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画像提供:株式会社ビー・エフ・シー
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東京、この夏に行くべき台湾イベント5選

代々木・芝公園・池袋・神楽坂・霞ヶ関で台湾の世界に浸る

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人気海外旅行先ランキングでは例年上位に君臨するほど、ファンが多い台湾。台湾の魅力はたくさんあるが、やはりグルメは外せない。サクサクとした食感がやみつきなる台湾からあげ「大鶏排(ダージーパイ)」や、甘くてジューシーなフルーツがたっぷり乗った「台湾かき氷」など、バリエーションは多彩だ。

定番のグルメはもちろん、日本初公開の台湾映画で、さらにディープな文化に触れるのもいい。実力派の監督作品からドキュメンタリーまで、上質な台湾映画文化を知ろう。

そんな台湾の魅力が詰まったイベントが、夏から秋にかけて各所で開催される。中には夜まで開催されるイベントもあり、赤いランタンが醸し出す雰囲気は現地の夜市さながらだ。

ぜひ気になるイベントを見つけて、プチ台湾旅行に出かけてみては。

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  • Things to do
  • 芝公園

台湾の屋台料理が大集結する夜市イベントが「芝公園」で開催。魯肉飯(ルーローファン)や台湾まぜそばをはじめ、台湾の「士林夜市」でも人気の大鶏排(ダージーパイ)など、本場の味を再現したメニューが登場する。

デザートには、初夏の食べ歩きにぴったりな「台灣刨冰(台湾かき氷)」や、、虹色のわたあめ「彩虹棉花糖」などを用意。ドリンクでは、定番の「タピオカミルクティー」はもちろん、台湾のビール「金牌」を生で味わえるなど幅広いラインアップだ。

また、台湾を拠点に活動するシンガーソングライターの洸美-hiromi-や、PiA 吳䡟雅のステージパフォーマンスも見逃せない。チケットは特設ウェブサイトで予約できる。

さらに、土・日曜日・祝日に開催される1日100個限定の「スカイランタン体験」も、この機会にぜひ挑戦してほしい。東京の空に浮かぶ、幻想的なランタンの明かりに願いを込めよう。

※16時〜21時45分(土・日曜・祝日は11時〜21時45分)/最終入場は20時45分、L.O.21時15分/芝公園/料金は500円(⼿持ちちょうちん付き)、⼩学⽣以下無料

  • 池袋

本格的な台湾グルメを堪能できるイベントが「東武百貨店 池袋本店」で開催。6日間限定で、出来たての台湾のソウルフードや定番屋台グルメが味わえる。

会場には、かつおだしがきいたとろとろのスープに「台湾魚団子」をトッピングした麺線や、腸詰めしたもち米に台湾式ソーセージを挟んだ、地元の人に愛されるホットドッグなどがラインアップ。クレープ生地にたっぷりの生クリームを包み込んだ「毛巾巻(タオルケーキ)」をはじめ、もちもち食感のタロイモがアクセントのパフェなど、見た目も華やかなデザートも見逃せない。

メニューによっては数量限定のものもあるので注意が必要だ。暑い夏にぴったりな、本場の味を体験したい。

※10〜19時/東武百貨店 池袋本店/入場は無料(イートインはL.O.18時30分) 

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  • Things to do
  • 原宿

日本最大級の台湾イベントが「代々木公園」の野外音楽堂広場で開催される。

会場では、魯肉飯はもちろん、小籠包やジューシーな大鶏排などの定番グルメが楽しめる。台湾ビールとともに流し込もう。

甘いフルーツがどっさりと乗った「台湾かき氷」も見逃せない。会場には、台湾雑貨や台湾茶などの物販ブースも充実しているので、まるで台湾夜市に訪れたかのような気分が味わえる。

同イベントは22時まで行われているので、日が暮れてから訪れるのも一興だ。赤いランタンに包まれた会場で、夏の始まりを過ごしてみては。

15〜22時(土曜は11〜22時、日曜は11〜21時代々木公園/入場は無料

  • ショッピング
  • 神楽坂

台湾関連本を3冊上梓、タイムアウト東京や雑誌記事でも活躍する台湾中毒散歩ライターのMichikusa Okutaniが、コアな台湾イベントを神楽坂のギャラリー「フラスコ」で開催する。取材で出会って惚れ込み、仲良くなった「まだあまり知られていない台湾」のよき店と品々を紹介。旅先でよく見かけるような土産物は登場しない台湾イベントだ。

日本の「グッドデザイン賞」を受賞した台北・FILOのバックパック、新竹の若手木工ユニット・拾未(シーウェイ)の木製ランプシェード、嘉義の丁式茶(ディンシーチャー)からは、台湾全土の品評会で優勝した台湾紅茶(試飲)、苑裡の振發帽蓆行(ヂェンファマオシーハン)は蒋介石夫人ゆかりのモダンな台湾パナマ女性帽など、質にもこだわった品々を揃える。

一方、ガチな台湾美食を供する都内の名店3店が、あえて本職以外でアピールしてみたい「台湾モノ」で参戦するのも見逃せない。加えて、大手台湾茶ドリンク専門店「HAPPY LEMON」も参加。あまり知られていないレモンジュースの台湾茶割りを実演販売する。

このほか、神楽坂の知る人ぞ知る有形文化財「一水寮」の一室でも、台湾茶会がこっそり開かれる予定と盛りだくさん。詳細はInstagramでチェックしよう。 

※入場は無料/12〜19時(予定)

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  • 映画
  • 霞ヶ関

最後に少し先にはなるが、本初上映の台湾映画に出合える上映会が、「台北駐日経済文化代表処台湾文化センター」で今年も開催される。実力派の監督作品からドキュメンタリーまで、台湾の多様な文化が楽しめる。

マレーシア出身の映画監督、リム・カーワイ(Lim Kah Wai)をキュレーターに迎え、台湾文化センターや東京・大阪の大学との連携の下開催する。

上映作品は、『最愛の夏』で第12回東京国際映画祭」でグランプリのほか3部門を独占した映画監督のチャン・ツォーチ(Chang Tso Chi)による『優雅な邂逅』や、中華圏の歴史ある映画賞「金馬奨」で2024年に最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞した『ソウル・オブ・ソイル』などがラインアップ。今回からは大阪でも開催されるので、併せてチェックしてほしい。

各回、上映後には監督やゲストを招いたトークイベントも各回で実施する。Peatixで事前申込が必要なので、早めの予約をおすすめする。これからの東京での上映は、2025年10月4日(土)の『優雅な邂逅』と25日(土)の『ソウル・オブ・ソイル』のみなので、注意が必要だ。台湾の魅力を映画を通じて感じてみよう。

※時間は作品により異なる/台北駐日経済文化代表処台湾文化センター/料金は無料

もっと台湾の食を堪能したいなら……

鹹豆漿(シェントウジャン=塩っぱい豆乳スープ)や蛋餅(ダンビン=台湾式クレープ)をはじめ、飯糰(ファントゥアン=台湾式おにぎり)、三明治(サンミンチー=台湾サンドイッチ)、肉包(ロウパオ=肉まんなど本格的な台湾朝食を提供する店が、ここ最近、東京でも増えてきている。

現地の味を忠実に再現した本格メニューが楽しめるとあって、台湾ラバーや在京台湾人が足しげく通う店も多い。ここでは、そんな本格的な台湾朝食が楽しめる都内の店を紹介しよう。

  • 台湾料理

「2021年は台湾グルメの時代」といわれる今、都内には次々と台湾グルメ専門店がオープンしている。「魯肉飯(ルーローハン)」やチャーシューメロンパンの「菠蘿油(ボーローヨー)」、巨大な唐揚げ「鶏排(ジーパイ)」といった屋台飯だけではなく、台湾人にとってなじみ深いスイーツの流行も止まらない。

ここでは、人気真っただ中の「台湾カステラ」、日本ではめったに出合えないサツマイモでできた「地瓜球」(ディーグゥアーチョウ)、健康食品として現地で日常的に食べられている「仙草ゼリー」など、おすすめの台湾スイーツ店を紹介する。まだ味わったことがないものがあれば、この機会に挑戦してほしい。

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  • ラーメン

名古屋発祥の「台湾まぜそば」は、今や都内はもちろん海外でも多く出店している汁なし麺の一種。甘辛い「台湾ミンチ」とニラやネギなどの香味野菜、ニンニク、魚粉、そして卵黄が乗ったモチモチの太麺は、よく混ぜて一口すすれば病みつきになること間違いなしだ。

ここでは、発祥となった名古屋市中川区に本店を持つ「麺屋はなび」の系列店をはじめ、人気ラーメン店が誇るメニューも紹介する。

  • Things to do
週末、台湾を感じる5のこと
週末、台湾を感じる5のこと

日本での人気が高い、台湾。映画『千と千尋の神隠し』のモデルともいわれる九份(きゅうふん)や、パワースポットの龍山寺(ロンサンスー)などの観光地、祭りのような雰囲気が楽しい夜市など、魅力的なスポットが多々あるが、やはり我々をひきつけて離さないのは、台湾の食だ。

ここでは、荻窪にもある台湾料理の名店や、魯肉飯(ルーローハン)を提供するDJバー、台湾からの留学生も絶賛するデザートの豆花(トウファ)専門店など、本場さながらの味を堪能できるスポットを紹介する。もし、東京で台湾フードが恋しくなったら、この記事を参考に、本格的な台湾の味と出会いに行こう。

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