
6月の東京では、異なる時間や感覚を行き来するような展覧会が揃う。
「国立新美術館」でピカソとポール・スミスが出会い、色と遊び心が空間ごと再構成される。また、「杉本博司 絶滅写真」展では、1970年代の初期作から最新まで、銀塩写真が静かに時間を積み重ねる。
さらに、「LABUBU」で知られるカシン・ロンによるキャラクターシリーズ10周年記念展では、ポップで不思議な世界観が空間を埋め尽くす。
ジャンルも時代も軽やかに横断しながら、視線の奥に新しい感覚を差し込もう。
何気ない休日や空き時間に気軽に立ち寄れる、入場無料のアート展が2026年6月の東京に集まっている。「PARCO MUSEUM TOKYO」での金巻芳俊による木彫表現の新作展をはじめ、「CHANEL NEXUS HALL」でのリンダー・スターリングの巡回展、中国現代写真を代表するリン・チーペンの写真展など、幅広い表現が街に広がる。
ほんの少し足を運ぶだけで心が豊かになる、そんなアート巡りを今すぐ始めてみよう。
2026年6月から7月にかけて、人気アニメや有名漫画の展覧会が多数開催される。アニメーション監督の細田守の大規模展や、月刊漫画雑誌『アフタヌーン』の40周年記念展など、注目のイベントが続く。
緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作秘話をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。
映画・舞台・音楽
日差しがめっきり夏めいてきた今日この頃だが、読者のみんなはどう過ごしているだろうか。うん? なるほど……そうか……そんなことが……まぁ、ストレッチをすれば大丈夫だ。
来たる夏、今年こそはマイレボリューションしたいと熱望している方も多かろう。ジムに通うもスワヒリ語を習得するも大いに結構、だが筆者がレボリューションのために勧めたいのはそう、名作映画のリバイバル上映である。名作とよばれる映画にはたんに面白い面白くないを超えた、何か強烈で革命的なパワーが宿っている。だからこそ名作とよばれているのだ。
6月はゼロ年代邦画を代表する金字塔的傑作『GO』から、船がガチで山を越えるマジックリアリズム映画『フィッツカラルド』まで、名作怪作目白押し。ぜひ本稿を参考にして映画館に繰り出し、モチベ爆上げで革命にいそしんでほしい。
今月のオススメ公演には、愛や死をディープに描いた作品が揃った。歌舞伎『盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)』は、痴情のもつれと運命のいたずらに翻弄される人々を描いた鶴屋南北の芝居。バレエ『白鳥の湖』は、魔術師ロットバルトの呪いで白鳥に変えられたオデットを救おうとしたジークフリード王子がロットバルトの娘オディールに愛を誓ってしまう物語。オペラ『エレクトラ』は母とその愛人に父を殺された王女が父の復讐を願い、それがかなうまでを描く。いずれも、ドロドロとした世界が、舞台になるとこうも美しく心を奪うものになるのかと驚かされるはず。
一方、『セールスマンの死』はもう少し現代的な、サラリーマンの苦悩や悲哀に焦点を当てた作品。また、『和声と創意の試み』はヴィヴァルディに乗せて送る力強いダンスだ。 梅雨も近づいているが、魅力ある舞台で、じめじめした暑さを忘れよう。
夏だけの特別な映画体験をしに、家を飛び出そう。芝生の上で星空や夜景をバックに鑑賞すれば、いつまでも記憶に残るひとときが過ごせるだろう。
本記事では、2026年6〜8月に開催される野外上映イベントを4つ紹介。標高1300メートルの「星空に最も近い映画館」や、家族で楽しめる遊園地で開催の映画祭など、個性豊かなラインアップが揃う。気軽に行ける都内ものはもちろん、旅行気分が楽しめる関東近郊のイベントもあるので、気になるロケーションをチョイスしてほしい。
6月から7月にかけて、東京では無料で楽しめる音楽イベントが充実する。八重洲でフジロック気分を先取りできるイベントや、代々木公園で多様な表現が交差するプライドのステージ、立川の緑の中で楽しむマルシェとフリーライブなど、ジャンルもロケーションもさまざまだ。
ここでは、暑さが本格化する前に気軽に出かけたいイベントを紹介する。
オールジャンルを扱うレコードショップもいいが、専門店には一つのジャンルに特化することで到達したピュアさがある。その道を極めたスタッフたちによるレコメンドで知る新たな世界を発見したり、なかなか手に入らなかった一枚に巡り合えたりするはずだ。
そして自分でも深掘りしていけばいくほど、ほかのジャンルに与えた影響など、「音楽は全てつながっている」と感じる瞬間が出てくるだろう。本記事ではジャズ、レゲエ、ヒップホップ、ダンスミュージックなどを扱うヴェニューを紹介する。
Things to do
間もなく梅雨入りする東京では、7月中旬ごろまでジメジメとした日が続く覚悟が必要だろう。しかし、雨のシーズンこそが鮮やかなアジサイの開花を促してくれる。この初夏の風物詩を満喫できる最高のスポットの一つが、都心からすぐの海辺の街、鎌倉である。
日本の文化を語るうえで、祭りは欠かせない存在だ。その多くは土地の信仰や歴史、伝承を背景に受け継がれてきた祭礼でもある。特に東京の祭りは、都市の密度、大量の人による熱量、ユニークなコンセプトが融合し、観客を巻き込んでいく体験そのものであることも多い。
ここでは、東京三大祭りに数えられる由緒ある祭礼から、「かなまら祭」のような個性際立つ奇祭、戦後の商店街文化の中で育った「高円寺阿波おどり」まで、一度足を踏み入れれば、身体ごと記憶に刻まれる6つの祭礼を紹介しよう。
熱気と高揚を、ぜひ現地で体感してほしい。
初夏の心地よい風とともに、宝探しに出かけるのはどうだろう。2026年6月の東京では、個性豊かなジャンルのマーケットイベントが盛りだくさんだ。
本記事では、人や物とのつながりを大切にした三宿の地域密着型のマーケットや、湖を眺めながら北欧カルチャーに浸れる広大なクラフト市、国内最大級の文具博や古着フェスティバルなど、週末を豊かに彩るイベントを5つ紹介する。グルメやワークショップが楽しめるものも充実しているので、思い出作りにもぴったりだろう。
今年の夏の相棒を手に入れて、暑さや梅雨を吹き飛ばそう。
ラブホテルが提供するもの、それは「ファンタジー」にほかならない。昨今流行の無難なミニマリズムをあっさりと投げ捨て、掲げたコンセプトの世界観をこれでもかと徹底的に作り込む。万人受けする均一なホスピタリティーばかりが目指されがちな都市において、過剰さや好奇心、最高の意味での「悪趣味(バッドテイスト)」を堂々と全肯定してくれる空間なのだ。
日常を抜け出して刺激が欲しいなら、今週末はラブホテルでステイケーションを決め込んでみるのはどうだろう。世間の行楽シーズンや休日でも変わらない安心のシステムで迎えてくれる。いつもと違う刺激的な冒険を求め、これから紹介するユニークな空間へ一歩足を踏み入れてみてほしい。
日差しが日に日に強くなるこの頃、夏のレジャー計画はもう立てただろうか。
6〜7月は、最新テクノロジーを駆使した没入型施設「RÊVE DES LUMIÈRES」や新たな文化拠点「YURAKUCHO MUSEUM」、必ずピカチュウに会える「ポケモンカフェ TOKYO」、1年中楽しめるラグーンプールやバレルサウナを備えたリゾートホテル「GRAND MONday Resort 東京BAY舞浜」など、話題のスポットが続々と誕生する。
気になるスポットをチェックして、ひと足早く最新のおでかけ先を訪れてみてほしい。
フード&ドリンク
かき氷は、季節を問わず楽しめるデザートとして定着している。とはいえ、日差しが強まり始める季節にはひんやりとした一杯が気になり始めるものだ。
2026年は果物専門店が手がける旬のフルーツたっぷりの一杯や、ホテルラウンジで味わうカクテル風のかき氷、蜜芋や抹茶を組み合わせた個性派など、夏本番を待たずに楽しめるかき氷が各店に登場している。
ここでは、暑さが本格化する前に味わいたい注目のかき氷を紹介する。
暖かくなると、東京の街は一層活気づく。緑あふれる公園を散歩したり、日本庭園の美しさに浸ったり、街中のアートを巡ったり……。中でも、高層階にあるダイニングで過ごす時間は格別だ。
本格的な夏の暑さが始まるこの時期は、外の夜風を浴びながらこだわりのカクテルをたしなむのに最高の季節。本特集では、テラス席で美しい夜景に酔いしれるラグジュアリーなバーから、秘密基地のような隠れた名店までを15店紹介する。
最高の一杯を片手に、絵画のようなスカイラインを眺めながら、東京ならではのきらめく絶景に乾杯しよう。
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