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「昭和100年」ともいわれる2025年。つるんとしたカラフルなゼリーや、硬めのプリン、そしてクリームソーダなど、懐かしい喫茶スイーツを思わせるレトロな甘味が、ホテルや洋菓子店などに登場している。
クラシカルなパフェグラスに盛られた華やかなモモのパフェや、「夏祭り」がテーマのアフタヌーンティーなど、どこかノスタルジックな夏のスイーツに癒やされてみては。

クリームソーダゼリー
横浜の「ホテルニューグランド」では、レトロな限定スイーツ「クリームソーダゼリー」を提供。ババロアに、メロンソーダ風味のぷるぷるしたゼリーと泡のメロンゼリーを重ねた「食べるクリームソーダ」が楽しめる。
濃厚なババロアと爽やかなゼリーの組み合わせは、懐かしさと新しさを一つにした新感覚の味わい。ゼリーの層に仕込まれたサクランボが、さらにレトロなアクセントを添えている。
販売期間:9月15日(月・祝)まで

桃パフェ
「パレスホテル東京」では、シーズンごとに旬の果実や食材をふんだんに用いた季節のパフェを展開。夏の定番として登場するのが、みずみずしい桃を主役に据えた「桃パフェ」だ。
クラシカルなデザインのパフェグラスには、大ぶりにカットしたモモが贅沢に盛りつけられている。桃の上には水面を泳ぐ白鳥をイメージしたラングドシャが添えられており、ビンテージ感ただよう優雅なたたずまいがひときわ映える。上品な香りが広がる涼やかな桃のスイーツを、ぜひ味わってみてほしい。
販売期間:8月31日(日)

夏祭りアフタヌーンティー
「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」では、レトロかつモダンな「夏祭り」をテーマにしたアフタヌーンティーを開催。たこ焼きそっくりのチョコレートシュークリームや、ヨーヨー風に仕上げたあめがかかったナガノパープル、ラムネ風味のウエルカムドリンクなど、縁日の風景を連想させるスイーツが並ぶ。
セイボリーには、トリュフが香るお好み焼きや岩のりのリゾットを詰めたイカ焼きなど、夏祭りの味覚をモダンにアレンジしたメニューがラインアップ。和の要素を取り入れつつ、遊び心いっぱいのユニークな構成が魅力だ。
販売期間:9月23日(火)まで

サマーベリーヌ
フルーツやゼリー、クリームをグラスに重ねた「ベリーヌ」は、昭和のプリンパフェやフルーツポンチをほうふつとさせるどこかレトロな雰囲気。「グランド ハイアット 東京」にある「フィオレンティーナ ペストリーブティック」では、涼やかな「サマーベリーヌ」を8種類展開している。
中でも注目は、昭和レトロな雰囲気漂う「プリンアラモード」。自家製ベリーシロップを染み込ませたショートケーキに、少し硬めの卵プリン、サクランボやメロン、マンゴーなどを贅沢に盛り付けた一品だ。
そのほか、パッションフルーツに見立てたチョコレートとマンゴーのデコレーションが目を引くティラミスや、スポイトに入れたバタフライピーシロップをかけると紫色に色が変化するゼリーなども味わえる。
販売期間:8月31日(日)まで

クラシカルスイーツ
原宿に本店を構える1924年創業の洋菓子店「コロンバン」では、夏季限定のどこか懐かしいクラシカルなスイーツが味わえる。
注目は、見た目も涼やかな2種類のゼリー。「フレッシュペパーミントゼリー」は、ペパーミントのリキュールで仕立てたゼリーと2色のクラッシュゼリーをベースにした、清涼感あふれるデザートだ。「フレッシュピーチゼリー」は、ピーチジュースを使ったコラーゲン入りゼリーがベース。バレンシアオレンジや白桃、洋ナシ、などの甘酸っぱい果実がトッピングされている。
昭和のレシピを再現したという生クリームたっぷりの「コーヒーゼリー」や、バニラ香る生地に、シトラスバタークリームとチーズ入りホイップを巻いた「シトラスロール」なども提供する。
そのほか、コロンバンには固めの卵プリンやクリームソーダなど、昔ながらのレトロな定番メニューが揃う。懐かしくて優雅な喫茶文化を堪能してみてほしい。
販売期間:8月20日(水)まで
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