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大自然の中で楽しむ音楽フェスティバルもいいが、手ぶらで行ける「都市型フェス」は、思い立ったときにふらっと立ち寄れる気軽さが魅力だ。
都市型フェスティバルの代名詞と言えば「SUMMER SONIC」。今年は、2000年代のロックシーンを象徴するフォール・アウト・ボーイ(Fall Out Boy)をはじめ、グラミー受賞歴を誇るアリシア・キーズ(Alicia Keys)、カミラ・カベロ(Camila Cabello)らをヘッドライナーに迎え、東京の夏を熱狂で包み込む。
そのほか、「MURO FESTIVAL」や「Talking Rock!FES.」のようにライブハウスの熱気を持ち込んだロックフェス、クラブミュージックとネットカルチャーが融合したサーキット型フェス「NITE HIKE MID」など、フェスティバルの形は多彩だ。
この夏はアクセス抜群のロケーションで、好きな音楽を思い切り楽しんでほしい。

J-WAVE presents INSPIRE TOKYO -Best Music & Market-
J-WAVEがプロデュースする都市型フェスティバルが、今年も開催。2025年は「TOKYO POP CULTURE TO THE WORLD」をテーマに、さまざまなカルチャーを回遊型イベントとしてキュレーションする。
フリーで楽しめる代々木公園の野外ステージには、TENDRE、大橋ちっぽけ、ココラシカ、優河、Furui Riho、JIJIM、S.A.R.、微笑坦々(NIKO NIKO TAN TAN DJ set)らが登場。DJブースも設置され、Ren Yokoi、KO KIMURA、Watusi、DJ KAORIといったDJが、ダンスフロアを盛り上げる。
毎年大きな盛り上がりを見せる、大滝詠一主宰の「ナイアガラ・レコード」とJ-WAVEがタッグを組んだ「ナイアガラ盆踊り」も開催。大滝詠一の名曲に合わせた盆踊りが楽しめる。
そのほか、J-WAVEの番組ショップや、雑貨・ファッショングッズを取り扱うショップが出店。大人気カレー企画「TOKYO CURRY CULTURE」とのコラボレーションでは、「今」を体感するカレーが味わえる。
J-WAVEによる、刺激的な出合いが生まれるマーケットやライブを楽しんでみては。
※7月10〜13日 11〜21時/代々木公園/入場は無料

Talking Rock! FES.
音楽雑誌の「Talking Rock!」が主催するフェスティバルが、今年も「横浜アリーナ」で開催。今年も、ロックシーンを牽引(けんいん)する実力派と勢いある若手アーティストが一堂に集結する。
メインステージには、10-FEET、04 Limited Sazabys、ヤバイTシャツ屋さん、WurtS、キュウソネコカミ、KANA-BOON、フレデリック、SUPER BEAVERなど、フェス常連の人気バンドが名を連ねる。
「ライブハウスステージ」には、Apes、猫背のネイビーセゾン、Blue Mash、レトロリロンなど、次世代を担うフレッシュな顔ぶれが登場。より近い距離感で、アーティストたちの熱気を感じられるのが魅力だ。
Jロックシーンの多彩なアーティストが集うこの機会を、ぜひ体験してみてほしい。
※7月12〜13日 11時〜/横浜アリーナ/料金は1日券1万1,000円

MURO FESTIVAL
ライブハウスカルチャーを野外で体感できる、夏の恒例ロックフェスが「横浜赤レンガ倉庫」で開催。ラインアップには、Aobozu、ストレイテナー、Hump Back、キュウソネコカミ、ねぐせ。、w.o.d.、ハルカミライなど、実力派から若手まで多彩なバンドが集結する。
会場には無料のアコースティックステージも用意。yonigeや上野羽有音などのアーティストが、横浜の海風が吹く開放的な空間で、心地よい演奏を届けてくれる。
現行のロックシーンを肌で感じる2日間を楽しんでほしい。
※7月26〜27日 10時〜/横浜赤レンガ倉庫/料金は2日間通し券1万6,000円、学割1万1,000円/

SUMMER SONIC
日本最大級の都市型音楽フェスティバルとして知られるサマーソニックには、今年も世界中からトップアーティストが集結。東京会場では6つのステージを展開し、東京の夏を熱狂で包み込む。
ヘッドライナーには、2000年代のロックシーンを象徴するFall Out Boyや、グラミー受賞歴を誇るソウルディーヴァ、アリシア・キーズ 、イギリス発の伝説的エレクトロ・ロックバンド、The Prodigy、ポップスターのカミラ・カベロが登場。国内からはOfficial髭男dism、BABYMETAL、サカナクションなどがラインアップしている。
サマソニ恒例の深夜プログラム 「Midnight Sonic」 も開催。プログラムのキュレーターを務めるm-floが登場するほか、TERIYAKI BOYZ® 、 tofubeats、banvoxなどが、幕張メッセをクラブ空間へと変える。
音楽のすべてを、サマソニで体感してほしい。
※8月16〜17日、11時〜/幕張メッセ、ZOZOマリンスタジアム/料金は2日間通し券3万8,000円、1日券2万円

NIGHT HIKE MID
ネットカルチャーから生まれた音楽・イラスト・映像が一堂に会する、ミュージックアートフェスティバルが開催。「WOMB」や「Spotify O-EAST」、「club asia」など渋谷の複数のヴェニューが会場となるサーキット型のイベントで、会場を行き来しながらさまざまなコンテンツが楽しめる。
ライブパフォーマンスにはZ世代を引きつけるyamaや、エモーショナルなロックで支持を集める秋山黄色、「ボカロカルチャー」を飛び越えて活動するピノキオピー、オルタナティブユニットのどんぐりずなどが登場。DJ陣にはm-floのTaku Takahashiやkz、DJ WILDPARTY、TREKKIE TRAX CREW、八王子Pなどがラインアップしている。
人気絵師と、国内ドラムンベースシーンを象徴するアーティストがコラボレーションするライブドローイングや、映像制作ユニット「擬態するメタ」によるトークセッション、Ableton Liveをフィーチャーしたワークショップなども展開する。
渋谷の真ん中で、インターネットから生まれた音楽とアートがリンクする特別な2日間を体感してほしい。
※8月23〜24日 12時30分〜/WOMB/料金は2日間通し券1万6,500円(
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