ゴジラ生誕70周年記念 ゴジラ・THE・アート展
Photo:Kisa Toyoshima | 会場の様子
Photo:Kisa Toyoshima

6月にしかできないこと

食・アート・音楽など、6月開催のイベントを紹介

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  • Things to do
  • 人形町
ノスタルジーを感じられるのみの市「昭和レトロ市」が、人形町のレンタルホール「綿商会館」で開催される。海外のビンテージやアンティークとはまた違った、日本の古き良き時代のアイテムが集結する。 会場には、昭和歌謡のレコードや色とりどりの古着、キッチュなアクセサリーから駄雑貨、おもちゃまでがズラリ。まるでタイムスリップをしたような気分が味わえるだろう。週末は、宝探しに出かけよう。 ※14日11~17時、15日10~16時/料金は500円、中学生以下無料
  • 音楽
  • 青山
現代ジャズの代表的なサックス奏者は誰かと問われれば、高い確率でベン・ウェンデル(Ben Wendel)の名前が挙がるだろう。彼のスムースな音色と切れ味鋭いフレージングを、ぜひ本公演で体験してほしい。 ともに来日する豪華なメンバーにも注目。ピアニストのテイラー・アイグスティ(Taylor Eigsti)、ベースのハリシュ・ラガヴァン(Harish Raghavan)、ドラムスのジャスティン・フォークナー(Justin Faulkner)は、全員が米国シーンで注目を浴びる存在だ。 若干の難解さはあるかもしれないが、美しいメロディーの魅力的なオリジナル曲が多いので演奏のパワーに引き込まれること間違いなし。一人やカップル、友人同士はもちろん、父の日に合わせて家族と一緒に最前線のジャズを楽しむのもいいだろう。 ※6月14日・15日 1stセット16時30分〜、2ndセット19時30分〜、16日 1stセット18時〜、2ndセット20時30分〜/料金は8,800円〜
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  • 音楽
  • 渋谷
椎名林檎をして「あなたはこの美しさに耐えられるか。むり、わたしは。」と言わしめたピアニスト、それが若井優也だ。卓越した演奏とは裏腹に、囲碁や数学というユニークな趣味を持つプレイヤーでもある。 彼が20代の若手プレイヤーと演奏するのが、このトリオ。ともに凄腕のベーシスト・高橋陸とドラムス・中村海斗、そして若井が強靭(きょうじん)なアンサンブルを披露してくれるのは、想像に難くない。 この3人が、代々木公園の手前に位置する渋谷「ボディ&ソウル(BODY&SOUL)」に出演するのは約1年半ぶり。前回は、若井と中村のオリジナル曲を中心としたセットリストだったという。 演奏技術に裏打ちされた彼らのカラフルな世界観を、日曜日の昼から聴けるぜいたく。日本最高峰のピアノトリオを見逃さないように。 ※1stセット15時〜、2ndセット16時30分〜/料金は5,170円、学生は3,000円
  • アート
  • 天王洲
スタジオジブリ作品の魅力に迫る展覧会「ジブリの立体造型物展」が、天王洲の「寺田倉庫 B&C HALL/E HALL」で開催。2003年に始まった本格的なスタジオジブリ展の原点である「立体造型物展」が、進化を遂げて22年ぶりに東京に帰ってくる。 今、世界中で観られているスタジオジブリ作品。その背景には、長い時間をかけて届けようとした人々がそれぞれの国や地域にいた。 本展では、「海を渡った熱風」をテーマに、海外のパートナーたちがどのように作品を届けていったのかをたどる。併せて、『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』など、数々の映画からの名場面が立体造型物となって展示される。 注目は、『紅の豚』に登場する飛行艇「サボイアS.21」。「もしも本当にあったら」という想定で作られる迫力満点の飛行艇は、今にも飛び立ちそうに見えるだろう。 また、 宮﨑駿がかつて「三鷹の森ジブリ美術館」の企画展示用に制作した短編アニメーション『空想の空とぶ機械達』が特別上映。大空に憧れた人々がかつて空想した「空とぶ機械たち」を描く。さらに、会場隣接の水上施設「T-LOTUS M」では、『崖の上のポニョ』に出てくる「あのハム入りラーメン」が味わえる。 ジブリの世界に飛び込める本展。帰り道は、きっとジブリ作品が観たくなっているだろう。 ※9時30分~20時(5月27日は15~20時)/入館は閉館の1時間前まで/料金は1,900円、高校・中学生1,600円、小学生1,200円、未就学児無料
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  • 音楽
  • 新宿二丁目
「日本のジャズシーンの才能を一度に見たい」という人には、廣瀬真理子が率いるプログレッシブなビッグバンド「パープルヘイズ」を必ず観に行ってほしい。 彼女の好きなものがガだということから、「モスラジャズ」と称される異彩な音楽を奏でている。1970年代のギル・エヴァンス(Gil Evans)のバンドを連想させるサウンドは、ロック好きにも刺さること間違いなしだ。 参加するミュージシャンは総勢21人。全員がさまざまな場所で活動する精鋭ばかりで、彼らの演奏を5,000円ほどで観られる機会はそうそうないだろう。 虫が変態していくようなミステリアスさとエモさを兼ね備えたバンドに、今回はゲストとして鬼才ピアニストのスガダイローが参加する。カオスにカオスを上塗りするかのような(それもカオスには変わりないが)夜に期待だ。 ※19時30分〜/料金は4,950円(1ドリンク付き)
  • 映画
  • 恵比寿
「恵比寿ガーデンプレイス」で、ピクニックスタイルで特別な映画時間を過ごす野外シネマフェス「PICNIC CINEMA」が開催。「心をひらく」をテーマに心が揺れ動く、メッセージ性のある多彩な映画を上映する。 上映作品は、『花束みたいな恋をした』『アメリ』『ストップ・メイキング・センス 4Kレストア』『ロボット・ドリームズ』『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』『リトル・ダンサー』といった、名作から注目作までの15作品だ。 また、期間中にはイベント限定のテイクアウトメニューが登場するほか、「恵比寿の料理人が考えるヱビスビールに合う逸品グランプリ」から、過去受賞10店舗が週替わりで提供。人工芝の上での「朝ヨガ」「夜ヨガ」も実施する。 上映は金・土・日曜の19時30分から。ヨガは平日に行っているので、詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。都会の真ん中で心地よい夜風を感じながら、ここにしかない非日常な体験を楽しんでみては。 ※19時30分〜/入場は無料
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  • Things to do
  • 原宿
アジアとヨーロッパの境をまたぐ大コーカサス山脈南麓の国、ジョージアをフィーチャーしたイベントが代々木公園のケヤキ並木で開催される。 日本ではあまり知られていない印象だが、ブドウ発祥の地でもあるジョージア。8000年以上に渡って独自の手法で作る「クヴェヴリワイン」製造の歴史背景を持ち、世界的に高い評価を得ている。 ワインのほか、シュクメルリ(鶏肉のガーリッククリーム煮)やハチャプリ(チーズ入りパン)など、本場の伝統料理を楽しめるのも魅力。ジョージアの生活文化を知ることのできる展示のほかに、ジョージア文字のワークショップやトークショーも予定している。 さらに伝統的な衣装に身を包んだダンサーたちがさまざまな民族舞踊、民族音楽を披露するステージプログラムも充実している。「コーカサスの宝石箱」と呼ばれる国の空気を感じに、旅気分で出かけてみよう。 ※10~18時/入場は無料
  • アート
  • 白金台
「東京都庭園美術館」で、旧朝香宮邸の建築空間を生かした、年に一度の建物公開展が開催。素材や技法、室内意匠など、建築そのものに注目しながら、同館の建築としての魅力を紹介する。 現在に至るまで同館は、朝香宮家が過ごした邸宅として、元首相・吉田茂の政務の場として、国の迎賓館として、民間の催事施設として、そして美術館として、時代の潮流とともに歴史を紡いできた。 本展では「機能の変遷」をテーマに、各時代を彩るゆかりの作品や写真・映像資料を通して、建物の記憶をひもとく。また、家具や調度品を用いた再現展示、ウインターガーデンの特別公開、さらに窓のカーテンを開け放ち、夏の新緑を望めるように設える。 アール・デコ様式の邸宅建築の魅力の源泉に迫る本展。唯一無二の空間を堪能してほしい。 ※10~18時 (8月15・22日は21時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(7月21日、8月11日は開館)、7月22日、8月12日/料金は1,000円、学生800円、65歳以上・高校生500円
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  • Things to do
  • 渋谷
2025年4月の開催では7000人以上が来場した、体験型展示「視える人には見える展」の追加公演が決定。霊視芸人のシークエンスはやともと、透視・霊視を用いたカウンセリングサロンを運営する霊能力者Miyoshiが監修しており、「何か」が視える疑似体験ができる写真展が楽しめる。 築90年を超える古民家に並べられるのは、「樹海/パワースポット」「廃墟」「都市圏」3つのテーマに沿って撮り下ろされた写真。一見するとなんの変哲もない写真ばかりだが、視える人には視える「何か」が映っているという。視えないという人には答えが用意されているので、どちらの視点でも楽しめるだろう。本展のラストには、驚きの仕掛けもあるという。 今まで視えないと思っていた人も、実は視える側なのかもしれない。ぜひ自分の目で確かめてほしい。 ※10時〜19時30分 (6月16日は15時まで)/最終入場は閉場の30分前まで/料金は1,980円(お清め塩付き)
  • 音楽
  • 下北沢
個性的な声と音楽性を持ち、石若駿の音楽プロジェクト「Answer to Remember」や常田大希が主宰するクリエーティブコレクティブ「MILLENNIUM PARADE」にも参加するermhoi。彼女と、ジャズギタリストとしてだけでなく、シンガーソングライターとしても頭角を現す細井徳太郎がデュオライブを行う。 同年齢の2人は「吉祥寺シアター」で上演されたヌトミック「何時までも果てしなく続く冒険」で初共演を果たし、今回の公演に至ったそうだ。ユニットとしては初陣ということで、どんな化学反応が生まれるのだろうか。 舞台は下北沢「ノールームフォースクエアーズ(No Room For Squares)」。さまざまなジャズが演奏される場所だが、この日は硬派というよりもおしゃれな雰囲気のサウンドが、ムーディな空間を満たすだろう。 ※20時~22時30分(50分2セット)/料金は3,000円
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