主食としてがっつりいけるご飯物・麵物を供している台湾料理店。看板商品は「紅燒牛肉麵」(1,300円、以下全て税込み)。現地定番の醤油ベースの牛肉入り汁そばだ。麵は平たい乾麺を用いるのが「光(HIKARI)」スタイル。味付けは日本人向けに少しまろやかにしているそうだが、台湾の風味はしっかり保っている。ことにスープがウマい。しっかり煮込んでほろほろの大粒の牛すね肉ともよくマッチしている。つゆだくな「滷肉飯(豚肉ぶっかけめし)」(800円)、や「雞肉飯(鶏肉のぶっかめし)」(800円)なども提供している。
店主の張杰旻(チャン・ジェミン)は、台湾中部の台中出身。台中には、日本人観光客にも有名な、高級アイスクリーム店「宮原眼科」がある。2階に「醉月樓」という洒落(しゃれ)た台湾料理レストランも入っており、張はここで料理長を勤めていた経歴の持ち主。タダ者ではないのだ。
話好きで、調理の手が空くと客席で客さんと話こしむこともしばしば。このあたりの気さくな感じも、台湾の旅先を彷彿させる。
営業日時は変わることがあるので、公式Instagramで確認してほしい。