1. 東京QQ球
    左から『地瓜球 串』、『台湾産凍頂ウーロンミルクティー』、『地瓜球 袋』(Photo: Keisuke Tanigawa)
  2. 合作社
    『定番人気お祖父ちゃん秘伝豆花』(Photo: Keisuke Tanigawa)
  3. 台湾甜商店新宿店
    台湾甜商店新宿店

東京、台湾スイーツ10選

新宿や中目黒、有楽町など、上陸したてのローカルスイーツを紹介

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
Shiori Kaneko
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ >東京、台湾スイーツ10選

「2021年は台湾グルメの時代」といわれる今、都内には次々と台湾グルメ専門店がオープンしている。「魯肉飯(ルーローハン)」やチャーシューメロンパンの「菠蘿油(ボーローヨー)」、巨大な唐揚げ「鶏排(ジーパイ)」といった屋台飯だけではなく、台湾人にとってなじみ深いスイーツの流行も止まらない。

ここでは、人気真っただ中の「台湾カステラ」、日本ではめったに出合えないサツマイモでできた「地瓜球」(ディーグゥアーチョウ)、健康食品として現地で日常的に食べられている「仙草ゼリー」など、おすすめの台湾スイーツ店を紹介する。まだ味わったことがないものがあれば、この機会に挑戦してほしい。

  • ショッピング
  • 有楽町

今までにないリッチな味わいが魅力の大学芋専門店、台北蜂蜜大学芋(蜜糖地瓜)が、台北餃子次次のテイクアウトブースに登場。1年にわずか28日間しか採ることができない台湾の高級蜂蜜『龍眼』と、オリジナルでブレンドした特製の蜜を配合して使用した、濃厚かつ甘過ぎない仕上がりの大学芋を提供する。

主役となるサツマイモは、繊維質が少ない『紅あずま』をゆっくりと蒸すことで甘さを際立たせ、仕上げに揚げることで香ばしい食感を生み出す。さらにアクセントとして、サクサクとした黒糖クルミをトッピング。新感覚の大学芋にきっと心奪われるだろう。

  • レストラン
  • 新宿

出来たての「生タピオカ」を味わえる台湾スイーツカフェ、台湾甜商店(タイワンテンショウテン)。全商品にトッピングされているタピオカは、店内でこまめに仕込み、常に新鮮なものを提供している。タピオカは、仕込んでから1時間以内が一番おいしく食べられるタイミングのようだ。

ここでは、九份(きゅうふん)の名物スイーツの芋圓(ユーユェン)を注文しよう。芋圓とは、サツマイモやタロ芋を原料とした、優しい甘さの団子のこと。芋圓がたっぷり入った芋圓 芋満足』、ピーナッツやハトムギをトッピングした『芋圓 豆満足』、植物由来の天然ゼリーと合わせた芋圓 仙草満足』の3種類を用意する。芋圓とタピオカのモチモチ食感を、思う存分楽しめる一品だろう。

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  • レストラン
  • 台湾料理
  • 新宿

店名の「合作社」は、台湾の学校などにある「購買」のことである。休み時間に何かと連れ立っては立ち寄る、台湾の学生にとっての思い出の場所といわれている。

同店が特に力を入れているメニューは豆花。まず注文してほしいのは『定番人気お祖父ちゃん秘伝豆花』。豆花、白タピオカ、愛玉子(アイギョウチー)、かき氷という具を上品な砂糖ベースのシロップで絡めたもので、どこか懐かしさを感じる味わいだ。台中出身の店主、黄璽安(ホァン・ジアン)の祖父秘伝のレシピに基づいた味なのだとか。

同店では秘伝のメニューをほかにも提供しており、それらは店内のメニュー表に、親指を立てた「いいね」マークで表示されている。

  • レストラン
  • 台湾料理
  • 大久保

※2022年5月28日時点で休業中。

台湾の夜市で人気を誇る「地瓜球」(ディーグゥアーチョウ)は、サツマイモをふかした後、よく練り、揚げて仕上げる球体のスイーツ。空気の膨らみによってできる中の空洞がおいしさの秘密だ。そんな「地瓜球」専門店が2021年9月5日、大久保に誕生した。

東京QQ球(キューキューキュー)は台湾式朝ごはんの専門店、東京豆漿生活や台湾伝統豆花専門店として話題となった東京豆花工房の系列店で、「新たな台湾の国民的おやつを日本に広めたい」という思いから今回の出店を決めたそう。

ここでは、サツマイモボールが串に刺さった『地瓜球 串』や袋入りの『地瓜球 袋』が楽しめる。季節に合った甘みのある芋を2種類ほど組み合わせ、芋ごとの水分や粘度によって生地は毎日店内で手作りしている。外はサクッと、中はもちもちとした食感でほんのり優しい甘みが癖になる味わいだ。

ドリンクは日本ではまだ珍しい『台湾産凍頂ウーロンミルクティー』などを提供。サツマイモボールのおいしさを引き立ててくれるので、併せて堪能してほしい。

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  • レストラン
  • 吉祥寺

吉祥寺駅近くにある台湾カフェ。店名は「月とお茶」に由来する。台湾の古民家をイメージしたという店内では、台湾出身のオーナーが台湾の家庭料理や屋台料理を提供する。

薬膳など健康的な食材を用いつつ、食べやすく、体にもやさしいメニューが自慢。30種類以上ある本格台湾茶は、ぜひオーダーしたい。特にオリジナルブレンドの『八宝茶』は、見た目にも満足する一杯だ。解熱効果のある緑豆や余分な脂を落とすサンザシなど、8種類の素材がブレンドされている。

デザートメニューには、黒ゴマとココナッツミルクのしるこ『黒芝麻三色湯圓(ヘイツーマーサンスウタンユエン)』、自家製のショウガスープに黒ゴマあん入りの団子を合わせた『薑汁桂花湯圓(ジャンツーグイフアータンユエン)』など、ここでしか食べられないオリジナルメニューがそろう。

  • レストラン
  • 台湾料理
  • 下北沢

中目黒の古着屋、デプト(DEPT)のオーナーeriが手がける台湾の軽食とスイーツ店のミンテンハオハオ(明天好好)。上海料理店ミモザのシェフ、南俊郎が料理を監修し、体に優しい漢方食材を使用した豆花(600円から)や、豆漿(700円)などを提供する。豆花はプレーンから黒ゴマ、フルーツ入りなど、5種類からセレクト可能だ。

Tシャツやマグカップなどのグッズにもこだわり、外観のピンクの壁に書かれた店名の文字は、職人による筆書きで制作されている。店内は1階と地下にテーブル席があり、トイレの壁がかわいいのもポイント。

※中目黒店は2021年10月末で閉店、12月中旬に下北沢に移転オープン予定 

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ハッピーレモン 京王新宿店
  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 新宿

新宿駅直結、京王百貨店新宿店の隣に位置するテイクアウト専門の台湾茶スタンド。世界9カ国に900以上の店舗を展開するハッピーレモン(happylemon)の東京1号店だ

メニューは人気の『タピオカミルクティー』や、ウーロン茶の一種である四季春茶をベースにチーズクリームの甘さと岩塩の塩気を程よく感じる『ソルティチーズ四季春茶』などをそろえる。トッピングや甘さは自分で決められるので、気分に合わせて好みの一杯をオーダーしよう。 

※当面の間、12時00分〜20時30分に営業時間を変更

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 原宿

台湾発の新感覚フルーツティー専門店、ラ・ツリー(LaTREE)果茶果酒が2020年11月14日、原宿にオープン。厳選した本格台湾茶をベースに、フレッシュな生絞りの果汁と果肉がゴロゴロ入ったドリンクが人気だ。

茶葉は日月潭(にちげつたん)紅茶、ジャスミン茶や、蜜香ウーロンなど全て台湾産で、三温糖を使用したシロップは自然な甘味が特徴。自然光を取り入れた店内は座席もゆったりと広い。現在は『タロイモラテ』と『ローズ風味アップル果肉入りミルクティー』が冬季限定で登場している。

※当面の間、11時50分~20時00分 (L.O.19時30分)に営業時間を変更

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  • レストラン
  • 赤羽
  • 価格 1/4

アジア諸国を中心に、世界で500店舗以上もの店を展開する台湾スイーツ店の日本1号店。

同店は、添加物を使用していない、手作りにこだわった伝統的なスイーツで高い人気を誇っている。ここでおすすめしたいのは、『仙草』。仙草とは、台湾の仙草をゼリーにした伝統スイーツのことで、熱中症の解消、ダイエット、筋肉や関節痛の緩和にも効果があるといわれている。

トッピングが異なる5種類の『仙草』を用意し、ホットまたはアイスを選べる。どの季節にも楽しめる、体にやさしいスイーツを堪能してみては。

  • ショッピング
  • 有楽町

今話題の台湾カステラの専門店、台楽タンガオ(台楽蛋糕)が、2021年3月12日に東京初出店。台湾の老舗の味を再現したビッグサイズのカステラを提供する。新鮮な卵黄と牛乳、厳選した小麦粉を合わせ、メレンゲを混ぜてじっくり焼き上げるカステラは、ふわふわした軽い口当たりと、しゅわっとした口溶けが魅力だ。

ラインアップは、癖のない味わいの『プレミアムプレーン』、チーズのミルキーな風味が絶妙な『プレミアムチーズ』、濃厚なチョコレートの甘みと苦みが楽しめる『プレミアムチョコレート』、抹茶が深く香る『プレミアム抹茶』の4種類。そのほか、カステラを使ったフルーツサンドやパフェ風スイーツも並ぶ。

※当面の間、11時00分〜20時00分に営業時間を変更

台湾の味を楽しむなら......

週末、台湾を感じる5のこと
  • Things to do

日本での人気が高い、台湾。映画『千と千尋の神隠し』のモデルとも言われる九份(きゅうふん)や、パワースポットの龍山寺(ロンサンスー)などの観光地、祭りのような雰囲気が楽しい夜市など、魅力的なスポットが多々あるが、やはり我々を引きつけて離さないのは、台湾の食だ。

ここでは、荻窪にもある台湾料理の名店や、魯肉飯(ルーローハン)を提供するDJバー、台湾からの留学生も絶賛するデザートの豆花(どうふぁー)専門店など、本場さながらの味を堪能できるスポットを紹介する。もし、東京で台湾フードが恋しくなったら、この記事を参考に、本格的な台湾の味と出合いに行こう。

東京、チーズティー10選
  • レストラン

タピオカブームとともに台湾からやってきたチーズティー。チーズティーは、紅茶や緑茶、などにホイップ状のチーズクリームを乗せたもの。甘味のあるドリンクに少し塩味がきいたふわふわのフォームが合わさり、その甘じょっぱい味がクセになる人が続出している。

ここでは、2019年6月にオープンしたばかりの台湾では「神のチーズティー」と称される店や、フレッシュフルーツにチーズフォームを合わせた進化系など、バラエティー豊かに都内でチーズティーが味わえる店を紹介する。

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