギー、ベルナール・フリズ、五木田智央……。日本では、美術館でもなかなかお目にかかれない、現代美術の人気作家たちの作品を堪能できる、新しいアートホテルが京都に誕生した。その名はノード ホテル(node hotel)。ただの宿泊施設ではなく、国内外のアートファンや文化人が集う「結節点(=node)」となり、作品や人との出会い、体験を提供する。 客室は「アートコレクターの住まい」をイメージ 京都市の中心部、四条西洞院に建てられた、新築5階建ての建物。祇園祭開催時は、すぐ近くに蟷螂山鉾(とうろうやまほこ)が建つ、絶好の立地だ。 迫力ある大開口のエントランス部分は天井も高く、京都では珍しく開放的な雰囲気。天井は植物で覆われており、コンクリートを有機的に彩る。壁には平面作品、棚には彫刻などの調度品がセンス良く並び、置かれてある家具の一つ一つも、静ひつで美しい。 客室へと続く廊下は照度が低めで、感覚が研ぎ澄まされる。客室は、グレーを基調とした落ち着いた印象。飾り彫りが施されたベッドのヘッドボード、キルティングのベッドカバー、インドの手織りの絨毯、部屋ごとに趣の異なるトライポッドチェア……。これらは海外の職人たちによるハンドメイドで、このホテルのためにデザインされたもの。陶器でできた照明は、京都の陶芸家、大森準平の作品。既製品にあふれた現代において、高い理想のもと、手仕事で作られた家具は、過度に主張しなくても、豊かさを感じさせてくれる。 客室デザインは、「アートコレクターの住まい」をイメージしているそうだ。非日常を味わう観光ホテルではなく、アートコレクターのような人々が実際に実践している “理想の暮らし” を体験するための場所。アヴァンギャルドな思想のもとでつくられたアート作品と、妥協のないオーセンティックなデザインの家具が、対立せず、むしろ共鳴し合い、同じ空間の中で調和している。  アートを介した交流が生まれるパブリックスペース 奥行きのある1階は、宿泊者以外も利用できるパブリックスペース。奥はレストラン、手前はギャラリーとなっており、イベントの内容によってフレキシブルに形を変える。ここでは、今後国内外のギャラリーやアーティストの名前を冠したポップアップや、ブランドとのコラボレーションイベントを行う予定だという。 「現代美術の最先端を感じられる展覧会やイベントを企画し、それらに際したレセプションパーティを通して、感度の高い人々が集まり交流する場に育てていきたい」と関係者は語る。 ホテルの楽しみのひとつである朝食では、京都で暮らすスタッフたちが見つけてきたローカルのパンなど、地元のおいしいものが味わえる。気に入ったら、実際に店まで足を運んでみてもいいだろう。ディナーは、世界中のあらゆる食文化が混ざり合ったジャンルレスなスペシャリテとセレクトしたワインが楽しめるそうだ。時間帯によってカフェやバーとしても利用できる。 いつまでもそこにいたくなる心地よさと、空間になじみながらも存在感を放つアート作品、好奇心をそそられるイベントの数々。アートを介した刺激的な出合いを求める人には、うってつけのホテルといえるだろう。  ノード ホテル(node hotel)公式サイトはこちら テキスト:木薮愛  

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