1. Photo: Airbnb Japan
    Photo: Airbnb Japan
  2. Photo: Horinji
    Photo: Horinji

一生に一度は宿泊したい、日本のユニークなAirbnb7選

南国のツリーハウスから禅寺の隠れ家まで、夢の宿を紹介

Emma Steen
テキスト:
Emma Steen
翻訳:
Atsushi Tonosaki
広告

タイムアウト東京 > トラベル > 一生に一度は宿泊したい、日本のユニークなAirbnb7選

バックパッカー向けのホステルや格安のカプセルホテル、中級クラスのアートホテルが豊富にある日本。この国では、殺風景で狭い画一的なホテルの部屋に代わる選択肢が、Airbnbしかないということはない。とはいえ、時には友人や家族と自分だけの空間でくつろげる「もう一つの我が家」を求めることもあるに違いない。

禅を学びながらリセットをしたい人も、南国沖縄で海辺を旅したい人も、ここに挙げたユニークなAirbnbの物件を見れば、泊まるだけではなく引っ越したいとさえ思うだろう。さあ、閉塞感のあるホテルの部屋とはおさらばし、夢のような内装の広々とした宿泊施設で新しい時代の旅を楽しんでみよう。

関連情報
東京から日帰りで行くアート旅6選
箱根でしかできない13のこと

群馬県の千代田町にある700年の歴史を持つ「宝林寺」が、はなれを宿泊施設として改修。宿泊だけではなく、朝の座禅や写経など、禅の体験も提供している。

日本でこうした「テンプルステイ」を提供しているサービスはほかにもあるが、この宝林寺では、カジュアルに静かな生活を楽しめるよう特に工夫されているため、訪れた人は普段のライフスタイルと「禅」のバランスを取りながら過ごすことができる。

前庭にあるアウトドアダイニングエリアでは、バーベキューやピザ作りのワークショップを実施。デジタルノマドのために、テレビと小さなデスクを備えたラウンジエリアも用意されている。

築100年の京町家を改装し、日本の伝統とモダンを融合させた宿。部屋は畳の床、和紙が張られた木製の引き戸がある空間で、プライベートガーデン、そして贅沢でモダンな設備を備えている。

「頂妙寺」近くの静かな場所にありながら、京阪三条駅から徒歩5分の場所に位置している。有名な祇園地区や平安神宮も徒歩圏内。豪華なバスタブから日本庭園を望めるのも最大の魅力だ。

広告

沖縄の南部にあるこの美しいバンガローは、バナナ畑と青々としたジャングルに囲まれた、島の魅力がにじみ出ているような場所。ビーチまで歩いて行けるのがうれしい。

近隣には、施設のオーナーとも交流のある佐藤尚理、宮城陶器、藤本健といった陶芸家の工房が点在。工房巡りに困ることはないだろう。

 

ジブリ映画に出てくるような古風なコテージに泊まりたいなら、北海道の小清水町にある「ティダハウス」以外には考えられないだろう。

壁は昔ながらのわらとコンクリートでできているシンプルな家だが、北海道の雪の多い冬でも暖かく過ごせるように設計されている。玄関を抜けると見えるのは、近隣の家とジャガイモ畑だけ。しかし、家の中にはプロジェクターがあり、Netflixも観ることができる。静かで心地よい時間を過ごすのにぴったりの家だ。

広告

沖縄にあるこの素晴らしいツリーハウスにはハンモック、素晴らしいオーシャンビュー、バーベキューグリル付きのバルコニーなど、夢の休暇に必要なものが揃っている。自然に囲まれているが、敷地の近くにはカフェがあり、カプチーノなどを飲みながら快適な時間を過ごすことができる。

ビーチでのんびりするのに飽きたら、車で15分の距離にあるユネスコ世界遺産、今帰仁城跡を訪れるのもいいだろう。

日暮里近くにあるこのヒップなゲストハウスでは、古いものと新しいものが見事に融合している。キッチン、ランドリールーム、ライブラリーなどの共有スペースがあり、ゲストハウスとソーシャルホステルの中間的な存在といえる。同じ志を持つ旅人たちと知り合いながら、地元の人のように「生活」できるだろう。

客室は4人用と6人用の2タイプ。チェックインとチェックアウトは無人化されており、友人の家に泊まるように自由な出入りが可能だ。

広告

一般的な民泊は忘れよう。東京の「カワイイ」街、原宿にあるこのアパートは、きっとあなたが望む場所だ。「モシモシルームス(MOSHI MOSHI ROOMS)」は4つの独立したフロアで構成され、それぞれには風変わりでありながら芸術的なテーマが設定されている。

例えば2階の部屋「ドソコイ」は、伝統的な銭湯のコンセプトから着想。ヒノキの丸い浴槽が置かれたバスルームには、日本で3人しかいない銭湯絵師の一人、丸山清人が見事な壁画を描いている。

その上のフロアには、日本の伝統文化にインスパイアされた「オリガミ」、床から天井までピンク色で覆われた「サクラ」などもある。

 

日本をもっと旅するなら......

  • トラベル

美しい観光地が日本に数多くあることは周知の事実だ。日本の史跡の多くは、自然災害や戦争で損傷や破壊されているため、今でも残っているものは希少で特別なものとされている。国連教育科学文化機関(UNESCO)は、世界の文化的、歴史的、自然的ランドマークを世界遺産に指定して保存することを目的としているが、日本には、伝統的な村落から神仏習合の神社仏閣まで、合計23の世界遺産がある。

  • トラベル

世界からの注目度も高いスタジオジブリのテーマパーク「ジブリパーク」が、2022年11月1日(火)に開業した。場所は、東京から電車で約3時間、名古屋市近郊の長久手市「愛・地球博記念公園」内だ。 パークは、第1期の計画として5つのエリアが誕生。「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」(11月1日オープン)と、その後、2023年秋に「もののけの里」、2024年3月に「魔女の谷」が開業する。これで完成というわけではなく、あくまでも第1期。

今後も「完成しないテーマパーク」として拡張していくという。 ここでは、園内の見どころと訪れる際に知っておくと便利な情報を紹介しよう。

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告