1. ドットグランピング富士山
    画像提供:ドットグランピング富士山
  2. サーマル スパ エス ウェーブ
    画像提供:サーマル スパ エス ウェーブ

東京近郊、リトリートできる絶景サウナ5選

海が見えるプライベート空間や富士山を見渡すバレルサウナでチルアウト

テキスト:
Tomomi Nakamura
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温冷交代浴を繰り返すことで心身が「ととのい」、日々の疲れをリセットできるサウナ。新規オープンが相次ぎ、盛り上がりを見せている今、サウナを軸に旅をするという人も急増中だ。

ここでは東京から2時間以内で「リトリート」(日常を離れて心身ともにリセット)できる絶景サウナを紹介する。見渡す限りのオーシャンブルーが広がるスポットや大迫力の富士山を目の前にリフレッシュできる穴場などで、都会の喧騒(けんそう)から離れ、非日常感を満喫してみては。

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千葉県南房総、館山の海沿いにある完全予約制の貸し切りサウナ小屋。ここでは、外気浴中に日本百景の1つである鏡ヶ浦をパノラマビューで眺めることができる。

オリジナルのまき式ストーブはインテリアデザイナーが手がけた特注品。サウナルームはベンチにヒノキを使用するなど、リラックスできる空間だ。香り豊かなハーブティーのロウリュにも注目してほしい。

サウナ室からは、夕刻にはあかね色に染まる海、夜にはきらめく満天の星など、時間とともに刻々と変わっていく景色が楽しめる。貸切なので、美しい景観を独占しているかのような気分になるだろう。

滑らかな肌触りの水質が特徴の天然の地下水かけ流しの水風呂は露天風呂になっており、海風を感じながら入ることができる。

施設一番の目玉である外気浴は、天気がいい日には透明度の高い海とともに富士山も見える。至福のひとときを満喫してみよう。

建築家で起業家の谷尻誠を筆頭に自然豊かな場所で宿泊、サウナ施設などの企画や運営を手がける会社、「ダイチ(DAICHI)」。同社が運営する会員制キャンプ施設、「ダイチ サイレント リバー(DAICHI silent river)」には「サ室」というサウナ小屋がある。

「能動的ラグジュアリー体験」を追求し、「茶室のようなサウナ室」をコンセプトに作られたアウトドアフィールドに位置するサウナで、外壁は杉皮張り、壁は開放的な景色が見えるようガラス張りにし、屋根は銅板ぶきにするなど、伝統的な茶室をベースにしたデザインとなっている。

オリジナルのサウナストーブは利用者がまきをくべ、火を起こす仕様となっており、あえて足りないことを楽しむ造りにも注目だ。

都心から1時間ほどで辿り着く相模原という好立地ながら、そこには目を疑うようなエメラルドグリーンの静かな川辺や、広大な敷地にありのままの姿で残る手つかずの自然がある。陸の孤島のような秘境的な空間で、小川のせせらぎに耳を傾け、豊かな自然を楽しみながらサウナを満喫してみては。

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湘南にある大磯プリンスホテルのスパ棟3、4階には、海を一望できるロケーションを最大限に生かした海外リゾートのようなスパ施設が存在する。「日常から解放されたゆらぎの旅へ」をテーマに作られ、室温約35度から100度までの、温度帯が異なる4種のサウナが楽しめる。心地よいゆらぎを感じ、心身から癒やされる体験ができるだろう。

中でも「パノラミックサウナ」では、サウナに入りながら太平洋を一望できる。どこまでも続く水平線を眺めながらゆったりと過ごそう。

水風呂の代わりに設置された、雪の降る「アイスルーム」や、開放感たっぷりの「テラス」、大磯温泉を源泉とした露天風呂、圧倒的浮遊感を味わえる「インフィニティプール」も外せない。

宿泊して利用できるサウナ施設なので、幻想的な世界に浸れる夕暮れ、街のライトアップが心に染みる夜など、一日を通して移り変わる景色が堪能できるはずだ。

「大切な人とSlow and Easy な時間がどれだけ尊いものか感じてもらいたい」という思いのもとオープンした「ドットグランピング富士山(Dot Glamping fujisan)」では、サウナ発祥の地であるフィンランドで人気のバレルサウナを貸し切りで提供している。

サウナの丸い窓から顔をのぞかせる雄大な富士山を眺め、外気浴では河口湖の自然あふれる景色や澄んだ空気を感じながら、極上の解放感を味わえるところが魅力だ。シラカバの枝葉を束ね、サウナ内で全身を叩くようにして使用する「ヴィヒタ」を貸し出しているほか、セルフロウリュも堪能できる。

グランピング施設内にあるので、サウナで疲れを癒やした後、バーベキューや星空の下での映画鑑賞を満喫し、翌朝再びサウナでリラックスするのもおすすめの楽しみ方の1つ。ノンニコチン、ノンタールのシーシャ(水タバコ)がレンタルできるので、川のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら、外気浴の際にシーシャを片手にリラックスするのもいいだろう。

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2022年8月1日にオープンしたばかりの、千葉県いすみ市にあるグランピング施設。北欧のオーロラ鑑賞ができる宿泊施設をモデルにしており、海が近く、適度な高度で大自然に囲まれた絶好の立地のため、暗くなると満天の星を一年中楽しめる。

サウナは本場フィンランド製のテントサウナを導入。建築物としての認定を受けたドームテントや「ヴィラ型コンテナ」を利用しているので、サウナや露天のみならず、部屋からもきらきらと光る星を眺められる点がこの施設の魅力だ。

男女日替わりの露天風呂は、月の光が差し込む「満月乃湯」と幻想的な夜をテーマにした漆黒の「新月乃湯」といった、趣の異なる2つの大浴場を用意。星の光に包まれながら湯舟に浸かり、神秘的なひとときが満喫できるだろう。

星空水盤デッキでは、水盤に映る星と一緒に写真撮影ができる。忘れずにチェックしてほしい。

旅行は美しい場所へ出かける……

  • トラベル

温泉は日本人にとって大切な文化の一つだ。豊富な天然温泉が日本中に湧き、全国には約3000の温泉地がある。東京にも源泉掛け流しの温泉や、バラエティに富んだ大型温泉施設が点在するが、そのほとんどが屋内にある場合が多い。

青く澄んだ大空や壮大な景色を見渡せる露天風呂に浸かりたいのなら、少しだけ遠出をしてみるといい。近年、露天風呂をさらに進化させた「インフィニティ風呂」を併設する施設が増えてきている。インフィニティ風呂とは、温泉が空や海と一つにつながるように設計された風呂のこと。ここでは壮大な景色と一体になれる、美しい風呂を紹介する。

  • トラベル

 

コロナ禍の中、どんなところで休日を過ごそうか迷っている人も多いだろう。都会のホテルや近所のお出かけスポットなど、いろいろな選択肢があるが、せっかくなら、非日常を存分に味わえる宿に泊まるのもいい。ここでは、意外な建物の中にあるホテルや、目の前に圧倒的な景色が広がる宿など、思わず「こんなところに?」と驚くような夢のロケーションの宿泊施設を紹介しよう。

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  • トラベル

 

近年、アウトドアアクティビティに注目が集まっている。しかしアウトドア初心者には、移動手段が限られたりテントやウエアなど専用ギアを集めたりと、少々ハードルが高いのが難点。大自然の中での宿泊には抵抗もある人も多いだろう。

そこで注目したいのがグランピングだ。「グラマラス」と「キャンプ」を掛け合わせた造語からできた、近年注目を浴びるこのスタイルでは、設備が整っているためホテル感覚でアウトドアを楽しむことができる。ここでは、ギア収集も技術習得も必要のないグランピングを楽しめる都内近郊のスポットを紹介。家族や友人、恋人との旅行計画にも、グランピングを提案してみては。

 

  • アート

移動の自粛も解除されたため、連休には遠くに出かけたいと思う向きも多いだろう。東京近郊の美術館にはそれぞれ独自のコレクションや建築などの見どころがある。

ここでは、60点以上の重要文化財を有する私立美術館、今では入手の難しいであろうロスコの名品をそろえたコレクション、隈研吾の世界を体験できる美術館建築などを紹介する。

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  • トラベル

 

東京には世界最高峰のレストランから無限のショッピングスポット緑豊かな森まで、全てがそろっている。しかし都心だけでなく、少し離れた郊外や近隣の県にもベストな場所はたくさんある。南に出かけて神奈川県の温泉、北に出かけて栃木の神社、山梨で富士山の絶景を見るのもいいだろう。

東京はエキサイティングな場所だが、ここで紹介する日帰り旅行ではさらにいい休暇の過ごし方が見つかるかもしれない。 

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