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    箱根湯本

箱根でしかできない13のこと

風変わりな蕎麦屋や喫茶店など、定番スポットとあわせて楽しむ

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京 > トラベル > 箱根でしかできない13のこと

都心から1時間30分ほどで気軽に行ける箱根は、週末の小旅行にぴったりの場所だ。温泉に加え、桜の名所や美しい紅葉スポットなど、季節によっての見どころも多い。

ここでは、定番スポットとその近辺にひっそりと店を構えるレストランやカフェ、モダンな寄木細工が手に入るショップなど、箱根の隠れた名店を紹介する。注目の宿泊施設もリストアップしているので、参考にしてほしい。

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大涌谷 黒タマゴ

玄関口となる箱根湯本駅に到着したら、大涌谷を目指そう。大涌谷は、約3000年前の箱根火山爆発でできた火口跡。岩肌からは、硫黄や蒸気が立ち登り自然の力を肌で感じられる。

ここでは、地熱と火山ガスの化学反応を利用した『黒たまご』(5個500円での販売のみ)を味わうのが定番。温泉の成分が含まれているからなのか、山の上で食べるからなのか魔法がかかったかのように旨いゆで卵だ。早雲山駅からロープウェイで向かえば、美しい富士山と自然の絶景も楽しめる。

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竹やぶ 箱根店

姥子の近くを通る県道脇にある、不思議な蕎麦屋。店に着くと、店主の阿部孝雄が制作したアバンギャルドなアートが迎えてくれる。広い庭には、割れた皿やビー玉を埋め込んだオブジェなどが至る所に並ぶ。これらのアートは、フランスのシュヴァルの理想宮をモチーフにしているそうだ。

蕎麦の味にも定評があり、早い日にはメニューの一部が午前中に売り切れてしまうこともある。手挽きの石臼による挽きぐるみの粉を使用した『田舎そば』が特におすすめ。『やきみそ』や『板わさ』などのつまみとともに味わおう。

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芦ノ湖

箱根海賊船のスケジュールはこちら

大涌谷から桃源郷行きのロープウェイに乗り込めば、芦ノ湖に到着する。芦ノ湖は、約3000年前に誕生したと伝えられる湖だ。

ひときわ目を引く海賊船に乗って、湖上にたたずむ箱根神社の『平和の鳥居』や富士山を眺めよう。湖には、虹マスやブラックバス、わかさぎなどが生息しており、釣具やボートを借りて魚釣りをするのもいいだろう。

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金指ウッドクラフト

箱根町の畑宿にある、寄せ木細工のショップ。ムクの寄木細工を開発した職人の金指勝悦(かなざし・かつひろ)による金指ウッドクラフトでは、モダンで美しくデザインされたアイテムが豊富にそろう。

金指は、箱根駅伝の第1回開催より、往路優勝トロフィーなども制作している人物だ。ワイングラスや猪口などを購入できるほか、コースター作りのワークショップも行っている。混み合う場合もあるため、予約するのがおすすめだ。

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ゴウラ ブリュワリー アンド グリル(GORA BREWERY & GRILL)

箱根の強羅に2017年にオープンしたレストランバー。世界にレストランを展開しているシェフの松久信幸が、プロデュースした。

併設された醸造所で造られたクラフトビールと和食の創作料理が楽しめるのが特徴で、パリパリの皮に黒毛和牛を包んだ絶品の『黒毛和牛餃子』や『カリフォルニアロール』など、アルコールに合うメニューがそろう。クラフトビールの中では『ミッドナイトセゾン』、インターナショナルビアカップにて金賞を受賞した『琥珀』がおすすめ。

店の外には足湯もあり、ビール片手に足湯を楽しめるのもユニークだ。近接するパブストップ(PUBSTOP)ではクラフトビールが味わえる。

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歌留多 箱根

箱根湯本の温泉街にある、24時すぎまで営業しているアットホームな居酒屋。ちゃんこ鍋が名物で、味にも定評がある。

やきとんやつくねがセットになった『親父おまかせセット』や、『れんこんのはさみ揚げ』をつまみに日本酒を楽しむのもいい。海外からの旅行者や常連客でオープン直後から賑わっているので、予約は必須だ。

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レトロモダンに囲まれる。
箱根宮ノ下

レトロモダンに囲まれる。

箱根宮ノ下

宮ノ下は1878年の「富士屋ホテル」の開業とともに、温泉リゾート地として発展。明治と大正期の建物が点在するレトロモダンな街だ。

カフェやレストラン、土産物屋が立ち並んでおり、和風のクッキーを販売する川辺光栄堂(かわべこうえいどう)や、1878年創業のジョンレノンら著名人が立ち寄ったことでも知られる写真館、嶋写真店などが人気。堂ヶ島渓谷に足を伸ばして、ダイナミックな自然を感じられる散策を楽しもう。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町 周辺

ナラヤカフェ

宮ノ下駅から徒歩3分ほどの場所にあるカフェ。閉館した奈良屋旅館の従業員寮を改装したカフェのため、旅館時代からある源泉掛け流しの足湯もある。

味わってほしいのは、4種類の餡(あん)から選べるもなか「ならやん」(300円)かわいらしいひょうたんの形をしたもなかだ。そのほか、ピザやホットドッグも人気だ。カフェの2階と別館では、地元作家が制作したアクセサリーや雑貨の販売をしている。

2022年にはサウナがオープン。水着を着て入るスタイルとなっており、サウナ室の窓からは箱根の山の大自然が見わたせる。

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彫刻の森美術館

二ノ平にある、野外彫刻を中心とした美術館。1969年に開館した、国内ではじめての野外美術館で、およそ7万平方メートルの広大な敷地に、ヘンリー・ムーアや、フェルナン・レジェなど、約120点の近、現代を代表する名作が展示されている。ピカソ館をはじめとした、5つの室内展示場や天然温泉の足湯もある。

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岡田美術館

2013年10月に小涌谷に誕生した岡田美術館。5階建て、展示面積5000平方メートルと箱根で随一の広さを誇る。主に日本や中国、韓国を中心とする古代から現代までの美術品を収蔵している。

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オリジナル土産をゲットする。
箱根湯本

オリジナル土産をゲットする。

箱根湯本駅で買い物

土産を買うなら箱根湯本駅前につらなるアーケード街に行こう。土産物がずらりと並ぶ田中屋に入れば、オリジナル土産や寄木細工など、箱根を代表する土産に出会えるだろう。

カフェが併設された老舗和菓子屋のちもともおすすめ。マシュマロのようにふんわりとした食感の『湯もち』が有名で、土産に喜ばれる。この近隣では、クレジットカードが使用できない店も多いので気をつけよう。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本 周辺

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画廊喫茶ユトリロ

箱根湯本駅より徒歩3分ほどの場所にある喫茶店。アールデコ調の店内には、店命の由来となったモーリス・ユトリロの作品が多数飾られている。そのほかにも、人形作家の四谷シモンや、晩年を箱根で過ごした平賀敬(ひらが・けい)のアート作品があり、まるでギャラリーのようだ。

箱根の湧き水を使用した『水出しコーヒー』(900円)や、『ケーキとコーヒーのセット』(1,000円)を頼んで、くつろぎの時間を過ごそう。駅から近いので、電車の待ち時間に利用できるのもうれしい。

宿泊施設

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箱根小涌園 天悠

彫刻の森美術館や箱根小涌園ユネッサンなどがある、二ノ平エリアに2017年にオープンした宿泊施設。標準客室120室、露天風呂付最上階客室24室、特別客室6室がある。すべての客室に、露天風呂が付いているのが特徴で、標準客室の料金は1泊2万円からだ。

目玉は何といっても大浴場。「インフィニティ温泉」と名付けられた大浴場では、景色と温泉がひとつに繋がる絶景が楽しめる。

本に囲まれる。
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箱根本箱

強羅に、2018年8月1日にオープンした宿泊施設。新刊や古書、洋書など約2万冊を集めたブックホテル。客室全19室のうち18室に温泉露天風呂を備え、半数の部屋からは、大文字焼で有名な明星ヶ岳や金時山など箱根の山々を望むことができる。施設内には、ブックストアやレストラン&カフェ、温泉などを備え、宿泊者以外でも利用することができる。

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ハコネ テント

強羅駅から徒歩3分の場所にあるゲストハウス。旅館を改装して2014年の6月にオープンした。ドミトリーは1泊3,500円ほど。宿代が高い箱根エリアで、リーズナブルに宿泊できる場所だ。

施設内には、24時間利用可能な源泉掛け流しの温泉、自炊可能な共用キッチンなどを設置。17時30分からはバーもオープンし、地元の人や旅行者同士が話を弾ませている。

夜の箱根も楽しむ……

  • トラベル

箱根といえば大涌谷や芦ノ湖、箱根神社と昼間の見どころが多い。しかし、箱根は夜でも存分に楽しめることを知っているだろうか。ここでは「夜も楽しみたい!」と思っている人にすすめたい、隠れた居酒屋や、期間限定のナイトミュージアムイベントなどを紹介する。

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