にぎやかな原宿エリアから北に少し外れた通り沿いにたたずむカフェ。こだわりのコーヒーとオリジナルのパイを木造デッキテラスで楽しむことができる。店内には陽気なカントリーミュージックが流れ、ちょっとした休憩に立ち寄るには最適な場所だろう。
使用するコーヒー豆は世界各地から厳選。多種多様な味を取りそろえ、その日の気分に合った味が選べる。
自家製のパイは、定番のアップルやチェリーのほか、季節ごとにさまざまなパイを用意。食べ応え十分なホットパイと、人気のブレンドアイスコーヒーの相性は抜群である。
東京のテラスや水辺、ルーフトップで楽しむリゾート気分
タイムアウト東京 > レストラン&カフェ >東京、オープンエアで食べる店18選
テキスト:浅野陽子(フードライター)
それほど広くない面積に建物や店が密集し、人口密度も高い東京。しかし海外のリゾートにいるような開放的な気分になる、とっておきの場所は多くある。
水辺の景色が眺められるリバーサイド、公園近くで緑いっぱいのテラス席やビルのルーフトップ(屋上)のバーなど、東京のオープンエアの形態はさまざまだ。各店に取材を進めてわかったのが、季節によって寒暖の差が激しい東京でも、オープンエアの座席は年間を通じて人気があるということ。多くの店が、外の席から順に予約が埋まっていくそうだ。
ここでは、都内でオープンエアの空間が楽しめる、レストランを紹介する。外気を直接感じながらおいしい料理を食べたり、酒を飲んだりする体験は格別だ。東京の空の下、大切な人とゆっくり時間を過ごしてみては。
※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間は変更している可能性がある。訪れる前に公式ウェブサイトなどで確認してほしい。
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にぎやかな原宿エリアから北に少し外れた通り沿いにたたずむカフェ。こだわりのコーヒーとオリジナルのパイを木造デッキテラスで楽しむことができる。店内には陽気なカントリーミュージックが流れ、ちょっとした休憩に立ち寄るには最適な場所だろう。
使用するコーヒー豆は世界各地から厳選。多種多様な味を取りそろえ、その日の気分に合った味が選べる。
自家製のパイは、定番のアップルやチェリーのほか、季節ごとにさまざまなパイを用意。食べ応え十分なホットパイと、人気のブレンドアイスコーヒーの相性は抜群である。
六本木のミッドタウンにある、大人気のインド料理店。檜町公園の緑を望むテラス席を予約しよう。スパイスの官能的な香りに包まれつつ、前菜からデザートまで、インド料理のフルコースを味わえば、気分は格別だ。
愛知県岡崎市の八百屋で人気のフルーツサンド店、ダイワが手がける恵比寿の新たなカフェ。
2020年3月にオープンしたダイワ中目黒店では「八百屋の作る本気のフルーツサンド」をコンセプトに、みずみずしい旬のフルーツサンドを提供しており、休日には行列が絶えないほどの人気を博していた。
店内に入ってすぐの冷蔵ケースには、さまざまな種類のフルーツサンドがずらりと並ぶ。セルフで好きなものを選び、レジでドリンクやサイドメニューを注文できるが、これだけ並んでいると目移りしてしまう。特徴は旬のフルーツを惜しみなくふんだんに使っていることだ。
ドリンクはコーヒー、ティー、スムージー、シェイク、フレッシュな『生オレンジジュース』などバラエティー豊かなところもうれしい。
『熟成炭火焼き蜜芋バスクチーズケーキ』のネット販売から始まったアンド オイモ トウキョウ(&OIMO TOKYO)が、2021年7月、中目黒にカフェの旗艦店をオープン。全ての料理にサツマイモを使い、優しい味でありつつほかでは食べることがない味にやみつきになるファンが続出している。
名物の『さつまいも2種のふわふわパンケーキ』はグルテンフリーの米粉の生地に、低GI値のココナツシュガーを使用し、卵白を混ぜて焼き上げる。まろやかな『季節の新鮮野菜とさつまいものスパイシーバターチキンカレー』も十六雑穀米でヘルシーなので、迷うことなくもりもり食べてほしい。
清水谷公園に面した広いオープンテラスは居心地が良い。爽やかな空気を感じつつ、ビール片手に巨大なステーキフリットとフレンチフライを楽しめば、気分も上がるだろう。
テイクアウトが利用可能
北青山のイチョウ並木沿いにあるカフェ。オープンテラスの席があり、緑を眺めつつ食事を楽しめる。店内も明るく華やかな雰囲気なので、結婚式の二次会やパーティーなどの貸切イベントで利用されることも。
テイクアウトが利用可能
丸の内の二重橋スクエア2階にある、世界で75店舗以上を展開するシカゴの高級ステーキ店の日本1号店。名物の『プライムポーターハウス』や、『プライムニューヨークステーキ』などのステーキメニューが楽しめる。 500度以上の特注オーブンで一気に焼き上げるステーキは、表面がパリッと、中はしっとりして最高だ。
通常の客席のほか、バーや屋外のテラス席も完備している。テラス席から見える、オフィスビルに囲まれた丸の内仲通りの景色はとても雰囲気が良い。オリジナルカクテルほか、ドリンクメニューも充実し、ハッピーアワーもあるので夕方、テラス席で一杯楽しんでみては。
階下にあるスパイスラボトーキョーの総料理長、テジャス・ソヴァニが料理を監修し、バーマネージャー栗原幸代が提案するカクテル&モクテルを、ランチタイムから深夜まで楽しめるダイニングバー。
ランチタイムから楽しめるのは、インディアンタッチのオリジナルアフタヌーンティーやビリヤニセットにあわせてカクテルやモクテルなど。バータイムには、繊細なインディアンスパイスを使った新テイストのオリジナルカクテルやスパイスラボトーキョーのキッチンで作るモダンインディアンテイストのバーフードを提供する。
銀座では珍しいテラス席も設けられるので、スパイスの香りに酔いながらエレガントな時間を過ごしたい。
表参道のアオ(Ao)青山ビルの5階にある高級ダイニングバー。足元に水が流れる屋外のテラス席と、通常の店内席が構えられ、その2つをつなぐようにバーが中央にあるのが店名(TWO ROOMS)の由来。
店内も明るく上質な空間で居心地がいいが、テラス席からの眺望も素晴らしく、天気の良い日は海外のレストランにいるような気分になる。カップルや、外国人客がビジネスの会食やデートなどに利用している。スタッフも国際色豊かで、英語対応も可能なため、外国人ゲストをもてなすのにもぴったりだ。
マリーナベイ・サンズや世界のルーフトップで展開する総合エンターテインメントレストランのセラヴィ(CÉ LA VI)が2019年12月、渋谷フクラス内 東急プラザ渋谷に「セラヴィ東京」(CÉ LA VI TOKYO)をオープン。同店はスクランブル交差点や夜景が楽しめる、2フロアで構成される。
17階にはカジュアルダイニング&バー、バオ バイ セラヴィ(BAO by CÉ LA VI)と、DJたちが選曲する音楽を聞きながらカクテルを楽しめるセラヴィ スカイ ミュージック テラス(CÉ LA VI SKY MUSIC TERRACE)とセラヴィ クラブ ラウンジが。18階のファインダイニング、セラヴィ レストラン&スカイバー(CÉ LA VI RESTAURANT & SKY BAR) では、渋谷の景色を眺めながらモダンアジア料理やスイーツ、そして幅広いラインナップのドリンクが堪能できる。
代官山駅から徒歩5分の場所にあるモダンメキシカン。タコスやブリトーなどメキシカンの定番のメニューに、マルガリータやモヒートを提供。店名のアシエンダ デル シエロは、スペイン語で空の家を意味する。
ビルの9階まで上り、エレベーターを降りると8メートルあるという高い天井に迎えられ圧倒される。外のテラス席はさらに気分が上がる。ディナーはもちろん、ランチタイムでもテラス席が利用可能だ。
神楽坂の裏路地、かくれんぼ横丁にあるシックなイタリア料理店。店内の窯で焼く本格的なナポリピザと、常時100種を完備するというワインのバラエティが楽しめる。
屋上には見晴らしが良いテラスラウンジがあり、毎年3月末からビアガーデンを営業している。ビアガーデンは開閉式の屋根とカーテン付きで、全天候に対応しているため人気だ。
テイクアウト、UberEatsが利用可能
店の所在番地をそのまま使った、まさに「日本橋の橋のふもと」に建つ和食バル。日本橋川沿いの美しいテラスが印象的だ。悪天候の日以外は、真っ先にテラス席から予約が埋まっていくという。
ビールや日本酒、ワインとともに『雲丹(うに)グラタン』や『焼き鯖の棒寿司』などの創作和食メニューを提供。国分(こくぶ)と組んだ『缶つまBAR』メニュー各種も好評だ。
茅場町駅を出て目の前の複合ビル、ジェムズ(GEMS)にある。「世界各国のワインと、洋風料理を気軽に楽しめる大衆バル」がコンセプトだがフレンチ出身のシェフ、ジミーこと太田康彦の料理は、ひと口食べるとどれもレベルの高さに驚く。
店の大きなガラス窓から見える、首都高速と日本橋川が交差するビル6階からの眺望も優雅だ。ランチ時も爽やかな雰囲気だが、夜景が美しいディナータイムは特に、東京にいることを忘れさせる。
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイの6階にあるフレンチレストラン。ダイニングからは、東京湾が一望でき、夜はライトアップされたレインボーブリッジを目の前にして、フルコースと美しい夜景の両方が堪能できる。
テラスエリアのシャンパンバーでは、アルコールと軽食を楽しむバーユースほか、日中もアフターヌーンティーメニューを提供するため、カフェとしても利用できる。昼夜問わず、まさに東京ベイエリアの景色を堪能できる場所だ。
東京湾近くの再開発エリア、芝浦アイランド内にあるバー。運河で囲まれた、広々としたオープンテラスが特徴的だ。ペットを連れての飲食も可能。目の前の桟橋から水上バスに乗船すれば、お台場や豊洲エリアへのアクセスも抜群で、夏の東京湾の花火大会も一望できる。
テイクアウトが利用可能
多摩川の河川敷にある二子玉川の隠れ家的フレンチレストラン。4階建て一軒家の3階と4階がルーフトップテラス席で、客席の目の前には多摩川がゆったり流れ、田園都市線が走る光景も。都内では貴重な、水辺のオープンエアが楽しめる店だ。
テイクアウトが利用可能
1994年の「地ビール解禁」から20年以上が経ち、いま人気となっているクラフトビール。これからの季節に屋外やテラスで飲むのに最高なビールは何なのか、テラス飲みが楽しい店とともに紹介したい。
新型コロナウイルス感染症対策のため、2020年6月飲食店に対する路上占有が一部緩和された。その流れを受け、飲食店のテラスが私道や路上へ広がる取り組みが全国で増えている。
だが、こうした状況になる前から店前にビールケースや縁台を広げ、オープンエアを満喫できる店は町の片隅に存在していた。そんな元祖ストリートテラスとでも表現すべきオープンな席で味わう料理や酒は、店敷地内にカッチリと構えたテラス席とはまた違う開放感を与えてくれる。個店だけではなく、一帯が「はみ出しオープンテラス」と化している横丁エリアと併せて紹介しよう。
自粛してきた2カ月間に生ビールを、青空の下で飲みたいという衝動に駆られた人は多いのではないだろうか。今回はそんな人のために、出来たてのクラフトビールをテラスや屋外で飲めるブルワリーパブを紹介する。度数1.2%の低アルコールビール、イチゴやナシを使ったフルーツエールなど、スーパーマーケットには並ばない豊かな個性を持ったクラフトビールを思う存分堪能しよう。
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