Chavaty, tea ice cream
Photo: Chavaty
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東京、ベストアイスクリームショップ18選

夏本番が間近、アイスクリームで暑さを吹き飛ばす

Kaila Imada
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ >東京、ベストアイスクリーム18選

東京は「甘いもの」に事欠かない街だ。夏はかき氷にアイスクリーム、ソフトクリームなど、冷たいスイーツが酷暑で火照った体をクールダウンしてくれる。

ここでは、タイムアウト東京の英語版編集部が厳選した18のアイスクリームショップを紹介する。コーヒーテイストのソフトクリームやシリアルが入ったアイス、濃厚な抹茶アイスなど、とびきりクールなアイスクリームの中から、お気に入りがきっと見つかるだろう。

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  • 代々木上原

ワインとアイスクリームの組み合わせは一般的ではないかもしれないが、「カシキ(Kashiki)」ではそれが実現できる。シンプルで洗練されたモダンな雰囲気の中、ほどよい広さ店内では、ルバーブとサンショウ、パイナップルジャスミン、ローズマリー入りの緑茶など、型破りなフレーバーのアイスクリームを提供している。

シングルスクープは600円(以下全て税込み)、ダブルスクープは850円、トリプルスクープは1,000円。アイスクリームに加え、「パッションフルーツのブリュレ 凍頂烏龍茶のアイスクリーム」など、季節ごとに変わるユニークな一品にも注目してほしい。

  • ショッピング
  • パティスリー・洋菓子屋
  • 恵比寿

恵比寿にあるミシュランの星を獲得したイタリアンレストラン「タクボ(TACUBO)」が手がけるシックな洋菓子店。フィナンシェやプリンなどを販売するが、2025年9月末までは期間限定でジェラートショップに変身する。

タクボではデザート用にフレーバーを変えながら、常時1種類のジェラートを提供している。「ドルチェ タクボ(DOLCE TACUBO)」では今回ショーケースを導入し、常時8種類のジェラートを用意。コンセプトは「レストランの最後に出てくるドルチェのようなジェラート」だ。

フレーバーはミルクやピスタチオ、チョコレートといった定番から、プラムやパイナップルといったフルーツ素材のものが並ぶ。また、「沖縄ティーファクトリー」の紅茶に、ジャスミンやレモングラスの⾹りを思わ せる希少なスパイス・マーガオを合わせた「紅茶マーガオ」など独特な一品もあり、試したくなる。

サイズは、ダブル(900円)とトリプル(1,100円)。日替わりフレーバーもあるので、どれにしようか迷いながらフレーバー選びを楽しもう。

なお期間中は、シュークリーム、プリンは販売されていないので注意してほしい。

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  • 原宿

「イニシャル 表参道(INITIAL Omotesando)」は、手の込んだパフェや絵に描いたようなフルーツサンドでよく知られているが、ジェラートやソフトクリームの魅力的なフレーバーも豊富に取り揃えている。店内でも、テイクアウトでも食べられる。

特にお勧めしたいのは、ソフトクリーム。北海道のミルク、濃厚ピスタチオ、チョコレート、ラズベリーなどのフレーバーから選べ、2種類のフレーバーを組み合わせた「ダブル」もある。

中でもピスタチオとラズベリーの組み合わせは絶品で、ラズベリーの程よい酸味とピスタチオの風味が絶妙に調和する。ジェラートでは、ブルーベリーブラッドオレンジ、キャラメリゼナッツとエスプレッソ、爽やかなバルサミコビネガーとラズベリーなど、個性的なフレーバーをぜひ試してほしい。

  • ショッピング
  • 吉祥寺

東京で本格的なフローズンヨーグルトを食べたいなら、「ウッドベリーズ」だろう。フローズンヨーグルトの専門店であり、吉祥寺にテイクアウトスタンドでイートインスペースがある「本店」と、カフェでもある「マルシェ」の2店舗を構える。

フローズンヨーグルトは注文を受けてから作られ、少し酸味のあるヨーグルトベースに好みのフルーツを混ぜ合わせる。季節のフルーツは、山梨県にある自社農園や全国の契約農家から仕入れたもの。初夏から夏にかけては、アメリカンチェリーやレモン、ウメ、スイカ、モモなどが楽しめる。

彩りも豊かなパフェやヨーグルトラテなど、ヨーグルトを使ったデザートも豊富に用意。オンラインストアもあり、自宅でフローズンヨーグルトのおいしさを味わうこともできる。

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  • アイスクリームパーラー
  • 中目黒

中目黒のヘアサロンに併設されているジェラート店「ジョンズ アイスクリーム(John’s Ice Cream)」。よく探さないと見逃してしまいそうな場所にあるが、東京ではあまり見かけない独創的なフレーバーのジェラートを提供する。

メニューには、「甘夏&ブラックペッパー(オリーブオイルがけ)」「ブラックチョコレート竹炭入り」「コニャックフルーツ&胡」など、一風変わったフレーバーが揃っている。また「アートを食べる」をテーマに、クッキーアーティストのCOOKIEBOYが創り上げたポップなアイシングクッキーをトッピングできる。

フレーバーとアイシングクッキーは定期的に変更されるので、出かける前にInstagramをチェックしてほしい。

  • ビーガン料理
  • 代々木八幡

「ハーロウ アイスクリーム(Harlow ICE CREAM)」は、2017年に神戸で創業。2022年に広尾に2号店をオープンした。厳選された北海道産ミルクを使用し、自家製で丁寧に作られたアイスクリームは、「塩&クリームチーズ」「チョコレート&ブラウニー」「バタースコッチ&ピーカン」など、いずれも食指が動く個性派揃い。

砂糖は、白砂糖ではなく天然甘味料のみを使用し、毎朝手焼きする自家製コーンもうれしいポイントだ。 植物性ミルクを使用したビーガンメニューの「ココナッツ&ソイメープルクッキー」「ごま味噌&ブラッククッキー」「抹茶&抹茶クッキー」もある。クリーミーなものを控えたい人には、6種類のベリー類で作った爽やかな「ミックスベリー」のソルベも提供する。

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  • アイスクリームパーラー
  • 恵比寿
  • お勧め

洋菓子店をはじめ数多くの店がスイーツを提供ししのぎを削る東京では、最高のアイスを選ぶのは難儀である。しかし、「ジャパニーズアイス櫻花(Japanese Ice OUCA)」は何を食べても絶品で、どのアイスクリームも上位にランクインするにふさわしい店だ。

提供されるフレーバーは常に変化し、自家製で季節限定。夏にはスイカやアプリコットといっ​​たフルーツ、秋から冬にはサツマイモやクリなどが楽しめる。

カップは「小盛」550円から。「並盛」までは3種類、「大盛」は4種類のフレーバーを選べる。自家製の塩昆布が添えられ、自由に飲めるほうじ茶が、後味をさっぱりと口直ししてくれる。

  • カフェ・喫茶店
  • 原宿

「チャバティ(CHAVATY)」はティーラテなどを提供するティーショップであり、バターの香り豊かな自家製スコーンが定番のスイーツ店だ。

おすすめは、茶葉を粉砕して茶の香りや味を楽しむウバ茶のソフトクリームや、ほうじ茶のソフトクリーム。どちらも香ばしい芳醇(ほうじゅん)な香りが特徴で、表参道を散策する際には立ち寄る価値のある逸品である。

一年を通して同じ深みのある風味を保つため、同店では季節に合わせて日本各地から茶葉を仕入れている。

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  • ショッピング
  • 渋谷

ニューヨークのストリートウエアの第一人者でありデザイナー、スニーカーショップ「Kith」のオーナーであるロニー・ファイグ(Ronnie Fieg)は、熱烈なシリアルファン。ニューヨークに夢だったというシリアルバー「キス トリーツ(Kith Treats)」をオープンし、2017年に東京に進出した。

ファイグのシリアル好きは、子どもの頃にまでさかのぼる。両親にシリアルを食べることを禁じられていた彼は、家から持ってきた弁当を売り、その金でシリアルを買って食べていたという筋金入りなのだ。

メニューは、アイスクリームかミルクシェイクを選択し、コーンフレークやグラノーラなど数あるシリアルの中から自分でカスタマイズできる。迷ってしまう人は、おすすめメニューからチョイスしよう。

  • アイスクリームパーラー
  • 自由が丘

自由が丘にある「ヒオ アイスクリーム アトリエ(HiO ICE CREAM Atelier)は、日本全国約50カ所の生産者から取り寄せた最高級材料を使った「クラフトアイスクリーム」を提供する。

透明性の高い運営を誇りとし、多くの材料の産地を明記。工房を併設し、店内のガラス窓からアイスクリームの製造工程をのぞくことができる。フレーバーは季節ごとに変わるので、Instagramをチェックしてほしい。

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  • 中野

中野ブロードウェイ」の地下にある、ちまたのアイスクリームスタンドとは一線を画すソフトクリーム店。中野周辺を訪ねたら、高さ20センチにもなる8段重ねのソフトクリームを、ぜひ試してもらいたい。

フレーバーは店主の裁量や季節によって変わるが、バニラ、チョコレート、抹茶、ラムネなどが定番。巨大なソフトクリームは一見威圧的だが、アイスクリーム自体は驚くほど軽く、カロリーは一般的なソフトクリームの3分の1しかないという。

同店は、立ち食いそば・うどん店を併設。麺類を食べて、締めにソフトクリームという流れも楽しめる。

  • アイスクリームパーラー
  • 原宿

イタリア・ローマにある有名な老舗ジェラートショップ「ジョリッティ(Giolitti)」が2024年4月、東急プラザ原宿 ハラカド」にオープンした。1900年にウフィツィ・デル・ヴィカリオに創業したジョリッティは、ローマ最古のアイスクリーム店といわれ、イタリア王室の御用達にもなっている。

1953年、映画『ローマの休日』でオードリー・ヘプバーンが「スペイン階段」で同店のジェラートを食べたことで世界的に知られるようになった。 今もオリジナルのレシピで毎日作られる手作りのジェラートを提供しており、その濃厚な味わいで人々を魅了し続けている。

定番のジェラートは、コーンのシングル・ダブル・トリプル、もしくはカップのダブル・トリプルから選べる。ハラカドの6階は、芝生ゾーンや神宮交差点を見下ろせる7階の屋上テラスにもつながっている。階段に腰掛けジェラートを頬張りながら、『ローマの休日』気分を味わってみては。

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  • 原宿

「原宿キャットストリート」にある、おしゃれで人気の焙煎(ばいせん)カフェ「ザ ロースタリー バイ ノージー コーヒー(THE ROASTERY BY NOZY COFFEE)」。都内でも屈指の華やかな、シングルオリジンの豆だけを扱うコーヒーショップで、エスプレッソベースのドリンクは、毎日2種類のシングルオリジンの豆から選べるようになっている。

また、コーヒーのほかに、ソフトクリームも絶品。エスプレッソとミルクを提供しており、どちらにするか迷ったら、2つをミックスした「カフェラテソフト」を注文しよう。フローズンラテの感覚で、エスプレッソの香りや苦みも楽しめる。

  • ショッピング
  • フード&ドリンク(特産品)
  • 浅草

静岡を拠点とする抹茶スイーツ専門店「ななや」が、江戸時代から続く浅草の茶問屋「壽々喜園(すずきえん)」とコラボレーションした「抹茶ジェラートショップ壽々喜園×ななやコラボショップ」。東京で最も濃厚な「抹茶ジェラート」を提供する。

抹茶ジェラートは「NO. 1」から「NO. 7」まであり、数が増えていくごとに抹茶の濃さが増していく。「プレミアムNO. 7」は抹茶の濃さが世界一というアイスクリームで、静岡県にあるななや直営店以外で味わえるのは、ここだけだ。

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  • アイスクリームパーラー
  • 中目黒

ビーガンにとって乳製品不使用のアイスクリームといえばシャーベットが定番だが、「プレマルシェ ジェラテリア(Premarché Gelateria)」では違う。フルーティーなシャーベットに加え、牛乳不使用とは思えないほどクリーミーなビーガンジェラートを提供する。

日本産の素材を用いたものでは、モモや米など幅広く取り揃えているが、夏には爽やかな紀州南高梅のシャーベットが人気だ。

  • ショッピング
  • 学芸大学

学芸大学駅のすぐ近くにある、1952年創業の老舗ケーキ店「マッターホーン(MATTERHORN)」。定番の「いちごショート」や「モンブラン」からプリンやタルトまで、幅広い種類のスイーツが揃う。

併設のティールームでは、パフェやアイスクリームを楽しめる。中でも人気なのは、夏季限定の「モカソフト」。サンデーグラスにコーヒーゼリーを敷き詰め、アイスクリームコーンを添えて提供する。

コーヒーが苦手な人は、フルーティーなシャーベットやバニラやチョコレートのアイスクリームがおすすめだ。

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  • ショッピング
  • 阿佐ヶ谷

阿佐谷駅の北側、松山通り商店街にある「ジェラテリア シンチェリータ(Gelateria SINCERITA)」。同店のジェラートはシンプルながら、イタリア語の店名の通り、「誠実」「真心」のこもったおいしさが感じられる。

荻窪の蜂蜜専門店「ラベイユ 荻窪本店」のフランス産「森のはちみつ」を混ぜ込んだミルクジェラートにピーカンナッツを乗せた、看板メニューの「メルノワ」をはじめ、旬のフルーツを使ったジェラートを提供する。毎月のように新作も発表され、通う楽しみも味わせてくれる。

  • アイスクリームパーラー
  • 渋谷
  • 価格 1/4

「白一(しろいち) 渋谷」の「牛乳生アイス」は、驚嘆すべき逸品。とても細長いので、溶けたり倒れたりする前に食べなくてはならない。だが、心配は無用だろう。巻き上がり10秒後が独特の食感を堪能できる食べごろという通り、そのおいしさに抗えず食べ終わってしまうからだ。

卵や生クリームを使用せず、厳選された無調整牛乳を素材に独自製法で作られたのが「生アイス」。ソフトクリームとはまた違う、さっぱりとした味わいと表面のシャリッとした歯触りを、ぜひ夏の一品として楽しんでほしい。

冷んやりスイーツ巡りを楽しむなら……

  • アイスクリームパーラー

近年東京には、植物性の食材のみで調理するビーガンレストランが増加している。また、牛乳や卵、バターなどを一切使わない「スイーツ」にも注目が集まっており、有名な「プッチンプリン」や「東京ばな奈」などもビーガン対応したデザートを販売するほどだ。

もし、ヘルシーなデザートの選択肢を広げたいのならば、ビーガンアイスクリームの専門店をのぞいてみよう。牛乳アレルギーや、乳糖不耐症の人が安心して食べられるだけでなく、ダブルで注文しても罪悪感を感じることがないだろう。ここでは、ビーガンアイスクリームが味わえるショップやレストランを紹介する。

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  • レストラン

「昭和100年」ともいわれる2025年。つるんとしたカラフルなゼリーや、硬めのプリン、そしてクリームソーダなど、懐かしい喫茶スイーツを思わせるレトロな甘味が、ホテルや洋菓子店などに登場している。

クラシカルなパフェグラスに盛られた華やかなモモのパフェや、「夏祭り」がテーマのアフタヌーンティーなど、どこかノスタルジックな夏のスイーツに癒やされてみては

今、「クラフト」の波がアイスクリームにも押し寄せている。自然由来の材料を使い、製法にもこだわったスイーツは、丁寧に少量ずつ作られているのが特徴的だ。そして、その店独自のフレーバーを提供する店も多い。

ここではわざわざ足を運びたい、東京のクラフトアイスクリームショップを厳選して紹介する。

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  • カフェ・喫茶店

パフェの定義は国や人により異なるが、日本では背の高いグラスにアイスクリームやフルーツ、生クリームを重ねたものをイメージする人が多いだろう。フランス語で「完璧」を意味する名前の通り、美しさとおいしさを兼ね備えたパフェは、デザートの王様として甘党の心をつかんで離さない存在だ。

ここではフルーツを使用したパフェに絞り、老舗のフルーツパーラーから、青果店に併設されたレトロな店、独創性あふれるパティスリーなど、おすすめの14軒を紹介する。どの店も時期により扱う果物が変わるので、季節ごとに訪れて旬の味覚を味わってほしい。

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