1. Metropolitan Museum of Contemporary Art
    Photo: Museum of Contemporary Art Tokyo
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東京都現代美術館

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タイムアウトレビュー

絵画、彫刻、ファッション、建築、デザインなど幅広く現代美術を紹介、展示する美術館。2019年3月末、約3年の大規模改修工事を終えてリニューアルオープンした。併設する美術図書室には子ども向けのライブラリーを備え、一新された飲食店では季節に応じた離乳食を提供するなど、親子でより楽しめる施設へと生まれ変わった。

国内外から集められた5400点ものコレクションも好評だが、ここに多くの人々を呼び寄せるのは、魅力的な企画展の数々だろう。美術関連図書資料27万冊を誇る美術図書室も備えており、充実した映像ライブラリー、雑誌やカタログのコレクションも見逃せない。

詳細

住所
東京都江東区三好4-1-1
Tokyo
アクセス
東京メトロ半蔵門線『清澄白河』駅(B2出口)徒歩9分/都営大江戸線『清澄白河』駅(A3出口)徒歩13分
営業時間
10時00分〜18時00分(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜

開催中

日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション

1990年代半ば以降の日本現代美術における重要な蓄積として、質・量ともに知られる「高橋龍太郎コレクション」と、1995年に開館した「東京都現代美術館」。ほぼ同時期に形成されたコレクション群から構成する企画展が開催される。 団塊世代の先駆けともいえる1946年生まれのアートコレクター・高橋龍太郎は、1960年代の全共闘運動など、文化と政治が交差した時代を東京で過ごした経験を持つ。大学卒業後は、精神科医としてデイケアをはじめとする地域医療の推進に尽力してきた。 本展では、会田誠、加藤泉、草間彌生、鈴木ヒラク、奈良美智、村上隆ら、時代に対する批評精神あふれる作家たちの代表作とともに、戦後世代のコレクターの目が捉えた現代日本の姿をたどる。同館がこれまで体現してきた美術史の流れに、個人コレクターの「私観」を導入しつつ、批評精神にあふれる日本の現代美術の重要作品を総覧する、ユニークな機会となるはずだ。 ※10~18時、8月中の金曜日は21時まで(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(8月12日、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、8月13日、9月17・9月24日、10月15日、11月5日/料金は2,100円、65歳以上・学生1,350円/中学・高校生840円/小学生以下無料

開発好明 ART IS LIVE―ひとり民主主義へようこそ

開発好明(かいはつ・よしあき)は、日常生活や社会現象など身の回りの出来事への関心を起点に、コミュニケーション、記憶や時間などをモチーフに、パフォーマンスやインスタレーションなども含む多彩な作品を発表してきた作家である。そんな彼が、都内の美術館では初めての大規模な個展を、清澄白河の「東京都現代美術館」で開催する。 キャリアの最初期となる「ドクメンタ9」でのゲリラパフォーマンスや、1995・1996年に日本を巡った展覧会「365大作戦」など、初公開を含む意欲的な初期活動の写真、映像、実物資料の数々など、約50点の作品やプロジェクトを通して、30年以上におよぶ「ひとり民主主義」の活動を体感できる機会だ。 会期中は、ほぼ毎日、開発本人が展示室で過ごし、トークイベントやライブパフォーマンス、ワークショップなどを多数開催するという。100人の講師陣によるユニークな授業を100回行う「100人先生」など、日々動きと変化、出合いと対話が起こる場を創出する。また、8月の毎週金曜日は21時まで開館、17時以降は学生無料、一般・65歳以上は2割引(要証明)になる「サマーナイトミュージアム2024」が実施される。 その日限りの出来事を目撃しに、何度でも足を運びたくなる展覧会となるだろう。 ※10~18時(入場は閉館の30分前まで)/定休日は月曜(8月12日、9月16日・23日、10月14日、11月4日は開館)、8月13日、9月17・24日、10月15日、11月5日/料金は1,500円、65歳以上・学生1,100円、中学・高校生600円、小学生以下無料

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