1. 創刊50周年記念 花とゆめ展
    画像提供:産経新聞社創刊50周年記念 花とゆめ展
  2. 鈴木敏夫とジブリ展
    © TS © Studio GhibliToshio Suzuki and Ghibli Exhibition previously held in Tokyo
  3. しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京
    画像提供:千代田区立日比谷図書文化館しりあがり寿《最新料金所》2018年

4月から5月に行くべきアニメ展示

花とゆめや天野明、ジブリなど注目の展覧会

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Time Out Tokyo Editors
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2024年4〜5月にかけて、人気アニメや有名漫画の展覧会が続々と開催される。見逃せないのは、少女漫画雑誌「花とゆめ」や「家庭教師ヒットマンREBORN!」で知られる天野明の大規模展、ジブリのプロデューサー・鈴木敏夫の巡回展などだ。

緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作の裏側をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。

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  • Things to do
  • 池袋

「家庭教師ヒットマンREBORN!」や「エルドライブ【ēlDLIVE】」など、人気作品を世に放ってきた漫画家・天野明。そんな天野が生み出したキャラクターにフォーカスした展覧会が、「サンシャインシティ」で開催される。

本展では、グラフィックや名場面のイラスト展示から、キャラクターの魅力に迫っていく。この機会にお気に入りの作品をじっくり味わってみては。

チケット情報など詳細は、公式ウェブサイトで確認してほしい。

  • Things to do
  • 六本木

2024年5月で創刊から50周年を迎える、少女漫画雑誌「花とゆめ」。本誌の作品が集結する展覧会が、「東京シティビュー」でスタートする。

約70人の作家が本展に参加し、展示される原画は約200点にも及ぶ。「ガラスの仮面」や「暁のヨナ」といった名作はもちろん、気鋭の作家までを網羅する展示は、幅広い読者が楽しめるだろう。歴代の付録、作家の仕事場を紹介するコーナーも必見だ。

「花とゆめ」が紡いできた、少女漫画の世界を体感しよう。

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  • Things to do
  • 日比谷

ギャグ漫画や社会派4コマ漫画など、多彩なジャンルに挑戦してきた漫画家・しりあがり寿。2024年4月26日(金)から「千代田区立日比谷図書文化館」で開催される特別展では、しりあがり寿がこれまで描いてきた葛飾北斎のパロディー作品が一挙公開される。

本展では、初公開される4作品をぜひ観賞してほしい。同館特別研究室が所蔵する歌川広重の「名所江戸百景」(1856年)などをベースに、江戸城や国会議事堂を含む千代田区の風景を解釈し直した意欲作だ。

それぞれの作品では、北斎と広重という名匠が描く江戸時代の風景に、しりあがり寿によって加えられた現代の人やモノが出現する。ちぐはぐなマッチングに笑いながら、少し変わったタイムトラベルを楽しもう。

5月1日(水)には、作家自身が登壇する「しりあがり寿講演会」が実施される。しりあがり寿による浮世絵のパロディーに造形が深い「すみだ北斎美術館」の学芸員と一緒に、浮世絵に対する考え方やパロディーの作業について語り明かす。申し込み方法などは公式ウェブサイトを確認してほしい。

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  • 横須賀

スタジオジブリのプロデューサーとして知られる鈴木敏夫。数々の偉業を残してきた鈴木の軌跡をたどる巡回展が、今回は神奈川県横須賀市の「横須賀美術館」で開催される。

鈴木が書き下ろした書やイラストをはじめ、ジブリ作品の資料などを展示。そのほか、幼少期に影響を受けた本と漫画にスポットを当て、8800冊の名著を紹介する。圧巻の巨大本棚は「れんが屋」と呼ばれる鈴木の隠れ家をもとに構成されており、ジブリの世界をよりディープに体感できるだろう。

神奈川展では、猿島観光の拠点である「三笠ターミナル」で特別展示が実施される。ジブリと横須賀、どちらの魅力も存分に味わおう。

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  • 池袋

原作・山田鐘人と作画・アベツカサによる、ファンタジー漫画「葬送のフリーレン」。本作のテレビアニメに注目した展覧会が、「サンシャインシティ」の文化会館ビル3階で開催される。

初の大型展示となる本展には、名シーンを再現した展示、映像演出、キャラクターのフォトスポットが登場する。この機会に、主人公のフリーレンの旅路を一緒にたどろう。

最新情報については、公式ウェブサイトを随時確認してほしい。

  • Things to do
  • 池袋

高校自転車競技を描いた漫画「弱虫ペダル」の展覧会が、「サンシャインシティ」のワールドインポートマートビル4階で開催。週刊少年チャンピオンでの連載15周年を超えた本作の魅力に迫っていく。

圧巻の迫力を宿す原稿やカラー原画を、会場では多数展示。クラウドファンディングによって生まれた、「巨大御堂筋くん」の撮影スポットも登場予定だ。

ますます勢いを増す本作を心ゆくまで楽しもう。

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世田谷文学館」で2024年4月27日(土)から9月1日(日)まで「伊藤潤二展 誘惑」が開催される。漫画家・伊藤潤二の原画が楽しめる初の大規模個展だ。

同展では「富江」をはじめ、「うずまき」「死びとの恋わずらい」「双一」などのシリーズ漫画のほか、「首吊り気球」「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」「溶解教室」などの自筆原画、描き下ろしの新作も公開される。フィギュア原型師の藤本圭紀による「富江」の新作フィギュアにも注目したい。 

同展を記念して、漫画の名場面や人気キャラクターをプリントしたハンカチ4種も展開。ミュージアムショップで購入できる。

伊藤の作品世界にどっぷりと浸ってみては。

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  • 水道橋

ギャンブル漫画の名作「カイジ」シリーズの展覧会が、「東京ドームシティ」内の「ギャラリー アーモ(Gallery AaMo)」で開催。「回顧録」と題する本展では、主人公・カイジが味わってきた「逆境」の数々を思い起こしていく。

初公開を含む原画に加え、「鉄骨渡り」や「焼き土下座」といった人気シーンのフォトスポットが展示される。クラウドファンディングにより、作中屈指の対決で使用されたパチンコ一発台「沼」の実物大フォトスポットも制作予定だ。

チケットについては未定。訪れる際は、公式ウェブサイトを確認してほしい。この機会に、シリーズの過酷な世界を味わってみよう。

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  • 池袋

国内外でも人気のサンライズ作品にスポットを当てたイベントが、「バンダイナムコ クロスストア 東京」にあるショップ「サンライズワールドTOKYO」の有料展示エリアで開催。取り上げる作品は、「ダーティペア」「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」「カウボーイビバップ」など、20作品に及ぶ。

アニメで実際に使用されたセル画や絵コンテ、作品紹介パネルなどを会場に展示。映像の投影、大型タペストリーのフォトスポットも登場する。お気に入りのサンライズ作品を存分に楽しんでほしい。

※2024年3月22日(金)、4月12日(金)は有料展示エリアのみ休業

アニメが好きなら……

  • アート

海外旅行どころか、東京都心へ出かけることすらままならない非常事態が続いている。そんな生活に潤いを与えてくれるのがアニメだ。スクリーンと想像力の中でなら、私たちはどこまでだって羽ばたける。

ここでは、Netflixや各種の動画配信サービスで視聴できる、東京近郊を舞台にした良作なアニメを紹介。『鬼滅の刃』に引き続いて大きな話題を呼んでいる作品から、30年の時を経てアニメ映画化が決まった名作まで、すでに知られた作品ばかりだが、今こそ見直す理由がある。

作品の特徴を表す、三つのハッシュタグから気になる作品を見つけてほしい。

  • 映画
  • アニメーション

 平成は日本のアニメ史においても重要な転機であり、重要な作品を多く生み出した時代だった。「オタク」というワードが世界中に浸透し、アニメ文化そのものが国境を越えたのは、平成時代に生み出されたアニメが国際的に評価されるようになったからだろう。また、この30年の間に制作面でも手描きからCG技術へと大きな進歩もあった。

令和を迎えて早くも2年。現在はスタジオジブリの新作から、大人向けのマニアックな作品までが多言語に訳され、アニメの舞台を訪れるために訪日する外国人も増えている。ここではもう一度じっくり見たい、アニメの黄金期を代表する作品を紹介しよう。

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