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ロンドン、ウィーン、トルコなど、地域のブランドづくりや企業のコンサルティングを行ってきたSaffron Brand Consultants（以下サフラン）が、2008年から毎年発表している「City Brand Barometer」（日本語版レポートは後日公開予定）の2023年版を発表した。
同レポートは、都市のブランド力を独自調査しランキング化したもの。今年はビジネスの誘致や発展の観点から世界100都市を調査。世界のビジネスパーソン2000人にインタビューを行い、サフランがキーワードとする「プロミス」「エクスペリエンス」「デリバリー」を軸に、各都市の実績を数値化した。
日本からは東京と大阪、横浜、福岡、名古屋が調査対象に選ばれ、東京は3位にランクイン。
1位はニューヨークでプロミスの点数が最も高く、一番最初に想起される都市を測った「トップ・オブ・マインド」の分析においても上位20都市より40％高いスコアを取得した。2位はグローバルビジネスで活気あふれるロンドン。多様な人材が集まり起業やイノベーションに最適な環境が整っているという結果に。
3位の東京は、インフラの強化と活発なブランディング施策、強力なブランドの想起性が評価されデリバリーとプロミスの高得点につながった。なお、2022年版に実施された「観光版」では、東京は1位に。これに続いてビジネス面でも高い評価を受けたことになる。
「City Brand Barometer」ランキングのトップ10は以下
1. ニューヨーク
2. ロンドン
3. 東京
4. パリ
5. ドバイ
6. シンガポール
7. ロサンゼルス
8. 香港
9. サンフランシスコ
10. バルセロナ
「City Brand Barometer」ではトップ20都市のランキングのほか、サフランとモビリティ企業アスタラ社による、想起力とモビリティに特化したケーススタディも掲載。こちらでは、大阪が調査対象に選ばれ、総合ランキングで31位となった。
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