アジアのベストバー50
Photo: Virtù

2023年「アジアのベストバー50」に東京から5店が選出

奈良と京都からも1店ずつランクイン

Emma Steen
テキスト:
Emma Steen
翻訳:
Minami Imai
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日本には良質なバーがひしめいている。そのことを示すように、権威ある「アジアのベストバー50(Asia's 50 Best Bars)」の2023年版では7店が選出。そして、そのうち5つの店は東京からランクインした。

アジアのベストバー50
Photo: Bar Benfiddich

まずは、鹿山博康がオーナーを務める新宿の「バー ベンフィディック(Bar BenFiddich)」だ。同店は昨年の5位から順位を上げ、4位に輝いた。日本国内では引き続き首位である。

アジアのベストバー50
Photo: The SG Club

有名店「エスジークラブ(The SG Club)」は今年も快進撃を続け、昨年の22位から14位にまで駆け上がった。

フォーシーズンズホテル 東京大手町」内にある「ヴェルテュ(VIRTÙ)」は初めてのランク入りで、20位となった。世界トップレベルのバーテンダーであるキース・モッツィ(Keith Motsi)が率いる同店は「ディサローノ初登場最高位賞(Disaronno Highest New Entry Award)」も受賞した。

アジアのベストバー50
Photo: Four Seasons OtemachVirtù

続いて、奈良の人気店「ランプバー(LAMP BAR)」が23位を獲得。禁酒法時代の秘密酒場を思わせる、京都の隠れ家バー「ビーズニーズ(BEE'S KNEES)」も安定の存在感を示し、44位にランクインした。

アジアのベストバー50
Photo: Kisa ToyoshimaThe Bellwood

再び東京に戻り、45位にはランキングの常連である銀座の「バー ハイ ファイブ(BAR HIGH FIVE)」が返り咲いた。

49位に入選したのは「ザ ベルウッド(The Bellwood)」。オーナーバーテンダーを務めるのは、前述のエスジークラブなどを展開する「エスジーグループ(SG Group)」から独立した鈴木敦だ。店内の一角では、シェフの寺井彩花が握る寿司とペアリングしたカクテルも楽しむことができ、話題となっている。

世界での高い評価を受け、日本は世界のカクテル愛好家が訪れたい場所としてますます注目を集めている。なお、アジア全体でのトップは香港の「コア(COA)」で、3年連続で首位を守った。結果の詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。

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