1. Tempura Motoyoshi Imo
    Photo: Kisa ToyoshimaTempura Motoyoshi Imo
  2. ドルチェ タクボ
    Photo: Keisuke Tanigawa

東京、ミシュランシェフ&パティシエによる手頃なスイーツ店5選

一つ星イタリアンのジェラート、フレンチパティシエのかき氷など

編集:
Time Out Tokyo Editors
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ミシュランの星を獲得したレストランの数は東京が世界最多。2023年版のミシュランガイドブックにその名を刻むことができた星付きレストランは200軒となった。もちろん価格もハイエンドで、「いつかは行きたい」に留めおいている人もいることだろう。

スイーツだけならば、その夢はかなえることができる。ミシュラン店舗で腕を振ってきたシェフやパティシエが手がけたスイーツを楽しめるセカンドラインの店が東京にはいくつか存在するからだ。今回は、そんな店をピックアップしてみた。

天ぷら屋のソフトクリーム、フレンチのパティシエが手がけるかき氷、一つ星イタリアンのジェラート、などメニューも夏の時期にうってつけだ。ぜひ参考にしてほしい。

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ミシュランの星付きフレンチレストランの「フロリレージュ」で活躍したパティシエの堀尾美穂が、旬の素材を使ったかき氷とフレンチトーストの専門店を2022年1月にオープンさせた。

堀尾は以前から、フロリレージュでかき氷のポップアップを開催しており、人気を博していた。バーカウンター席では、堀尾がかき氷を作る様子を最前列で見ることができ、フレッシュフルーツのシロップや濃厚なクリーム、エスプーマの泡、ゼリーなどのトッピングに食べる前から胸が踊る。

日替わりメニューは、甘いあずきと生クリーム、サクサクのメレンゲで構成されたかき氷「あずきとメレンゲ」(2,280円、以下全て税込み)など、5~6種類のフレーバーを用意する。

このほか、アメリカンチェリー、キャラメルオレンジカカオ、ストロベリーにクレームブリュレ風のクリームを乗せ、トーチでサクサクに仕上げた季節限定フレーバーもある。

7席の小さな店なので、公式ウェブサイトで予約してから訪れることをおすすめしたい。

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ミシュラン一つ星を獲得したレストラン「タクボ(TACUBO)」のパティスリー専門店。レストランでも提供されているスイーツをテイクアウトで販売する。

同店の特徴は、時間予約制を導入していること。予約時間に合わせて調理を行うため、出来たてのおいしさを最大限に引き出したドルチェを持ち帰ることができる。

メニューにはフィナンシェ(400円〜)、ジェラート(600円〜)、プリン、シュークリームなど、厳選した素材で作る品が並ぶ。バターをしっかりと焦がすフィナンシェは、サクサクとした食感が癖になる逸品。時間がたったときは、トースターで少し温め直すとその食感が戻ってくる。滑らかさが際立つプリンや、濃厚なカスタードクリームを入れたシュークリームも人気だ。

公式ウェブサイトで予約可能、数量限定で当日販売もある。こだわりが詰まったドルチェを自宅で堪能してみては。

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  • レストラン
  • 代官山

ミシュラン一つ星を獲得した、天ぷら元吉の派生店。元吉の名物であるサツマイモの天ぷらをテイクアウトで販売している。商品は1個からでも注文できるのがうれしい。

おすすめは、サクサクの天ぷらを乗せた塩ソフトクリームの「塩そふと丸十」(650円)。1時間かけて調理して、余分な油をカットしたサツマイモは滑らかな食感と上品な甘みが楽しめる。「能登浜塩」と「東京牛乳」を練りこんだ甘じょっぱいソフトクリームとの相性は抜群だ。コーンには2つ、カップには3つの天ぷらが付く。

サツマイモは茨城県鉾田市の農家、鹿吉の「シルクスイート」、天ぷら元吉と同じく最高級のブレンド油を使用している。季節によってその味わいが異なる点にも注目してほしい。

「新丸十」「旬丸十」「名残り丸十」と同じ品種のサツマイモながら甘みや酸味、食感まで別ものだ。皮のむき方や衣、揚げ方も時期によって変えている。

サツマイモの隠語である「丸十」という江戸時代に使われていた呼び方を現代に継承させているのも粋な計らいだ。江戸っ子を気取って注文してみよう。

  • レストラン
  • 白金台

ミシュランスターに輝く3人のトップシェフがプロデュースするスイーツ店。アシェットデセールをはじめ、ケーキやシュークリーム、プリン、焼菓子など25種をイートイン&テイクアウトで楽しむことができる。

東麻布のフレンチ「クローニー(Crony)」のシェフ・春田理宏が手がけるフランスのオーガニック・フェアトレードチョコレートメーカーKAOKA社のチョコレートを使用したチョコレートづくしのパフェ(3,300円)や牛の顔をモチーフにした形がかわいらしいフィナンシェ(880円)のほか、ローマの「bistrot64」が作り上げた、日本では珍しい「ヴィーガンマカロン」(880円)、「オマージュ(HOMMAGE)」のシェフ・荒井昇が手がける全く新しいピスタチオケーキなど見どころばかりだ。

日本・世界中から厳選された食材を使い、卓越した技術によって仕上げられた至高のデザートを、ぜひ自分の味覚を通して味わってみてほしい。

※イートインは完全予約制、公式ウェブサイトで予約できる

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  • ショッピング
  • 茅場町

渋沢栄一邸宅跡に建てられた日証館に登場した、チョコレートスイーツとアイスクリームの専門店「ティール(teal)」。「パスカル・ル・ガック」(溜池山王)でシェフパティシエを務めていた眞砂翔平と、名だたる星付きレストランのパティシエとして活躍してきた大山恵介が、互いの個性をコラボレーションさせたスイーツを提供する。

「チョコレートバー」をはじめとするチョコレートスイーツは、それぞれのチョコレートの香り、コク、苦味、酸味を生かしたラインアップを展開。アイスクリームは、素材の味や香りがしっかりと感じられるよう、滑らかな舌触りに仕上げている。新進気鋭の2人が生み出す極上の味わいを楽しんでほしい。

もっと夏を味わうなら……

  • レストラン

夏の定番、かき氷。ここ数年のブームにより、新しいフレーバーや進化型のかき氷を求めて「氷活」に繰り出す人もいるほどだ。毎年、かき氷のスタンダードはレベルアップし続けており、多くの専門店が個性的なメニューを生み出している。

そんなかき氷のベストシーズンが到来した。行列ができる名店の人気メニューを味わうのもいいが、今シーズンしか登場しない期間限定のかき氷を試してみるのもおすすめ。ここではホテルやレストランで提供中の、見た目も美しく多彩な味わいのかき氷を紹介する。

  • レストラン

東京のかき氷シーンは、年を重ねるごとに盛り上がっているといっても過言ではない。多くの店が個性を打ち出すべく、ティラミス、アボカド、トマトなどこれまでかき氷には使用されてこなかった食材や斬新な素材の組み合わせなどを駆使し、新しいメニューを次々に生み出している。

一年中かき氷が食べられる店が増えたとはいえ、ベストシーズンは。ここでは、タイムアウト東京エディターで、かき氷を愛してやまないケイラ イマダ(@kakigori_kaila)一部監修のもと、暑い日にはしごしてでも巡ってほしい店を紹介する。

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  • Things to do

徐々に気温が上がり、外で過ごすのが心地良くなってきた。屋外のフードイベントも増えてきた中、ビアガーデンに行きたい人も多いだろう。ここでは、オープンエアを楽しめる東京のビアガーデンやビールフェスティバル、ハイボールガーデンなどを紹介する。

  • レストラン

カラフルなソーダの上にバニラアイスが浮かぶ、目にもおいしい飲み物、クリームソーダ。「西洋のハイカラな飲み物」として日本に上陸して100年余り、今なお愛される理由はその奥深さにある。ソーダのシロップ、トッピングの種類など、アイデア次第でクリームソーダはさまざまな姿に変わる。我々をあっと驚かせてくれるファンシーなものもあれば、「やっぱりこの味」としみじみさせてくれるものもあり、飽きさせることがないのだ。

今回は、老舗の喫茶店からフォトジェニックなカフェまで、個性的なクリームソーダを扱う10店を紹介する。。

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今年も冷やし中華の季節がやってきた。最近では定番のしょうゆだれ、ゴマだれだけではない、ユニークな冷やし中華も生まれている。本記事では、定番から変わり種まで、東京の冷やし中華シーンの裾野の広さを感じることができる店を紹介。「冷やし中華はじめました」の貼り紙を探して蒸し暑い東京の街をさまよう前に、ぜひチェックしてほしい。

 

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