東京、ベストカフェ50

銀座、渋谷、浅草など、老舗から気軽に使えるカフェまで紹介

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コーヒーが日本に伝わったのは江戸時代と言われている。当初は、その味と香りがなかなか受け入れられなかったそうだが、明治時代の終わり頃から喫茶店も多く登場し、日本にもコーヒー文化が根付いてきた。そして今もなお、時代の移り変わりとともに日本のコーヒー、カフェ文化は独自の進化を遂げている。この特集では、星の数ほどある東京のカフェのなかから、サードウェーブのブームによって生まれたコーヒー専門店や、カフェの歴史に名を残す老舗、テーマを持ったカフェなど50軒を紹介する。一人じっくりとコーヒーに向き合いたい時はもちろん、友人との会話を楽しむ場や、街散策の休憩スポットとしてもぜひ足を運んでみてほしい。

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チョコレイト ジーザス

小説『ハリーポッター』の主人公ハリーがキングズクロス駅の9と4分の3番線から魔法の世界に行くように、浅草には幻想的かつガーリーなカフェへと続く1つの扉がある。目印は、フルタ靴店という色あせた古い看板。その下にある黄色の扉が入り口だ。ピンクの壁にだまし絵のような床、無造作に重ねられた可愛らしいカップ。まるで、おとぎ話の中に迷い込んでしまったようなこの空間は、オーナーの平野千穂がDIYで作り上げた。メニューは、コーヒーやブレンドティーをはじめ、自家製のチーズケーキやスコーンなどを提供。優雅なティーパーティーを楽しもう。

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浅草
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フロムアファー倉庫01

蔵前駅から厩橋を渡ったところにあるカフェ。もともと木材倉庫だった場所を改装した店舗内部は、高い天井と奥行きのある広々とした空間だ。コーヒーや紅茶が注がれるカップは伊万里焼きで、その華やかさにもうっとり。季節の果物が用いられたタルトやケーキと一緒にじっくり味わってほしい。店内には、オーナーやスタッフが自由に持ち寄ったという様々なジャンルの本と雑誌があり、カフェ利用時に読むことも可能。鉱石や茶器、世界各国の切手などが並ぶ販売スペースも設けられているので、あわせてチェックしたい。蔵前もだんだん賑やかになってきているが、厩橋を押上方面に渡ったエリアは静かで落ち着いた雰囲気なので、ゆったりとした時間を過ごせるだろう。

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墨田区
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3

台形

国立駅南口から10分ほど歩くと、個性的な外観の建物が突如現れる。一際目を引くこの建物こそが、台形というカフェだ。土地の形が台形であることから、シンプルに台形と名付けられた。ドアを開けると、様々な古物が迎え入れてくれ、博物館のような空間が広がっている。ここで味わうべきは『キッシュロレーヌ』。カボチャがごろっと入っており、熱々でホクホクだ。前菜として出てくるサラダも、具だくさんでうれしい限り。店主が葉物だけのサラダが好きでないという理由から、色々な具材をトッピングするようになったそうだ。店内に飾られている古物や、料理を乗せている皿、椅子、テーブルなど、店内で使用しているものは基本的に購入が可能。

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国立
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物豆奇

西荻窪駅北口を出て、大通り沿いを左側に5分ほど歩いたところにある創業1975年の喫茶店。国立にあった邪宗門という一風変わった喫茶店をモチーフとしたという同店は、壁中に掛け時計がぎっしりと掛けられている。この雰囲気はオープン当初からほとんど変えていないといい、久しぶりに来店した客からは「西荻窪は随分と変わったけど、ここは変わらないね」なんて言葉もよくかけられるそうだ。コーヒーが飲めない人も、ここでは背伸びをしてコーヒーを注文してみよう。コーヒー片手にノスタルジックなこの空間に浸れば、便利すぎなかったからこそ時間の流れ方も、人との繋がりも贅沢であったあの時代にタイムスリップできるかもしれない。

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西荻窪
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5

ダビデ・コーヒーストップ

入谷駅から徒歩7分ほどの言問通り沿いにあるコーヒーショップ。オーナーの松下大介は、ラテアートの世界大会でベスト8に入賞したこともある実力の持ち主だ。店のデザインは、メキシコの道路沿いにあるショットバーを参考にしている。屋内ではあるものの、1階のイートインスペースはテラス席をイメージしているため、本来ならば外にあるべき柵のようなものが店内に飾られているのも面白い。キーカラーとして、外観や店内用のカップに用いられている色はターコイズブルー。飲食店ではあまり使われない色ではあるが、メキシコの街並みに映えたターコイズブルーの建物が印象的だったため、店のキーカラーとしたのだそう。一押しメニューは、『カフェラテ』と『エスプレッソ』だ。

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入谷
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アミンチ

松原駅からほど近く、世田谷線沿いにあるアミンチはカウンター4席、3人掛けのソファー席1つ、2人掛けのテーブル席1つのこじんまりとしたカフェだ。同店で注意してほしいのは、食べたいスイーツがあったら迷わず全て食べておくこと。なぜかと言うと、マフィンやクッキー、キッシュ、グラスデザートなど、通年で楽しめる菓子やスイーツはほとんどないのだ。店主の気分でその日に提供するメニューを決めるため、なかには1日で変わってしまうものもあるという。季節のフルーツをふんだんに使用したメニューもあり、特に見た目も可愛らしいグラスデザートは必見。価格も良心的で、写真の『白桃のバシュラングラッセ』は、モモのコンポートやジャスミンティーのジュレ、自家製のミルクアイス、白桃アイス、生の白桃、アーモンドのメレンゲなどがたっぷり詰まって850円という驚きの価格だ。

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世田谷区
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7

カフェ トロワ シャンブル

下北沢にあるカフェ トロワ・シャンブルは、1980年創業の喫茶店。一歩足を踏み入れれば、ここが下北沢であることを忘れてしまうような落ち着いた空間が広がっている。綺麗に並べられた美しいカップ、コーヒー片手に本を読みふける人、マスターと軽く挨拶を交わしてカウンターに腰をかける常連客。筆者が初めて足を運んだ際は妙に緊張してしまったのをよく覚えている。しかし、寡黙なマスターから「この絵はパリでお金がない学生を救うために買った絵なんだよ」なんて言葉を聞けば、いつしか居心地の良い店へと変わってしまった。おすすめは『チーズケーキセット』。ケーキはレアチーズケーキとベイクドチーズケーキの2種類から選ぶことができ、ブレンドコーヒーは250円でおかわりが可能だ。チェーン店も増え、年々古き良き店がなくなっている下北沢。そんな中でも変わらずに我々を迎え入れてくれるこの店は、ずっと大切にしたい一軒である。

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下北沢
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ロアー コーヒーハウス & ロースタリー

八丁堀にあるカフェバー、ロアーではレインボーラテアートが施された『カフェラテ』を楽しもう。レインボーラテアートとは、泡の上に色を乗せて絵を描いていくというものだ。定番の『カフェラテ』のほか、『はちみつラテ』や『塩キャラメルラテ』でも色鮮やかな絵を描いてもらうことが可能。ベースとなる色も、カフェラテにそのまま絵が描かれた茶色と、後からエスプレッソを追加するスタイルの白から選ぶことができる。豆にこだわった美味しいコーヒーを手頃な価格で提供したいとの想いから、使用しているコーヒー豆はすべて自家焙煎(ばいせん)。クリームがたっぷりと乗ったオリジナルドリンクの『アインシュペナー』も、自慢の一杯だ。2杯目からは半額でドリンクが購入できるのも嬉しいサービスである。

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中央区
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タイズ

コーヒー好きにぜひ足を運んでほしいのが湯島にある珈琲とケーキの専門店、タイズだ。ここでは、30グラムの豆を110ccの湯で丁寧に抽出した濃い目のコーヒーを味わうことができる。目の覚めるような濃さに初めは驚くかもしれないが、豆本来の旨味と深みを存分に感じられる珠玉の一杯にじわじわと魅せられていくことだろう。店を入ってすぐのショーケースにケーキが並んでいたら、こちらも注文を忘れないように。これまた丁寧に作られたケーキで、上品な甘さがコーヒーにぴったりだ。ドリンクメニューには、20グラムの豆を110ccの湯で抽出したコーヒーや紅茶も用意されているので、濃いコーヒーが苦手な人も心配しなくていいだろう。

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湯島
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東京茶寮

三軒茶屋にある日本各地から仕入れた単一農園、単一品種の「シングルオリジン煎茶」をハンドドリップで楽しめる日本茶専門店。独自に開発した日本茶専用のドリッパーを用いて茶が淹れられているため、日本茶特有の甘みや旨味、渋み、香りが詰まった一杯を堪能することができる。産地や品種、蒸し方、焙煎によって味わいが大きく変わってくる煎茶の飲み比べメニューも用意されているので、それぞれの個性や違いも楽しみながら、ほっと一息つくのも良いだろう。日本茶とも相性抜群な『ほうじ茶のブラマンジェ』や『香るおはぎ』などといった菓子もラインナップされているので、あわせて楽しんでみてほしい。

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三軒茶屋
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東京で空腹を満たすなら…

東京、ベストレストラン100

チープイートから高級飲食店まで広い価格帯で、世界各国の料理を含め莫大な種類の料理が不自由なく楽しめ、どの店に入ってもたいてい食べられないほどに不味いものには出会わない。最近ではミシュランのガイドブックの星の数は東京が世界最多、と話題にもなるように、東京は食の天国として胸を張れる都市のひとつだろう。タイムアウト東京は知る人ぞ知る、隠れ家的名店から、前から地元の人々の空腹を満たしてきた大衆食堂など、カテゴリーや価格も幅広くカバーし今の東京を表すにおいて外せない100件の店を選出した。食事の時間ほど、多くの人を幸せにできるものはない。ぜひこのリストを活用し、シチュエーションに応じた最適な1軒で、楽しい食事の時間を過ごしてほしい。

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By Mayumi Koyama

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