タイムアウト東京 > Things to Do >2023年、東京にオープンする商業施設
これまで「東京オリンピック・パラリンピック」に向けて、目まぐるしい変化を遂げてきた東京。2023年は、再開発に関しては少し落ち着いてきたが、その分個性が際立つ施設が東京の主要エリアにオープンする。
注目は、坂本龍一がプロデュースする映画館が入る「東急歌舞伎町タワー」や、虎ノ門の「ヒルズ」の集大成となる新施設だろう。引き続き、変化を遂げる東京の街を見守ろう。
タイムアウト東京 > Things to Do >2023年、東京にオープンする商業施設
これまで「東京オリンピック・パラリンピック」に向けて、目まぐるしい変化を遂げてきた東京。2023年は、再開発に関しては少し落ち着いてきたが、その分個性が際立つ施設が東京の主要エリアにオープンする。
注目は、坂本龍一がプロデュースする映画館が入る「東急歌舞伎町タワー」や、虎ノ門の「ヒルズ」の集大成となる新施設だろう。引き続き、変化を遂げる東京の街を見守ろう。
※2023年1月31日オープン
羽田空港第3ターミナル直結の複合施設。1717室のエアポートホテルと日本文化を感じられるショッピングゾーン、2400平方メートルのホール・会議室が併設されるほか、飛行機の発着や富士山を望める24時間営業の天然温泉「泉天空の湯 羽田空港」も開業。
羽田エアポートガーデンバスターミナルには、都心主要部への路線のほか、白馬、草津温泉などの観光エリアや、東北、北関東、中部、北陸、近畿の地方都市と羽田空港を結ぶ新ルートを含む中長距離路線が発着。国内各地とのアクセスの向上が計画されている。
※2023年3月10日オープン
高さ約240メートル、地上45階の大規模複合施設。地下1階でJR東京駅と接続し、駅前のイメージを一新する大規模な再開発事業の一環として建設された。東京ミッドタウンとしては、六本木、日比谷に続いて3番目となる。
地下1階から3階までは商業エリアとなり、地下2階には、東京駅周辺に分散している高速バス停留所が集約する。39階から45階に入居する「ブルガリ ホテル東京」は日本初進出となり、見逃せない存在だ。
2025年には医療施設やコンサート会場を併設した高層複合ビルが隣接して完成を予定している。
※2023年春オープン
オフィスと商業施設から成る複合施設「東宝日比谷プロムナードビル」が、日比谷駅直結の場所にオープン。「プロムナード」は、フランス語で散策や散歩道という意味で、映画や演劇の観劇に訪れる人が同ビルを起点に日比谷の街を散策し、豊かで上質な時間を過ごしてほしいという思いが込められている。
オフィスからは「皇宮外苑」や「日比谷公園」の自然が望めるほか、周辺には「東京宝塚劇場」や「帝国劇場」などの劇場もある。エンターテインメントを堪能した後の一休みや、ショッピングに立ち寄るのもいいだろう。
※2023年7月オープン
みなとみらいに複合施設「横浜コネクトスクエア」が誕生。地上28階、地下1階建てで、上層部はホテル、オフィスエリア、下層部にはショッピングモールや憩いの広場がある。広場は4つに分かれ、それぞれ趣の異なった空間にデザインされている。アート作品や5種類の自然石を使った壁画は注目だ。
20〜27階に入居する「Yokohama SKY CRUISING」がテーマの「三井ガーデンホテルみなとみらいプレミア」は、晴天時には横浜の海とともに富士山も見える絶景スポットである。
2020年は、紆余(うよ)曲折を経てオープンにたどり着いた施設が完成する。なかでも注目は、「公園をつぶすな」と市民からの大きな反対やデモが行われた新宮下公園や、名称が賛否両論を呼んだ高輪ゲートウェイ駅だろう。そのほかにも、にぎわいのある水辺整備を推進している東武鉄道が手がける東京ミズマチ、クールジャパンがテーマのテーマパークが入居する有明ガーデンシティなどがオープンする。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ライフスタイルや街の様子は目まぐるしく変化した。2021年は、これからの我々のニーズに応えてくれるような、暮らしやショッピングシーンを盛り上げる商業施設が、続々とオープンしそうだ。
今年は、何といっても「下北沢」に注目だ。長い期間行われていた駅前の再開発地が次々と完成していく。
そのほか、東京ミッドタウンがこの夏、東京駅の大規模開発の一環として八重洲にオープンするほか、2022年4月には開業5周年を迎えるギンザシックスに新たに19店舗がオープンし、リニューアルが行われる。変化を遂げる東京の街を見守ろう。
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