Shiseido Gallery
Photo: Naoya Hatakeyama | 椿会展2017-初心

資生堂ギャラリー

  • アート
  • 銀座
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タイムアウトレビュー

資生堂によって運営されており、「銀座メゾンエルメス(Ginza Maison Hermès)」と同様、営利目的というよりは芸術性の高い本格的な美術館。中村政人やローマン・シグネールなど、世界各国の現代アーティストの個展やグループ展のほか、ときにはマン・レイのようなアーティストの回顧展やファッション関連の展示なども開催している。

リカルド・ボフィル設計の「資生堂本社」の地下にある。

詳細

住所
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 地下1階
Tokyo
アクセス
東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線『銀座』駅 徒歩4分/JR山手線・東京メトロ銀座線・都営浅草線『新橋』駅 徒歩5分
価格
入場無料
営業時間
11時00分~19時00分(日曜・祝日は18時まで)/休館日は月曜

開催中

髙田安規子・政子 Perspectives この世界の捉え方

一卵性双子のユニットで活動するアーティスト、髙田安規子・政子による展示が「資生堂ギャラリー」で開催。新作とこれまでの作品の再構成を含む約20点が展示される。 空間や時間の「スケール(尺度)」をテーマに、身近にあるものをはじめ、環境に手を加え、変容させる作品を手がける髙田安規子・政子。リサーチを元に、特性を生かした展示をすることでも知られている。 本展では、資生堂の社名の由来でもある「万物資生」の考えを起点に、生命やその成り立ち、進化の歴史を時間の層として描き出す。同時に、自然の法則で宇宙までつながる時空間をスケールとともに巨視的・微視的に捉え、可視化することを試みる。 たとえば、本を積み重ねて地層に見立てた新作『Strata』。地層は、生物の生態や自然環境の情報が刻み込まれた「歴史書のようなもの」という例えから着想を得た作品だ。展示室の床から踊り場の床下までつながる本棚に、約500冊の本とその間に鉱石や化石を配置。生物の誕生から人新世までの時と知の連なりを表している。 異なる視点で、自然界を含めた人類全体の共存共生と持続可能性を考えるきっかけとなるだろう。 ※11~19時(日曜・祝日は18時まで)/休館日は月曜/入場は無料
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