意識や身体がリフレッシュされる感覚 森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

東京、インドアで楽しめる場所20選

水族館やボルダリング、温泉など雨を楽しむ穴場スポットを紹介

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雨が降っているからといって、家で一日を無為に過ごすこともない。アート展示に行ったり、屋内のスポーツ施設で体を動かしたり、あるいは家族でテーマパークを楽しんだりと、インドアでもできることがたくさんある。

本記事では、2025年にオープンした新スポットも含む、天候に関係なく、屋内で楽しめるアクティビティーをリストアップした。

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  • Things to do
  • 品川

高輪ゲートウェイ駅周辺の新たな街。「江戸の玄関口」としての役割を担った歴史的背景や、国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、コンセプトには「Global Gateway」を掲げる。

街を構成するのは、「複合棟Ⅰ」と「高輪ゲートウェイ駅周辺エリア」「複合棟Ⅱ」「文化創造棟」「住宅棟」および各棟周辺エリアだ。街は約2万7000平方メートルの敷地を在来種を中心とした緑に彩られ、周辺の水系や地形、植生を取り込んでいるため、日本の四季の豊かさが感じられる。

注目は都内最大級となる約4万平方メートルのパークだ。「東海道五十三次」から着想を得て「53 Playable Park」をコンセプトに、駅や広場から成る遊び場が誕生する。そのほか「JWマリオット・ホテル東京」やオフィスが入居。隈研吾がデザインした「文化創造棟」は、地上6階・地下3階の建物で、館内には展示場、ホール、飲食施設、駐車場などが併設する。

  • Things to do
  • シティライフ

懐かしさと新鮮さが絶妙に交わり、現代の若者や海外観光客にとって新しいカルチャーとして受け入れられている「昭和レトロ」。2025年4月25日、デックス東京ビーチ(DECKS Tokyo Beach)の4階に、昭和文化をリアルに再現した施設「お台場レトロミュージアム」がグランドオープンした。

学校の教室を体験できる空間展示、レトロパチンコの実機で遊べる体験コーナー、昭和初期創業のおもちゃ屋、スナックエリア、懐かしさ満点の射的、オリジナル昭和グッズや駄菓子を販売する物販店などが登場。昭和時代を五感で体感でき、世代や国内外問わず幅広い層が楽しめる。

懐かしさと驚きが交錯する空間へ飛び込もう。

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  • ミュージアム
  • 葛飾区

秋本治原作のマンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』をモチーフにした観光施設。作品の舞台となった葛飾区亀有地区を盛り上げることを目的とし、展示を通じて亀有の町を紹介する。

施設の1階部分は、派出所を再現したデザイン。「派出所の上に自分の記念館を造ってしまった主人公の両さんに部長が激怒、逃げ出した両さんの痕跡を来館者が追いながら展示会場を巡る」というユニークな仕掛けが施されている。

  • Things to do
  • 練馬

2023年6月16日にオープンする、世界中で愛される映画「ハリー・ポッター」と「ファンタスティック・ビースト」シリーズの製作の裏側を実際に体験できるウォークスルー型のエンターテイメント施設。

実際の映画に携わったクリエーターたちによって作られた壮大な映画のセット、衣装、小道具や魔法動物たちに出会うことができる。

園内には、映画でたびたび登場する大広間や、魔法界へと続く「9と3/4番線」のホグワーツ特急や、ダイアゴン横丁での散策などが楽しめる。同施設は2012年の開業以来1600万人以上が来場し、人気を博すイギリスの「スタジオツアーロンドン」に次いで世界で2番目、アジアでは初のオープンだ。

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  • アート
  • 六本木

六本木1丁目、スウェーデン大使館そばにある美術館。住友家が蒐集した青銅器や鏡鑑、書や絵画などの美術品を保存、展示する美術館の分館として2002年に開館した。

2019年末から改修工事のため休館しており、2021年9月に完成。2021年4月には館名を泉屋博古館分館から泉屋博古館東京に変更。今回の改修ではミュージアムショップ、ガラスメーカーハリオ(HARIO)直営のカフェ、講堂を新設したほか、展示スペースを拡張。よりゆったりとした観賞が可能になった。

六本木という場所にいることを忘れてしまうほど、緑の綺麗な落ち着いた雰囲気の美術館だ。テーマ別の展覧会を年に4回開催している。

  • アート
  • 神谷町

森ビルとチームラボによる世界初の常設デジタルアートミュージアム「森ビル デジタル アート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス(MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless)」。2023年に閉館した「お台場パレットタウン」から、2024年に麻布台ヒルズに移転した。

《Bubble Universe》と《Dark Waves: Born in the Darkness, Return to the Darkness》など世界初公開となる作品空間は圧巻だ。

ほとんどの作品は鑑賞者が触れ合えるよう作られており、体験型のアートとなっている。また、作品と作品の間に境界がないことも特徴で、作品同士がコミュニケーションし、時に融合するという新しい世界が体験できるだろう。

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  • ヘルス&ビューティー
  • スパ
  • 練馬

「としまえん」の跡地にある温泉複合施設。温泉は日本が誇る造園設計家、小形研三が手掛けた1200坪の庭園内にあり、四季の移り変わりを楽しませてくれる。地下1445メートルから湧き出る天然温泉は、ナトリウム塩化物強塩温泉で、保温効果が持続する。

蛇口から出る水は軟水化した水を利用し、肌への刺激を避けるよう工夫されている。浴場は風呂、露天、サウナのほかに、水着を着用する「バーデゾーン」があるのが特徴。バーデとはドイツの伝統的な温浴法で、ここではバーデを基本にして、東洋のマッサージ法を取り入れた、新しい入浴法が楽しめる。

バーデゾーンの湯は、体温とほぼ同じ温度に設定されており、水の特性である浮力、動水圧などを利用して、身体の各部位のマッサージやストレッチを行いやすい。

  • ヘルス&ビューティー
  • スパ
  • 千歳船橋

環八通りの外回り沿い、成城警察署北交差点近にあるスパ。地下1200メートルから湧き出す炭酸水素塩温泉で、お湯の色は黒。この黒湯は、東京の天然温泉の特長で、太古の海草や植物が地層に溶け込んだミネラル分を豊富に含んでいる。

天然温泉の内風呂、バイブラバス(女湯のみ)、ジェットバス、水風呂、サウナなどがあり、露天エリアにあるつぼ湯は、天然温泉掛け流しとなっている。保湿効果のある肌に優しい湯に、ゆっくりつかりたい。

どの最寄り駅からも少々距離があるが、千歳烏山、千歳船橋、成城学園前などの各駅から、無料のシャトルバスが出ている。

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  • スポーツ
  • バスケット&ソフトボール
  • 浅草

梅雨で気分まで落ち込んでいる時には、バッティングセンターでスイングしたり、ブルペンで速球を極めたりして、ストレスを発散してはどうだろうか。入り口の上にある巨大なグローブが目印で、毎日23時まで営業しているのもうれしい。

  • 映画館
  • インディペンデント系映画館
  • 目黒

目黒にある名画座。館内はレトロな趣があり、スタッフによる手作りの冊子が配られるなどアットホームな雰囲気がある。

比較的新しい作品を中心に2本立てで交互に上映を行っており、入れ替え制ではないのでどちらから観ることもできる。組み合わせは監督やジャンルなど様々なので思わぬ映画と出会いがあるかもしれない。

同館スタッフで消しゴムハンコ作家でもある夕涼庵子による上映作品にちなんだユーモラスなハンコを捺せるコーナーも必見だ。

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  • 映画
  • 大宮

埼玉県の大宮駅から徒歩5分に位置するミニシアター「オット(OttO)」。建築家の佐々木善樹が手がけるオットの館内は、機能性と心地よさを兼ね備えた風通しの良い空間になるよう設計が施されている。

1階には、バーカウンターとカフェスペースを設置し、モーニングからナイトタイムまで幅広い時間帯で食事が楽しめる。また、映画関連の書籍をはじめ、料理本、コミックなど多彩なジャンルの書籍が並ぶブックカフェとしても利用できる。

2階はシアタールーム。約220インチのスクリーンと50席の観客席を備えた上映室には、山形の「鶴岡まちなかキネマ」から譲り受けた座席を使用する。映画上映だけでなく、音楽ライブや講演会、貸し切り上映会にも対応するなど、多目的な利用が可能。また、3階から5階には、短期から長期滞在まで対応できる25室のシェアハウスが併設される。

オットは地域住民はもちろん、誰でも気軽に立ち寄れる場所を目指す。この新しい映画館の誕生をきっかけに、大宮が文化を発信する街へと変わっていく未来に期待が高まる。

  • Things to do
  • 有楽町

東京で初めてプラネタリウムができたのは、1938年のこと。有楽町にあったこの最初のプラネタリウムは1945年の戦災で失われたが、それからおよそ80年を経た現在、2つの大きなドームとバーチャルリアリティーのアトラクションを備えた新たな施設、コニカミノルタプラネタリア トウキョウがオープンした。

1つ目のドームは多目的デジタルシアターで、床から天井まで広がる8Kの超高精細スクリーンが設置されている。2つ目には最新の技術を導入したプラネタリウムがあり、東京の中心部にいながら、宇宙を身近に感じることができる。

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  • Things to do
  • 虎ノ門

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」や「虎ノ門ヒルズ 森タワー」など、虎ノ門ヒルズを構成する街区の一つに位置する商業施設「グラスロック」。同施設の完成をもって、虎ノ門ヒルズの街づくりは完結となる。

空へと鋭く伸びるガラス張りの特徴的な建物のデザインは、オランダ・ロッテルダムなどに拠点を構える、建築設計事務所で都市計画コンサルタントのOMAが手がけた。館内には、「丸善ジュンク堂書店」の新業態であるマグマブックス(magmabooks) 」や、山梨発のブルワリー「うちゅうブルーイング(Uchu Brewing)」の首都圏初となる常設店など、訪れる人の好奇心をくすぐる店舗が集結している。 

  • Things to do
  • お台場

「うんこ」をテーマに遊べる施設。うんこを見て、触って、撮って、遊んで、究極の「ウンターテイメント」が楽しめる。

普通のSNS映えでは満足できない人たちの心を満たす「ウンスタジェニックエリア」をはじめ、体感ゲームで遊べる「ウンタラクティブエリア」、人類のうんこレベルが上がったことにより見えるようになった「うんこ動物」など、とにかく「カワイイ」うんこ尽くし。

水に流せない思い出が作れそうだ。

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  • ミュージアム
  • 目白

学習院大学の附置研究施設として1975年に設立された「学習院大学史料館」が、新ミュージアムとしてリニューアルオープンする。

建物は、モダニズム建築の先駆者である前川國男(1905〜1986年)により設計されたかつての大学図書館を、 博物館施設としてリノベーション。外装は、前川建築に特徴的な美しいコンクリート壁をよみがえらせる。内部は機能的な博物館として再生する。

1階では国宝や重要文化財などを展示したり企画展を開催したりする「特別展示室」と、学習院大学の歴史を紹介する 「常設展示室」を設置。2階は学習院大学の教育施設として、学芸員課程の実習室や展示室なども備えている。 旧図書館の書庫や閲覧室は、美術品・歴史資料の保管に適した環境を整えた収蔵庫として、修繕された。

  • アトラクション
  • 動物園&水族館
  • 葛西
  • お勧め

ガラスドームの入り口は、あまり目立たないが、エスカレーターで下に降りると、そこには展示室が広がっている。世界の水域環境の再現を目指しており、世界中の海の生き物や、東京湾などの地元の生物が展示されている。

この水族館の一番人気は、クロマグロの大群が泳ぐ2200トンのドーナツ型水槽。海鳥好きには、エトピリカやツノメドリ、日本最大級のペンギンの展示がおすすめだ。

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  • 渋谷

卓球が好きなら、渋谷にあるティーフォー トウキョウ(T4 TOKYO)がおすすめだ。レストラン、バー、ショップのほか、フードやドリンクに至るまで全て卓球をテーマにしているのが特徴だ。

ショップでは、卓球男子日本代表チームが愛用する、『Victas(ヴィクタス)』のギアを販売。卓球スクールもあり、思う存分楽しむことができる。

  • スポーツ
  • クライミング
  • 日暮里

谷根千エリアの中心に位置し、京成本線の踏み切り手前を右に入った場所にあるライノ&バード(Rhino and Bird)は、ウッディな2階建ての大型ジム。ビギナーから上級者まで楽しめる多彩なウォールがそろう。

初心者のためのエリアから始まり、より大きな壁、より難しい壁へと挑戦してみよう。

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  • アトラクション
  • 動物園&水族館
  • 目黒

おしゃれな家具屋やレストランの並ぶ目黒通り沿いに、小さなマイクロブタと触れ合えるカフェ。マイクロブタとは、ミニブタよりもさらに小さく改良されたペット用のブタのことだ。

「マイピッグカフェ」にいるのはまだ生後数カ月の子豚ばかりだが、トイレのしつけもしっかりされている。ミニブタは成長すると100キログラム程まで大きくなるのに比べ、マイクロブタは40キログラム程だそう。人懐こくて愛らしい姿に癒される。事前予約制なので注意しよう。

  • 東銀座
  • お勧め

歌舞伎座は1889年の開場以来、銀座のランドマークの一つになっている。火事や戦災で被害を受けて全壊したこともあったが、そのたびに再建されており、毎月のように公演されている。全ての幕が難しくても、好きな幕だけを観られる「一幕見席」があり、当日1,000円から2,000円程度で購入できる。

隣接するタワーの1階には体験型の歌舞伎ミュージアムや飲食店、ショップもあるので、公演を観なくても数時間は楽しめるだろう。

雨の日に食をもっと楽しむなら......

  • 台湾料理

新大久保駅の真上という好立地に新たなガチな台湾料理が集結したゾーンが誕生した。新大久保駅の駅ビル内の3、4階にある「キムチドリアンカルダモン(K, D, C,,,)」だ。「K, D, C,,,」は、「Kimchi, Durian, Cardamom,,,(キムチ、ドリアン、カルダモン)」の略で、新しい食を生み出すフードラボである。 

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  • カフェ・喫茶店

茶を丁寧に味わえる日本茶のスペシャリスト「茶リスタ」(「茶」と「バリスタ」を組み合わせた造語)がいる店をピックアップ。趣向が凝らされた空間で、こだわりの一杯とともに上質で穏やかな時間を過ごしてみては。

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