1. イマーシブ フォート東京
    画像提供:刀イマーシブ フォート東京
  2. 森ビル デジタル アート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス
    Photo: Kisa Toyoshima森ビル デジタル アート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス
  3. 豊洲 千客万来
    画像提供:万葉倶楽部株式会社豊洲 千客万来
  4. シアターH
    画像提供:株式会社シアターH劇場内部イメージ

2024年に行くべき新施設9選

お台場の没入型テーマパークやチームラボの移転、原宿の温泉など

Mari Hiratsuka
編集:
Mari Hiratsuka
テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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東京には常に新しいものが誕生している。もちろん2024年も待望のオープンがめじろ押しだ。

なかでも、お台場から移転した「森ビル デジタル アート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」や、緑豊かな代々木公園に誕生するスケートボードパークなどは見逃せないだろう。

情報は現時点で分かっているものに限られるが、今後は多くのニューオープンが追加されていくことも忘れないでほしい。

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※2024年2月9日オープン

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(以下、チームラボボーダレス)が「麻布台ヒルズ」にオープンする。

チームラボボーダレスは、同エリアの「ガーデンプラザB」地下1階に建設。現施設のコンセプトである「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」をさらに進化させ、ここでしかできない新たな体験創造を目指す。

また、ほとんどの作品は観賞者が触れることで作品に変化を及ぼすインタラクティブな体験型のアートとなっている。

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※2024年3月1日オープン

2022年春に、惜しまれながら閉館したお台場「ヴィーナスフォート」跡地に新たなテーマパーク「イマーシブ フォート東京」がオープン。2000年代にロンドンで始まった没入体験型エンターテインメント「イマーシブシアター」を中心に、いち観客として客席から鑑賞するのではなく、パーク内を歩いて物語の世界や事件にのめり込む新たな体験を提供する。

さまざまなアトラクションやショップ、レストランが入居予定だ。

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※2024年2月1日オープン

「万葉の湯」などで知られる万葉倶楽部チェーンが、豊洲市場に隣接した場所に商業施設の千客万来をオープンする。

施設は約200店舗が集まるショッピングゾーンと24時間営業の日帰り温泉、宿泊施設から成る。 商業棟は地下1階、地上3階建てで、豊洲ならではの海の幸や新鮮な食材を生かした飲食や物販を堪能できる。

温浴棟は、地下1階、地上9階建てで、箱根・湯河原温泉の湯を使用した露天風呂やサウナのほか、岩盤浴やエステ、マッサージなどが揃う。

屋上には、豊洲の景観を一望できる展望足湯庭園が2カ所設置される予定だ。江戸の街並みで豊洲の食や温泉、ショッピングを楽しもう。

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※2024年春オープン

1933(昭和8)年に高円寺で創業した老舗の銭湯小杉湯」。2024年春、神宮前交差点に開業する商業施設、「東急プラザ原宿」(通称ハラカド)の地下1階に、2店舗目を出店することを発表した。

小杉湯の公式noteでは「小杉湯原宿(仮称)」の発表とともに、出店までの経緯が書かれている。「今の建物のまま、小杉湯を50年後も、100年後も続けたい」という思いから、「街の銭湯」を存続し「銭湯の価値」を伝えるために、東急不動産からの依頼を受け、決断に至ったという。

小杉湯原宿が入居するハラカドは、「ラフォーレ原宿」がある神宮前交差点を挟んだ旧「コンドマニア」跡地にオープン予定。地上9階、地下3階建ての大型施設で、外装・屋上デザインの設計は建築家の平田晃久が手がける。

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※2024年3月オープン予定

スケートファンに朗報だ。代々木公園の一部に新たなスケートボードパークが誕生する。2021年11月9日に、東京都は代々木公園と明治公園の一部で公募設置管理制度を活用し、公園周辺の街づくりに合わせた新たな整備管理運営を行う事業者を決定した。

代々木公園の事業者は、東急不動産が代表する代々木公園STAGESに決定。スケートボードパークをはじめ、さまざまな設備開発を進め、2024年3月の供用開始を予定している。

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※2024年6月オープン予定

品川「大井競馬場」の第3駐車場跡地に、演劇やミュージカルを中心とした新劇場「シアターH」が誕生する。地上4階建て、延床面積は約3800平方メートルで、定員数は747人。劇場名である「シアターH」には、「HAPPINESS」「HOPE」「HARMONY」「HOSPITALITY」という4つの思いが込められている。ライブエンターテインメントの感動を来場者のもとに届けられる場を目指す。

手がけたのは、ミュージカル「テニスの王子様」や舞台「弱虫ペダル」など、現在でも公演が続けられている2.5次元ミュージカルを生み出したマーベラスの元会長・社長の中山晴喜。新たに誕生する同劇場で、ライブエンターテインメントを堪能してほしい。

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※2024年3月オープン

よみうりランドに隣接するフラワーパーク「ハナビヨリ(HANA・BIYORI)」の敷地内に、天然温泉を有する温浴施設がオープン。標高約100メートルという豊かな緑に囲まれた施設からは、都心を一望できる抜群の眺望が楽しめる。

深度1750メートルから湧き出す天然温泉は、「美人の湯」と呼ばれる弱アルカリ性の炭酸水素塩泉だ。館内には岩盤浴やサウナ、洗練された伝統の日本食を提供するレストランも併設する。

利用前後には、ハナビヨリの散策も可能。四季折々の花と多摩の自然に囲まれた優雅な空間で、日々の疲れをじっくり癒やしてほしい。

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※2024年6月6日オープン

東京ディズニーシーに新エリア「ファンタジースプリングス(Fantasy Springs)」が誕生。映画「アナと雪の女王」と「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」をテーマに、レストランや乗り物などのアトラクションなどを配置する。

エリアは「アナと雪の女王」をテーマとした「フローズンキングダム」と、「塔の上のラプンツェル」がテーマの「ラプンツェルの森」、「ピーター・パン」がテーマの「ピーターパンのネバーランド」、そして国内6番目のディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成される。

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※2024年3月から順次オープン

JR青梅線沿線の鳩ノ巣駅近隣エリアにレストランと客室を含む宿泊施設「Satologue Ome」が開業する。

設計は、瀬戸内海に浮かぶ移動式ホテル「ガンツウ(guntû)」を手がけたことで知られる堀部安嗣建築設計事務所が担当。 ランドスケープは「エヴァム エヴァ ヤマナシ(evam eva yamanashi)」の外構などをデザインした造園チーム・空庭の彌永秀一が手がける。

ブランドのコンセプトは「里とつむぐ、物語。」。ホテルが立地する地域の歴史・文化・自然や、地域を思う人々の営みといった土地のストーリーの語り部となり、ホテルの空間やサービス、アクティビティの中で感じることで、宿泊者にとって「ふるさと」のような存在になってほしいという意図が込められている。

レストラン棟は古い木造家屋を改築。地元の食材を使った懐かしくも新しい料理をふるまう。その土地まるごとを滞在空間としてデザインした新たな試みは、どのように花開くのか。今から開業が待ち遠しい。

2024年の注目イベント

  • Things to do
  • イベント

タイや台湾などの「夜市」から着想を得たイベント、「東京ナイトマーケット」が2024年5月22日(水)〜26日(日)、代々木公園のケヤキ並木で開催。2回目の今回は「東京アジアの夜市」をテーマに、東京のシンボルでもある渋谷ならではの芸術と文化を発信。

代々木公園では初となる、22時までの開催を予定している。期間中はさまざまなアート展示やライブパフォーマンスなどに加え、大道芸や参加型インスタレーションなどが体験できる。

  • ダンス
  • 渋谷

英国バレエ界の鬼才、マシュー・ボーンが手掛ける「ロミオ+ジュリエット」が、「東急シアターオーブ」にて日本初上演。ボーン作品の日本での上演は、2019年の新演出版「白鳥の湖」以来5年ぶりだ。

また、1公演観劇につきスタンプがもらえる「トリプルスタンプキャンペーン」の実施も決定。3公演分のスタンプを集めるとオリジナルコンフィチュールと引き換えることができる。

近未来を舞台に、反抗的な若者たちの矯正施設「ヴェローナ・インスティテュート」で繰り広げられる、新たな物語に触れてみてはいかがだろうか。

なお、上演時間は日により異なる。チケットは特典付SS席で平日1万5,000円(土・日曜1万6,000円)、そのほか各種席種あり。詳細は公式ウェブサイトからチェックしてほしい。

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  • 乃木坂

日本を代表するアーティスト・田名網敬一の世界初となる大規模回顧展が「国立新美術館」で開催。本展では田名網の半世紀以上に渡る創作活動を紐解くキーワードとなる「記憶」を辿って、その作品の全貌に迫る。

新作のペインティング、立体作品、アニメーションに加え、1960年代後半から70年代初めにかけて制作された貴重なグラフィックデザインやイラストレーション、80年代にかけて制作された極彩色の木彫シリーズのほか、近年スタジオで発見された最初期のポップアート作品も展示される。

「POP」 の文脈における日本の先駆者の全軌跡を、ぜひ生で体感してみてほしい。

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  • 上野

哺乳類の進化の不思議にせまる特別展が「国立科学博物館」にて開催。「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」をテーマに500点を超える標本が展示する。

本展では、見た目や内部の特徴、DNAなどをもとにグループ分けし、それらの関係性をつなぎあわせることで浮かび上がってくる哺乳類の不思議に迫る。会場中央を横断するステージでは、陸と海の哺乳類の剥製標本が分類ごとに約200点ならぶ「大行進」が展開されるほか、キタゾウアザラシの剥製標本やアジアゾウの全身交連骨格なども初公開。

2019年の前回展よりさらにスケールアップした内容で、哺乳類の進化や多様化の不思議に触れてみてはいかがだろう。

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2020年に81歳でこの世を去った日本を代表するファッションデザイナー、高田賢三。没後初となる大規模個展「髙田賢三 Takada Kenzo」が2024年7月6日(土)〜9月16日(月・祝)に、「東京オペラシティ アートギャラリー」で開催される。

高田は「色彩の魔術師」と呼ばれ、フランス政府から「レジオン・ドヌール勲章」のシュバリエを受章するなど、世界的デザイナーとして活躍。

同展では、高田の活動を衣装展示やデザイン画でたどる。幼少期からのスケッチやアイデアの原点となった資料も公開し、彼を支えた人々との交流を示す写真なども展示される予定だ。

  • 音楽
  • 音楽

2023年3月に逝去した坂本隆一の活動の軌跡をたどる企画展「坂本龍一展(仮)」が、「東京都現代美術館」で2024年12月21日(土)から2025年3月30日(日)まで開催される。同展では、坂本の大型インスタレーション作品を包括的に紹介。生前に同展のために構想した新作や、これまでに制作してきた代表作などを美術館内外の空間に展開する予定だ。

2023年を振り返るなら……

  • トラベル

2023年は外に出て何かをするためのかなり大きな年になりそうだ。今年のカレンダーには、2019年以来最も盛り上がりそうな夏の音楽フェスティバル、新しい美術館や博物館のオープンなど、エキサイティングな予定がすでにめじろ押し。さらに今年は、新しい高速列車や夜行列車がいくつも開業する。そのおかげで、やりたいことするための移動が、これまでよりもずっとサステナブルなものにできそうだ。

ここでは世界で最もクールで新しいアクティビティを紹介する。さあ、旅の準備をしよう。

  • トラベル
  • トラベル

世界最高の都市を選ぶ際、劇場や美術館、郷土料理、自然に至るまで、考慮すべき要素は多岐にわたる。超高層ビルが建ち並ぶシンガポールと、昔ながらの路地が入り組むローマを比較するのは簡単なことではない。

この難問に挑むのが、イギリスを本拠地とする市場調査会社のEuromonitor Internationalによる「Top 100 City Destinations Index」だ。これは、経済、観光、健康と安全、サステナビリティーといった要素に基づいて、旅行先にふさわしい世界の諸都市をランキング化するものである。

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2023年、街はにぎわいを取り戻し、東京の主要エリアには個性が際立つ施設が続々とオープンしている。坂本龍一が音響を監修した映画館が入居した「東急歌舞伎町タワー」や、東京駅の新たなランドマークとなった「東京ミッドタウン八重洲」、世界最大級のオタクの聖地「アニメイト池袋本店」、注目エリアである世田谷代田のマイクロ複合施設「ナカハラソウ」など、話題を集めた施設ばかりだ。

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