さるBEER
画像提供:東海汽船株式会社
画像提供:東海汽船株式会社

夏の夜にしかできない21のこと

工場夜景やリバーサイドのフレンチレストランなど、夏の夜にしたいこと

広告

タイムアウト東京 > ナイトライフ> 夏の夜にしかできない21のこと

無性にわくわくする夏の夜は、特別な思い出を作る絶好の機会だ。花火や祭りなどの定番イベントに行くのもいいが、そのほかにもさまざまな楽しみ方がある。

都内をさまよう屋台バーで外飲みしたり、工場夜景とともにフレンチを楽しんだりと、この季節だからこそおすすめしたい過ごし方を紹介する。

関連記事
東京、手ぶらで行けるバーベキュースポット5選

  • Things to do

夜間特別開館 下町夕涼み

20時30分まで開園時間を延長し、昭和の夏祭りの情景を体験できるイベントが「江戸東京たてもの園」で今年も開催される。園内の「下町中通り」に灯りがともり、ノスタルジックな雰囲気の園内で、盆踊りや射的、夜店などが楽しめる。

中でも下町中通りの復元建造物のうち3軒が、特別に開店するのは見逃せない。「小寺醤油店」で飲み物、「武居三省堂」では昔の文房具、「花市生花店」は切り花を販売する。在りし日の日常にタイムスリップしたような買い物を満喫しよう。

このほか、縁台将棋や東京の伝統工芸「つりしのぶ」「江戸硝子」の実演・販売、「子宝湯」でミニアヒルすくいなども行われる。活気のある園内で、食べて、踊って、和んで、夏の夕を楽しみたい。

  • 映画
  • 六本木

OUTDOOR CINEMA

「麻布台ヒルズ」の中央広場で「OUTDOOR CINEMA」が開催。「Summer Feeling」という作品選定テーマを下に、緑が広がるスペースでゆったりと映画鑑賞ができる。

2025年7月11日(金)は『真夏の夜のジャズ 4K』、12日(土)は『スタンド・バイ・ミー』を上映する。また、移動式のクラフトビアバー「エル カミオン(EL CAMION)」が会場に登場。ピクニックスタイルで楽しめるフードメニューとともに味わいながら、上質なひとときを過ごせるだろう。

さらに、麻布台ヒルズには映画鑑賞後の遅い時間からも楽しめる飲食店が多数あり、「サーワーン ビストロ(SAAWAAN BISTRO)」と「麻布台ヒルズカフェ」では「レイトハッピーアワー」も実施する。

なお、上映開始は19時15分からで、13日は映画を上映しないので注意してほしい。夏夜の風と緑を感じながら、心地よい映画体験をしてみては。

広告
  • ショッピング
  • スタイル&ショッピング

東京レストランバス「フレンチとお酒と川崎工場夜景を楽しむ夜」

高速バスでおなじみのWILLER EXPRESSが提供する人気のバスツアー。「工場夜景」に注目し、川崎市の臨海部にある多数の工場の夜景を眺めながらフレンチのフルコースが楽しめる、異例のプランだ。詳細は公式ウェブサイトから確認してほしい。

別のツアーになるが、海から眺める工場夜景クルーズなども実施しているのでこちらもチェックしてみよう。

中野駅前大盆踊り大会

中野駅近くで開催される、ユニークな盆踊り大会。「中野の唄と踊りを生唄で」をテーマに2012年から運営されており、伝統的な民謡に加え、DJやバンドのステージが融合する独自のスタイルを特徴とする。

盆踊りの最中にボン・ジョヴィの『Livin’ On A Prayer』を流し会場が一気にヒートアップしたことから、「ボン・ジョヴィ」と「盆踊り」をかけた「盆ジョビ」という呼び名が生まれ、中野の夏の名物としても知られている。過去にはDJ KOO、DJ Celly、なかやまきんに君など多くのゲストが出演した。

そのほか、地元の「中野音頭」をはじめ、「東京音頭」や「炭坑節」「ドダレバチ(津軽甚句)」「鹿児島おはら」など、日本全国の民謡盆踊りを中野区民謡連盟の生演奏で堪能できる。

この夏、音楽好きは見逃せない盆踊り6選』では、音が主役の夏祭りを厳選した。併せてチェックしてほしい。

広告
  • アート
  • アート

サマーナイトミュージアム

都立の文化施設では、夏の夜に美術館が楽しめる「サマーナイトミュージアム」が開催。都内の5館の美術館やアートギャラリーが毎週金曜日の開館期間を21時までに延長する。

実施するのは、「東京都美術館」「東京都庭園美術館」「東京都写真美術館」「東京都現代美術館」「東京都渋谷公園通りギャラリー」の5館。期間内は、来場者への特典や特別なイベントなども開催する。

 期間は、8月14日(木)から9月26日(金)まで。なお、東京都写真美術館は毎週木・金曜日の2日間行う。さらに東京都美術館は20時までの実施となる。

  • 竹芝

トワイライトビアテラス

「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」で「レインボーブリッジ」を一望できる期間限定のビアテラスが開催。ルーフトップテラスやダイニングできらめく東京湾を眺めながら、多彩なフリーフロードリンクやグルメを堪能できる。

料理は8品用意されており、「ケイジャンポテト」や「マンハッタン特製ハンバーガー」など食欲をそそるラインアップばかり。特に、ライブ感あふれるフランベ演出で提供する4種類の肉料理を盛り合わせた「鉄板グリルミートプレート」は見逃せない一品だろう。潮風に当たりながら、冷えたビールで豪快に流し込もう。

ほかにも、ニューヨークスタイルのグリルフレンチをコース仕立てで楽しめるパーティープラン」も併せてチェックしてほしい。夏の夜だけの特別なひとときを過ごしてみては。

広告
  • 日本料理
  • 渋谷

個室居酒屋 水炊き 波多野

渋谷・円山町、ラブホテル街の狭い路地の先にある、小さなのれんが目印の水炊き屋。同店では、夏限定で流しそうめんコースを提供している。

もともと一軒家だったという場所をオーナー自らが改装した店内には、座敷個室とテーブルの置かれた個室(2〜4人用)に区切られ、プライベートな時間が過ごせる和の空間が広がる。

デートで行って二人で流しそうめんを楽しむのもいいだろう。

  • 上野毛
  • 価格 2/4

トキオプラージュ ルナティック

自然豊富なファミリータウンとして有名な二子玉川にある、本格フレンチレストラン、トキオプラージュルナティック。多摩川沿いの自然に溶け込むようにたたずむ、古いアパートを改装して作られた。

入り口の券売機で食券を買い、料理ができるとアナウンスが流れ、自分で料理を運ぶ「セルフサービスフレンチ」というシステムを取っている。そのため、メイン料理の「牛フィレ肉のステーキフォアグラのせ」(1,860円、税込み)も比較的リーズナブル。ワインもボトルで2,900円ほどで楽しめる。

広告
  • Things to do

湯の浜露天温泉

都内から行ける小旅行先、新島にある露天温泉。なぜか古代ローマ遺跡をモチーフにした施設は、その本格的なしつらえに驚かされる。

全部で大小6つの湯があり、水着を着て入れる混浴温泉となっている。24時間営業なので、夜は満点の星空の下、贅沢な夜景を楽しめる。これが無料とは、ローマ人もびっくりだろう。 

  • 原宿

トワイロゥ 

都内を当て所なくさまよう、謎の白い屋台BAR。屋台の行き先を知る術はXのみ。メニューはドリンクのみの提供で、フード持ち込みが可能。屋根もほとんどない小さな屋台だが、雨の日でも都内のどこかで営業している。

屋台では、ビールやワイン、カクテルなどのアルコールや、キューバ産のシガーを提供。アルコールは店主こだわりのバカラグラスで味わえる。 

広告
  • Things to do
  • 調布

神代植物公園の大温室夜間公開

「神代植物公園」では、一夜限りで咲く幻の花「サガリバナ」の開花に合わせ、2025年7月20日(日)・21日(月・祝)の夜間に大温室を特別公開する。同時に、夜に強く香る植物など、珍しい熱帯植物が観察できる。

大温室前の噴水エリアでは、シャボン玉とイルミネーションによる演出「バブルミネーション」を開催。昼間とは異なる、幻想的な世界が広がる。さらに、隣接する「深大寺」の僧侶による仏教音楽「声明(しょうみょう)」の公演も実施。経文に節や旋律を付けた荘厳な響きが、夏の夜をより神秘的に彩る。

水面に浮かぶ大きな葉が特徴の「オオオニバス」の開花時期である2025年9月14日(土)・15日(日)の夜間には、再び大温室を公開。月明かりに照らされた純白の花は、夜間2日間だけ見られる貴重な風景だ。

那須サファリパークのナイトサファリ

栃木県那須郡那須町の「那須サファリパーク」では、2025年10月25日(土)まで「ナイトサファリ」を開催。日没後の暗闇が広がるパーク内に自家用車やサファリカー(園内用レンタカー)で入園し、動物たちを間近で見ることのできる人気の見学コースだ。

入園料金は、中学生以上2,600円、3歳~小学生1,800円(税込み)。マイカーの場合は入園料金のみで参加できる。

広告
  • 銀座
  • 価格 2/4

ル ジャルダン ドゥ ツイード

シャネル銀座ビルディングにあるルーフトップバー。店名は「ツイードの庭」を意味し、ツイードに刈り込まれた草木などで表現した庭園が広がる。

テーブルとソファ席があり、パラソルの下で優雅なひとときが過ごせる。さらにテラス壁面には、アイコニックなロゴを背景にしたバーカウンターを設置。京都の伝説的バーテンダーとして知られる西田稔が監修するドリンクも楽しめる。

シャンパンやワイン、オリジナルカクテルなどを味わいながら、太陽が西の空に沈み、銀座の街の明かりへとバトンタッチしていく様子を眺めながら過ごしたい。

  • ナイトライフ
  • 幕張

NIGHT POOL ~PINK MOMENT~

「日焼けはしたくないけど、プールは楽しみたい」。そんな願いをかなえてくれるのが、ナイトプールだ。

トロピカルなヤシの木に囲まれ、まるで海外リゾートのような雰囲気が漂う「ホテルニューオータニ幕張」のアウトドアプールでは、期間中の18時以降、プール全体が華やかなピンク色にライトアップされる。

ひと泳ぎした後は、ピンク色のバンズで香ばしいパティを挟んだ「 “ピンク×ピンク”のスマッシュチーズバーガー」や、ドラゴンフルーツを使った爽やかなドリンク「ピンクフルーツフィズ」でひと息つこう。

さらに、毎週金曜日には、YonYonやChiMyら人気DJによる週替わりのナイトイベントも開催。ピンク色と音楽に包まれた非日常の夜を楽しんでほしい。

なお、ナイトプールの入場は中学生以上限定となっている。

広告
  • Things to do
  • 竹芝

さるBEER

6千トンクラスの大型客船「さるびあ丸」で、夏限定の停泊型船上ビアガーデンが開催される。東京湾の夜景とともに、工場直送の生ビールや東京諸島の食材を使用したグルメが楽しめる。

島塩」を使ったキュウリの一本漬けや唐揚げ、昔懐かしい焼きそば、かき氷など、まるで夏祭りのようなラインアップにワクワクしそうだ。7階のデッキから「レインボーブリッジ」や東京湾を眺めながら、特別な夏のひとときを過ごそう。

入場者全員に、東京から大島や神津島へ行ける「大型客船2等限定往復50%割引券」プレゼントがあるので、この機会に思い切って島旅行するのもいいだろう。利用は全日予約制なので、詳しくは公式ウェブサイトをチェックしてほしい。料金には、入場料・飲み放題(一部有料)が含まれ、フードは別途有料だ。

  • アトラクション
  • 動物園&水族館

NAKED 花火アクアリウム

夏恒例の人気イベントが今年も開催。今夏のテーマは「海の世界の花火祭り」。エントランス「ウミノ参道」では、壁に触れると大輪のデジタル花火が鮮やかに舞い上がるデジタルアートが来場者を出迎える。

イマーシブエリア「海空花火」では、水槽で泳ぐ鮮やかな色の魚たちとデジタル花火の投影が融合。祭りらしさあふれる演出は必見だ。

カフェバー「宴花火」では、4種の期間限定のドリンクを提供。海の世界に煌めく花火を眺めながら、夏らしい一杯を堪能できる。

今年から、平日限定でナイトチケットを販売。17時以降から水族館入場とワンドリンクがセットになったチケット(2,800円、税込み)だ。水族館で夕涼みしながら、日本の夏の風物詩で彩られた生き物たちと非日常のひと時を体感してみては。

広告
  • Things to do
  • 横浜駅周辺

横浜ランタンナイト

横浜駅東口のショッピングモール「横浜ベイクォーター」の屋上庭園「ベイガーデン」で、ライトアップイベント「横浜ランタンナイト」が開催。ランタンの光とアオザイの彩りを感じる、夏の風物詩イベントだ。

空間演出にこだわった会場では、ベトナムの古都・ホイアンから取り寄せた色とりどりのランタンが華やかに彩る。昼は色鮮やかに、17時からは温かな光を灯し、幻想的なホイアン旧市街の街並みを再現する。

また、ランタン売りの屋台をイメージしたフォトスポットなども登場。さらに、ベトナムへの往復航空券が当たる抽選会や、伝統衣装「アオザイ」を着て撮影やショッピングが楽しめるイベントなどの多彩な企画が満載だ。

なお、イベント内で得た収益の一部は、ベトナムの困難な環境にある子どもたちへの支援活動に寄付される。異国情緒漂う空間として洗練された「横浜のホイアン」へと足を運ぼう。

  • Things to do
  • 芝公園

TOKYO TOWER CITY LIGHT FANTASIA~Summer landscape~

「東京タワー」のメインデッキで、プロジェクションマッピングショーが開催中。夜景と映像演出を融合させた、新感覚のナイトビュー体験だ。

高さ150メートルのメインデッキ2階に設置された幅約30メートルの大きな窓に、東京の夜景を背景にした美しい映像が投影される。映し出されるのは、積乱雲が浮かぶ夏空や、夕焼けに染まるヒマワリ畑など、日本の夏を象徴する風景の数々。フィナーレは、夜空を彩る花火で華やかに締めくくられる。

映像美に加え、こだわりの音響にも注目したい。セミの鳴き声や、胸に響く花火の音など、臨場感あふれるサウンドで記憶に残るひとときを体験してほしい。

広告
  • 渋谷

THE ROOF SHIBUYA SKY

「渋⾕スカイ」で、渋谷最高峰のルーフトップバー「THE ROOF SHIBUYA SKY」が、今年も期間限定でオープンする。

THE ROOF SHIBUYA SKY」は、東京を代表する高層ビル群を一望できる絶景とともに、ドリンクやスナックを楽しめるルーフトップバー。今回、ゆったり過ごせる2人席を中心にソファエリアが増席し、スタンディングテーブルはより夜景を堪能できる配置に変更された。

ドリンクメニューは、代々木の都市型ブルワリー「ワイワイジーブルワリー(Y.Y.G. Brewery)」とともに開発したオリジナルのクラフトビールから、夜景に映えるカクテル、日本酒ソーダ、ソフトドリンクなどを提供。開業期限定ドリンクの「コットンキャンディシャワー」は、わたがしにスパークリングドリンクを注ぐと、バラの花びらが浮かび上がる。

今年も「THE ROOF SHIBUYA SKY」で、特別な時間を過ごしてほしい。

  • Things to do
  • みなとみらい

Red Brick Breeze

横浜にいながら、異国情緒が味わえる恒例イベントが今年も開催。第18回目を迎える今年のテーマは、「地中海」だ。「サントリーニ・エリア」では、地中海・エーゲ海の中で最も絵になる、ギリシャ・サントリーニ島の真っ青な屋根と白壁の町並みを再現し、地中海グルメやジェラートなどが楽しめる。

地中海屈指のリゾート、スペイン・イビサ島をイメージした「イビサ・テラス」では、ピンク色の家具やヤシの木などが並ぶ「地中海の楽園」を演出。ひんやりとした水に足を浸して涼める、足湯ならぬ「ASHIMIZU」(足水)を常設する。

また、イビサはパーティーアイランドとしても知られている。夜には幻想的な雰囲気のライトアップを施し、日にち限定でDJパフォーマンスが繰り広げられる。イビサのナイトライフのムードが楽しめる趣向だ。

入場は無料。海風を浴びながら、気軽に海外リゾート気分を満喫してみては。

広告
  • アトラクション
  • 歴史的な建物&史跡
  • 千代田区

皇居

都内のランニングスポットとして人気の皇居で、夜のランニングを始めるのはどうだろう。1周約5キロのジョギングコースで、大手町側ではビルの夜景を見たり、皇居の堀を見下ろす絶好の景色を楽しむことができる。

夏をもっと満喫したいなら……

  • レストラン

猛暑が予想されるこの夏は、進化し続けるかき氷を味わってクールダウンしたいところ。今年も止まらないかき氷ブームに乗って専門店のオープンが相次いでいるが、ホテルやカフェが夏限定で手がけるかき氷も見逃せない。

老舗和菓子店の素材を生かしたクラシックな一杯から、パフェのようなボリュームたっぷりのものまで、2025年の夏に味わっておきたい7品を紹介する。

広告
  • ショッピング
  • スタイル&ショッピング

真夏の街を歩く楽しみが増える季節がやってきた。全国の商業施設では、2025年夏のセールが一斉にスタートする。「三越」や「高島屋」などの老舗百貨店、「渋谷パルコ(PARCO)」や「ギンザ シックス(GINZA SIX)」などの複合施設で、トレンドアイテムをリーズナブルに手に入れよう。

  • 映画
  • 映画

今年も夏がやってくる。本稿執筆時点において、すでに都内の最高気温は30度を優に超えており、これからまたあの蒸し暑さが到来するのかと思うとウンザリを通り越してゲッソリであるが、とはいえスペシャルな季節である。未来への予感とノスタルジーが混じり合うあの特別な気分は、夏の光と太陽がなければ生まれ得ないのだ。

そして我が国の夏はどういうわけか、アニメーション映画がぴったりハマる。スタジオジブリが巧妙な戦略によって「夏はジブリ」という図式を定着させてから幾星霜、この時期にアニメーション作品を鑑賞する行為は、花火大会や夏祭りにも似た、ちょっとしたイベントの一つとなった。

本稿ではこの夏にぜひ観ておきたいアニメ映画のリバイバル上映作を紹介する。

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告