2020年、東京にオープンする商業施設

渋谷や高輪、池袋の商業施設を先取り

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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2020年の『東京オリンピック・パラリンピック』に向けて、目まぐるしい変化を遂げてきた東京。2020年は、紆余(うよ)曲折を経てオープンにたどり着いた施設が完成する。なかでも注目は、公園をつぶすな」と市民からの大きな反対やデモが行われた新宮下公園や、名称が賛否両論を呼んだ高輪ゲートウェイ駅だろう。そのほかにも、にぎわいのある水辺整備を推進している東武鉄道が手がける東京ミズマチ、クールジャパンがテーマのテーマパークが入居する有明ガーデンシティなどがオープンする。

多様な変化を遂げる東京の街を見守ろう。

新宮下公園
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  • 渋谷

若者に人気の渋谷区の公園がリニューアル。再開発により、商業施設とホテルを整備した公園へと生まれ変わる。治道路沿いには店舗が並び、3階建ての商業施設が建設。原宿寄りには200室ほどの17階建て高層ホテルが建築されるほか、従来からあったフットサルコートやスケートパーク、ボルダリング施設も復活予定だ。

東京ミズマチ
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  • 向島

浅草駅からとうきょうスカイツリー駅間の高架下に開業する複合施設。墨田区と連携し、浅草と東京スカイツリータウンを結ぶ、にぎわいのある水辺整備を推進している東武鉄道が手がける。 施設内には、コミュニティー型ホステルのワイズアウルホステルズが入居するほか、レストランや日本初上陸のカフェ、ライフスタイルショップなどの約12店舗がオープンを予定。

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有明ガーデンシティ
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  • 有明

有明にオープンする、約200店舗から成る大型商業施設。入居するのは、クールジャパンがテーマのミニチュアテーマパーク、スモールワールド(Small World)や、アメリカ型のゴルフを基軸としたエンターテインメント施設、トップゴルフ(Top Golf)のほか、最上階のレストランエリアには、プールが備え付けられた大人の飲食空間が広がる。従来のショッピングセンターとは一味違う施設となりそうだ。

  • アトラクション
  • 池袋

新宿、渋谷と並ぶ大都市、池袋。この地の新しいランドマークとなるのが、超高層オフィスを含む3つの建物から成るハレザ池袋だ。巨大シネマコンプレックスのほか、ミュージカルや伝統芸能を公演するホール、アニメ、サブカルチャーを楽しめる空間など個性の異なる8つの劇場が備わる。バーチャルキャラクターによるCGライブなどを実施する劇場ハレブタイは、2019年11月1日に先行オープンした。

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東京ワールドゲート
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  • 神谷町

虎ノ門と神谷町エリアを「グローバル&クリエイティブなエリア」へと発展させることを掲げる、森トラストグループが手がける施設。地上37階、地下4階、面積約19万5000平方メートルの超高層ビルだ。オフィスを中心に、ホテルや多言語ワンストップ医療機能、産業育成機能、交流ラウンジ、緑地空間などで構成される予定。

高輪ゲートウェイ
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  • 品川

駅名について、賛否を呼んだ高輪ゲートウェイ駅。2020年の『東京オリンピック・パラリンピック』開催にあわせ、開業予定の新駅だ。場所は田町駅と品川駅付近で、駅舎は地上3階、地下1階建てとなる。1階がホーム、2階が改札、街への出入り口、イベントスペース。2、3階には店舗が入る。駅舎のデザインは隈研吾が担当し、照明デザインは面出薫が担当する。

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ウィズ ハラジュク
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  • 原宿

原宿駅の表参道口からすぐの場所にオープンする商業施設ウィズ ハラジュク(WITH HARAJUKU)。同施設は、明治神宮の参道として整備された歴史ある表参道と、独自文化の発信地である竹下通りの間に位置。地下2階から地上3階にはライフスタイル雑貨やスポーツ、アパレルショップ、飲食店などが入居する。8階には明治神宮の森を一望できるパークビューレストランがオープン予定だ。  

グリーンスプリングス
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  • 立川

立川駅北側に未来型の文化都市空間がオープンする。「空と大地と人がつながる、 ウェルビーイングタウン」をコンセプトに、心身ともに健康的な人間らしい生活を目指した5つのエリアが出現する。敷地内には、全客室50平方メートル以上、バルコニー付きのソラノ ホテル(SORANO HOTEL)や、屋内ステージと屋外ステージがつながる2500席規模のユニークな構造のホール、ショッピングエリアなどが入居する。

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東京ポートシティ竹芝
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  • 竹芝

浜松町や竹芝駅付近の再開発を進め、自然に囲まれたオフィスや住宅棟を建設する竹芝地区開発計画。「デジタル×コンテンツ」を軸に、人、情報、ビジネスをつなぎ、世界を代表する国際ビジネス拠点となることを目指す。 1階には、シアター形式で最大500人を収容するイベントスペース、ポートホールを開設。 9階から39階までの高層フロアにオフィススペースを構え、低層階の商業ゾーンには飲食店など19店舗が入居する。 また、竹芝通り沿いには、多様なオープンスペースと緑を施したテラスを2階から6階までの階段状に配置したスキップテラスや、歩行者デッキと地上レベルをつなぐガレリアを設ける。

これまでを振り返る

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2016年は、3月に商業施設のオープンやリニューアルラッシュがやってくる。銀座では、『銀座5丁目プロジェクト』が進み、中心地に、東急プラザ銀座、銀座プレイスがオープン。また、表参道ヒルズ、サンシャイン60などの商業施設も全面リニューアルが行われる。

2017年、東京にオープンする商業施設
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2017年のオープンで注目したいのは、銀座エリア最大級の商業施設である「GINZA SIX」や、渋谷駅周辺エリアの整備の一環である「渋谷キャスト」だろう。そのほかにも、ロボットが働く「変なホテル」や客席が回転する劇場「IHIステージアラウンド東京」など最新の技術をユニークに取り入れた施設のオープンも続く。

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2018年、東京にオープンする商業施設
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2018年の商業施設のオープンはここ3年のなかでも落ち着きはじめたようだ。なかでも注目は、TOHOシネマズの都心最大級のシネマコンプレックスや、初上陸の店が入居する予定の東京ミッドタウン日比谷、渋谷駅周辺エリアの整備の一環である渋谷ストリームと渋谷代官山Rプロジェクトなど見逃せない施設のオープンが続く。

2019年、東京にオープンする商業施設
  • Things to do

2019年の商業施設のオープンは追い上げを見せている。なかでも注目は、銀座にオープンする無印の世界旗艦店と、渋谷に次ぐ大規模な再開発が進む池袋にオープンするキュープラザ池袋だ。また、渋谷スクランブルスクエアの屋上には、日本最大級の屋上空間「渋谷スカイ」が。スクランブル交差点やスカイツリー、富士山までもが見わたせ、渋谷のランドマーク的存在になりそうだ。

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