注意! 最新情報の掲載に努めているが、通常とは営業時間などが異なる場合もあるため、外出前に必ず確認してほしい。

Photo: Intermediatheque
Photo: Intermediatheque

東京、無料で入れる美術館・博物館16選

コンテンポラリーアートから東大の鳥類標本や貨幣の歴史まで

作成者: Ryuichiro Sato
Advertising

寒い季節になってきた上にコロナ禍で懐が寒い昨今、それでもオンラインではない生身のカルチャーに接し続けていたいと思う向きも多いはずだ。

そのような需要に応えてくれるような美術館やギャラリーが東京には一定数ある。今回セレクトするのは、質の高い国内外の作家を紹介する資生堂ギャラリーや明治期洋画の重鎮、黒田清輝の作品を展示する黒田記念館から、目黒寄生虫館やおりがみ会館といった変わり種まで16館だ。

会館時間が変更になっている場合もあるので、事前に公式ウェブサイトを確認してから訪れてほしい。

Shiseido Gallery
Shiseido Gallery
Photo: Naoya Hatakeyama

資生堂ギャラリー

アート 銀座

資生堂によって運営されている美術館。銀座メゾンエルメス(Ginza Maison Hermès)と同様、営利目的というよりは芸術性の高い本格的な美術館。

中村政人やローマン・シグネールなど、世界各国の現代アーティストの個展やグループ展、また、ときにはマン・レイのようなアーティストの回顧展やファッション関連の展示なども開催している。リカルド・ボフィル設計の資生堂本社の地下にある。

武蔵野美術大学 美術館

ミュージアム 多摩地域

武蔵野美術大学の敷地内にある美術館で、年に約十数回の展覧会を開催、展示の図録も販売している。図書館棟も隣接し、公式サイトからは映像資料なども検索できるのがうれしい。

Advertising
杉並アニメーションミュージアム
杉並アニメーションミュージアム
Photo: Kisa Toyoshima

杉並アニメーションミュージアム

ミュージアム 荻窪

日本のアニメーションの歴史やこれからのアニメを学び、体験することができるミュージアム。館内にはアニメシアター、アニメライブラリー、企画展ブース、ワークショップスペースなどがあり、アフレコ体験、アニメ制作の過程を直接体験できる参加型展示、新しいアニメ情報を盛り込んだ企画展などが行われている。

関連記事
西武線沿線でしかできない101のこと

日本芸術院

アート 上野

芸術上の顕著な功績をあげた芸術家のための栄誉機関。1907年6月に文部省美術展覧会(文展)を開催するために設けられた美術審査委員会を母体とし、1919年9月に「帝国美術院」として創設、1937年の改組などを経て1947年12月に「日本芸術院」と名称を変更し、今日に至る。

日本芸術院が入る日本芸術院会館は吉田五十八の設計により1957年に完成、会員の会議などに使われるほか、展示室を不定期に一般公開しており、所蔵している美術作品を一般に鑑賞できる。

なお、この建築は2003年に「日本におけるモダン・ムーブメントの建築100選」に選出された。

Advertising
目黒寄生虫館
目黒寄生虫館
目黒寄生虫館

目黒寄生虫館

ミュージアム 目黒

ユニークな試みのこの博物館は1953年、医学博士の亀谷了が設立した。戦後日本のひどい衛生環境のなか、亀谷氏の診療所は寄生虫に悩まされている患者であふれかえっていた。

博物館には博士が採集した4万5000体のうちおよそ300体の寄生虫の標本が展示されている。2階には40歳の男性から採取された8.8メートルもあるサナダムシが展示されており、隣には同じ長さのひもが並べられている。どれだけ長いのかをまざまざと実感できるだろう。

ミュージアムショップでは、寄生虫のキーホルダーが買える。一番親しく、大切な人へのお土産にいかがだろうか。同館は独立採算制での運営となっているため、展示品を堪能した後は募金箱への寄付を忘れないようにしよう。

関連記事
東京のシークレットスポット50
東京でしかできない88のこと

黒田記念館

アート 上野

日本近代洋画の代表的な画家、黒田清輝が没する際、遺産の一部を美術奨励事業に当てるようにとの遺言を受けて1928年に落成した。館内には、黒田を顕彰する黒田記念室が設けられているほか、代表作の『読書』(1891年)、『舞妓』(1893年)、『智・感・情』(1899年)、『湖畔』(1897年)は新年、春、秋に各2週間、公開される。

2000年には美術館建築(岡田信一郎設計)を創建当初の姿に復元するため、2階部分を中心に改修、2001年9月に開館し、2002年には登録有形文化財に指定された。

上島珈琲店が併設されており、作品観賞後にはコーヒーや軽食を楽しむこともできる。

Advertising
貨幣博物館
貨幣博物館
貨幣博物館

日本銀行金融研究所 貨幣博物館

ミュージアム 日本橋

日本銀行が運営しているこの博物館では、平安時代後期に中国から輸入された硬貨から、19世紀後半に日本銀行が出来て「圓」が作られるまでの「お金」に関する長い歴史をたどっている。

江戸時代の美しい小判や、インドネシアやフィリピンの植民地時代の紙幣、シベリアの革製の貨幣、さらにタイのヒル貨幣を見てみよう。あるいは、1億円(電話帳2冊分ぐらい)を持ち上げてその重さを感じてみるのもいい。もちろんアクリル樹脂の中にしっかりしまわれてはいるが。

豊島区立 トキワ荘ミュージアム
豊島区立 トキワ荘ミュージアム
豊島区立 トキワ荘ミュージアム

豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム

アート 豊島区

手塚治虫、藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄、石森章太郎などの名だたる巨匠を輩出した伝説のアパート「トキワ荘」がよみがえる。外観はもちろん、玄関、階段、居室、共同炊事場など、当時を忠実に再現するそうだ。また、1階のマンガラウンジでは巨匠の作品を読むこともできる。 

Advertising

國學院大學博物館

ミュージアム 渋谷

國學院大學の渋谷キャンパス内にある博物館。常設展では、考古ゾーン、校史ゾーン、そして神道学部のある同校らしく神道ゾーンがあり、それぞれ所蔵品を展示している。

インターメディアテク
インターメディアテク
インターメディアテク

インターメディアテク

ミュージアム 丸の内

2013年にオープンした、日本郵政と東京大学が共同運営する学術文化施設。局舎の建築的特徴を生かした展示空間で、東京大学開校以来の学術標本コレクションに、最新の学術研究の成果や芸術表現などを交えて無料で公開している。

関連記事
東京のシークレットスポット50

Advertising

現代彫刻美術館

アート 中目黒

初代館長の渡辺泰裕のコレクションには56人の現代の日本人アーティストによる200点以上もの作品がある。三つの屋外エリアは、大きなコンセプチュアルアートでほぼ一杯で、室内の象徴主義的作品を引き立てている。隣の墓地の、大理石の墓石との対比が面白い。

ADMT Advertising Museum
ADMT Advertising Museum
Photo: Shinichi Sato

アドミュージアム東京

アート 汐留

※当面の間、開館は12時00分〜16時00分

日本の広告にまつわる資料が充実しているミュージアム。江戸時代の木版による広告や現代の最先端の手法を用いた広告物まで幅広く展示され、日本の広告の歴史を一望することができる。

過去30年に受賞したコマーシャル作品を、オンデマンドで視聴することも可能。10万点以上のデジタル画像のライブラリーもあるので、アイデアに悩んだら訪れるのもいいかもしれない。

Advertising

町田市立国際版画美術館

アート 町田

町田市にある、版画を中心とする美術館。1987年の開館以来、国内外の優れた版画作品や資料を収集、保存する。3万点を超える収蔵品を有するほか、町田市の文化、芸術活動の拠点として市民展示室や版画工房、アトリエなども併設している。

Photo Keisuke Tanigawa
Photo Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa

お茶の水 おりがみ会館

ショッピング 御茶ノ水

伝統工芸としての折り紙を通して、国内外の親善交流と、広く社会に貢献していくことを目的として設立された国際おりがみ協会の関連施設。長年にわたって蓄積されてきた紙文化の歴史と、世界中の折り紙作家の作品を展示し、折り紙を含む紙文化の振興のために活動を行っている。展示場や売り場のほか、教室などもある。

Advertising

ポーラ ミュージアム アネックス

ミュージアム アート&デザイン 銀座

※当面の間、開館は11時00分〜18時40分(事前予約制)

ポーラ銀座ビル3階にある美術館。「美容」「美術」「美食」の三つの美をコンセプトにした同ビルにおいて、多くの人に気軽にアートを体感してほしいとの思いから誕生した。

ポーラのコレクションから現代アートまで、年間を通じて無料で鑑賞できる企画展を開催している。

Ginza Graphic Gallery
Ginza Graphic Gallery
Installation view: TDC 2019 exhibition, Tokyo, 2019. Photo: Fujitsuka Mitsumasa

ギンザ グラフィック ギャラリー

アート 銀座

グラフィックデザイン専門のギャラリー。日本最大の印刷会社である大日本印刷が所有しており、グラフィックデザイナーの永井一正監修の下、コンテンポラリーデザインとグラフィックアートを多数展示している。横尾忠則などの日本人デザイナーの作品が目を引くが、海外アーティストの作品も度々展示されている。

最新アートニュースを読むなら

図夢歌舞伎『弥次喜多』 12月26日より独占配信中 ©松竹
図夢歌舞伎『弥次喜多』 12月26日より独占配信中 ©松竹

緊急事態宣言下でも楽しみたい舞台映像7選

ステージ

 

2021年1月に二度目の緊急事態宣言が出されてから1カ月。以前のようには劇場に足を運べない人、劇場に行きつつさらに舞台を楽しみたい人に、今おすすめの舞台映像を紹介しよう。

※配信日時は、各国の現地時間で表記

若林朋子
Photo: Keisuke Tanigawa

「メセナ大国」日本のコロナ以降

アート

社会の在り方を大きく変容させた新型コロナウイルス感染症。連載シリーズ『ニューノーマル、新しい文化政策』では、アートプロデューサー、森隆一郎(合同会社渚と代表)のディレクションのもと、コロナ禍が文化政策に及ぼす影響を探っている。第2回は、企業が行う文化活動に長年携わってきた若林朋子に、企業メセナを中心とした民間による文化支援について聞いた。

Advertising
吉本光宏
Photo: Kisa Toyoshima

コロナ禍が問い直す文化の本質的価値

アート

アートプロデューサー、森隆一郎(合同会社渚と 代表)のディレクションの下で、「新しい文化政策」を軸に「ニューノーマル」を考える。第1回はニッセイ基礎研究所研究理事の吉本光宏が語ってくれた。

 

Doug Aitken
《ice forms VII》2008年《New Ocean:thaw 》、2001年の制作用スチル Courtesy of the artist © Doug Aitken

国内初公開、ダグ・エイケンの作品がエスパス ルイ・ヴィトンで展示中

ニュース アート

アメリカのアーティスト、ダグ・エイケン(Doug Aitken)の展示『New Ocean: thawが、表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京(Espace Louis Vuitton Tokyo)で開催中だ。同展示はこれまで未公開のフォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)の所蔵作品を、東京、ミュンヘン、ベネチア、北京、ソウルのエスパス ルイ・ヴィトンで展示する『Hors-les-murs(壁を越えて)』プログラムの一環であり、国際的なプロジェクトを通じて、より多くの人々に触れてもらう機会を提供することを目指しているという。

 

Advertising
藤間勘十郎(舞踊家)×反田恭平(ピアニスト)
Photo: Keisuke Tanigawa

STAGE CROSS TALK 第1回(前編)

ステージ

舞踊・演劇ライター高橋彩子が、何かしらの共通点を持つ異ジャンルの表現者を引き合わせる「STAGE CROSS TALK」シリーズがスタート。記念すべき第1弾に登場するのは、日本舞踊の流派「宗家藤間流」の宗家・藤間勘十郎と、ピアニスト・反田恭平だ。ライブ芸術にも大きな影を落とすコロナ禍にあって、いち早く動いた点でも相通ずる二人の、それぞれの思いとは? 初回拡大版として前後編でお届けする。

 

Advertising
村上隆
村上隆 《お花の親子》Haha Bangla Manus 2020年 素材:ブロンズ・金箔(きんぱく) サイズ:高さ1,000.1cm・幅647.1cm・奥行465.5cm

村上隆の10メートルの金色新作彫刻が六本木ヒルズ前に登場

ニュース アート

2020年11月26日、六本木ヒルズ前の66プラザで、現代美術アーティスト村上隆による金色に輝く新作彫刻作品『お花の親子』が公開された。高さは約10メートルという巨大さで、コロナ禍にあっても六本木ヒルズからアートの力で元気や希望を世界に届けようという思いから、設置に至ったという。

森谷真理
森谷真理

ソプラノ歌手、森谷真理がオペラにかける思い

アート

日本を代表するソプラノ歌手の一人、森谷真理。28歳でオペラの殿堂、メトロポリタン歌劇場(Metropolitan Opera House、以下MET)でデビューを果たし、欧米で活躍後、昨年帰国。同年11月に『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』で国歌を独唱して改めて注目された。

その彼女が、日生劇場の『ルチア~あるいはある花嫁の悲劇~』に主演する。当初上演予定だったオペラ『ランメルモールのルチア』を90分に凝縮して送る舞台だ。新たな公演を前に聞く、森谷の歌手人生と今の思いとは。

Advertising
Photo: Intermediatheque
Photo: Intermediatheque

東京、無料で入れる美術館・博物館16選

アート

無料で美術館やギャラリーが東京には一定数ある。今回セレクトするのは、質の高い国内外の作家を紹介する資生堂ギャラリーや明治期洋画の重鎮、黒田清輝の作品を展示する黒田記念館から、目黒寄生虫館やおりがみ会館といった変わり種まで16館だ。

会館時間が変更になっている場合もあるので、事前に公式ウェブサイトを確認してから訪れてほしい。

おすすめ

    関連情報

      関連情報

        Advertising