新大久保駅の駅ビル3階にあるフードホール「キムチドリアンカルダモン」。カウンター、オープンスペース合わせて63席を用意しており、好きな店、好きな席で食べることができる。
店舗には「山海豆花」「茶禄」「HIKARI光」が入居。いずれも本格的な台湾料理店だ。
山海豆花では、日本の寄せ豆腐の要素を加えた繊細な食感のオリジナルのものを提供。現地で好評で、台北を中心に7軒の店を展開している。「招牌(=看板商品)」の一つである「招牌絹豆花」(920円、税込み)は、4種の黒蜜シロップがかかった豆花のツルツルと滑らかな食感が特徴。麦粉糖で煮たカリカリ&ゆで落花生の具が絶妙だ。
HIKARI光では、がっつりな飯もの・麺ものが味わえる。看板商品は「紅燒牛肉麵」(1,300円)。現地定番の醤油ベースの牛肉入り汁そばだ。麵は平たい乾麺を用いるのが、光スタイル。味付けは日本人向けに少しまろやかにしているそうだが、台湾の風味はしっかり保っている。ことにスープがウマい。しっかり煮込んでほろほろの大粒の牛すね肉ともよくマッチしている。つゆだくな「滷肉飯(豚肉ぶっかけめし)」(800円)、や「雞肉飯(鶏肉のぶっかめし)」(800円)なども提供している。
茶禄では、高品質の茶葉を用いた台湾茶を茶壺(小ぶりな急須)を使い、淹れたてを提供する。バーテンダーの経験も積んだ店主による新スタイルの台湾茶なども季節限定で楽しめる。茶に合わせた甘味、小吃(軽食)類をはじめ、小吃の店「天天飽」が協力した「お茶付き小吃コース」(1,680円から)や「飯糰(台湾式おにぎり)」(690円)も見逃せない。
全てポップアップ店舗なので、公式ウェブサイトから開店状況をチェックしてほしい。