タイムアウト東京 > Things To Do >東京、天然温泉が楽しめる健康ランド&スパ10選
ゴールデンウィークも近づいてきたが、天然温泉が楽しめる健康ランド&スパで日頃の疲れをリセットさせるのはどうだろう。都内には、サウナや岩盤浴と併せて気軽に天然温泉に浸かれる健康ランドやスパがいくつもある。銭湯とはまた違った良さがあり、バリエーションに富んだ数種類の風呂を体験できたり、プールやエステ、食事も併せて楽しめたりするのがうれしい。
ここでは、時間を気にせずリラックスできる新宿にある24時間営業のスパや、都内では珍しいうぐいす色のにごり湯の源泉掛け流し温泉が楽しめる施設など10軒を紹介する。
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タイムアウト東京 > Things To Do > 5月から7月に行くべき台湾イベント5選
人気海外旅行先ランキングでは例年上位に君臨するほど、ファンが多い台湾。台湾の魅力はたくさんあるが、やはりグルメは外せない。
サクサクとした食感がやみつきなる台湾からあげ「大鶏排(ダージーパイ)」や、甘くてジューシーなフルーツがたっぷり乗った「台湾かき氷」など、バリエーションは多彩だ。
そんな台湾の魅力をたっぷり詰め込んだイベントが、5〜7月にかけて各所で開催される。中には夜まで開催されるイベントもあり、赤いランタンが醸し出す雰囲気は現地の夜市さながらだ。
ぜひ気になるイベントを見つけて、プチ台湾旅行に出かけてみては。
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タイムアウト東京 > Things to Do> 京都 三条でしかできない10のこと
京都の三条通は、市の中心部を走る東西の道。東は山科(やましな)区四宮から、西は渡月橋のある嵐山の「天龍寺」まで続く。東海道・中山道を辿った江戸時代の旅人は、終点の三条大橋を渡り、市中に入っていった。三条通は、京の都のメインストリートだった。
明治に入ってもそれは変わらず、辰野金吾が設計した旧日本銀行京都支店(現・「京都文化博物館分館」)や武田五一による旧毎日新聞京都支局(現・「1928ビル」)など、今も残るモダン建築の存在がそれを物語っている。
タイムアウト東京と、テンション上がる「街ナカ」ホテル、「OMO by 星野リゾート」がコラボレーションする「新ご近所ガイドシリーズ」。今回は、多くの旅人を迎え入れてきたこの地にある「OMO5京都三条」のナビゲーターおすすめのローカルスポットを紹介する。 飲食店が軒を連ねる木屋町や先斗町(ぽんとちょう)も近く、比較的新しい店から老舗までラインアップ。食に銭湯に「飲める本屋」まで、それぞれのもてなしを存分に楽しんでほしい。
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タイムアウト東京 > Things to do >アートの街、横浜でしかできない30のこと
横浜のシンボルの一つである「横浜美術館」が2021年からの大規模改修工事を終えて、ついに2025年2月に全館オープンを果たした。また、新高島駅地下のアートスペースが、「Art Center NEW」として今年リニューアルオープンするなど、アートの街・横浜は活気づいている。
さらに昨年末には、3年に一度改選される「日本新三大夜景都市」に横浜が選出。朝から夜まで、同市は魅力に磨きをかけて、訪れる人々を楽しませている。
ここではアートで盛り上がる施設を中心に、横浜の注目スポットを紹介しよう。
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タイムアウト東京 > Things to do > 2025年に行くべき新施設10選
現在、東京では「100年に一度」と言われる大規模再開発が進行中。新しい建物が次々と誕生している。
2025年には、注目すべき新施設のオープンが相次ぐ予定だ。特に、高輪エリアで進行中の大規模なまちづくり計画「高輪ゲートウェイシティ」の完成や、歴史上初となる「西武池袋本店」の全面リニューアルには、大きな期待が寄せられている。
進化を続ける東京から、2025年も目が離せない。
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タイムアウト東京 > Things to do > 東京、ゴールデンウィークに行くべきビアガーデン7選
ゴールデンウィーク前後は、東京で外で過ごすには最良の季節の一つ。屋外のフードフェスや音楽イベントが増える中、ビアガーデンやビールフェスティバルにも足を運びたくなるだろう。ここでは、明治神宮外苑の緑に囲まれるビアガーデンや、お台場で行われる世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」の公認イベントなどを紹介する。
そのほか、ゴールデンウィークの過ごし方に悩んだら、期間中に行われるフードイベントや野外シネマについてまとめた記事をチェックしてほしい。来るべき大型連休に備えよう。
関連記事『東京、ゴールデンウィークに行くべきフードイベント11選』『ゴールデンウィークに行くべき野外シネマ4選』
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ラーメンガイド > 東京、ベストラーメン2024
2024年も話題を集めた新店が数多くオープンした東京のラーメンシーン。まもなく終わりを迎える今年1年、話題をさらった新店をタイムアウト東京編集部が厳選して紹介する。すでに行列の絶えない人気店も多いが、醤油、煮干し、塩、魚介豚骨、次世代の家系、鴨、牡蠣(かき)など、修行元の経験をベースに独創的な一杯を生み出したり、人気店が次なるブランドを送り出したり、東京という都市におけるラーメン充実度を改めて痛感する充実の顔触れが揃った。
ぜひ年末年始のラーメンライフの参考にしてほしい。
関連記事『東京、変わり種ラーメン10選』『東京、老舗ラーメン20選』
タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ラーメンガイド > 東京、二郎インスパイア系ラーメン25選
テキスト:メンチャック
マニアの間では「二郎とはラーメンではなく、二郎という食べ物である」とささやかれるほどで、この味わいに魅せられた人は後を絶たない。二郎とは、ラーメン界で絶対無二の存在なのである。本記事タイトルの「二郎インスパイア系」とは、二郎のまねごとではなく、二郎に魅せられ、そのロマンごと具現化した店を言う。
とはいえ、昨今ではこうした店があまりにも増え、乱立し過ぎた感も否めない。そこで今回は、ラーメンハンターが、時間をかけて厳選したいちおしの25軒を紹介。「二郎インスパイア系」の中でも、二郎の味を進化させ、さらに高いクオリティーまで昇華させた一杯を味わおう。
※新型コロナウイルスの影響で営業時間に変動があるため、公式ウェブサイトから最新情報を確認してほしい
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タイムアウト東京 > アート&カルチャー > 5月から6月に行くべきアニメ展示
2025年5〜6月にかけて、人気アニメや有名漫画の展覧会が多数開催される。大ヒットコミック『僕のヒーローアカデミア』の完結記念展や、ゴジラの生誕70周年記念展など、注目のイベントが続く。
緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作秘話をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。
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タイムアウト東京 > Things to Do> 東京、ゴールデンウィークに行くべきフードイベント11選
ゴールデンウィークにはさまざまイベントが開催されるが、なかでも飲食イベントは最も注目を集めるイベントだ。都内をはじめ、神奈川や埼玉などで行われるフードイベントの中から、肉・餃子・酒・アイス・かき氷・台湾と、バラエティに富んだテーマを選んで紹介する。
春の陽気に誘われ、にぎわいの中で味わう食事は、また格別だ。ぜひおいしいひと時を過ごしてほしい。
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ほぼ毎週末、大井競馬場内に設けられた会場スペースで行われているフリーマーケット。毎回300前後の店が出店する。出店者はいわゆる「プロ」といった品揃えの店が多く、日用品からコレクターズアイテムまで、大小様々な商品がバランスよく一堂に会しているのが特徴だ。なお、雨天時は中止。2016年4月以降の日程は変更の可能性あり。
「東京スカイツリータウン®」で、台湾グルメが大集合する「台湾祭in東京スカイツリータウン®」が今年も開催。「365日の台湾夜市を日本で。」をテーマに、台湾各地の夜市グルメなどを通じて台湾を体感できる。
今回は、おなじみの絶品台湾グルメに加え、台湾の新北市にある「楽華夜市」とのコラボレーションメニューや、台湾産レモンを使用した生レモンサワーが登場するなど、新しいコンテンツが盛りだくさん。昼と夜で表情を変える夜市風のネオンで彩られた会場も必見だ。
また、毎年人気の台湾物販コーナーや台湾式マッサージ、占いブースもさらに充実する。東京の台湾へ旅しよう。
※11〜21時(土・日曜・祝日は10時30分〜21時30分)/入場は無料
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台湾の屋台料理が大集結する夜市イベントが「カワサキパーク」で開催。魯肉飯や台湾まぜそばをはじめ、台湾の士林夜市でも人気の大鶏排(ダージーパイ)など本場の味を再現したメニューが登場する。
デザートには、初夏の食べ歩きにぴったりな「台湾かき氷」、虹色のわたあめ「棉花糖」などを用意。ドリンクでは、アールグレイをベースにしたスムージー「茶氷沙(チャピンサ)」などが登場する。さらに、台湾のビール「金牌」を樽生で味わえるなど幅広いラインアップだ。
また、台湾を拠点に活動するシンガーソングライターの洸美-hiromi-や、PiAのステージパフォーマンスも見逃せない。チケットは特設ウェブサイトで予約できる。
※15〜21時30分、土・日・祝日は11時〜(最終入場は20時30分、L.O.21時)/中学⽣以上500円(⼿持ち台湾提灯付き)、⼩学⽣・未就学児は無料
虎ノ門ヒルズの「トウキョウ ノード(TOKYO NODE)」で、デザインを体感する展覧会「デザインあ展neo」が開催。デザインについてさまざまな思考・発見を楽しんでもらう展示を行う。
「デザインあ展neo」は、NHKの「Eテレ」で放送中の番組「デザインあneo」のコンセプトを、体験の場へと広げた展覧会だ。「みる(観察)」「かんがえる(考察)」「つくる・あそぶ(体験)」のステップでデザインを体感していく作品や、360度のスクリーンに囲まれて映像と音楽を身体で感じる作品などが展開する。
また、約35点の新作が公開され、番組でおなじみのコーナーも登場。さらに、会場の特徴的なギャラリー空間を生かした展示も構成される。
※10~19時(入場は閉館30分前まで)/料金は2,500円、中学・高校生1,200円、小学生1,000円、2歳以上500円、2歳未満無料
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日本最大級の台湾イベントが「代々木公園」の野外音楽堂広場で開催される。
会場では、魯肉飯(ルーローファン)はもちろん、小籠包やジューシーな大鶏排(ダージーパイ)などの定番グルメが楽しめる。台湾ビールとともに流し込もう。
甘いフルーツがどっさりと乗った「台湾かき氷」も見逃せない。会場には、台湾雑貨や台湾茶などの物販ブースも充実しているので、まるで台湾夜市に訪れたかのような気分が味わえる。
同イベントは22時まで行われているので、日が暮れてから訪れるのも一興だ。赤いランタンに包まれた会場で、夏の始まりを過ごしてみては。
※15〜22時(土曜は11〜22時、日曜は11〜21時)/入場は無料
平成のノスタルジーに浸れるポップアップイベントが渋谷で開催。懐かしの「平成レトロ」を展示するスペースでは、ブラウン管のテレビ風アクリルボックスやアクリルドームの中に、当時流行したグッズが並ぶ。
また会場には、平成レトロをテーマにセレクトされた50種類ものカプセルトイが登場。さらに、「たれぱんだ」「こげぱん」「アフロ犬」など、平成時代の小学生の心をわしづかみにしたキャラクターのぬいぐるみや文房具もずらりと並ぶ。
BGMには、平成に一世を風靡(ふうび)した名曲が流れ、会場全体がノスタルジーに包まれる。あの頃の空気をもう一度味わいに、ぜひ足を運んでみてほしい。
※11〜21時(日曜・祝日は20時まで)/入場は無料
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富士山と一面に広がる芝桜を同時に楽しめる、春の訪れを感じさせる花の祭典。大自然の中にはシバザクラが群生しており、大地を覆うように桜色の絨毯(じゅうたん)が広がる。花々と富士山の絶景を眺めに行ってみては。
世界でも名高い漫画家であり、イラストレーターの士郎正宗。士郎は、最先端の技術や電脳化する未来を鋭敏に捉え、誰よりも早く漫画に落とし込んできた。そんな作家の全貌に迫る大型展覧会が、「世田谷文学館」で開催される。
本展では、代表作『攻殻機動隊』をメインに、初期作品『ブラックマジック』から『アップルシード』『ドミニオン』『仙術超攻殻オリオン』、そして現在を含んだ作家の軌跡が体験できる。アーティストやブランドとのコラボレーションに加え、オリジナルグッズも販売予定だ。後世のSF作品の方向性を決定付けた作家の歩みを、本展で振り返ってみては。
訪れる際は、チケット料金など最新の情報を確認してほしい。
※10〜18時(入場は17時30分まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,500円
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「東急プラザ渋谷」の3階で、葛飾北斎の浮世絵を全身で感じる新感覚イマーシブエンターテイメント「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」が開催。北斎が生きた江戸の浮世にタイムスリップしたような、「映像×サウンド×触覚」の圧倒的な没入体験が待っている。
本展は、誰もが一度は見たことがある北斎の作品を、超高精細イメージデータを使用し、臨場感のある高精細な映像をリアルに再現。さらに、床が水たまりや砂浜に変わったかのように感じさせる触覚提示技術などの演出により、北斎が見た景色や歩いた感覚を味わえる。
会期中は、日本のクラフトマンシップを持つブランドとのコラボレーショングッズも発売する。北斎の世界へ全身でダイブしよう。
※11~20時(入館は19時10分まで)/料金は3,500円、学生2,200円、小・中学生1,500円、未就学児無料
東京で緑に囲まれながらビールが飲める明治神宮外苑の「森のビアガーデン」が、今年も開催する。
牛肉や豚肉、オーストラリア産味付けラム肉、脂もおいしい豚バラ肉、ロングソーセージなどが用意され、2種類のたれ「BBQ」と「ジンジャー」で味わえる。エダマメや焼きそば、焼きおにぎりなど、酒に合うフードで食欲がそそられる。
例年導入しているプレハブ型の冷蔵庫を、今年は2台から4台に増設。冷蔵庫にはタップが設置されており、自分自身でビールを注ぐスタイルになっている。
生ビールは7種類あり、「キリン一番搾り」「ハートランド」「ブラウマイスター」などが並ぶ。加えて、ハイボール、プレーンサワー、レモン杯、ワイン(赤・白)、ソフトドリンクも用意。1日では飲み切れないほどドリンクメニューが豊富なので、飲み過ぎに注意しよう。
ウェブ予約ではオンライン決済システムが利用でき、受付で待つことなくスムーズに入場できる。1000人収容の大きな会場だが、人気があるので早めの予約がおすすめだ。緑に囲まれた開放的な雰囲気の中で、心も腹も満たされるだろう。
※16時30分〜22時(土・日曜・祝日は12時〜22時30分)、L.O.は21時/7月20日〜8月31日は14時30分〜22時30分(土・日曜・祝日は12時〜22時30分)、L.O.は21時30分/料金は5,880円、中学生~19歳5,000円、小学生2,800円、4歳~小学生未満1,800円、3歳以下無料 (2時間制)
板橋区にある温泉「前野原温泉 さやの湯処」。風情漂う古民家に昭和の庭園を再現した美しい枯山水があり、昭和の匂い香る天然温泉だ。
東京都内では珍しいうぐいす色のにごり湯の源泉掛け流しの源泉温泉や、緑に囲まれた露天風呂、白湯、腰掛湯、各種ジェットバス、ドライサウナ、スチームサウナを堪能できる。風呂上りには、食事処「柿天舎」で庭園を眺めながら食事を楽しめる。
岩盤処やアロマテラピー、韓国式アカスリ、手もみなども利用できる。日頃の疲れを癒やし、心身ともにリフレッシュするにはうってつけの場所だ。
自然と人の調和と共生をテーマにした温浴施設。黒蜜のようにとろりとした黒湯は、1500メートルの地層に含まれるコンブやシダなどの植物が熟成されたフミン酸を含んでいて、ミネラル豊富。筋肉がほぐれていくような感覚で、疲れた体が芯まで温まるだろう。
9種類の天然温泉に加え、露天の水風呂もあり、疲れた脚をアイシングできるのもうれしい。天井に空や金魚を映したプロジェクションマッピングを楽しむ風呂や、滝が流れる滝見風呂など、エンターテインメント性も抜群だ。
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「としまえん」の跡地にある温泉複合施設。温泉は日本が誇る造園設計家、小形研三が手掛けた1200坪の庭園内にあり、四季の移り変わりを楽しませてくれる。地下1445メートルから湧き出る天然温泉は、ナトリウム塩化物強塩温泉で、保温効果が持続する。
蛇口から出る水は軟水化した水を利用し、肌への刺激を避けるよう工夫されている。浴場は風呂、露天、サウナのほかに、水着を着用する「バーデゾーン」があるのが特徴。バーデとはドイツの伝統的な温浴法で、ここではバーデを基本にして、東洋のマッサージ法を取り入れた、新しい入浴法が楽しめる。
バーデゾーンの湯は、体温とほぼ同じ温度に設定されており、水の特性である浮力、動水圧などを利用して、身体の各部位のマッサージやストレッチを行いやすい。
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天然温泉を中心とした、バラエティに富んだ浴場が特徴の温泉施設。24時間営業なので、深夜でも気軽に温泉を楽しめる。
地下2000メートルから湧き出る温泉に入ると、肌がしっとりすべすべに。「かぶり湯」や「部分浴」「うたたね寝湯」など数種類の風呂で温まったら、リラックスラウンジのテレビ付きチェアやサンデッキでくつろごう。
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『東京温泉めぐり 10選』
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新宿の「花園神社」裏にある天然温泉や岩盤浴、エステ、ボディケアなどを気軽に楽しめる都心最大級のプレミアムスパ。同スパの露天風呂には、美人の湯と呼ばれる中伊豆の天然温泉「神代の湯」を使用している。
ほかにも、美肌化粧水を約3000本使用した女性専用の「北欧サンゴライト化粧水風呂」をはじめ、数種類の風呂やサウナなども充実している。ゆっくりとくつろげるラウンジスペース、バーやカフェスペース、レストランなども併設しているので始発待ちなどの利用にもちょうどいい。新宿のリラクゼーションスポットに足を運んでみては。
都心のリラクゼーションスポットとして親しまれている「スパ ラクーア(Spa LaQua)」。 フィンランド式サウナでは客自らロウリュを行えるほか、薄暗い室内は木製で天井が低く、本場フィンランドのサウナのスピリチュアルな雰囲気が楽しめる。
屋内浴場には天然温泉や炭酸泉、足湯(女湯のみ)、バブルピットに加え、4種類(女湯は3種類)のサウナがある。 神秘的なアーバンリラクゼーション空間「ヒーリング バーデ」エリア(9階)には、岩盤浴室やクールダウンと休憩ルームのほか、7階のオープンデッキエリアの開放感あるフットプールやバーも体験できるので、自分の好きなスタイルでリラックスしよう。
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環八通りの外回り沿い、成城警察署北交差点近にあるスパ。地下1200メートルから湧き出す炭酸水素塩温泉で、お湯の色は黒。この黒湯は、東京の天然温泉の特長で、太古の海草や植物が地層に溶け込んだミネラル分を豊富に含んでいる。
天然温泉の内風呂、バイブラバス(女湯のみ)、ジェットバス、水風呂、サウナなどがあり、露天エリアにあるつぼ湯は、天然温泉掛け流しとなっている。保湿効果のある肌に優しい湯に、ゆっくりつかりたい。
どの最寄り駅からも少々距離があるが、千歳烏山、千歳船橋、成城学園前などの各駅から、無料のシャトルバスが出ている。
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「よみうりランド」に隣接するフラワーパーク「ハナビヨリ(HANA・BIYORI)」の敷地内にある、天然温泉を有する温浴施設。標高約100メートルという豊かな緑に囲まれた施設からは、都心を一望できる抜群の眺望が楽しめる。
深度1750メートルから湧き出す天然温泉は、「美人の湯」と呼ばれる弱アルカリ性の炭酸水素塩泉だ。館内には岩盤浴やサウナ、洗練された伝統の日本食を提供するレストランも併設する。
利用前後には、ハナビヨリの散策も可能。四季折々の花と多摩の自然に囲まれた優雅な空間で、日々の疲れをじっくり癒やしてほしい。
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※2025年3月オープン
高輪ゲートウェイ駅周辺の新たな街。「江戸の玄関口」としての役割を担った歴史的背景や、国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、コンセプトには「Global Gateway」を掲げる。
街を構成するのは、「複合棟Ⅰ」と「高輪ゲートウェイ駅周辺エリア」「複合棟Ⅱ」「文化創造棟」「住宅棟」および各棟周辺エリアだ。街は約2万7000平方メートルの敷地を在来種を中心とした緑に彩られ、周辺の水系や地形、植生を取り込んでいるため、日本の四季の豊かさが感じられる。
注目は都内最大級となる約4万平方メートルのパークだ。「東海道五十三次」から着想を得て「53 Playable Park」をコンセプトに、駅や広場から成る遊び場が誕生する。そのほか「JWマリオット・ホテル東京」やオフィスが入居。隈研吾がデザインした「文化創造棟」は、地上6階・地下3階の建物で、館内には展示場、ホール、飲食施設、駐車場などが併設する。
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地上約230メートル、360度の屋外展望デッキ。「渋谷スクランブルスクエア」の屋上にある。
10〜22時30分のフォトサービス(1枚1,500円、税込み)も提供しており、街並みを見下ろすことができるスカイエッジは街のパノラマビューとともに写真を撮るには良いスポット。45・46階の「シブヤスカイスーベニアショップ」では、ここでしか買えない「日本・東京・渋谷」をテーマにした雑貨などの土産を販売している。
2025年4月25日(金)に、ハワイ・ワイキキの人気レストラン「ティキズ グリルアンドバー(Tiki’s Grill & Bar)」が、初となる日本店舗「ティキズ トウキョウ(Tiki's Tokyo)」を原宿の複合型施設「代々木公園 ビーステージ(BE STAGE)」にオープンする。
画像提供 : ティキズ トウキョウ内観
国立代々木競技場を望む代々木公園内の開放的なロケーションのレストランは、都会にいながらバケーション気分が満喫できる。
代々木公園に隣接する都会のオアシス
画像提供 : ティキズ トウキョウ外観
レストランの大きな魅力の一つは、緑あふれる代々木公園の開放的な立地だ。代々木公園 ビーステージの広場に面したオープンエアーなテラス席はゆったりとしたソファー席で構成され、ハワイ気分で食事を楽しむのにぴったりな空間だ。晴れた日の散歩の合間にふらっと立ち寄れば、代々木公園からの気持ちの良い風に癒されること間違いなしである。
ハワイの伝統料理から日本独自のオリジナルメニューまで
Photo: Kisa Toyoshimaポークチョップ&パイン
初となる日本店では、ハワイの本店で提供しているシグネチャーディッシュに加え、日本食材を取り入れた独自のメニューも登場。日本オリジナルのメニュー「ポークチョップ&パイン」は、上質な脂がのった肉の濃厚な旨味とパイナップルの華やかな甘酸っぱさのコントラストが絶妙な調和を生み出す一品だ。
Photo: Kisa Toyoshimaガーリックシュリンプ
ディナータイムには、日本の旬の魚をハワイ風にアレンジした季節の魚料理のほか、ハワイ名物「ガーリックシュリンプ」や「ポケ」をアレンジした前菜「アヒ・ポケ・フライドワンタンスライダー」、アメリカ産の肉を使用した「ワイキキリブロース ステーキ」といった本店同様の味わいも楽しめる。
Photo: Kisa ToyoshimaベーコンチーズバーガーTokyoスタイル
ランチメニューも充実しており、選べるランチセットのほか、分厚いベーコンが目を引くボリュームたっぷりな「ベーコンチーズバーガーTokyoスタイル」など大満足の料理を提供する。
Photo: Kisa Toyoshimaスイーツ
カフェタイムには、ハワイらしい「パンケーキ リリコイクリーム&フルーツ」やパイナップルをくりぬいてクレームブリュレを詰め込んだ「パイナップルブリュレ」など、味だけでなく見た目も美しい南国スイーツを楽しめる。
愛犬も「Ohana」の大事な一員として歓迎
画像提供 : ティキズ トウキョウテラス席
Photo: Kisa Toyoshimaテラス席
代々木公園で犬と散歩をする際には、同店で愛犬とともにハワイアン料理を楽しんでみては。約半数の席が犬と同伴でき、犬用メニューや幅広いドッグサービスも充実している。「Ohana(ハワイ語で家族を意味する)」を大切にするハワイの伝統を受け継いだレストランは、愛犬家たちの憩いの場になるにちがいない。
ハワイのドーナツ「マラサダ」を提供するカフェも併設
Photo: Kisa Toyoshimaマラサダ
レストランの隣には、気軽に立ち寄ることのできる「ノースショアカフェ(NORTH SHORE...
都市での暮らしは魅力的である。しかし、人々が限られた空間にひしめき合い、同じ通りを行き来し、同じ電車・地下鉄・バスを利用して移動している状況には、時に息苦しさを覚えることもある。
だからこそ、「歩いて回れる都市」に暮らすこと、あるいは旅先として選ぶことには、大きな価値があるのだ。
それは、単に「利便だから」というだけの話ではない。日々の通学・通勤をはじめ、文化施設やレストランなどへ出かける際の移動時間が大きく短縮される以外にも、歩く機会が増えることによる健康面のメリットが期待できる。
また、ビジネス面でも良い影響がある。歩行者中心の街路が多いことは、人々の幸福度を高めて地域のつながりを強める傾向があるためだ。ある調査では、車が必要な郊外よりも、徒歩で移動しやすい街の中心エリアの方が商店などの売上が高く、そうしたエリアはローカル経済にとっても望ましい存在であることが明らかになっている。
さらに、環境への恩恵もある。パリやロンドンなどのヨーロッパの都市では、特定の地域で交通量を減らすための対策が進められており、特にパリではさらに500の通りで車の進入を禁止する予定だという。空気が澄み、車の姿もほとんど見かけない場所での散策もより楽しいはずだ。
タイムアウトは「歩いて回れる都市」が大好きである。そこで、世界で最も歩行者に優しい都市はどこかを探ることにした。
我々は、世界各都市に住む1万8500人に「あなたの街は徒歩で移動しやすいですか?」というシンプルな質問を投げかけ、「良い」あるいは「素晴らしい」と評価した住民の割合が最も高い都市をランキングにまとめた。
その結果、1位になったのはアブダビだ。アラブ首長国連邦の首都であるこの都市は、全体的に平たん。特にダウンタウン・アブダビには歩行者専用の区域が多く整備されている。
アラビア湾に面し、アル・ルル島まで見渡せる立地にあるコーニッシュ・ビーチには、全長8キロメートルの遊歩道があり、子ども向けの遊び場やレストランが点在し、開放的な景観が広がっている。これだけの環境が整っていれば、回答した住民の91%がこの街の「歩きやすさ」を高く評価しているのもうなずける。
第2位にランクインしたのはアメリカのボストンだ。回答した市民の89%が、この都市の歩きやすさを肯定的に評価している。ボストンの主要な観光名所は市の中心部に集約されており、多くは徒歩で巡ることができる。
中でも注目すべきは、歩くことそのものが名物となっている「フリーダムトレイル」だろう。これは、ボストン・コモンからバンカーヒル記念塔まで、16の歴史的スポットをつなぐ全長4キロメートルの散策ルートだ。さらに、ボストンは優れた都市公園にも恵まれている。
第3位は、イギリスのブライトン。海辺のこの街は坂の多い地形で知られているが、それにもかかわらず、回答した住民の88%がその「歩きやすさ」を「良い」、または「素晴らしい」と評価。「ロイヤル・パビリオン」、ブライトン・パレス・ピア、ノース・レインといった代表的な観光スポットは、いずれも徒歩5分圏内に位置しており、街で最も人気のあるパブ、バー、レストランもまた、同じ小さなエリアに集まっている。
世界の歩いて回れる都市 トップ20
1. アブダビ(アラブ首長国連邦)91%2. ボストン(アメリカ)89%3. ブライトン(イギリス)88%4. ニューヨーク(アメリカ)87%5. ビルバオ(スペイン)86%=シカゴ(アメリカ)86%7....
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2025年3月27日、JR山手線の高輪ゲートウェイ駅周辺で開発が進められてきた大規模複合施設「高輪ゲートウェイシティ(TAKANAWA GATEWAY CITY)」が開業した。約9.5ヘクタール、東京ドーム約2個分に相当する広大な車両基地跡地を整備して誕生した新たな街は、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」をコンセプトにしている。
先行オープンしたのは、その一部。今後、ホテルや商業施設、国際会議場、文化施設、オフィス、住宅などが続々と開業する。2026年春には、現在建設中のビルを含めた全ての建物が完成する予定だ。
今回オープンしたのは、駅を降りるとほぼ目の前にあるツインタワー「ザ リンクピラー(THE LINKPILLAR) 1」の「サウス ノース(North South)」棟の一部と、高輪ゲートウェイ駅の南改札。これまで北改札しかなかった同駅だが、南改札が開通したことで、駅の利便性は大きく向上した。
Photo:Kisa Toyoshima高輪ゲートウェイ駅
商業施設は、「ニュウマン高輪(NEWoMan TAKANAWA)」が、ザ リンクピラー 1のNorth棟とSouth棟、「ザ・リンクピラー 2」の計3棟に分散して出店。2025年秋に約180店舗、さらに2026年春には約20店舗が登場する予定だが、27日に先行して、2店舗がオープン。高輪ゲートウェイ駅南改札付近には4店舗が開業している。
今後、続々と発展をしていく同施設だが、このページでは現在の見どころを6つ紹介する。
1. 最新のテクノロジーを体感する。
日本最初の鉄道が走った高輪は、イノベーションの象徴のような街。高輪ゲートウェイシティでは、「環境」「モビリティ」「ヘルスケア」のテーマに、新たなアイデアやソリューションを生み出し、社会実装するための実験場として、100年目線で長期的なサポートを行っていく。
駅前の広場「ゲートウェイパーク」には、最高時速5キロで走行する自動走行モビリティが回遊。ステップに乗ると自動で動き出し、「SLOW」と書かれた場所に手をかざせば減速する仕組みだ。敷地内の見どころを巡るモビリティには自由に乗り降りできる。そのほか、警備ロボットや清掃ロボットが、街や施設内を回遊する。
4月11日(金)からロボットによる、ドリンクの「デリバリーサービス」もスタートする予定だ。
2. ブルーボトルでバナナパウンドケーキを食べる。
Photo:Kisa Toyoshimaブルーボトルコーヒー
ザ リンクピラー 1のSouth棟2階のエントランスホールに、「ブルーボトルコーヒー 高輪カフェ」のスタンドがオープン。地域の人々やビジネスワーカーにとって、日々の生活に寄り添える空間を目指す。 イートイン席はないが、オープンスペースでコーヒーやフードが楽しめる。
古くから人、船舶、鉄道など、多くの流通の起点となるゲートが設けられた高輪で、100年以上前から使われてきた石の素材を使用した同店舗のデザインは、インテリアデザインオフィスのアイ イン(I IN)が手がけている。
賞味したいのは、先行発売している「バナナパウンドケーキ」(702円、以下全て税込み)。コーヒーとの相性を追求し、大豆粉、アーモンドパウダー、米粉をベースに、グルテンフリーで仕上げた。ラムとシナモンをアクセントに香らせた、すっきりとした甘さが魅力だ。
アメリカ発の人気バッグブランド「バグー(BAGGU)」と共同開発した、リユーザブルバッグも先行販売する。
場所:ザ リンクピラー 1...
世田谷文学館でスタートした、「士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~」を見てきた。まず最初に保険を張らせてもらうが、「攻殻機動隊」という世界的コンテンツについて全くの無知だし、その原作者である士郎正宗についても同様である。
Photo:Kisa Toyoshima展示風景
押井守が監督した有名な劇場アニメを観たことがあるぐらいで、面白いとは思ったものの、それから別段ハマることもなく今日まで生きてきた門外漢中の門外漢である。
そんなやつに一体何が書けるのかという話だが、レポートしていこう。
結構面白かった(何も知らないのに)
で、早速感想だが、結構面白かった。無知な人間が見ても結構面白いのだから、熱心なファンであればかなり面白いだろう。
全11チャプターから成る本展は、作者全面協力のもと、そのヒストリーから『アップルシード』や『攻殻機動隊』といった代表作へのフォーカス、SF史との関連や作画法に至るまで、あらゆるベクトルからキュレーションされており、シンプルに展示として高密度だし見やすい。
Photo:Kisa Toyoshima展示風景
あまりに精緻すぎる原画
見どころは300点以上の原画だろう。先日、手塚治虫の「火の鳥展」に行った時も思ったが、やはりレジェンド作家の原画というのはすごい。目が喜ぶのが分かる。
士郎の原画は、端的に言って美しい。何より仕上がりの綺麗さがハンパない。スクリーントーンを多用した質感表現は圧巻だが、それらを貼った形跡のようなものがまるで見当たらないことに驚く。カッターによる傷とか、トーンの浮きみたいなものがまったくないのだ。
Photo:Kisa Toyoshima「攻殻機動隊」の原画
漫画の原画鑑賞において、印刷物に現れない手作業感を観察することは楽しみの一つだと思うが、士郎の原画はほぼ印刷物と遜色がない。全工程の精緻さがはっきりと異常だ。失礼を承知で言うなら一種の神経症的な気迫さえ感じる。それでいて描線にドライブ感があり「ああ、この人は絵を描くのが好きで好きでたまらないのだろうな」というのがはっきりと伝わるのだ。
Photo:Kisa Toyoshima展示風景
士郎がその癖を全開にして描いたであろう『仙術超攻殻ORION』はすごい。コマ割りや表情一つとっても、作者のテンションの高さをビンビンに感じさせる。
Photo:Kisa Toyoshima展示風景
職人的芸術家の脳内ビジョン
本展では下書きも多く展示されているが、そのクオリティーの高さもやはり異常だ。セリフや擬音、メカやコスチュームのディテールまでも丁寧に書き込んであり、「これのどこが下書きなんだよ!」とツッコミたくなる。このまま掲載したって十分に読めるくらいだ。作画以前から脳内に明確なヴィジョンがあり、またそれを紙上に顕現させるための手間や努力をまったく惜しんでいないのだろう。
Photo:Kisa Toyoshima「ドミニオン」の展示風景
それを象徴するのが『ドミニオンC1 コンフリクト編 第1話』の表紙絵の制作過程で、レイアウトや色指定、フォントサイズまでめちゃくちゃ細かく指示が書き込んである。非常に職人的なアーティストだと思う。士郎が、デザインや設定協力の仕事で高い評価を受けているのも納得だ。...
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虎ノ門ヒルズの「トウキョウ ノード(TOKYO NODE)」で、デザインを体感する展示「デザインあ展neo」が、2025年4月18日〜9月23日(火・祝)の会期でスタートした。
本展は、子どもにデザインについてさまざまな思考・発見を楽しんでもらう、NHK「Eテレ」の番組「デザインあneo」のコンセプトを、体験の場へと展開したもの。全国を巡回した前回からおよそ4年ぶりの開催となり、第3期となる展覧会では、番組のコンセプトはそのままに、新たなテーマの新作を公開する。
体を動かしながら、日常に関わるデザインの世界に没入できる会場では、どんな世代でも楽しめる普遍的な面白さが広がっている。
テーマは「動詞」
テーマは、歩く・食べる・座る・持つといった日常に転がる「動詞」。デザインが日常の行為をどのようにつなぎ、どう作用しているのか、体を使って体験し、人間の営みとデザインの関わりをさまざまな視点から見ていく。
Photo: Kisa Toyoshimaイントロダクション「〜動詞の庭〜」
Photo: Kisa Toyoshima食べようとする動詞が並ぶ「ひとくち あーん」
注ぐ・読む・照らす・縫う・拭くなど、一日を振り返ると、朝から晩まで動詞の連続だ。食べようとする動詞が並ぶ「ひとくち あーん」では、箸やスプーン一つとっても、こんなにも動詞があるのかと改めて発見がある。デザインが、動詞と人との間にあることが感じられるだろう。
Photo: Kisa Toyoshima箸の間に挟まり、食べられる気持ちになる巨大な箸「たべられるきもち」
食べられる気持ちになれる巨大な箸「たべられるきもち」で、箸にも挟まれてみてほしい。
日常はデザインの連続
「日常生活にデザインと関わりのないものは何一つないのであれば、子どもの頃からデザインマインドは育んだ方がいいのでは」という一貫した思いを示す番組「デザインあneo」。この思いは展覧会にもつながっている。
Photo: Kisa Toyoshimaさまざまな度合いが選択できる「おいしそう!?」
白米、ハンバーグ、サンドイッチ、プリンアラモードが映る作品「おいしそう!?」では、それぞれ大きさ・焼き加減・ソースの量・角度・ズーム・具の量・デコレーション・硬さ・暑さ・温度・湯気・切り方といった度合いが選択でき、それがデザインとして完成する。
Photo: Kisa Toyoshimaオノマトペの積み木遊び「おのまとぴーす」
「おのまとぴーす」は、食感を表すオノマトペの積み木で遊べるもの。肉まん一つでも、あらゆるオノマトペが存在し、その多彩さに言葉の面白さを実感する。
Photo: Kisa Toyoshimaあらゆる「持ち手」が大集合した「もちてのむれ」
「もちてのむれ」では、ドアノブ、ゴルフ、ハサミ、クリップ、はんこといった、あらゆる「持ち手」が大集合。何の持ち手かじっくりと観察したい。
新たな視点を感じながら体を動かしまくる
会場では、大人も子どもも体をどんどん動かす。そして、集中すればするほど面白い。
Photo: Kisa Toyoshimaパイプに当たらないようにちくわを移動させるゲーム「もちはこびトライアル」
箸で挟んだちくわを、パイプに当たらないようにゴールに移動させる「もちはこびトライアル」。かなり集中力が必要だ。
Photo: Kisa Toyoshimaつぼを壊して、再び直す「こわすとなおす」
Photo: Kisa...
「東京国立博物館」の表慶館で2025年6月15日(日)まで、展覧会「浮世絵現代」が開催されている。
浮世絵の制作技術を高度に継承した職人を抱える唯一の版元「アダチ版画研究所」と、デザイナー、アーティスト、漫画家、イラストレーター、建築家といった85人のクリエーターが協働し、伝統木版画の可能性を追求した多彩な「現代の浮世絵」が楽しめる。
現代のクリエーターと職人が協働
会場では、草間彌生、塩田千春、横尾忠則、キキ・スミス(Kiki Smith)をはじめとする国際的な現代アーティストや、和田誠、粟津潔、田中一光といったデザイナー、建築家の黒川紀章らが絵師となり、研究所の彫師・摺師(すりし)たちとコラボレーション。江戸時代の浮世絵の技術を基礎とし、新しい表現を探求した浮世絵を制作した。
Photo: Keisuke Tanigawaエントランス
作品のテーマは幅広く、人間的なものから宇宙的なものまで勢揃い。優美なたたずまいの表慶館の建築ともマッチし、じっくりと個性あふれるユニークな現代浮世絵を楽しめる。
お馴染みのキャラクターが登場する漫画家による浮世絵
冒頭は、世界に誇る日本のカルチャー・漫画だ。
Photo: Keisuke Tanigawa安野モヨコによる美人画
Photo: Keisuke Tanigawa水木しげるの作品
水木しげる、石ノ森章太郎、池田理代子、安野モヨコといった漫画家たちによる、遊び心あふれるものや力強い作品に、目移りするだろう。お馴染みのキャラクターも登場するので、アートや浮世絵をあまり知らない人でも楽しめる。
Photo: Keisuke Tanigawa池田理代子の作品
現代的で多様な表現を味わう
力強く華やかな芸術であった江戸時代の浮世絵。現代となると、そのバリエーションはより豊かだ。
Photo: Keisuke Tanigawa靉嘔の作品
Photo: Keisuke Tanigawa加藤泉の作品
絵画・版画・立体などさまざまなモチーフを虹色のスペクトルで覆う作品で知られる靉嘔は、題材に葛飾北斎の『赤富士』を選び、鮮烈な色彩がほとばしっている。赤ん坊のような宇宙人のような、かわいさと不気味さを併せ持つ正体の知れないキャラクターの絵画で知られる加藤泉の作品は、背景の黒が美しく刷られている。
Photo: Keisuke Tanigawa田名網敬一の作品
Photo: Keisuke Tanigawaロッカクアヤコの作品
田名網敬一は、色彩がエネルギッシュに爆発。ロッカクアヤコは、春らしい色合いの鮮やかさと、自由なフリーハンドの表現が魅力的だ。
Photo: Keisuke Tanigawa花井祐介の作品
1950〜60年代のカウンターカルチャーから受けた影響に、レトロな雰囲気がミックスされたイラストレーションで人気を集めるアーティスト・花井祐介の作品は、立体的に収められている。
伝統木版画の工程も見せる
アダチ版画研究所で行われている伝統技術の工程を見せるパネル展示や、北斎の『冨嶽三十六景』の刷り方も紹介する。
Photo: Keisuke Tanigawa展示風景
AIで簡単に作品が制作できる現在。時間も工程も肉体も要し、木という有機的な素材や人が使う道具とその過程、そして、表現の可能性が計り知れない伝統木版画のようなものはより特別になっていくだろう。
時代と社会を鮮やかに映し出すメディア...
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「東京都庁舎」(以下、都庁)の45階にある「東京都庁第一本庁舎 南展望室」が、2025年2月3日から4月22日の休室期間を経て、23日にリニューアルオープンした。待望のオープン前日に取材のため都庁へと足を運ぶと、その日に開室していた「東京都庁第一本庁舎 北展望室」には、30分待ちの行列ができていた。
地上202メートルの展望室は、どちらも無料で入室できる。南展望室へたどり着くと、無料で観覧していいのだろうかと思うほど壮観な眺望が広がっていた。
Photo: Kisa Toyoshima
新宿副都心周辺の「モード学園コクーンタワー」や「NTTドコモ代々木ビル」、少し離れて建て壊しが予定されている「中野サンプラザ」や「東京スカイツリー」など、東京を象徴する建物が見渡せるのは圧巻だ。その中にも「新宿御苑」や「明治神宮」の森が望め、東京は緑の多い都市なのだと改めて感じさせられる。
天気のいい日には遠くに富士山が見え、特に雨が降った次の日は美しい空景が楽しめるという。また、北展望室は通常17時までだが、南展望室は21時30分までオープンする(南展望室の休室時は北展望室が21時30分まで入室可能)。新宿や渋谷の高層ビル群の夜景は、さぞや美しいことだろう。連日数千人が訪れ、大行列になるのも納得だ。
Photo: Kisa Toyoshima手前に「NTTドコモ代々木ビル」が見える
今回の休室期間を経てオープンしたのが、東京の魅力の発信拠点となる土産店「トウキョウ ミッケ(TOKYO Mikke!)」。オリジナルのだるまや、人気の「江戸切子」など、1500品ほどのアイテムが常時並ぶ。セレクトの基準は、「一見浅草に売っていそうだが、なかなか見つけられないもの」。ちょうちんがずらりと設置された活気あふれるファサードは、今後の同店の繁栄を期待させてくれるようだった。
同店にはカフェが併設され、一般的なカップでの提供に加え、都庁と富士山がデザインされた枡での提供も可能なソフトクリームや、同じ枡で提供される日本酒が目玉だという。この枡は土産として持ち帰れる。
Photo: Kisa Toyoshima土産店「トウキョウ ミッケ(TOKYO Mikke!)」外観
土産店の中央には商品とともに、タイムアウト東京の英語版編集部が発行しているマガジンやマップが配架されている「トウキョウ ミッケ(TOKYO Mikke!)タワー」がそびえ立つ。タブレット端末では、英語編集部の記事を元に作成した動画が放映される。東京土産を選びながら、次はどこへ出かけるか、ピッタリの行き先が見つかることを願う。
Photo: Kisa Toyoshimaタイムアウト東京の英語版編集部が発行しているマガジンやマップが配架されている「トウキョウ ミッケ(TOKYO Mikke!)タワー」
展望室が特に人気なのは、午前中と夕焼けが美しく見える夕方の時間帯。サンセットはいわずもがなだが、午前中が人気なのは、海外からの観光客が旅の始まりに訪れるからではないだろうか。ホテルも数多い新宿周辺。日本を訪れ、ホテルにチェックインしてからすぐに訪れる人や、歌舞伎町やゴールデン街で前日遊んだ人が、これから歩く東京の街を見渡しに来ているのだろう。
Photo: Kisa Toyoshima
取材当日は残念ながら見られなかったが、草間彌生が装飾を施した、誰もが自由に演奏できる「都庁おもいでピアノ」も、引き続き設置されるとのことだ。...
2025年4月29日(火・祝)、二子玉川の「玉川高島屋S・C」に新たなフードコート「ピー(P.)」がオープンする。元々は駐車場だった場所をリニューアルし、個性的なテナントと気鋭のディレクター陣のアイデアを詰め込んだ空間に変貌した。この開放的でアットホームな新たな食空間でしかできないことを紹介しよう。
Photo:Kisa Toyoshima店内「P」型のカウンターでつながっている
個性的な「フレンズ」の虜になる。
玉川高島屋S・Cに面した通り「西館ストリート」を、地域に開かれた場所へと生まれ変わらせたい──そんな思いから、ピーの物語は始まった。 ディレクションを手がけたのは、CEKAIの安田昂弘とDDAA代表の元木大輔、そしてクリエーティブディレクターのマックス・ハウゼガ(Max Houtzager)。いずれも、今注目を集めるクリエーターたちだ。
ディレクターの一人で、池尻大橋の人気カフェレストラン「マッシーフ(Massif)」を手がけるマックスの呼びかけにより、同所には「ミニマッシーフ(Mini Massif)」、中目黒にあるモダンネパール料理「アディ(ADI)」の姉妹店である「アディカリー(ADICURRY)」、ハンバーガーとビールの「ミッケラーバーガー(Mikkeller Burger)」、ニューヨークスタイルのピザを提供する「ピザスライス(PIZZA SLICE)」の4店舗が出店。それぞれ、都内で人気を集める名店が一堂に楽しめる夢の空間になった。
同フードコートではこれらの出店テナントを、愛情を込めて「P.フレンズ」と呼ぶ。店舗同士が一丸となって、一つのコミュニティーのようにプロジェクトを進めてきたという。
ミニマッシーフ:モーニングはナチュラルワインでゆるりと過ごす。
Photo:Kisa Toyoshimaミニマッシーフのスタッフ。フレンドリーな接客も魅力的
ミニマッシーフは、本店の魅力を凝縮し、「ミニ」にしたPのための店舗。朝9時からコーヒーやラテ、「クロワッサン」や「ブラウニー」など焼きたてのパティスリーやナチュラルワインを提供する。11時からのランチタイムには、本店でも人気の「トマトと生姜のスープ」や「カムヒョン混ぜ麺」、同店限定のラザニアなどをラインアップする。
アディカリー:絶品カレーと本場の付け合わせを味わう。
Photo:Kisa Toyoshima付け合わせたっぷりのカレー。別々に食べても、混ぜて食べても最高においしい
アディカリーは、これまでアディのイベントメニューとして提供されるたび即完売していたカレーを手がけてきた敏腕シェフ、アディカリ・カンチャンが監修。同店では、その絶品カレーが毎日味わえる。チキンカレーや月替わりのカレーをはじめ、南インドのスープ「ラッサム」やトマトの漬物「トマトアチャール」など、シェフこだわりの付け合わせが楽しみだ。
さらに、ネパールのパン「ロティ」や「サモサ」などのサイドメニューも充実。彼が手がけるネパールティー専門店「チヤバ(Chiyaba)」のチャイに加え、ラッシー、ネパールビール、ラムチャイなど、南インドのドリンクも見逃せない。
ミッケラーバーガー:和牛バーガーをビールで流し込む。
Photo:Kisa Toyoshima和牛のパテがジューシーなハンバーガー。これを食べれば、パワフルに過ごせそうだ
惜しまれつつ閉店した「ミッケラーカンダ(Mikkeller...
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心地良い春の陽気に恵まれ、外で過ごす時間が増えてきたのではないだろうか。この時期はビール愛好者にとって絶好の季節だ。
ここでは、3年ぶりに復活する日比谷公園のベルギービールと絶品グルメが楽しめるイベントや、ドイツで開催される世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」の雰囲気が楽しめるフェス、下北沢を舞台にしたクラフトビールの祭典など、さまざまなビアフェスが開催される。
新しい味に出会い、ビールの魅力を再発見してほしい。
画像提供:株式会社ビー・エフ・シー
オクトーバーフェスト inお台場
世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」が、ゴールデンウィークのお台場で開催。オクトーバーフェストの発祥地であるドイツ・ミュンヘンから日本で唯一「公認」を受けたイベントで、毎年全国各地で開催されている。
会場には、ドイツから直輸入された13メーカーのビールが集結。普段日本ではなかなか味わえない特別な銘柄も登場する。ビールと相性抜群のドイツグルメにも注目だ。ジューシーなソーセージや香辛料たっぷりのアイスバイン、プレッツェルなど、本場の味が楽しめる。 期間中はミュンヘンのオクトーバーフェストで実際に演奏する、公式バンドが来日。伝統的なドイツ音楽の生演奏が響き渡り、会場は一気に本場の祭りムードに包まれる。ビールを片手に、春の訪れを祝ってほしい。
※4月25日~5月6日 11~21時(初日のみ16~21時)L.O.は21時/シンボルプロムナード公園/料金は500円、小学生以下は無料
画像提供:ベルギービールウィークエンド実行委員会「ベルギービールウィークエンド」
ベルギービールウィークエンド
ベルギービールと絶品グルメが堪能できるイベントが、3年ぶりに「日比谷公園」で開催される。会場には、春にぴったりなホワイトビールやフルーツビール、肌寒い日にうれしいアルコール度数の高いトラピストビールなど、14タイプ102種類のベルギービールが集結。多彩な種類が一堂に会し、それぞれの個性を存分に楽しめる。
2025年は初の試みとして「日替わりビール」が登場。全16種類がラインアップしており、気になるビールを目指して訪れるのも楽しみ方の一つだ。 ビールにぴったりのつまみや、料理も勢揃い。ベルギーのフライドポテト「フリッツ」や、ベルギーソーセージの「フリッカンデル」、ローストビーフなどのグルメが味わえる。デザートには、豊富なトッピングとともに楽しめるベルギーワッフルが用意されている。
週末には、ベルギー出身のDJ、Buscemiが初来日し、会場をダンスミュージックで盛り上げる。イベントへの入場は無料だが、ビールを飲むためには「専用グラス」と「飲食用コイン」が必要だ。
※4月10・11日 16~22時、12日 11~21時、13日 11~20時/日比谷公園/入場は無料
画像提供:株式会社坂口屋「シモキタ CRAFT BEER FEST」
シモキタ CRAFT BEER FEST
世界基準のビールを醸造するブルワリーが下北沢に集まる祭典「シモキタ CRAFT BEER FEST」。毎年、受賞歴のあるブルワリーが参加し、普段は味わえないビールを一度に楽しめる。 ビールは、初心者からビール通まで満足できる幅広いラインアップが揃う。ブルワーとの会話が楽しめるのもポイントだ。
注目は、毎年参加ブルワリーが協力して作る特別なコラボレーションビール。今回は千葉県の「潮風ブルーラボ」にブルワーたちが集まり、協力して「New Zealand Pilsner」を醸造した。...
福岡発の人気ベーカリー「アマムダコタン」が手がける「生ドーナツ」専門店「アイムドーナツ?(I’m donut?)」が、2025年4月26日(土)、池袋に新店舗をオープンする。
同店は、生ドーナツブームの火付け役の人気店。生ドーナツは、ふわふわな食感ととろけるような口溶けが特徴的で、ブリオッシュ生地を使用することでパンのようなしっとり感と、揚げ菓子ならではの香ばしさが両立している。池袋店はテイクアウト専門で、6店舗目となる。
画像提供:株式会社peace putI'm donut?
池袋のテーマは「シームレス」。客とスタッフの間に壁をつくらない、独特の店舗設計が印象的で、ドーナツにクリームを詰めたり、チョコをかけるなどの仕上げ作業を目の前で見ることができる。
店舗中央にあるピンク色のローカウンターには、ドーナツのサンプルが並ぶ。注文方法は中目黒店などと同様、欲しい個数をシートに記入して渡すスタイル。2階には広々としたキッチンがあり、生地の分割や揚げなどの工程が行われている。
1階の販売カウンターへと、出来立てのドーナツが次々に届けられる様子は、まるでドーナツ工場のよう。食べるだけでなく、「見て・香って・感じる」面白さを含めているのも、アイムドーナツ?ならではの発想だ。
画像提供:株式会社peace putアイムドーナツ?池袋の限定新商品
ドーナツは、全15種類を用意。ブランドの名前を冠した看板メニュー「I’m donut?」などに加え、池袋限定のドーナツ4種類も提供する。都内では、渋谷に次ぐ豊富なラインアップとなっている。
特に、砕いたピスタチオの食感がアクセントの「ミュージカルピスタチオ」(410円、以下全て税込み)や、キーマカレーに焼きトマトの旨味が加わった食事系ドーナツの「焼きトマトキーマカレー」(518円)は、ぜひ味わっておきたいところだ。
人気の生ドーナツを、池袋で味わってみてほしい。
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