

はじめての古美術鑑賞-写経と墨蹟-
南青山の「根津美術館」で、「はじめての古美術鑑賞-写経と墨蹟-」が開催。古美術を分かりやすく解説するシリーズで、鑑賞のつぼを学び、「推し」を見つける企画だ。
なんとなくハードルが高いと思われがちな写経と墨蹟(ぼくせき)。どちらも仏教に基づく一方で、ひたすらに書き写された書と、書き手である禅僧の個性が表れた書という対照的な魅力を持つ。
本展では、国宝・重要文化財を中心とする写経と墨蹟を並べ、まずその造形的な違いを目で見て実感する。そして、書としての見どころや歴史的な重要性などの鑑賞ポイントを、専門用語も解説しながら紹介していく。
名品で古美術鑑賞を始める本展。興味を広げ、面白さや素晴らしさを体感してほしい。
※10~17時(入館は16時30分まで)/休館日は月曜/料金はオンライン1,300円、学生1,000円/当日1,400円、学生1,100円、中学生以下無料