Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa

今日しかできないこと

タイムアウト東京が注目する今日開催の展覧会やギグ、パーティーなどを紹介

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  • アート
  • 原宿

創業140年を超える世界的な時計メーカー「セイコーウオッチ」が、デザインの新たな可能性を提案するプロジェクト「power design project 2024」のプログラムとして、ニッチ過ぎる腕時計の展覧会を開催中だ。 「パンダ好き専用」「マスキングテープ好き専用」といった特定の分野を偏愛するユーザーをイメージしたものから、左右の腕のいずれに着用したかによって文字盤の見え方が異なる「両利き専用」、さらには「すき焼き専用」といったピンポイントなこだわりが込められたものまで、7つのテーマが楽しめる。 会期中は、作品を手がけたデザイナーが案内するギャラリーツアーも開催予定だ(事前申し込み制・無料)。スマートフォンやスマートウオッチの普及で、機能よりも、所有することや、アクセサリー感覚で身に着けて楽しむことがより重視されつつある腕時計。突拍子もないようで、本当に商品化される未来があり得るかも?と、思わず考えてしまうユニークな作品の数々だ。

  • アート
  • 原宿

カモフラージュという言葉を「自身の存在を隠し、周囲に溶け込み、生きながらえるための生存本能」と定義すると、アートとは、完璧なカモフラージュのことかもしれない。そんなテーマから着想したコレクション展が、外苑前の「ワタリウム美術館」で行われている。 「日常にカモフラージュする」「自然にカモフラージュする」「記憶にカモフラージュする」「空間にカモフラージュする」の4章にわたり、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、ナムジュン・パイク(Nam June Paik)、マン・レイ(Man Ray)、クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltansky)ら11人の作品に加えて、さわひらき、野口里佳、杉戸洋をゲストアーティストとして交え、約80点の作品を展示している。 また展示室内では、明治から昭和にかけて活動した哲学者の西田幾多郎と鈴木大拙、教育者の山本良吉による鼎談(ていだん)の音声「物になるということ」も聴ける。実は誰もが、意識せずともカモフラージュして生活しているのかもしれない――そんな思考を巡らせる鑑賞体験となるだろう。

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  • アート
  • 丸の内

日本の書画や中国・日本の陶磁器など、東洋古美術を中心に展示を行う丸の内の「出光美術館」で、江戸時代の文人画家、池大雅(いけの・たいが)の山水画に注目した企画展が開催中だ。 文人とは、中国の学問の素養を持つ教養人のこと。京都に生まれた池大雅は、幼い頃から中国の文人文化や文人画に憧れ、中国絵画の技法を踏襲しつつ数々の名作を描いている。また、自由でおおらかな生き方を実践したことでも知られ、日本の自然や登山、旅をこよなく愛し、同時代を生きる知識人たちと交流したという。 本展では、40代半ばごろに制作した六曲一双の屏風「十二ヵ月離合山水図屏風」(重要文化財、出光美術館所蔵)をはじめ、富士図や中国の名勝図、四季山水図、色の点描だけで樹葉のさざめきや水面のきらめきを表現した作品などが数多く展示される。今も昔も、美しい自然の風景に感動する気持ちは同じだと思えるような展覧会だ。

  • アート
  • 初台

初台の「東京オペラシティ アートギャラリー」で、スウェーデンを拠点に活動するガラス作家の山野アンダーソン陽子によるユニークな展覧会が開催中だ。 本展は、2013年にガラス作品のアートブック制作を提案された山野が、「Glass Tableware in Still Life(静物画のなかのガラス食器)」プロジェクトを開始したことがきっかけになっている。山野が声をかけたスウェーデン、ドイツ、日本で活動する画家たちに、自身が絵に描きたいと思うガラスを言葉で表現してもらい、その言葉に応答する形で山野が作品を制作する。 出来上がったガラス作品を画家が静物画に描き、写真家の三部正博が画家のアトリエで絵画とガラスの写真を撮影。デザイナーの須山悠里が書籍のかたちに仕上げたという。2023年11月から「広島市現代美術館」で開催した内容とは変わり、東京では、画家らと山野との対話に光を当てている。そこで交わされたやり取りやストーリーとともに、ガラス食器についての思考が展示される。

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  • アート
  • 乃木坂

20世紀最大の巨匠の一人、アンリ・マティス(Henri Matisse)が晩年に手がけた切り紙絵に焦点を当てた企画展が、六本木・乃木坂の「国立新美術館」で開催。マティスが後半生を過ごしたフランスのニースにある「マティス美術館」が所蔵する資料、約150点を紹介する。 本展のためにフランスでの修復を経て日本初公開される、4×8メートルもの大作「花と果実」をはじめ、絵画、彫刻、版画、テキスタイルなどの作品を展示する。 大病を患い車椅子の生活となったマティスが、試行錯誤の末にたどり着いたのが、筆とカンバスの代わりに「はさみでデッサンする」切り紙絵の手法だった。自由自在に色と形を生み出し、キャリアの絶頂期を迎えたマティスの傑作を存分に楽しみたい。

  • アート
  • 丸の内

近代写真の金字塔とも言える写真家、安井仲治(やすい・なかじ、1903〜1942年)の回顧展が「東京ステーションギャラリー」で開催。安井は大正期から太平洋戦争勃発に至る激動の時代に関西を中心として活動し、土門拳や森山大道らにも影響を与えた写真家だ。 病により38歳で早逝した安井は、わずか20年ほどの活動期間ながら、ドキュメンタリー、スナップショット、新即物主義、シュルレアリスムと、多くの表現動向を吸収しながら、旺盛な創作意欲のもと、あらゆる写真の技法と可能性、スタイルを追究した。 本展では、太平洋戦争の被害を免れた貴重なビンテージプリント約140点と、研究を重ねて一点一点作成されたモダンプリント約60点を中心に、短くも濃い安井の表現活動を紹介する。 変わり行く都会の風景とそこに生きる人々、戦争へ向かう不穏な世相をも身近な事物に託して繊細に写し出した、安井の再評価へとつながる機会になるだろう。

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  • Things to do
  • 六本木

六本木通り沿いの「アークヒルズ」でアメリカ、スペイン、イタリア、インド、タイなどの「鍋を使った世界の料理」をテーマにしたイベントが初開催する。 「ボッリートミスト(イタリア風おでん)」やアメリカ南部ルイジアナ州の「ガンボ」といったスパイスをきかせた各国の料理のほか、新鮮なウニなど贅沢な食材を使った料理、パリッと揚げた麺とゆでた麺の2種類の食感が楽しめるタイの「カオソーイ」など、バラエティーに富んだ限定メニューが、15店舗で楽しめる。 期間中には、鍋や豆皿、箸置きなど「おうち鍋グッズ」が当たる抽選も実施。各店舗のイベント限定メニューを含む食事を合計3,000円(税込み)以上注文すると、抽選にチャレンジできるコイン1枚がプレゼントされる。 アークヒルズのある港区は、明治政府が旧大名屋敷を各国に提供した経緯もあり、日本一大使館の集中する自治体だ。大使館巡りとともに、世界の味を楽しむ港区散歩に出かけてみては。

  • アート
  • 渋谷

渋谷駅直結・直上の大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア」。連日にぎわう展望施設「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」にある46階展望回廊の「SKY GALLERY 」で定期開催しているアート展示。7回目となる今回は、美術家の中﨑透による企画展が開催中だ。 本展は、中﨑が渋谷の街で出合った3人にインタビューを行い、彼らの言葉とエピソードをモチーフに創作された。約100年分もの街の歴史をたどる写真や、再開発にまつわる模型も取り込みながら、平面作品や映像、ミクストメディアの立体作品など、多種多様な作品へと昇華させている。 いわゆるホワイトキューブのアートギャラリーではなく、世界中のありとあらゆる人々が訪れる展望施設で展示されていることも興味深い。東京の街並みとともに作品を眺め、多様な人生や生き方を許容するような「渋谷」という街の魅力を再発見してほしい。

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  • Things to do
  • 調布

都立神代植物公園には、「未開紅(みかいこう)」「月影」など古くから伝わる品種を中心に、約70品種160本以上の梅が植えられている。例年2月上旬から3月上旬にかけて見頃を迎え、毎年多くの観光客でにぎわう。 期間中の土・日曜日と、祝日はキッチンカーが出店するほか、2024年2月23日(金・祝)の11時15分からと14時15分からの2回、芝生広場で「うめコンサート」がで開催される。音色と風とともにほんのりと漂う梅の甘い香りに酔いしれるだろう。

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  • 亀戸

菅原道真公を奉祀(ほうし)する「亀戸天神社」は、一般的に亀戸の「天神さま」「亀戸天満宮」と呼ばれ親しまれている。梅の名所として知られており、「亀戸天神梅まつり」は2024年で27回目を迎える。 境内には紅梅50本、白梅150本を含む計300本を超える梅の花が咲き誇り、早いものは正月ごろから咲き始める。見頃は2月中旬から3月上旬あたり。中でも、一本の木に紅梅と白梅の花が咲く「五賢の梅」は一見の価値がある。 道真公の命日である2月25日に行われる「菜種御供(なたねごく)」と併せて、春の訪れを感じてみては。

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  • 梅ヶ丘

梅ヶ丘にある羽根木公園で梅まつりが開催される。ここは都内屈指の梅の名所で、650本(紅梅270本、白梅380本)、約60種の梅が咲き誇る。 前回の開催では、梅ジャムや梅大福など梅にちなんだ食べ物を販売する売店や模擬店のほか、世田谷区と縁組協定を結ぶ群馬県川場村の物産展が週末に出店。催し物もさまざまあり、抹茶や煎茶を野外で楽しむ野だてや琴の演奏などを通して、春の訪れが感じられるイベントとなった。 2024年の催しや出店については今後発表されるので、公式ウェブサイトでチェックしてほしい。

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  • 湯島

「湯島天神宮」で、毎年恒例の梅まつりが開催。菅原道真を祭る湯島天神は、江戸時代から梅の名所として親しまれてきた。その梅園では、春を待ちわびた樹齢約70~80年、約300本の梅の木が開花し、2月中旬から3月上旬に見頃を迎える。初春の寒空、また夜空をバックに咲く白梅を見れば、自然とさだまさしの歌「飛梅」が脳裏をよぎるだろう。 2023年の開催では、平安時代から時刻を知らせるために打ち鳴らされてきた「時太鼓」の響きを継承する湯島天神白梅太鼓の演芸や、野外で春の訪れを感じながら抹茶を楽しむ野だて、物産展などが週末に行われた。 2024年のイベント詳細は、決まり次第公式ウェブサイトに掲載される。

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