

高畑勲展 ̶日本のアニメーションを作った男。
日本を代表するアニメーション監督の一人、高畑勲の回顧展「高畑勲展ー日本のアニメーションを作った男。」が「麻布台ヒルズ ギャラリー」で開催。高畑の生誕90年、および高畑がその人生に大きな影響を受けた太平洋戦争の終戦から80年を踏まえて行われる。
高畑は、『おもひでぽろぽろ』などを代表作に持ち、宮﨑駿とともにスタジオジブリを共同設立。『平成狸合戦ぽんぽこ』『かぐや姫の物語』など、同スタジオから多くの人気作品を輩出した。
会場ではスタジオジブリの企画協力を得て、『火垂るの墓』に着目した展示も予定。ティザービジュアルは、『火垂るの墓』に加え、高畑の初期作品でありながら、いまだに高い認知度を誇る『アルプスの少女ハイジ』というダブルビジュアルだ。
なお本展は、国内だけでなく、同年秋からフランス・パリでの巡回も決定。高畑がスタジオジブリで活動する以前の作品で培った技術や彼の思想、そしてスタジオジブリで制作した映画を、改めて見返せるだろう。
※10~20時、6/27(金)~7/18(金)の火・日曜は10~17時(入館は閉館の30分前まで)/料金は前売り1,800円、学生1,500円、4歳~中学生1,200円/当日2,000円、学生1,700円、4歳~中学生1,400円