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東京のLGBTカルチャー

インタビュー:永田龍太郎
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インタビュー:永田龍太郎

2015年末に、全国の自治体に先駆けてパートナーシップ証明書の発行を開始した渋谷区。パートナーシップ制度を含む『渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例』だけでなく、それをより現実に即したものとするべく行った人事もまた話題を呼んだ。アパレル企業のGAPに勤めていたころに同性愛をカミングアウトし、LGBTのための活動に取り組んできた永田龍太郎が、渋谷区長の要請を受け、区の男女平等・ダイバーシティ推進担当課長に就任したのだ。活動拠点の渋谷男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス>で、同課の取り組みについて話を聞いた。

インタビュー:SECRET GUYZ
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インタビュー:SECRET GUYZ

2016年11月30日に6枚目のシングルを発売し、12月1日には初のワンマンライブを渋谷で成功させたFtM(Female to Male)アイドルグループ「SECRET GUYZ(シークレットガイズ)」。2017年4~5月には日本ツアーの開催も決定した。メンバーは、吉原シュート、諭吉、池田タイキの3人。今回は、そんな精力的な活動を展開中の3人に、LGBTを広く知ってもらうための活動について、ららぽーと豊洲にて行われたリリースイベントの合間に話を聞いた。

日本で式を挙げた米レズビアン家族
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日本で式を挙げた米レズビアン家族

テキスト:カイザー雪 日本では同性婚は法的にはまだ認められていないが、京都の春光院や東京ディズニーシーをはじめ、同性ウェディングを支持する式場が数年前より急増している。昨年、渋谷区や世田谷区などが同性カップルへの証明書の発行を実施したこともあり、徐々にオープンになってきているように感じる。そのため、同性カップルの結婚式を意識したビジネスも現れ始めている。なかでも、LGBTカップルに特化したEqual Wedding Japanや、LGBT専用のページを開設している沖縄のKafuu Resortなどが特に国内外で注目されつつある。 神聖なる神殿にて、和式でセレモニーを行ったサンフランシスコのレズビアン家族 タイムアウト東京では、2016年8月に国内で結婚式を挙げたアメリカ人のレズビアンカップル、ミシェルとマリアにインタビューを行った。マリアは、日本人の母を持つアメリカ人の実業家兼格闘家だ。音楽ヴェニュー&バーThee Parksideなどを経営している。その妻のミシェルは、著名人も顧客に持つヒップなヘアサロンを経営する人気のヘアスタイリスト。2人は2011年にアメリカで結婚式を挙げ、その1年半後、愛娘リヴァーを授かった。マリアは若いころに日本を訪れたことがあり、日本人の祖父の影響から阪神タイガーズのグッズを集めるなど、幼少期から日本に特別な思いを抱いてきた。かねてから2人で日本に行くことが夢であり、結婚5周年となる2016年にそれが実現した。前述のEqual Wedding Japanを通して、ハイアットリージェンシー大阪の神聖なる神殿にて、和式でセレモニーを行うことにした。 娘も挙式に出席、一生の思い出 「5年前の結婚式は洋風でしたので、今回はマリアのゆかりのある日本で和式のセレモニーを行いたかったのです」と、ミシェルは話す。「着物も本当に美しくて、式の細部まで凝っていてすべてに意味があるように感じて、アメリカでは絶対に経験できないような式典でした。さらに今回は、娘のリヴァーも参加できたことが何より特別で、私たち家族にとって一生の思い出です。リヴァーは、自分も日本で結婚したのだと思い込んでいて、まわりに言いふらしています!彼女のお祖母ちゃんが日本人で、さらに日本はキティちゃんが産まれた国だという認識ですので(笑)、終始感激していました」。   サンフランシスコの学校で、「多様な家族の日」が開催されている ミシェル一家在住の、世界一LGBTフレンドリーな街と言われるサンフランシスコでの子育てについて聞いてみた。「本当に恵まれている。私たちのまわりにも、たくさんのLGBT家族が存在していて。リヴァーは一般の学校に通っていますが、彼女のクラスだけでも同様の家族が4組います。学校の行事として、『多様な家族の日』も毎年開催されています。サンフランシスコでは、LGBT家族はもう当たり前です」。 まさにLGBTにとって理想的な地域、社会のように思えるサンフランシスコでも、マイノリティな家族として直面する問題はあると言う。「日常的には基本的にスムーズに行きますが、2度だけ、道ばたで嫌味を言われたことはあります。それはそこまで気にしないのですが、そういったできごとや、ちょっとした他人の発言に対して、今後どういった対応をとるかは、マリアとじっくり話し合いました。たとえばリヴァーの前で、ドナーについて話すのか、話さないのか。他人に良くされる質問が、『リヴァーはお父さん似、お母さん似?』。結論として、『リヴァーはお母さんが二人いるんですよ!』と

インタビュー:スカーレット
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インタビュー:スカーレット

スカーレットのその見事なポートレート写真は『Facebook』のタイムラインにランダムに流れてくるニュースフィードのなかで飛び抜けて目を奪うものだった。あらゆる悪役キャラに対する敬意の表現は、ほかのドラアグクイーンたちとは比にならないほどの仕上がりであり、現在スカーレットはメイクレッスンを一般に教えている。特に、舞台照明の光源を意識した絵画的なアプローチは、ベリーダンサーやポールダンサー、バーレスクの世界などで大評判だ。 ースカーレットになった経緯を教えてください。 スカーレット:私のメイクは、もとはと言えばいじめっ子に対する嫌がらせ。新潟で中学に通っていたころ、自分は派手なものとビジュアル系ロックバンドが大好きな転校生で、同級生たちは「変なオカマがやって来た」って私をいじめました。そこで泣き寝入りすれば可愛かったのだけれど、私は可愛くないので。そのいじめっ子たちをもっと挑発してやろうと思ってメイクをして学校に行くようになりました。大学は京都の京都造形大学に入って、それと同時に『Diamonds are Forever』という日本で一番古いドラァグクイーンのパーティーの常連パフォーマーとして誘われ、クイーンとして活動するようになります。自分のセクシュアリティがどうであれ、私がドラアグクイーンになるのはとても自然な流れでした。 ーメイクアップ講座を開講されたきっかけはどのようなことだったのでしょうか。 スカーレット:2012年に東京に引っ越してきてからバーレスクダンサーの友達ができて、ある日その子にダブルライン(ドラァグクイーンがする特有のアイメイク)を軽い気持ちで教えたことがありました。彼女がそのメイクでパフォーマンスをしたところ、とても評判が良くて、その後すぐにほかのダンサーたちにもメイクを教えてほしいと頼まれ、その結果レッスンを開講することになりました。 ースカーレットさんのメイクアップ講座はどのようなものでしょうか。 スカーレット:ステージメイクは濃くする、という基本的なルールはみんな分かっていると思うけれど、いかに効果的に仕上げるかという方法を教えるプロは、これまでいませんでした。ドラァグクイーン含め、ほとんどのパフォーマーは楽屋で先輩たちのメイクを見よう見まねで覚えていくもの。私はメイクのプロではないですが、美大を卒業していることや小さなころから絵画教室に通っていたこともあって、人よりも美術の知識が豊富だったのだと思います。だから私のレッスンは、自分の顔をキャンバスにした絵画ワークショップだと思ってもらえれば結構です。誰ひとり同じ顔の人はいないのだから、ビューティーメイクの本に載っているようなハウツーをそのまま真似して効果的なメイクはできないでしょう。それぞれの顔に合ったアプローチをお教えしています。それぞれのメイクの基本的な役割や機能が分かるから、私の生徒さんたちは、ステージでも普段のメイクでも自立できるようになるのです。 ー現在もステージでパフォーマンスをされていらっしゃいますか。 スカーレット:最近はハロウィンの時期くらいしかステージには立っていませんね。一年で一番、誇張した表現に需要が集まる時期ですから。でもステージに立つことになったら、常に誰にもできないショーをしようと心がけています。誰とも競わないし比べない。ただ自分を構成しているすべての要素を利用して表現する。それがエンターテイナーとして不可欠なマナーだと考えています。 ー衣装もご自分で

レストラン&カフェ

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gossip

gossipとは、ゲイカルチャー、アートなセクシャリティ、そして「多様性」をキーワードに、独自のフィルターを通して選んだ書籍と音楽を取り揃える食事空間。アルコールは明るい昼から、香り高いコーヒーは夜遅くまで提供している。本棚には、「ゲイカルチャー・セクシャリティ・多様性」をキーワードに、アートや写真集などのヴィジュアル本、文芸書、ノンフィクション、洋書、洋雑誌、コミック、サブカルチャー、新旧大小の文庫本などが並ぶ。また、アナログ盤、CD、DVD等のオーディオヴィジュアルも扱っている。特集記事 東京、LGBTフレンドリースポット10選  

鉄板女酒場 どろぶね
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鉄板女酒場 どろぶね

新宿二丁目にある、お好み焼きや手作りのつまみが魅力の、女性優先のMIXバー。平日は、10年間占い師を務めているオーナーが悩める女子の相談にも乗り、女性が1人でも気軽に訪れるアットホームなスポット。さらにドッグフレンドリーでもあり、犬連れの客同士の交流ができるのもナイスだ。土曜日は女性のみ入店可、またMIXの日も男性の一見客は断っている。もちろんゲイ男性なら気兼ねはいらない。

irodori
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irodori

奥原宿と呼ばれるエリアにある、旬の野菜たっぷりのヘルシーなアジアン料理が人気のカフェダイニング。FtMとしてカミングアウトしている活動家の杉山文野などが共同運営しているコミュニティスペース、カラフルステーションとともに運営されており、多くのLGBTに愛用されている。広々とした明るいスペースに、木製の椅子や机が都会のストレスを和らげてくれる憩いの場所。特集記事 東京、LGBTフレンドリースポット10選    

ALAMAS CAFE
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ALAMAS CAFE

ALAMAS(アラマス)の意味は、タイ語でダイヤモンド。ゲイストリート新宿二丁目の仲通り沿いに位置するバリリゾート風オープンカフェ。アルコールやソフトドリンクの他に、毎月、旬の素材を使ったフードもある。特に人気のマイルドなアラマスカレーとピリ辛のグリーンカレーは、しっかり食べれるほどボリュームある定番フード。コーヒーを含め、テイクアウトも可能だ。メインストリートに面した店先に設けられたDJブースDIAMOND STUDIOでは、毎日様々なDJやアーティストによるプレイや、ドラァグクィーンによる愉快なトークも炸裂。生ライブが楽しめるライブサテライトスタジオもあり、その模様を不定期にUstreamでも配信している。特集記事 東京、LGBTフレンドリースポット10選   新宿でしかできない101のこと    

ナイトライフ

Campy! bar
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Campy! bar

新宿2丁目のメインストリート、仲通りに面したCampy! Barは、テレビや雑誌をはじめとするメディアで活躍中のブルボンヌがプロデュースするゲイミックスバー。ゲイもノンケもオールウェルカムというこの店の特徴は、日々多彩な女装スタッフ(すなわちドラァグクイーン)がフロアで接客してくれるところ。基本的にノーチャージ、キャッシュオンのオープンバーという気楽なスタイルは、2丁目初心者でも気兼ねなく立ち寄りやすい(週末はソファ席のみ、シートチャージ1,000円)。オカマっぽい、わざとらしいくらい大げさなという意味の「campy」を店名に掲げている通り、スタッフは皆華やかな出で立ちに、歯に衣着せぬ毒舌トークが冴え渡る。2丁目散策のスタートに、あるいは息抜きに、または仕上げに、キャンピーなガールズとの時間を楽しみたい。 特集記事 東京、LGBTフレンドリースポット10選 新宿でしかできない101のこと

タックスノット
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タックスノット

小さなカクテルバー。店内の壁には地元のゲイアーティストによる作品が月替わりで展示される。マスターのTacは地元ゲイコミュニティのリーダー。また、自身もアーティストでもあり、彼の作品である宝石をちりばめた陰毛用ボックスは90年代に物議を醸した。英語は通じるが、日本語で会話を始めるのがベター。特集記事 東京、LGBTフレンドリースポット10選    

SUZU BAR
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SUZU BAR

杉山文野が経営する、ゴールデン街に2014年オープンしたオーセンティックバー。50年代の民芸品をテーマに、独創的な世界観を繰り広げる優しい灯りのステンドグラスとともに、フレッシュな果物を使用したカクテルなど、凝ったドリンクが楽しめる隠れ家的なスポット。なかでも、同店の看板メニュー『すずやカツサンド』は特に好評だ。特集記事 東京、LGBTフレンドリースポット10選    

ARTY FARTY
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ARTY FARTY

ミント味のビールが楽しめる、ダンスフロア付きのバー。週末にはDJが登場。『ゲイ・フレンズ・トウキョウ』のメンバーや毎週水曜に行われる英語で話すネットワーキンググループのメンバーなど、多くの外国人から高い支持を得ている。金曜日、日曜日に限り、女性客は「ゲイの友達」と一緒でなければ入店できない。 特集記事 東京でしかできない88のこと 東京、LGBTフレンドリースポット10選