漫画「もしも東京」展1/3
漫画「もしも東京」展
アニメ 呪術廻戦展2/3
アニメ 呪術廻戦展
PUI PUI モルカーTOWN3/3
PUI PUI モルカーTOWN

7月から8月に行くべきアニメ展示8選

呪術廻戦、約ネバ、竜とそばかすの姫など、注目の展覧会

作成者: Time Out Tokyo Editors
Advertising

タイムアウト東京 > アート&カルチャー >7月から8月に行くべきアニメ展示8選

2020年、劇場版『鬼滅の刃』が『千と千尋の神隠し』を抜いて、歴代興行収入1位を達成するというビッグニュースが世の中を席巻した。2021年も、アニメ界が熱い。

ここでは、細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』の公開を記念したスタジオ地図の企画展や、連載15周年を迎える大人気漫画『キングダム』、話題の『呪術廻戦』など、7月から8月に開催される必見の展覧会をピックアップ。

2次元の虚構世界を3次元のリアルな空間で体感できるのは、アニメ展示ならではだ。

漫画「もしも東京」展
漫画「もしも東京」展
漫画「もしも東京」展

漫画「もしも東京」展

アート 東京都現代美術館, 清澄

日本を代表する20人の漫画家が、それぞれに思い描く20通りの「東京」を、完全描き下ろし漫画作品として表現する、かつてない展覧会が東京都現代美術館で開催。想像力を刺激する、3つの展示が楽しめる。

まず地下2階講堂では、『ピンポン』で知られる松本大洋が描いた『東京の青猫』、浅野いにおの『TP』をはじめ、18個の小部屋の中の一つ一つに漫画家が描いた「もしも東京」の世界を展開。少女漫画界をけん引する萩尾望都、小畑友紀、咲坂伊緒のほか、吉田戦車や市川春子など、実に豪華な面々が参加している。

さらに中庭の壁面には、石塚真一による巨大な1コマ漫画作品『Tokyo Sound』が登場し、水と石のプロムナードでは、水の敷かれた屋外スペースに『映像研には手を出すな!』で知られる大童澄瞳の『East East』を展示。空間の奥行きや、水上という場所の特性を生かして表現された、新しい漫画展示が大きな見どころになっている

入場無料で、チケットは事前予約制。漫画好きならば絶対に見逃せない。

スタジオ地図の宙(ソラ)と雲展
スタジオ地図の宙(ソラ)と雲展
スタジオ地図の宙(ソラ)と雲展

スタジオ地図の宙(ソラ)と雲展

子どもと一緒に 宇宙ミュージアム TeNQ, 水道橋

『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』などのアニメーション映画で知られるスタジオ地図が、細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』の公開を記念して、宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)で企画展を開催。スタジオ地図のアニメで印象的な「空」と「雲」にスポットを当て、これまでの作品ごとの描かれ方の紹介や、背景美術の魅力に迫る。

見どころは、空と雲の名シーンを「こころ揺さぶる名セリフ」とともに堪能できる、TeNQでしか観られないオリジナルのスライドショー。かつてない没入感で、スタジオ地図が歩んだ10年の軌跡と卓越した世界観を体感できそうだ。

前売り券で予定枚数が終了した場合、当日券の販売はないので注意してほしい。

 

Advertising
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

体験ミュージアム『約束のネバーランド』GFハウス脱獄編

Things to do 六本木ミュージアム, 六本木

実写映画化でも話題を集めた『約束のネバーランド』のアニメの世界に入り込める、体験没入型イベントが六本木ミュージアムで開催。「展示品を見る」のではなく、「世界観を体験する」ことを目的とした新感覚の楽しみ方で、まるで登場人物の一人になったかのように、主人公たちと同じ目線を共有できる。

GF(グレイス=フィールド)ハウス脱獄編とは、GFハウスという孤児院で平穏に暮らす38人の子どもたちが、ある事件をきっかけに、そこが食用の子どもを育てる恐ろしい農園であることを知り、母親代わりの「ママ」から逃走を図るハラハラドキドキのエピソード。GFハウスの世界観と命懸けの脱獄の緊張感、そしてキャラクターたちの魅力がどのように体感できるのか、期待がふくらむ。

魔入りました!入間くん in ナンジャタウン
魔入りました!入間くん in ナンジャタウン
魔入りました!入間くん in ナンジャタウン

魔入りました!入間くん in ナンジャタウン~悪魔級魔茶会~

アート ナンジャタウン, 池袋

池袋にある体験型複合施設ナンジャタウンで、大人気アニメ『魔入りました!入間くん』との初めてのコラボレーションイベントが開催。原作は『週刊少年チャンピオン』で連載されている、学園ファンタジーコメディ―漫画で、お人よし過ぎる主人公の鈴木入間(すずき・いるま)が次々とトラブルに巻き込まれていく。

会場では、「悪魔級に楽しい魔茶会(ティーパーティー)」をテーマに、主人公の入間くんや、祖父で悪魔学校の理事長であるサリバン、友人のアスモデウスなど、アニメに登場する人気キャラクター6人がネコ耳姿の描き下ろしイラストで登場。入間くんのかわいさが全開のネコ耳オリジナルグッズやフォトスポット、作品をモチーフにした限定フードを堪能しよう。

入場には、日時指定の前売りチケットの購入が必要。申し込みはこちらから。

Advertising
DC展 スーパーヒーローの誕生
DC展 スーパーヒーローの誕生
Photo: ©DC Comics

DC展 スーパーヒーローの誕生

Things to do 東京シティビュー スカイデッキ, 六本木

アメコミファン必見、DCの特別総合展『DC スーパーヒーローの誕生』が、2021625日から六本木ヒルズ森タワーの52階、東京シティビューで開催。

展望台のエントランスを抜けると、東京の景色をバックにDC人気キャラクターが勢ぞろい。これだけで、興奮は収まらない。中央には、バットマンシリーズに欠かせないバットモービルが、現物大で登場するのだ。

さらに本展は、バットマンエリア、スーサイド・スクワッドエリア、ワンダーウーマンエリアなどキャラクターごとにエリアが分かれ、コミック原画や映画の衣装など400点の資料を一挙公開。めったに見られない貴重な展示品を目の前にし、「アメコミ愛」がさらに深まるだろう。

🄫1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
🄫1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
Photo: The Sound of Akira

「AKIRA」の音 不朽のアニメ映画を彩る未知のサウンド

Things to do 日本科学未来館, 青海

日本科学未来館の3階常設展示「零壱庵」で、大友克洋監督の名作アニメーション映画『AKIRA』に焦点を当てた展示が1年間公開。

今回の展示は『AKIRA』の「音(音楽、セリフ、効果音)」に注目している。『AKIRA』の音楽を作曲した芸能山城組の山城祥二は、「サウンドモジュール」という方式を考案し、世界中のさまざまなコミュニティーを巡るフィールドワークで収集した、民族の祈りの声や楽器を用い、それまでの映画音楽にはなかった音世界を成立させた。

展示では、3面にプロジェクターで投影する映像によって制作背景が紹介されるほか、山城自身が設計した可聴域以上をも再生可能な6台のスピーカーによる迫力のサラウンドを体感できる。約15分間の映像体験と『交響組曲AKIRA』より楽曲を紹介。『AKIRA』ファンには見逃せない展示だ。

入館は、オンラインによる事前予約が必要。

アニメが好きなら……

©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

東京が舞台の名作アニメ7選

アート

海外旅行どころか、東京都心へ出かけることすらままならない非常事態が続いている。そんな生活に潤いを与えてくれるのがアニメだ。スクリーンと想像力の中でなら、私たちはどこまでだって羽ばたける。

ここでは、Netflixや各種の動画配信サービスで視聴できる、東京近郊を舞台にした良作なアニメを紹介。『鬼滅の刃』に引き続いて大きな話題を呼んでいる作品から、30年の時を経てアニメ映画化が決まった名作まで、すでに知られた作品ばかりだが、今こそ見直す理由がある。

作品の特徴を表す、三つのハッシュタグから気になる作品を見つけてほしい。

ⓒ白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
ⓒ白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

体験ミュージアム「約束のネバーランド」を楽しむ5のこと

ニュース アート

六本木ミュージアムで、従来の「見る」展示を超えた新感覚の『体験ミュージアム「約束のネバーランド」GFハウス脱獄編』が、2021年7月17日に開幕した。来場者は子どもたちが暮らす児童養護施設GF(グレイス=フィールド)ハウスの一員」となったつもりで、主人公エマたちがGFハウスの真実を知り、脱獄するまでの各シーンを、匂いまで再現された臨場感あふれる空間演出とアニメーションによって、一緒に体験することになる。

ここでは、全7章から構成される本展の見どころを5つピックアップして紹介。GFハウスの謎に包まれた扉の奥へ案内しよう。

1. リアルな小物に注目する。

GFハウスの日常を再現した第1章の部屋では、幸せな食事シーンのアニメーションが流れる。この部屋では、モニターの前に装飾された食卓のプロップス(小物)も細かくチェックしてみてほしい。なんと、置かれているパンなどは全て本物で、リアルな体験がとことん追求されているのだ。

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

幸せな雰囲気とは打って変わって、第2章からはたちまち不穏な空気に包まれる。里子に出されることになった登場人物のコニーが大切にしていたぬいぐるみを忘れていることに気付いた主人公たちは、ぬいぐるみを届けるために規則を破って門へ向かう。

ここでも、大掛かりなレンガ造りの門の再現とコニーを乗せたトラックなどのプロップスが非常にリアルで、その場にいるような緊張感が味わえる。トラックの内側にはモニターが設置されており、そこにはコニーの衝撃的な姿が。マンガやアニメ、映画を超える本物のショックと恐怖が感じられるだろう。床下に隠した脱獄用のロープ、ドアの隙間に挟まったメモなど、細部までこだわったプロップスの数々は見逃せない。

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

 

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

 

2. 命懸けの鬼ごっこをする。

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

第3章では、シスターのクローネと子どもたちが鬼ごっこをする森を再現。ここは撮影可能なエリアで、芝生の上に乗ることもできるので、思いっ切りはしゃぎ、一緒に鬼ごっこをしているような写真撮影を楽しもう。中央の時計の前に落ちている葉っぱの形にも工夫があるので、探してみてほしい。

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

 

3. 暗号を解読する。

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

子どもたちは、次第にGFハウスがただの児童養護施設ではないことに気付いていく。そこで重要な役割を担っているのが、図書館に寄贈された書籍に刻印されているウィリアム・ミネルヴァという人物の名前とフクロウのマークだ。実は、来場者が持っている入場チケットにも同じ刻印がある。

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

フクロウを円で囲む線はモールス信号になっていて、ミネルヴァが間接的に外の情報や脱出の手助け、危険物の存在を伝えているのだ。自分のチケットにどんなメッセージが込められているのか、忘れずに確認しよう。

4. キャラの心の動きを体感する。

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

本展の最大の魅力は、やはり各場面で登場人物がどのような感情を抱いているのかを直接的に体感できることだ。アニメーションと印象的なセリフが折り重なる展示空間で、エマが恐ろしい真実を知ってしまった時の焦りや、友人のノーマンと別れなければならない時の寂しさや悔しさ、犠牲になろうとするレイの心情など、ラストに向かうにつれて感情が激しく揺さぶられる。

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

最後の脱獄のシーンでは、来場者は階段を上ってGFハウスを囲む塀の上から映像を眺める。脱獄できた開放感で満たされるのかと思いきや、生まれ育った大好きなハウスが燃えていく寂しさ、敵対者ではあってもママであることに変わりないイザベラとの別れの悲しさなど、複雑な感情になることだろう。何かから解放されたように髪をほどき、ほほ笑むイザベラの最後の表情を映像でじっくりと目に焼き付けてほしい。

5. カフェでくつろぐ。

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

手に汗握る脱獄を達成した後は、会場内にあるコラボレーションカフェ、ミネルヴァ・カフェでひと休みしよう。『グレイス=フィールドハウスのガーデンサラダプレート』や『エマとクローネの森の鬼ごっこ~ハンバーグプレート』など、『約束のネバーランド』の象徴的なシーンをイメージした、ここでしか楽しめないメニューが提供される。

『グレイス=フィールドハウスのガーデンサラダプレート』(左)と『エマとクローネの森の鬼ごっこ~ハンバーグプレート』(右)(写真:ⓒ白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会)
『グレイス=フィールドハウスのガーデンサラダプレート』(左)と『エマとクローネの森の鬼ごっこ~ハンバーグプレート』(右)(写真:ⓒ白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会)ネバーランド製作委員会

 『体験ミュージアム「約束のネバーランド」GFハウス脱獄編』は、2021年7月17日(土)〜2021年12月30日(木)開催。来場の際は事前予約が必須なので、公式ウェブサイトから確認してほしい。

『体験ミュージアム「約束のネバーランド」GFハウス脱獄編』の詳細はこちら

関連記事

7月から8月に行くべきアニメ展示8選

東京が舞台の名作アニメ7選

パラアスリートたちに迫るドキュメンタリーミュージアムが豊洲に開館

日本のおしゃれ70年分をひもとく展示が国立新美術館でスタート

隈研吾の個展が開幕、ネコ目線で見直す都市など5つの見どころを紹介

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

Advertising
Evangelion
Photo: IMDb – Neon Genesis Evangelion: The End of Evangelion (1997)

平成を代表する長編アニメーション作品

映画 アニメーション

 平成は日本のアニメ史においても重要な転機であり、重要な作品を多く生み出した時代だった。「オタク」というワードが世界中に浸透し、アニメ文化そのものが国境を越えたのは、平成時代に生み出されたアニメが国際的に評価されるようになったからだろう。また、この30年の間に制作面でも手描きからCG技術へと大きな進歩もあった。

令和を迎えて早くも2年。現在はスタジオジブリの新作から、大人向けのマニアックな作品までが多言語に訳され、アニメの舞台を訪れるために訪日する外国人も増えている。ここではもう一度じっくり見たい、アニメの黄金期を代表する作品を紹介しよう。

おすすめ

    関連情報

      Advertising