喫茶宝石箱(Photo: Keisuke Tanigawa)
喫茶宝石箱(Photo: Keisuke Tanigawa)
喫茶宝石箱(Photo: Keisuke Tanigawa)

東京、クリームソーダ10選

老舗の喫茶店からフォトジェニックなカフェまで、目にもおいしい一杯

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タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、クリームソーダ10選

テキスト:藤間紗花

カラフルなソーダの上にバニラアイスが浮かぶ、目にもおいしい飲み物、クリームソーダ。「西洋のハイカラな飲み物」として日本に上陸して100年余り、今なお愛される理由はその奥深さにある。ソーダのシロップ、トッピングの種類など、アイデア次第でクリームソーダはさまざまな姿に変わる。我々をあっと驚かせてくれるファンシーなものもあれば、「やっぱりこの味」としみじみさせてくれるものもあり、飽きさせることがないのだ。

今回は、老舗の喫茶店からフォトジェニックなカフェまで、個性的なクリームソーダを扱う10店を紹介する。

※2022年の記事を情報のみ確認してアップデート

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  • カフェ・喫茶店
  • 阿佐ヶ谷

喫茶ギオン

阿佐ヶ谷駅から徒歩2分でたどり着ける「喫茶ギオン(gion)」。店の営業時間が長く、平日は朝の9時から24時までオープンしている。45年の月日を経てもなお、行列を成す人気店たる理由はこういったところにもあるのだろう。

飲み物のメニューも豊富で、クリームソーダは「冷たいお飲物」のメニューの中から、ソーダ水にフロートのアイスクリームを追加する形で注文することができる。ソーダ水のフレーバーは、「グリーンのメロンソーダ」と「スカイブルーのブルーハワイ」の2種類。鮮やかなクリームソーダと、ヴィンテージの小物が飾られた店内とのコントラストには、純喫茶でしか味わえない美しさがある。

珈琲屋オービー 保木間店

埼玉県を中心に数多くの店舗を構える珈琲屋OB。東京都内唯一の系列店となる保木間店は、ログハウス調の店構えが目を引く。しかし、驚くのはそれだけではない。この店の真骨頂はメニューの大きさにある。

クリームソーダは洗面器ほどの大きさのボウルに注がれ、「クリームソーダパフェ」なるデザートメニューは、なんとデキャンタで登場するのだ。いかなるクリームソーダ好きも、このメニューにもの足りなさを感じることはないだろう。友人や恋人、家族と注文しても、思わず笑顔になってしまう楽しいクリームソーダだ。

ホットドリンクも、どんぶりほどの大きさのマグに入れられ、ステーキの鉄板を乗せるようなウッドプレートをコースターにして提供される。

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ゆりあぺむぺる

宮沢賢治の詩集の一篇からその名を得たという、吉祥寺の喫茶店ゆりあぺむぺる。レトロな公衆電話、上品で控えめな間接照明、花柄のテーブルクロスなど、店内は艶やかで美しく、独特な雰囲気を醸し出している。

クリームソーダは、40年の歴史を持つザクロシロップの「ゆりあぺむぺるクリームソーダ」や、かんきつ系の爽やかな風味が飲みやすいブルーの「クリームソーダラピスラズリ」など、幻想的なビジュアルのメニューが並ぶ。18時以降に注文できる「ムーンリバー」は、大人のデートにももってこいの1杯だ。

キャロライン・ダイナー

外苑前駅から歩くこと10分。閑静な住宅街にたたずむのは、本格的なアメリカン・ダイナーが楽しめるCAROLINE DINERだ。駅近とはいえない立地にもかかわらず、店内は若い女性客で満席。休日は開店直後から行列ができることも少なくないそうだ。

それもそのはず、市松模様の床、アイスクリームボックスのようなフォトブース、プロジェクターで洋画の映し出される壁など、店内は外の世界を忘れてしまうほどポップでムーディー。おまけに、アメリカ国旗を思わせるフラッグの挿さったクリームソーダはなんともフォトジェニックだ。

お店の名物であるハンバーガーは、ぜひともコーラのクリームソーダとともに味わってほしい。本場アメリカへトリップしたかのような気分に浸れること間違いなしだ。

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  • カフェ・喫茶店
  • 神保町

さぼうる

本の街・神保町には読書を楽しめる喫茶店が数多くあるが、まず最初に思い浮かべるのはさぼうる、だという人も多いのではないだろうか。神保町に店を構えて50年以上、今も老若男女問わず人気を集めるこの喫茶店では、6色のクリームソーダを楽しむことができる。

クリームソーダは、メロンソーダを使った定番の緑、レモンシロップの酸味が爽やかな黄色、ブドウシロップの紫など、思わず並べて写真に収めたくなるラインナップがそろう。コーヒーとともに読書を楽しむのも捨てがたいが、友人を誘って異なるフレーバーのクリームソーダの感想を言い合うのも楽しそうだ。

  • 原宿

ビオ オジヤンカフェ

古着屋や雑貨店が並ぶ「裏原」こと、キャットストリート沿いに建つ「ビオ オジヤンカフェ(bio ojiyan cafe)」。その名の通り、おじやが楽しめる個性的なカフェである。

実はおじやと同じくらい人気なのが「昔ながらのクリームソーダ」。メロンソーダにバニラアイス、砂糖漬けのさくらんぼというオーソドックスなクリームソーダだが、バニラビーンズの香りが鼻を抜けるバニラアイスはなんとも濃厚で、デザートとしても満足できる一品である。和の味わいが楽しめるおじやとクリームソーダの組み合わせを、一体誰に思いつくことができただろう。

なお、不定休のため、訪れる際は公式ウェブサイトを確認してほしい。

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喫茶ネグラ

動物の塒(ねぐら)のように、こもり感のある落ち着ける場所として2017年にオープンした「喫茶ネグラ」。優しい照明の店内は、確かに昼でも思わずまどろんでしまうような雰囲気である。

ネグラのクリームソーダの魅力は、他店の追随を許さない種類の豊富さにある。定番の「メロンクリームソーダ」から、ほんのり甘い「ラベンダークリームソーダ」、巨峰が実ごとぜいたくにトッピングされた「巨峰クリームソーダ」など、フロートも含め20種類以上から注文できるというから驚きだ。ぜひネグラに通い詰め、全てのクリームソーダを制覇してみてほしい。

デン

オールディーズな洋楽が流れ、常連客がタバコを吸いながらコーヒーを味わう昔ながらの喫茶店「デン」。まるでドラマや映画のセットとして登場しそうな、昭和の雰囲気を残した店構えが魅力的だ。中をくり抜いた食パンを器にしたグラタン、その名も「グラパン」が人気を集める店だが、クリームソーダでも他店とは一線を画する。

メロンソーダの中にソフトクリームを真っ逆さまに落としたかのようなクリームソーダは、飲み物というよりもはや食べ物。ソフトクリームをコーンに乗せて食べるもよし、メロンソーダに混ぜて飲むもよし、2つの楽しみ方ができるクリームソーダだ。

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  • カフェ・喫茶店
  • 世田谷区

喫茶宝石箱

千歳烏山駅から徒歩5分、閑静な住宅地にある喫茶店。2009年7月にオープンした店だが、テーマは「昭和レトロ」だ。1980年代の歌謡曲やポップスが流れ、店内には昭和に発売された雑誌やマンガ、グッズなどが並ぶ。

看板メニューのクリームソーダは季節によって変動することもあるが、基本は10種類。定番のメロン味の「エメラルド」や懐かしさを感じるラムネ味の「アクアマリン」など、全て宝石をイメージした名前が付いており、見た目にもかわいい。ノスタルジックな気持ちに浸りながら、ゆったりと時間を過ごしたい人にぴったりだ。

2025年9月中旬までは完全予約制。詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。

  • カフェ・喫茶店
  • 高円寺

旅する喫茶

日本全国を旅しながら喫茶イベントを開く2人がいる。カレー職人の玉置直樹と、クリームソーダ職人のtsunekawaだ。その土地の特色や季節感を取り入れつつ、旬の地元食材で作るクリームソーダは見た目も格別で、SNSでも多くの支持を得ている。

服飾デザイナーでもあるtsunekawaが作るクリームソーダは、目と心を引きつける繊細なグラデーションが魅力だ。定番メニューの「青空のクリームソーダ」は、澄みきった青空を連想させる。

フォトジェニックなスイーツを探す……

  • Things to do

斬新でユニークなメニューが次々と展開され、進化し続ける「かき氷」。メニューを一見しても味が想像できない独創的なかき氷は、意外な食材の組み合わせが調和し、驚きの味わいがある。さまざまな素材のトッピングが上に乗り、氷の中の食材やソースが絡み合い、食べ進めるにつれ味の変化を楽しめるのもよい。

本記事では、タイムアウト東京エディターで、かき氷を愛してやまないケイラ イマダ(@kakigori_kaila)による、いま注目のかき氷店を紹介する。この夏の「推し氷」を見つけてほしい。

  • アイスクリームパーラー

東京は「甘いもの」に事欠かない街だ。夏はかき氷にアイスクリーム、ソフトクリームなど、冷たいスイーツが酷暑で火照った体をクールダウンしてくれる。

ここでは、タイムアウト東京の英語版編集部が厳選した18のアイスクリームショップを紹介する。コーヒーテイストのソフトクリームやシリアルが入ったアイス、濃厚な抹茶アイスなど、とびきりクールなアイスクリームの中から、お気に入りがきっと見つかるだろう。

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  • Things to do

ドラマティックで濃密なエンターテインメントが目の前で繰り広げられ、物語やコンセプトの中へと没入できるイマーシブなレストラン。ゴーグルを装着してVRの世界へ潜り込んだり、プロジェクションマッピングで異空間へと導かれたり、あるいは魔法学校を体験してみたりと、一流のキャストや圧巻の映像により、店内では予想を超えた出来事が待っている。

ここでは、没入空間の中で美食やコンセプチュアルなフードが楽しめる、都内のレストランやカフェを紹介したい。

  • カフェ・喫茶店

東京には、まるで宝石のように美しく、味わいも秀逸なスイーツが味わえるパティスリーが数多く存在する。その中にはいつか訪れてみようと考えている店もあるかもしれない。しかし自宅までの持ち帰り時間や距離などを考えて、諦めてしまうこともあるのではないだろうか。

今回は作りたてのケーキをすぐその場で味わえるイートインスペースを持つパティスリーを紹介する。パティシエ渾身の一品とともに、贅沢な時間を堪能してほしい。

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