ONE PIECE EMOTION
Photo: ©️尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーションONE PIECE EMOTION

7月から8月に行くべきアニメ展示

ワンピースやおジャ魔女どれみ、CLAMPなど注目の展覧会

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2024年7〜8月にかけて、人気アニメや有名漫画の展覧会が多数開催される。国民的人気を誇る「ONE PIECE」、25周年を迎えた「おジャ魔女どれみ」、創作集団「CLAMP」など見逃せないイベントが続く。 

緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作秘話をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。

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  • 乃木坂

多彩なジャンルで才能を発揮する創作集団「CLAMP」の大規模個展が、「国立新美術館」でスタートする。デビュー作「聖伝-RG VEDA-」から最新作「カードキャプターさくら クリアカード編」までの23作品を網羅し、約800点ものカラー・モノクロ原画が一堂に会するまたとない機会だ。

本展は、7つのテーマから創作の歩みを振り返る。まず中心となるのは、CLAMPの頭文字にちなんだ「COLOR」「LOVE」「ADVENTURE」「MAGIC」「PHRASE」という5つのテーマで作品の世界をたどる展示だ。「IMAGINATION」では漫画以外の活動を含む画業を、「DREAM」では本展描き下ろしのカラーイラストをそれぞれ展示する。世界中の読者を引きつけてきたCLAMPの35年間の全貌を、本展からひもといていこう。

グッズ付きチケットも販売。チケットの詳細は、公式ウェブサイトで確認してほしい。

※10~18時(金・土曜は20時まで)/入場は閉館の30分前まで/休館日は火曜/料金は前売り1,900円、大学生1,200円、高校生800円/当日2,100円、大学生1,400円、高校生1,000円、中学生以下無料/7月3日(水)〜5日(金)は「開幕記念限定チケット」を持っている人のみ入場可能

©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD.
©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./CLAMP展製作委員会

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  • 渋谷

大人気ダークファンタジー漫画「呪術廻戦」。本作の「創作秘話」に迫る大規模展覧会が、「渋谷ヒカリエ」でスタートする。

本展では、デジタルな手法によって描かれた本作の創作工程を、作者の解説とともに紹介。ネーム・下書きから、デジタルを用いた作画、背景画、そしてカラーイラストまで、本作ができるまでの進化の過程を余すところなく楽しもう。最終決戦で白熱する本作の制作の裏側をのぞいてみては。

グッズ付きチケットも販売。イベントの詳細は、公式ウェブサイトで確認してほしい。

※10〜20時(最終入場は19時30分まで)/料金は2,000円、中学・高校生1,500円、4歳~小学生1,000円、3歳以下無料

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  • 天王洲

「ジブリパークとジブリ展」が、天王洲の「寺田倉庫」にあるB&C HALLとE HALLで開催される。ジブリパークの制作の裏側を紹介する展覧会として、宮崎駿の息子でジブリパークの監督を務める宮崎吾朗のスケッチや、多数の資料・模型を展示していく。

ジブリパーク内の「ジブリの大倉庫」にある「千と千尋の神隠し」の名シーンを模した立体展示が、本展でも特別に再現される。カオナシの横に座りながら、主人公の千尋になった気分をここで体験できるのがうれしい。ジブリの大倉庫内の「にせの館長室」で仕事に没頭する湯婆婆は、展覧会特別バージョンとして登場する。

東京会場では、隣接する水上施設「T-LOTUS M」を昭和の船上レストランに見立てた「昭和食堂船」が出現。「昭和が薫るナポリタ~ン」と「昭和が漂うラ~メ~ン」の2品を、週替わりで提供する(要特典付きチケット)。「コクリコ坂から」をはじめ、昭和を舞台にした作品に思いを馳せながら味わいたい。

※9時30分~20時(6月28日は15〜20時)、入場は19時まで9月23日は9時30分〜14時(入場は12時30分まで)/料金は1,900円、中学・高校生1,600円、小学生1,200円、未就学児無料

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  • 新宿

国民的人気を誇る漫画「ONE PIECE」。本作のテレビアニメを体感するイベントが、「新宿住友ビル 三角広場」で開催される。ここでは「ワノ国編」や「エッグヘッド編」を中心に、本作の魅力に迫っていく。

会場には、「声」や「作画」などアニメならではの要素に注目したコーナーが出現。大型シアターに投影される主人公のルフィの活躍を、目に焼き付けてほしい。 

限定フィギュアが付いたチケットも販売。没入型の展示とともにワクワクしながら、本作の世界観を体験しよう。

※10~20時(8月12日は13〜20時)/入場は19時30分まで/料金は前売り2,800円、3歳~小学生1,300円/当日3,000円、3歳~小学生1,500円、2歳以下入場無料

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  • 原宿

2024年に放映から25周年を迎えた、人気アニメの「おジャ魔女どれみ」。同シリーズの魅力を再発見できる記念展が、「ラフォーレミュージアム原宿」で開催される。

主人公・どれみのクラスメイトになった気分が味わえるコーナーや、人間界とは異なる「魔女界」を体験できる展示が登場予定。キャラクターの成長過程を振り返る展示にも胸が高鳴る。

グッズが付いたチケットも販売。25年を経ても根強い人気を誇る本作を味わい尽くそう。

※11~20時(8月25日は18時まで)、入場は閉場の1時間前まで/料金は、前売り2,300円、小・中学生1,000円/当日2,500円、小・中学生1,200円、未就学児無料

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  • 所沢

自転車競技をテーマにした漫画作品「弱虫ペダル」。本作のテレビアニメの10周年を記念した展覧会が、「ところざわサクラタウン」の「EJアニメミュージアム」でスタートする。

作中の名場面を再現したフォトスポットに加え、本邦初公開となる主人公・小野田坂道の等身大のフィギュアが展示される。本展のために描き下ろされたイラストをあしらったオリジナルグッズも販売予定だ。この機会に、10年にわたる本作のストーリーをたどってみては。

イベントの詳細は、公式ウェブサイトを随時確認してほしい。

※10~18時(入場は17時30分まで)/休館日は火曜

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  • 池袋

大久保篤を代表する漫画作品「ソウルイーター」。本作の誕生から20周年を記念した原画展が、「アニメイト池袋本店」で開催される。作者が描いてきた貴重な生原稿などを多数公開予定だ。主人公のマカとソウルの物語を追体験していこう。

展示内容の詳細やチケット情報などは、公式ウェブサイトを随時確認してほしい。

※11~21時(土・日曜・祝日は10~20時、9月23日は10〜17時)/入場は閉場の30分前まで

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  • 池袋

テレビアニメ「ラブライブ!」シリーズの第4作となる「ラブライブ!スーパースター!!」。国内外に多数のファンがいる本作の企画展が、「アニメ東京ステーション」で開催される。

会場には、本作を振り返るためのパネルの展示や、キャラクターと撮影ができるフォトスポットが登場。テレビアニメのライブシーンを活用した体験型演出の展示も楽しめる。

ますます勢いを増すシリーズの熱気を体感しよう。

※11〜19時(入場は18時30分まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/入場は無料

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  • 水道橋

漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の『怪獣8号』。本作初となる展覧会が「東京ドームシティ」の「ギャラリー アーモ(Gallery AaMo)」で開催される。圧倒的な迫力で描かれたバトル漫画の世界観を体感できる空間が登場予定だ。

イベント情報の詳細は、公式ウェブサイトで随時確認してほしい。

  • アート
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  • 芦花公園

日本のホラー漫画界をけん引する伊藤潤二の大規模展示「伊藤潤二展 誘惑」が、「世田谷文学館」で開催される。

本展示は序章から4章まで区分けして構成されており、国内外で人気の伊藤作品の数々をはじめ、奇妙だがリアルな世界観を醸し出す原画や、歯科技工士から漫画家に転身した彼の生活にフォーカスした作品など、ボリューミーかつストーリー性のある内容になっている。

デビュー作であり海外でも有名な「富江」はもちろん、シリーズ漫画の「うずまき」や「死びとの恋わずらい」「首吊り気球」「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」などの自筆原画のほか、本展描き下ろしの新作も公開する。富江の世界に連れ込まれないよう用心を。

※10〜18時(最終入館は17時30分)/定休日は月曜(4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開館、翌日休館)/料金は1,000円、65歳以上・大学・高校生600円、小・中学生300円

アニメが好きなら……

  • アート

海外旅行どころか、東京都心へ出かけることすらままならない非常事態が続いている。そんな生活に潤いを与えてくれるのがアニメだ。スクリーンと想像力の中でなら、私たちはどこまでだって羽ばたける。

ここでは、Netflixや各種の動画配信サービスで視聴できる、東京近郊を舞台にした良作なアニメを紹介。『鬼滅の刃』に引き続いて大きな話題を呼んでいる作品から、30年の時を経てアニメ映画化が決まった名作まで、すでに知られた作品ばかりだが、今こそ見直す理由がある。

作品の特徴を表す、三つのハッシュタグから気になる作品を見つけてほしい。

  • 映画
  • アニメーション

 平成は日本のアニメ史においても重要な転機であり、重要な作品を多く生み出した時代だった。「オタク」というワードが世界中に浸透し、アニメ文化そのものが国境を越えたのは、平成時代に生み出されたアニメが国際的に評価されるようになったからだろう。また、この30年の間に制作面でも手描きからCG技術へと大きな進歩もあった。

令和を迎えて早くも2年。現在はスタジオジブリの新作から、大人向けのマニアックな作品までが多言語に訳され、アニメの舞台を訪れるために訪日する外国人も増えている。ここではもう一度じっくり見たい、アニメの黄金期を代表する作品を紹介しよう。

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