みなとみらいスマートフェスティバル
画像提供:みなとみらいスマートフェスティバル | 「みなとみらいスマートフェスティバル」
画像提供:みなとみらいスマートフェスティバル

東京、花火大会2025

夜空を彩る東京近郊の花火大会をガイド

広告

タイムアウト東京 > Things To Do > 東京、花火大会2025

2025年も、東京の夜空を彩る花火大会の季節がやってくる。都心で打ち上がる大輪の華から、川辺の大規模な祭典まで、今年も個性豊かな花火が夏の思い出を鮮やかに彩る。忘れられない一夜を過ごすための最新情報をチェックしよう。

関連記事
東京、かき氷31選
東京、大人向け無料のインドアスポット20選

  • Things to do
  • 府中

「東京で一番早い花火」として2022年にスタートした花火大会が、府中の「東京競馬場」で開催。毎年、音楽とシンクロした打ち上げ花火公演を行い、過去には「ザ・ローリング・ストーンズ60周年」や「ユーミン50周年」、「シティポップ」をテーマにして開催されてきた。

今年は「昭和100年」を記念して、誰もが知る「J-POP」の名曲に合わせた1万4000発の花火を打ち上げる。花火が打ち上げられるのは、会場から最短100メートルという至近距離。国内トップクラスの花火師による、音と光のエンターテインメントを間近で体感できる。

会場で名曲を口ずさみながら、夏の始まりを華やかに彩る一夜を楽しんでほしい。

※19時30分〜20時40分/料金はシートチケットS席 8,800円、A席 7,700円〜

  • Things to do
  • 葛飾区

下町情緒あふれる夏の風物詩として毎年多くの人で賑わう花火大会。観客席となる「葛飾区柴又野球場」から打ち上げ場所が非常に近く、全身に響く迫力の打ち上げ音とともに、臨場感あふれる花火を楽しめる。

2025年は、約1万5000発が打ち上げられる予定だ。前回大会では約77万人が来場し、大きな盛り上がりを見せた。

会場周辺には「柴又帝釈天参道」などの観光スポットもあり、夕涼みがてらの散策にも適している。有料指定席も設けられる予定で、区民向けの先行販売も実施する。荒天の場合は中止となるため、最新情報は公式サイトで確認してほしい。

※19時20分〜20時20分/観覧は無料

広告
  • Things to do
  • 鎌倉

1949(昭和24)年から続く、由比ヶ浜と材木座海岸で行われる花火大会。「鎌倉花火大会」の名物は、何といっても沖合を走る花火船から海に投げ入れられる水中花火だ。色とりどりの光が漆黒の海で鮮やかに花開く光景は、鎌倉の夏を感じさせる。

そのほかにもスターマインや、花火玉の購入者からのメッセージの読み上げとともに打ち上げる「サポーターズ花火」など、約2500発を披露。内閣総理大臣賞を受賞した花火師が、鎌倉の風情や品格を損なわないよう作り上げた特別な演出を繰り広げる。

荒天・高波などの気象状況によっては中止となる場合があり、予備日の設定はないため注意が必要だ。海風を感じながら、特別な夜を楽しんでほしい。

※19時20分~20時10分/観覧は無料

  • Things to do
  • 向島

2万発の花火が夜空を彩る、東京随一の花火大会。「東京湾花火大会」と「神宮外苑花火大会」に並び、「東京三大花火大会」として親しまれている。

東京で開催される花火大会の中でも最大規模を誇り、その由来は、1733年に始まった「両国川開きの花火」にさかのぼるという。記録が残る中では、国内最古の歴史を持つ同花火大会は1961年に一度途絶えたが1978年に復活し、以来東京の夏の風物詩として定着した。

2025年の打ち上げ数は、約2万発。第一会場は桜橋下流〜言問橋上流で19時開始、第二会場は駒形橋下流〜厩橋上流で19時30分から開始される。第一会場では国内の代表的な花火大会で優秀な成績をおさめた花火師たちによる、花火コンクールも行われる予定だ。

当日、会場周辺は大変な混雑となる。浅草駅や蔵前駅から徒歩圏内だが、駐車場はないため公共交通機関の利用が必須。「隅田公園」や白髭橋周辺、「汐入公園」などが比較的見やすいスポットとして知られる。

訪れる際は、早めに場所取りなどをしておくといいだろう。

※19時〜20時30分/観覧は無料

広告
  • Things to do
  • 八王子

八王子市にある「富士森公園」で開催される、夏恒例の花火大会。見ごたえのあるスターマインや、ラストを飾る仕掛け花火など、約4000発が打ち上げられる。

公園内にある四つのエリア(陸上競技場、陸上競技場東側広場、慰霊塔広場、市民体育館駐車場)が一般用の観覧席となる。特に陸上競技場では、頭上に花火が迫るような臨場感を味わえる。

観覧エリアは16時頃から開放される予定で、敷物を敷いての場所取りも可能。混雑を避けたい場合は、高尾山や周辺の高台から遠景で楽しむのも一つの選択肢だ。豪快な音とともに真夏の夜空に打ち上がる、迫力ある花火を楽しんでほしい。

※19時〜20時15分/観覧は無料

  • Things to do
  • 立川

立川をはじめ、多摩地域の住人に長年にわたって夏の風物詩として愛されている花火大会が、2025年も「国営昭和記念公園」で開催。都内ではなかなか見られない尺玉や一尺五寸玉といった大迫力の花火をはじめ、スターマイン、花火職人による競技大会の入賞作品である「芸協玉」など、約5000発が堪能できる。

会場は広い芝生となっており、シートを敷いてゆったり鑑賞できるのも魅力。花火大会当日は入園料が無料となり、混雑が予想される。ゆったり観たい人は早めに足を運ぶか、有料観覧席を利用しよう。園内だけで来場者数が35万人を超える東京都下の一大イベントに、足を運んでみては。

※19時15分〜20時15分/入場は450円、65歳以上210円、中学生以下無料

広告
  • Things to do
  • 江戸川区

打ち上げ総数が約1万4000発と全国有数の規模を誇る花火大会。創業360年を超える老舗「宗家花火鍵屋」が初回から打ち上げを担当しており、広々とした河川敷で打ち上がる大迫力の花火を間近で鑑賞できる。

2025年は7つのプログラムで構成され、かつてないスケールで開催。5秒間で1000発が打ち上がる「祝50周年! 江戸川大花火−はじまりの空−」で幕を開け、続く「ダイヤモンド富士−最高到達点!−」では富士山型の仕掛け花火が高さ55メートルに拡大され、「世界一高い山型仕掛け花火」としてギネス世界記録への挑戦も行われる。

フィナーレは、過去最大の打ち上げ発数となる「Road to 1∞(ワンインフィニティー)−新たなる船出−」。迫力満点の金カムロと、公募で選ばれたアイデア花火が、未来への希望を夜空に描く。赤と金の激しくスピード感あふれる花火や、鮮やかな発色で無数に咲く虹色の花火は必見だ。

※19時15分~20時20分/入場は無料

  • Things to do
  • 幕張

「幕張ビーチ花火フェスタ」は、千葉市の夏の風物詩として親しまれてきた「千葉市民花火大会」が2024年に名称変更したイベント。「幕張海浜公園」と「ZOZOマリンスタジアム」周辺で開催される。2025年は「Love & Peace みんなが輝くまちの宝を未来へ!」をテーマに、国内最大級となる約2万発の花火が夜空と海を彩る。

注目は、幕張の浜から東京湾に向けて斜めに打ち出す海上花火。最大で約150メートルに広がる光のアーチが海面を照らす、壮観な演出が特徴だ。

そのほか、千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」や「ちはなちゃん」の創作花火や特殊効果を用いた新作花火など、多彩な内容で構成。フィナーレは約1万発の花火が打ち上げられ、海上花火と黄金色の錦冠菊(にしきかむろぎく)が織り成す、壮大なクライマックスを演出する。

観覧は事前申込制で、幕張海浜公園内の砂浜や駐車場エリアの有料席が中心となる。詳細は公式ウェブサイトから確認してほしい。

※19時30分〜20時30分/料金はエリアにより異なる

広告
  • Things to do
  • 板橋区

板橋区の荒川河川敷を舞台にし開催される、都内最大級の規模を誇る花火の祭典。特に注目は、東京では珍しい大玉「尺五寸玉」の打ち上げだ。間近で開くその迫力は、圧巻そのものと言えるだろう。

幅300メートルにも及ぶ名物「ナイアガラの滝」や、国内屈指の花火師による芸術的な新作花火の競演も見逃せない。対岸で開催される「戸田橋花火大会」との合同プログラムでは、荒川を挟んでシンクロする約1万5千発の豪華な競演が、訪れる人々を魅了する。都内屈指の夏の風物詩として、今年も熱い夏の夜を満喫できるはずだ。

※19時~20時30分/観覧は無料

  • Things to do
  • みなとみらい

地元企業と地域が連携し、2018年から開催している「みなとみらいスマートフェスティバル」。ジャズショーや花火大会などを通して横浜の魅力を発信する。

中でも注目は、日没後にスタートする約2万発の花火の打ち上げ。音楽と完全にシンクロする演出が最大の魅力で、横浜の夜景を背景に、趣向を凝らした花火がテンポよく打ち上げられる。音楽のリズムやメロディー、強弱に合わせて設計された打ち上げは、まるで一つの壮大なショーを見ているかのような臨場感を与えてくれる。

全エリア有料だが、「臨港パーク」や「カップヌードルミュージアムパーク」などからでも観覧可能。美しいみなとみらいの夜景と、迫力ある花火を同時に眺めることができる贅沢なイベントだ。

19時30分~20時/料金は会場により異なる

広告
  • Things to do
  • 信濃町

2011年以来、東日本大震災の復興支援として行われている日刊スポーツ主催の花火大会。1万発の花火が、夜空に打ち上げられる

神宮野球場秩父宮ラグビー場、敷地内の2会場には、有料の観覧席が設けられ、屋台の出店やイベントなども行われる。毎年恒例の豪華アーティストによるステージパフォーマンスにも注目だ。2024年は松平健や島谷ひとみ、2PMのCHANSUNGなどが出演し、話題を集めた。

花火の打ち上げは19時30分スタート、20時30分終了予定。アーティストパフォーマンスは会場により開始時間が異なるので、注意しよう。花火と音楽が融合した、エンターテイメント性あふれる一夜を体験してほしい。

※19時30分~20時30分/料金は4歳以上アリーナSS席 1万4000円、アリーナS席 1万1,000円、アリーナA席 1万円、スタンドS席 1万1,000円、スタンドA席 1万円/3歳以下は無料

夏をもっと楽しみたいなら……

  • Things to do

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、かき氷5選

斬新でユニークなメニューが次々と展開され、進化し続ける「かき氷」。メニューを一見しても味が想像できない独創的なかき氷は、意外な食材の組み合わせが調和し、驚きの味わいがある。さまざまな素材のトッピングが上に乗り、氷の中の食材やソースが絡み合い、食べ進めるにつれ味の変化を楽しめるのもよい。

本記事では、タイムアウト東京エディターで、かき氷を愛してやまないケイラ イマダ(@kakigori_kaila)による、厳選したかき氷店を紹介する。この夏の「推し氷」を見つけてほしい。

関連記事
東京、かき氷31選

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告