1. ノウラ
    Photo: Sahoko Sekiノウラ
  2. デンクシフロリ
    Photo: Sahoko Sekiデンクシフロリ
  3. シリーズ ザ スカイ
    画像提供:シリーズ ザ スカイ
  4. 鮨 銀座おのでら 弟本店
    画像提供:鮨 銀座おのでら 弟本店

東京、ミシュラン星付きシェフのカジュアルライン店4選

浅草、表参道、二子玉川、ソラマチにある極上の味わいが楽しめるレストラン

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Sahoko Seki
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ミシュランスターを獲得した店舗での特別な食体験は、高価格帯であることはもちろん、人気ゆえの予約の取りにくさからしても、なかなかできることではない。「行ってみたい」という客の思いはもちろん、「もっと来てほしい」という店の思いも同様に強いものだ。

その双方の願いが形になった、ミシュラン星付きシェフのカジュアルライン店をまずは訪れみては。

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  • 浅草

ミシュランで二つ星を獲得したフレンチレストラン「オマージュ(HOMMAGE)」の荒井昇によるビストロ。元は民家で、テーブル席がずらりと一列に並んでいる。木の温もりを感じつつ、少し人と人の距離が近い間隔こそ、ビストロの魅力だ。

店を任されたのは、フランスでの修行時代をともにし、荒井が最も信頼を置く松本義夫。メイン料理のように食べ応えのある美しい一皿「地鶏肉とフォアグラのパテアンクルート」や、メートルドテルバターの香りが食欲をそそる「ステックフリット」といった伝統的なフランス料理を、カジュアルに味わえる。

手間のかかった料理を気軽に楽しめるのは、オマージュと共同で仕入れた食材を部位によって2店舗で使い分けるなど、「表」に姉妹店を持つがゆえだ。予約が取りにくくなったオマージュとは違い、普段使いをしてほしいという思いから、予約は前日から受け付けているという。ワインと一緒に気兼ねなく楽しんでほしい。

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  • 押上

3年連続でミシュラン一つ星を獲得している中華レストラン「Series(シリーズ)」の金子優貴による2号店。広東料理をベースにしながら、金子が研修時代に得た香港、シンガポール、インドネシアなど、アジア各国のエッセンスを加えた、唯一無二のスタイルは本店同様。「ソラマチ」という場所を考えたランチ営業など、より多くの人に楽しんでほしいというシェフの思いがこもったレストランだ。

料理長の伊藤諒とともに考案されるメニュー(ディナースタンダードコース8,800円、以下全て税込み)は、圧巻の24品から成る。厚みのある肉と10種類もの香辛料で作られた味わい深いタレが魅力の「A5山形牛のサーロインよだれ牛」や、フォアグラでだしをとったパイタンスープが楽しいひとときを締めくくってくれる「フカヒレ土鍋ご飯」など、どれも少量ながら驚くほど手間をかけて作られたものばかり。2カ月に一度の頻度で更新されるというのが驚きだ。

ドリンクは、ソムリエの資格を持つ金子自身が料理とのペアリングを考案。ワインや自家製紹興酒、日本酒に至るまで、国やジャンルを超えて楽しむことができる。

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  • 青山

(でん)」の長谷川在佑と、「フロリレージュ」の川手寛康という、ともにミシュラン二つ星を獲得したトップシェフ2人による、串をテーマにしたレストラン。同店の料理にジャンル分けはもはや通用しない。二人にしか成し得ない自由な発想の料理は、2カ月に一度、全皿必ず更新される。

そのメニュー内容は、まずは2人のプライベートの場(多くは釣り)で大枠が決められる。そして、若くして厨房(ちゅうぼう)を任された傳出身の小村とフロリレージュ出身の佃も加わり、現場で次々に調理をしながら完成していくという。

レバームースにカレーオイルが香る最初の一品、土鍋で炊かれたマイタケご飯に牛のカルパッチョを乗せた、なんとも贅沢な一皿など、多くのメニューの仕上げは客の目の前で行われ、臨場感を存分に楽しみながら堪能できる。人気のカーブチーサワーなど、アイデアあふれるドリンクも魅力だ。何度行っても驚きと感動が味わえるだろう。

不定休があるため、訪れる前に公式ウェブサイトで確認してほしい。

  • レストラン
  • 二子玉川

ロサンゼルス店が3年連続ミシュラン二つ星を獲得している、世界にその名を誇る寿司の名店「鮨 銀座おのでら」の「弟店」。世界統括総料理長の坂上暁史から信頼され、同店を任されているのは職人歴35年というベテラン・黒澤重正である。

全ての料理はここでしか食べることのできないオリジナルだが、本店を継承するのは赤シャリだ。貴重な7年ものの赤酢と合わせた米を使い、ネタによってさまざまに手を加えて江戸前寿司が完成する。

イクラは目の前で燻製(くんせい)するという伝統を打ち破ったスタイルも、全ては基本が備わったベテランだからなせる技だ。「料理長特別おまかせ握りコース(握り8種、巻き寿司、茶わん蒸し、おわん、デザート)」はその腕前の粋を五感で楽しむことができる。

「銀座から世界へ」をコンセプトに、今では10店舗以上の寿司店を構えるおのでらグループ。その形態は、回転寿司や弟店のような考え方に加え、20代の若手を大抜てきしてリーズナブルに提供するなど、世界に羽ばたく職人育成にも力を入れている。

不定休があるため、訪れる前に公式ウェブサイトで確認してほしい。

東京で食をもっと楽しみたいなら……

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ミシュランの星を獲得したレストランの数は東京が世界最多。2023年版のミシュランガイドブックにその名を刻むことができた星付きレストランは200軒となった。もちろん価格もハイエンドで、「いつかは行きたい」に留めおいている人もいることだろう。

スイーツだけならば、その夢はかなえることができる。ミシュラン店舗で腕を振ってきたシェフやパティシエが手がけたスイーツを楽しめるセカンドラインの店が東京にはいくつか存在するからだ。今回は、そんな店をピックアップしてみた。

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世界で最も多くのミシュランスターを獲得している都市として、君臨する東京。ここ数年、合計で200を超える星を維持しており、2022年の「ミシュランガイド東京」では、203の星を獲得した。

11月16日現在、東京のレストランは200の星を獲得しており、三つ星12軒、二つ星39軒、一つ星149軒となる。18日(金)に発売される「ミシュランガイド東京2023」で、その全リストが確認できる。今回は、その中から注目のレストランを紹介しよう。

青山エリアで味わう贅沢ディナー5選
  • レストラン

江戸時代には庶民の町屋や雑木林が広がる地域であったものの、1964年の東京オリンピックの際に青山通りが拡張されてからはオフィスビルや高級ブティック、高層マンションが建てられるようになり、高級で洗練された街として認識されるようになった青山エリア。ここでは、ハイクオリティのレストランのみと提携し、ワンランク上のレストラン予約サービスを行っている『ポケットコンシェルジュ』とコラボレーションして、青山エリアで味わうことのできる贅沢なディナーを紹介する。

季節感あふれるフレンチや、オープン1年あまりでミシュラン一つ星を獲得した隠れ家的日本料理店、ワインやシャンパンも豊富に揃えるイタリアンなど、紹介する店のジャンルも様々。予約も「オンラインで予約」ボタンから簡単にすることができるので、ぜひ青山エリアで贅沢な夜を過ごしてほしい。

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