1. サロン ド テ ロンド
    Photo: Kisa Toyoshima
  2. Kisa Toyoshima
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  3. Kisa Toyoshima
    Photo: Kisa Toyoshima
  4. Kisa Toyoshima
    Photo: Kisa Toyoshima

東京、美術館カフェ5選

国立新美術館、ワタリウム美術館などの刺激的な併設カフェを紹介

編集:
Genya Aoki
テキスト:
Runa Akahoshi
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美術館に行った際は、写真を撮ったりグッズを買ったりするが、近くのカフェで一休みをしながら余韻に浸るのも醍醐味(だいごみ)の一つだろう。美術館の中には、作品をモチーフにしたメニューを味わえたり、四季折々の景色が楽しめたりと、特徴的なカフェが備わっている施設もある。

ここでは、近代的な美しい建築や芸術作品に囲まれた店など、魅力的な美術館併設カフェを5つ紹介。アート巡りの時間をより充実させてほしい。

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  • 白金台

東京都庭園美術館」の新館1階に位置するカフェ。白を基調とした店内は、自然光が差し込む全面ガラス張りで、開放感が抜群だ。緑豊かな庭園では、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色を楽しむことができる。

2022年9月23日にリニューアルし、和スイーツや日本茶など、和を感じられるメニューが豊富になった。日本茶のドリンクは全部で8種類あり、甘い「抹茶ラテ」のほか、「狭山 煎茶」「狭山 ほうじ茶」「抹茶入り玄米茶」など、急須で入れる本格的な茶も味わえる。

美術館で行われる企画展にちなんだコラボレーションメニューは人気で、1日で20〜30個ほど注文があるという。「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」開催時には、ピエール・シャローが1924年にデザインしたランプ「Nun(修道女)」をオマージュした「ムースカシスショコラ」を販売。上にはホワイトチョコレートのプレートが刺さっており、作品上部を再現している。中に入ったカシスソースは、酸味と甘さのバランスが絶妙だ。

展覧会鑑賞後の余韻に浸りながら、コラボレーションメニューを食べよう。

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  • 原宿

ワタリウム美術館」の地下1階にあるカフェ。ミュージアムショップ「オン・サンデーズ」の一角にあり、本や芸術品に囲まれている。中2階にも席があり、隠れ家のような雰囲気の空間で、店内全体を見渡しながら食事を楽しめる。

ユニークな「腸内芸術」という名前には、脳と腸の働きが密接に関係していることから「作品を見る前後に腸を満たして脳を活性化させよう」という思いが込められている。提供しているメニューも、「ホットドック」(1,300円、以下全て税込み)や「ドッグパンチーズトースト」(800円)など、腸を意識したラインアップだ。

デザートには、ケーキや果物を盛り合わせた「本日のデザート」(700円)や「焼き菓子」(500円)が楽しめる。フランス発祥の「ガトー・ヨーグルト」は、優しい甘さのしっとりとした食感のケーキ。添えられた生クリームとイチゴジャムを付けて食べよう。

ドリンクメニューはコーヒーやラテのほか、ワインやウイスキー、ビールなどのアルコール類も各種取り揃える。ソーセージをアテに一杯飲むのもいいだろう。

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  • 青山

南青山にある「根津美術館」に併設されたカフェ。2009年に美術館がリニューアルオープンした際、以前からあった喫茶室が大々的に新装された。設計は、本館と同じく隈研吾が担当。壁面の大きなガラス越しに、明治神宮と並んで青山の豊かな森をたたえる庭園の景色が楽しめる。

メニューは、サラダとパンがセットの「クラムチャウダー」(1,300円、以下全て税込み)や、時間限定で提供される神戸牛を贅沢に使用した「神戸牛のミートパイ&サラダ」(ダブル1,100円、シングル800円)などが揃う。デザートには「ショートケーキ」(650円)がおすすめだ。イチゴが2つも乗っており、フワフワのスポンジケーキと生クリームの甘さがたまらない。

ドリンクも豊富で、深いコクが特徴の「NEZUブレンドコーヒー」(650円)は、大きめのカップにたっぷりと入っているのがうれしい。そのほか、甘い「抹茶ラテ」(750円)やスッキリとした味わいの「柚子スカッシュ」(700円)もラインアップ。カフェのみの利用はできないので注意してほしい。

ガラス越しに見える四季の景色とともに、食事を堪能しよう。

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 青山
  • 価格 2/4

岡本太郎記念館」に併設された小さな店。店内は色鮮やかで、かわいらしい装飾やインテリアが揃う。同店の特徴は、なんといっても岡本のオブジェを眺めながらカフェを楽しめることだ。

メニューには、ホームメイドのケーキと姉妹店「アポック」のパンケーキが並ぶ。季節や日によってケーキのラインアップは変わるが、人気の高いチーズケーキは定番として販売されている。「チョコレートマーブルチーズケーキ」は濃厚な味わいだが重くなく、ぺろりと平らげてしまう。付け合わせの生クリームとプルーンの紅茶煮、リンゴのコンポートと一緒に味わおう。

ドリンクはコーヒーや紅茶をはじめ、岡本の「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」のCMでお馴染みの「顔のグラス」で飲むウイスキーなど、アルコール類も取り扱う。岡本のパートナーであった岡本敏子も、生前は同店でワインを飲んでいたという。

グラスにたくさんのミントが乗った「フレッシュミントチャイ」は、一度は飲んでほしい一品だ。珍しい組み合わせだが、スパイシーなチャイとミントのすっきりとした味わいがよく合う。ミントをスプーンでつぶしながら飲もう。

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  • 乃木坂

国立新美術館」の2階にあるティーサロン。黒川紀章の近代的な設計が特徴で、約64席の客席が巨大な逆円すいの最上部に広がっており、空中にいるような気分が味わえる。ケーキやマカロンなどのスイーツのほか、サンドイッチやスープなどの軽食を提供。ドリンクは紅茶やセイロンティー、ワインなどのアルコール類も取り扱う。展覧会を観賞した後、ひと息つくのに最適な空間だ。

人気メニューは「ケーキセット」(1,540円、以下全て税込み)。皿にケーキが美しく盛られており、視覚でも楽しめる。展覧会ごとにコラボレーションしたメニューも展開され、「ルーヴル美術館展 愛を描く」では、特別なケーキセットを販売。フランソワ・ブーシェの「アモルの標的」を表した一品で、6人のアモル(キューピッド)の愛くるしい姿を、3種のケーキに見立てている。

「サーモン&クリームチーズベーグルサンドイッチ」(1,540円)は、クリームチーズとタルタルソースがたっぷり入っており、サーモンととてもよく合う。シャキシャキのスライスオニオンとしっとりとしたベーグルの食感もたまらない。

美術館を見渡せる店内から、開放感を感じながら優雅な時間を過ごそう。

もっとカフェを楽しむなら……

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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ベストカフェ50

コーヒーが日本に伝わったのは江戸時代と言われている。当初は、その味と香りがなかなか受け入れられなかったそうだが、明治時代の終わり頃から喫茶店も多く登場し、日本にもコーヒー文化が根付いてきた。そして今もなお、時代の移り変わりとともに日本のコーヒー、カフェ文化は独自の進化を遂げている。

特集では、カフェの歴史に名を残す老舗やコーヒー専門店、テーマを持ったカフェなど、星の数ほどある東京のカフェのなかから厳選した50軒を紹介する。一人じっくりとコーヒーに向き合いたいときはもちろん、友人との会話を楽しむ場や、街散策の休憩スポットとしてもぜひ足を運んでみてほしい。 

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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、銭湯カフェ5選

古くから人々の憩いの場として愛されてきた、銭湯。都内ではそんな銭湯と喫茶店をかけ合わせた、ユニークな飲食店が増えている。レトロな趣に心癒やされたり、コラボが生み出す面白さに心つかまれたりするなど、個性豊かで魅力に溢れる店も多い。今後注目されること間違いなしの「銭湯カフェ」を紹介する。

コロナ禍の影響で、営業時間は変更している可能性がある。訪れる際には公式ウェブサイトなどを確認してほしい。

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数えきれないほど多くのカフェが存在する東京。もちろん、行きつけの一軒を持っている人も多いだろう。

目当てのドリンクやフードを味わう、友人とおしゃべりを楽しむ、ちょっとした作業をする……。カフェに行く目的は人それぞれだが、「癒やされに行く」というのもまた一つの選択肢。ここでは、一人でゆったりと過ごしたくなるような植物のあふれるカフェを5つ紹介する。

話題のホテルにあるコーヒーショップに、一人の読書時間を堪能するのにうってつけのカフェ、はたまた奥多摩の大自然を背景に優雅なひとときを過ごせる一軒など、同じ植物でもそれぞれに個性の際立つ5軒をラインアップ。普段とは一味違ったカフェ時間を楽しんでほしい。 

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  • コーヒーショップ・喫茶店

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ブックカフェ25選

温かいコーヒーを片手に、お気に入りのと向き合う時間ほど、心安らぐものはない。慌ただしく時間が過ぎていく東京だからこそ、ときには静かに本の世界に没頭できる、ブックカフェに出かけてみよう。

どの店も、本のセレクトから、メニューの質、空間のあり方まで、それぞれに工夫が凝らされている。客の居心地を考えた店づくりがなされ、帰りたくなくなるほどの居心地の良さだ。タイムアウト編集部がセレクトした25軒から、お気に入りを見つけてほしい。

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