原作35周年記念企画展 クレヨンしんちゃん オラたち ず~っとおともだちだゾ
Photo: ©臼井儀人/双葉社 | 原作35周年記念企画展 クレヨンしんちゃん オラたち ず~っとおともだちだゾ
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8月から9月に行くべきアニメ展示

クレヨンしんちゃんやパトレイバーなど注目の展覧会

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2025年8〜9月にかけて、人気アニメや有名漫画の展覧会が多数開催される。日本を代表する作品『クレヨンしんちゃん』の記念展、『パトレイバー』シリーズの回顧展など、注目のイベントが続く。

緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作秘話をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。

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  • 銀座

フィギュアスケートを題材にした、人気沸騰中の漫画『メダリスト』。本作の初めての展覧会が、「松屋銀座」でスタートする。

漫画家・つるまいかだによる描き下ろしイラストをはじめ、クロッキーや設定資料などの貴重資料が一挙公開される。特別映像シアターのコーナーでは、主人公の「花の妖精」のアニメ版の演技が特別に上映されるのもうれしい。

本作とフィギュアスケートの魅力を同時に体感してみては。

※11〜20時(8月17・24・31日は19時30分まで、9月2日は17時まで)/入場は閉場の30分前まで/料金は1,800円、高校生1,300円、小・中学生800円、グッズ付き3,900円

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  • 渋谷

国民的漫画『クレヨンしんちゃん』の原作連載35周年を記念した展覧会が開催。原作コミックからテレビアニメまで、本作の歩みを体感できる特別なイベントとなる。

複製原画に加え、貴重な設定資料が公開される。「しんちゃん」や「シロ」と遊べるミニゲームも登場予定だ。

しんちゃんや仲間たちと一緒に、楽しい気分で会場を巡ってほしい。

※11~19時(入場は18時30分まで)/料金(ミニゲーム1回付き)は前売り800円/当日1,100円

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  • 京橋

2024年8月に完結を迎えた、大人気漫画『僕のヒーローアカデミア』。本展の原画展が、「クリエーティブ ミュージアム トーキョー(CREATIVE MUSEUM TOKYO)」でスタートする。

本展では、作者・堀越耕平の直筆原稿に加え、ここでしか見られない貴重な資料類が多数公開される。本展のために描き下ろされたキービジュアルを使用したオリジナルグッズも販売予定だ。本作で繰り広げられた熱戦を、ミュージアムで体感してみては。

グッズ付きチケット(3,900円、税込み)も販売。チケットを購入した18歳以上の入場者1人につき、未就学児1人まで無料で入場することができる。詳細は、公式ウェブサイトを確認してほしい。

※10〜20時(入場は19時30分まで)/料金は2,200円、高校生1,400円、小・中学生900円

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  • 池袋

漫画家・うすた京介の作品に注目する展覧会が、「サンシャインシティ」の文化会館ビル2階でスタート。連載開始から30周年を迎える『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』と、25周年を迎える『ピューと吹く!ジャガー』の、それぞれの代表作のメモリーイヤーを祝して開催される。

これらの馴染み深い作品から、現在連載中の最新作『あらばけ!荒吐グングンパーク』を含め、数多くのキャラクターや名シーンを原画とフォトスポットなどから振り返っていく。うすたの画業を体感する機会になるだろう。

入場には日時指定のチケットが必要。当日券は、空きができた場合のみ会場で販売される。詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。

※10~19時(入場は18時30分まで)/料金は2,000円

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  • アート
  • 神谷町

日本を代表するアニメーション監督の一人、高畑勲の回顧展「高畑勲展ー日本のアニメーションを作った男。」が「麻布台ヒルズ ギャラリー」で開催。高畑の生誕90年、および高畑がその人生に大きな影響を受けた太平洋戦争の終戦から80年を踏まえて行われる。

高畑は、『おもひでぽろぽろ』などを代表作に持ち、宮﨑駿とともにスタジオジブリを共同設立。『平成狸合戦ぽんぽこ』『かぐや姫の物語』など、同スタジオから多くの人気作品を輩出した。

会場ではスタジオジブリの企画協力を得て、『火垂るの墓』に着目した展示も予定。ティザービジュアルは、『火垂るの墓』に加え、高畑の初期作品でありながら、いまだに高い認知度を誇る『アルプスの少女ハイジ』というダブルビジュアルだ。

なお本展は、国内だけでなく、同年秋からフランス・パリでの巡回も決定。高畑がスタジオジブリで活動する以前の作品で培った技術や彼の思想、そしてスタジオジブリで制作した映画を、改めて見返せるだろう。

アニメが好きなら……

  • アート

海外旅行どころか、東京都心へ出かけることすらままならない非常事態が続いている。そんな生活に潤いを与えてくれるのがアニメだ。スクリーンと想像力の中でなら、私たちはどこまでだって羽ばたける。

ここでは、Netflixや各種の動画配信サービスで視聴できる、東京近郊を舞台にした良作なアニメを紹介。『鬼滅の刃』に引き続いて大きな話題を呼んでいる作品から、30年の時を経てアニメ映画化が決まった名作まで、すでに知られた作品ばかりだが、今こそ見直す理由がある。

作品の特徴を表す、三つのハッシュタグから気になる作品を見つけてほしい。

  • 映画
  • アニメーション

 平成は日本のアニメ史においても重要な転機であり、重要な作品を多く生み出した時代だった。「オタク」というワードが世界中に浸透し、アニメ文化そのものが国境を越えたのは、平成時代に生み出されたアニメが国際的に評価されるようになったからだろう。また、この30年の間に制作面でも手描きからCG技術へと大きな進歩もあった。

令和を迎えて早くも2年。現在はスタジオジブリの新作から、大人向けのマニアックな作品までが多言語に訳され、アニメの舞台を訪れるために訪日する外国人も増えている。ここではもう一度じっくり見たい、アニメの黄金期を代表する作品を紹介しよう。

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