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東京、手持ち花火ショップ5選
老舗の花火問屋からダイソーまで、夏の思い出を作る
8月7日は、8と7(はな)の語呂合わせから日本煙火協会が制定した「おもちゃ花火の日」であることをご存じだろうか。今年は感染症流行の影響で各地の花火大会が中止になってしまったが、こんな時こそ、自宅の前や近所の河原で手持ち花火やおもちゃ花火を楽しんでみてはどうだろう。
ここでは、絹のような手触りの特別な線香花火が手に入る老舗の花火問屋をはじめ、オンラインで注文ができる店、ダイソーで手頃に買える最新花火まで紹介する。騒音や後片付けなど、近隣の人々への配慮を欠かさずに、夏の思い出を作ってほしい。
井ノ口商店
三ノ輪駅からほど近くにある、縁日用品や駄菓子を扱う卸問屋。手持ち花火や吹き出しドラゴン花火、打ち上げ花火、オリジナル花火セットなどを多数取りそろえ、1本単位から自由に注文することができる。 『徳用ハナビーランドセット』(165円)のように手頃なものから、ススキ花火、スパーク花火、変わり種などを詰め込んだ『オリジナル手持ち花火セット 大』(2,200円)まであり、予算や希望に応じてフレキシブルに対応してくれる。
オンラインで全国から購入が可能。店舗に訪れる際もオンラインストアで在庫を確認してから行くと、無駄足にならないだろう。
長谷川商店
店内約500種類の花火を全て把握する「花火コーディネーター」がいる、浅草橋の老舗花火問屋。花火選びから演出までサポートしてくれるため、今までにない花火との出合いを求める人におすすめ。
手持ち花火のばら売りやセット花火を用意しているほか、高さ25メートルで美しい緑に輝く打ち上げ花火『皇火(おうか)』や、約30秒間に30連発する乱玉花火『神火(しんか)』など、長谷川商店オリジナルの花火も多数販売しており、自身で花火大会のような楽しみ方ができるだろう。
松木商店
蔵前二丁目交差点にある花火問屋。ロケット花火から線香花火までバリエーション豊富に取りそろえ、小売りにも対応しているため、気軽に入店できる。スーパーのようにカゴを持ち、花火を1本または1個ずつ選んで購入するスタイルは、なかなかできない体験だ。店員に尋ねれば、花火の詳細や売れ筋を丁寧に説明してくれる。
花火のほか、剣玉などの和玩具や和凧の販売も。オールシーズン花火を扱っているので、真冬の花火願望を叶えられるのがうれしい。
ダイソー
100円均一だからといって侮れない、ユニークな手持ち花火を扱っているダイソー。注目は『写真がキレイに撮れる手もち花火セット』だ。手頃な110円のものと、たっぷり楽しめる330円のセットが販売されている。スマートフォンでも火が舞う様子を美しく撮れるので、写真映えを求める人におすすめ。
そのほか、子どもが喜びそうな『てもちうんち花火セット』や線香花火、打ち上げ花火のばら売りなどもあり、家族で楽しい時間を過ごすにはうってつけだ。
もっと夏の思い出を作るなら……
アウトドアサウナできるキャンプ場5選
近年盛り上がりを見せる野外で楽しむアウトドアサウナ。フィンランド式のテントサウナから、木屋の中で蒸気に包まれるイグルー式などそのスタイルは多様だ。今回は、そんなアウトドアサウナを楽しめるキャンプ場を東京近郊に絞って五つ紹介する。自然の中で、心と体をととのえる極上のひとときを堪能しよう。 キャンプサウナの入場は水着などの着衣式がほとんど。予約制のところも多いので、事前に連絡の上で出かけることをおすすめする。
東京、ナイトプール2020
夏本番。猛暑日が続かないことを願うが、東京にはこんな気候でこそ訪れたいラグジュアリースポットがある。大人がはしゃげる新しい遊び場として注目を集めるナイトプールだ。 今年も各ホテルが趣向を凝らしたムード満点のプールが各地でオープンした。昨年に増してパワーアップした空間で、カクテルや音楽とともに熱帯夜を思い切り楽しもう。
アートアクアリウム美術館
※2020年8月28日オープン予定
日本橋に初の常設館アートアクアリウム美術館が開業。約2321平方メートルの館内は2階建てで、各展示室は五感で楽しめる内容となっている。貴重な種類の金魚から縁日などで見られる一般的な金魚までが展示され、四季に応じた美しい演出が見どころ。 「金魚の杜」と名付けられた円柱型の水槽や、江戸時代の花街をイメージした『花魁道中』など、展示空間を埋め尽くす彫刻のような水槽は見るものを圧倒するだろう。大小さまざまな形の水槽の中を涼やかに泳ぐ3万匹の金魚たちはプロジェクションマッピングされ、幻想的な演出が施されている。