1. 倭姫宮
    Photo: Kisa Toyoshima|倭姫宮
  2. 豊受大神宮
    Photo: Keisuke Tanigawa|豊受大神宮
  3. 豊受大神宮
    Photo: Keisuke Tanigawa|豊受大神宮
  4. 皇大神宮
    Photo: Kisa Toyoshima|皇大神宮

伊勢神宮、御朱印巡りガイド

感謝の気持ちを持って散策する

テキスト:
Shiori Kotaki
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御正宮の「皇大神宮(内宮)」と「豊受大神宮(外宮)」に加え、14の別宮と、109の摂社や末社、所管社の125社から成り立つ伊勢神宮(ほかの神宮と区別をするために地名を付けているが、正式な名称は「神宮」)。御朱印を受けるのは7つの宮社で、そのうちの5つは伊勢市内に鎮座している。

ここでは、公共交通機関を使った1日で無理なく回れるルートで、伊勢市内にある5つの宮社を紹介。もちろん、時間に余裕のある人は、「瀧原宮」(度会郡⼤紀町)や、「伊雑宮」(志摩市磯部町)まで足を延ばしてみてほしい。

一種のブームのようになった御朱印だが、スタンプラリーではなく、本来、参拝の証として授かるもの。散策を楽しみつつも、この部分はしっかりと肝に銘じておこう。快適な伊勢旅を楽しみたい人は、タイムアウト東京のLINE公式アカウント『Desika:伊勢でしか』の「友だち追加」も忘れずに。

  • Things to do

まずは、衣食住の守護神である豊受大御神をまつる「豊受大神宮(外宮)」へ。高倉山のふもとにある域内には、正宮に加え、「多賀宮」「⼟宮」「⾵宮」の3つの別宮が鎮座する。

お守りや御朱印は「外宮神楽殿」で受けることが可能。平清盛が冠に触れた枝を切らせたという伝説が残る「清盛楠」や、祭典に使用される「三ツ石」など、数々の名所も必見だ。

  • Things to do

 「豊受大神宮」から歩いて5分ほどのところにある「豊受大神宮」の別宮。その名前の通り、月の神である月夜見尊と月夜見尊荒御魂をまつっている。数世紀の時を超えて立つ巨大なクスノキも美しい。

域内の中央には、社殿と前の社殿が建っていた「古殿地」が並ぶ。社殿の横に鎮座する「高河原神社」は、周辺地域の開拓の守護神だ。お守りや御朱印は、「宿衛屋(しゅくえいや)」で受けられる。

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  • Things to do

「⽉夜⾒宮」に参拝した後は、5分ほど歩いて伊勢市駅へ向かおう。道でタクシーを拾うことが難しいので、伊勢市駅に停車しているタクシーに乗車するか、タイミングが合えば、バスに乗って「内宮前」バス停で下車するのが便利だ。

古来、天照大御神をまつる「皇大神宮」は、数多くの人々が参拝に訪れる神域。初めての参拝ならば、60分ほどで名所を巡るモデルコースで散策するのがおすすめだ。「⼿⽔舎」や「御⼿洗場」で心身を清め、五十鈴川の守り神「瀧祭神」へ。正宮を参拝し、「御稲御倉」や別宮の「荒祭宮」「⾵⽇祈宮」へ訪れよう。

「内宮神楽殿」でお守りや御朱印を受けた後は、無料の休憩所「参集殿」で一息つくのがいい。

  • Things to do

「月読宮」へのアクセスは、タクシー利用が便利。おはらい町の入り口付近にはタクシーが停まっているので、ここで乗車しよう。

「月読宮」は、三重県伊勢市中村町の森に建つ「皇大神宮(内宮)」の別宮。並んで鎮座する4つの社殿には、「月読宮」「月読荒御魂宮」「伊佐奈岐宮」「伊佐奈弥宮」の順番で参拝しよう。

お守りと御朱印を受ける場所は「宿衛屋」。豊作の神をまつる、つつましい「葭原神社」へも忘れずに足を運んでほしい。

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  • Things to do

「月読宮」から「倭姫宮」への移動は、公共交通機関での移動だと少しハードルが高い。ここは、あらかじめタクシーを配車しておくのが得策だ。

「倭姫宮」は神宮で一番新しい別宮。石段が続く参道は緑にあふれており、清らかな空気が漂う。お守りと御朱印は「宿衛屋」で受けることができる。

「倭姫文化の森」と呼ばれるこの地域には、「神宮美術館」や博物館の「神宮徴古館」といった施設が並ぶ。参拝の後は、さまざまな作品を観賞しながら神宮の歴史を学ぼう。帰りは、「倭姫宮」から歩いて5分ほどのバス停「皇学館大学前」からバスに乗車すれば、伊勢市駅まで戻ることが可能だ。

参拝の前に

  • Things to do

古くから、神宮参拝の前には二見浦の海水でみそぎをする「浜参宮」というしきたりがある(現在は「二見興玉神社」に参拝し、おはらいを受けてから神宮へ向かうことが主流)。しかしながら、時間の都合で二見浦まで行くことが難しい場合もあるだろう。

そんな人は、「汐湯・おかげ風呂舘 旭湯」を訪れてみるといい。浴場には、朝と夕方の2回、二見浦からくみ上げる海水を使った「海水露天風呂」も用意しており、この場所でけがれを落としてから参拝するという人も多いという。

ちなみに、江戸に日本初の銭湯を開業したのは、伊勢生まれの伊勢与市だといわれている。与市は、神宮参拝のしきたりを銭湯のヒントにしたと伝わることから、実は、伊勢は日本の銭湯のルーツの地としても知られているのだ。「伊勢まちかど博物館」も併設した「汐湯・おかげ風呂舘 旭湯」は、そんな歴史も発信している。

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