1. ラクーア
    Photo: Keisuke Tanigawa
  2. Spa Laqua
    Photo: Keisuke TanigawaSpa Laqua
  3. ラクーア
    Photo: Keisuke Tanigawaハーフセインツ ベイクス

大規模リニューアルしたラクーアでしかできない4のこと

ラクーアビルのサウナとヒーリングバーデ、注目のフードテナントを一挙紹介

テキスト:
Genya Aoki
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タイムアウト東京 > Things To Do 大規模リニューアルしたラクーアでしかできない4のこと

2023年4月15日(土)、東京ドームシティ内にある温浴施設「ラクーア」が過去最大規模のリニューアルを実施する。1階に位置する約1000平方メートルのフードゾーン「DELI & DISH」には多彩な26店が軒を連ねるほか、人気スポットである「スパ ラクーア」ではフットプールやバーを新設するなど、大規模リニューアルを実施。さらに同ビル内9階に、貸し切り個室と利用者専用のラウンジを備えたプライベートサウナが新登場する。

ここでは、一足早くリニュアールしたラクーアでしかできないことを4つに紹介しよう。

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1. 話題のグルメをはしごする。

まずは、みんな大好き「グルメ情報」から始めよう。デリ&ディッシュには、フレンチテイストを取り入れたラーメンからこだわりのコーヒーショップ、パティスリー、ドーナツ、マニラ発のピザ、文京区のご当地精肉店まで、食の楽しみが詰まった26店舗(413日時点では25店舗)が集結している。

ハーフセインツ ベイクス(Half Saints BAKES)

同店は、2017年にマニラで誕生したフードブランドの日本2号店(1号店は本郷)。カリッと風味豊かな「丸めないクロワッサン生地」に、エリンギとゴートチーズ、ラタトゥイユや生ハムと柿など季節の果物といった斬新な組み合わせの「パフピッツァ」は同店の看板商品。日本の食材からインスパイアされたオリジナルのメニューは、一口食べれば、未知のおいしさに驚くだろう。

ラクーア内の同店限定で、ガレットメニューを展開している。生地にパルメザンチーズとパプリカを使っており、さっくりとした食感が食べやすい。「枝豆明太ポテト」(500円、以下全て税込み)はオープン時だけの商品。濃厚なチーズが癖になる味わいである。

デリ&ディッシュ各所にある共用イートインスペースで食べるのもいいが、「東京ドーム」や絶叫とともに落下するジェットコースターを眺めながら外で食べるのも「ならでは」の体験だろう。

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フレンチヌードルファクトリー(French Noodle Factory)

「フレンチとラーメンの融合」をテーマにした、神保町にある「海老丸らーめん」の姉妹店。フランス料理出身の長坂将志がシェフを務めており、トリュフやグラナパダーナチーズなどの特別な食材を使った唯一無二のラーメンを作り出す。

同店のスープは全てオマールエビを使っただしで、定番メニューは「元祖オマール海老らーめん」(1,290円)だ。コクのある濃厚なえびスープに、松本製麺から仕入れたツルモチ食感の麺がよく絡む。

好みで、残ったスープとチーズを振りかけて卵と合わせて食べるリゾットを付ければ、ギルティセットの完成である。口内からあふれる幸せをかみ締めよう。

アツシハタエ(Atsushi Hatae)

シェフパティシエの波多江篤が2019年に立ち上げた注目のパティスリーが、商業施設初出店を果たした。

ケーキももちろん魅力的だが、同店の注目は当日朝に焼き上げたフィナンシェとマドレーヌ。1個からテイクアウト式に購入できるのは同店だけ。フィナンシェのフランス産発酵バターとマルコナアーモンドのほのかな香りとさっくりとした食感がたまらない。キャラメル味と抹茶味も要チェックだ。

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ヤナカコーヒー(YANAKA COFFEE)東京ドームシティ ラクーア店

スイーツの後にはコーヒーを飲みたい。そんな人は、谷中に本店を構えるコーヒー豆専門店「やなか珈​​琲」がおすすめだ。

2030種類ほどのコーヒーの生豆が店頭に並んでおり、自分で焙煎(ばいせん)度を選んで購入できる。テイクアウトでオリジナルブレンドコーヒー(ホット)や、多くのコーヒー党を魅了してきた濃厚なアイスコーヒーなどを提供しているので、併せて楽しんでほしい。

このほか、台湾総菜の「ニチニチパオ(日日包)」、エスニック総菜の「メナム(MENAM)」、ジャパンドーナツの雄「ジャック イン ザ ドーナツ(JACK IN THE DONUTS)」、松戸で愛されている和菓子屋「あんこのやまか」、文京区で創業70年以上の歴史を誇る食肉専門店「千駄木腰塚」など、グローバルからローカルまで幅広く揃う。魅力的な選択肢の中で大いに悩んでみては。

2. 万華鏡空間で己と向き合う。
Photo: Keisuke Tanigawa

2. 万華鏡空間で己と向き合う。

スパ ラクーア9階の「ヒーリング バーデ」エリアは、神秘的なアーバンリラクゼーション空間だ。室温約45度の女性専用岩盤浴室「琥弓洞(こきゅうどう)」、虹の羽衣のようなカーテンがどこか蠱惑(こわく)的なビュールーム「彩空殿(さいくうでん)」、室温10度のクールルーム「華鏡房(かきょうぼう)」の3部屋を増設し、休憩スペース、カフェを新設する。

中でも圧巻が華鏡房だ。八角形の部屋で、360度鏡張りの中に線状の光が輝き、万華鏡の中に入り込んだかのような心地になる。さまざまな角度から己と向き合ってみよう。

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3. 青いコーラカクテルで夏を始める。
Photo: Keisuke Tanigawa

3. 青いコーラカクテルで夏を始める。

7階の旧「ランデブーデッキ」は、フットプールやバーを新設して「ランデブースクエア」に生まれ変わった。新設した「アールエス バー(R.S.BAR)」では、数々のホテルバーで極上のひとときを提供してきたバーテンダーが作るオリジナルカクテルが楽しめる。季節をイメージしたシグネチャーメニューは特におすすめだ。

夏をイメージして作られた「ラム・シトラスブルーコーラ」(1,480円)は、自家製ブルーコーラの上に、エアレーションでふわふわにしたピンクのレモネードを乗せた爽やかな一品。「四季シリーズ」はアルコール度数10%以下と、低アルコールなのもうれしい。

Photo: Keisuke Tanigawa

「フットプールエリア」では、水に足を浸けながら東京ドームシティのにぎやかな景色や季節の風を感じることができる。ジェットコースターのとどろく音と歓喜の絶叫が真近にありながら、洗練された優雅な空間になっているのが面白い。

ヒーリング バーデおよびオープンデッキエリアに入るには、専用ウエアのレンタル料金が別途かかるので注意してほしい。

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ラクーアビル9階に新設された「サウナラウンジ レントラ(Sauna Lounge Rentola)」は、100分と120分のコースで借りられる完全個室のプライベートサウナ。同施設の特徴は、全ての部屋が2人から使用でき、一番大きな部屋は4人までくつろげるようになっている点だ。

インフィニティチェアとオットマン付きチェア、ととのいチェア、約17度の水風呂、シャワー、そしてサウナルームが全部屋に完備。サウナは予約時に80度、90度、100度と温度設定選択が可能で、セルフロウリュもできる。

2人部屋タイプのサウナルーム

最上階であることから、SF的なライティングなどで惑星や流星をコンセプトにしたというサウナルームのデザインにも注目してみてほしい。枕や背もたれも設置してあるので、「寝ながらサウナ」も楽しめる。天を仰ぎながら発汗すれば、超宇宙的な感覚を獲得できるかもしれない。

サウナをきっかけに友人や同僚など、気の置けない仲間との交流を楽しんでほしいという思いから、利用者専用のラウンジや併設カフェも用意。「ととのい」後には、チャーハンやカレーといった「サ飯」を片手に談笑すれば、意外な人と距離が縮まるかもしれない。

2023年5月に開業20周年を迎えるラクーア。ほかにも、レストランやショップの新規オープンが盛りだくさん。東京ドームシティ全体では、今後、吉本興業との共同事業による新劇場の建設なども控えている。訪れる人々がますます楽しめる場所となりそうだ。

ニューオープン施設をもっと知りたいなら……

  • アート

エンターテインメントが凝縮された複合施設として、 2023年4月14日(金)に開業する「東急歌舞伎町タワー。ホテルに映画館、劇場、ライブホールなどで構成されており、カルチャーの発信地として期待が高まる施設だ。そして、各階に印象的なアート作品が配置されているのも魅力の一つである。

展示されているのは、新宿・歌舞伎町にゆかりある、日本人作家を中心とした若手や巨匠の作品。新宿からインスピレーションを受けたものや、地域の素材を用いているものまでさまざま。そしてレジェンドの新作が見られることもうれしい。ここでは、特に見逃せない作品をピックアップして紹介する。

アートプロジェクト参加作家:青木野枝、大巻伸嗣、細倉真弓、荒木経惟、川内倫子、野村佐紀子、羽永光利、山本糾、水戸部春菜、沢村澄子、新城大地郎、佐々木類、玉山拓郎、開発好明、鷲尾友公、ぬQ、西野達、竹中美幸、SIDE CORE、SIDE CORE×しょうぶ学園、Chim↑Pom from Smappa!Group、篠原有司男、森山大道、ムラタタケシ、淺井裕介、足立喜一朗

キュレーション:「愛知県美術館」館長・拝戸雅彦と、天王洲に拠点を置くギャラリー「アノマリー(ANOMALY)」

  • Things to do

開業延期から約3年。羽田空港第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」 が2023年1月31日(火)、ついにオープンする。全73店舗が入居するショッピングエリアや飛行機の離着陸が眺められる温浴施設、日本最大のエアポートホテルなどが入居する一大スポットである。

一体どんな施設なのか、ここでしか楽しめない11のことをエリア別に紹介しよう。

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  • Things to do
  • シティライフ

2023年に開業45周年を迎える「サンシャインシティ」が、リニューアル工事のために休館中の展望台を「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」として2023年4月18日(火)にオープン。「サンシャイン60」の60階に位置し、海抜251メートルの高さから360度見渡せば、絶景の東京パノラマが楽しめる。

  • Things to do
  • シティライフ

日本のハリーポッターファンに朗報だ。2023年夏、東京都立練馬城址公園に隣接する旧「としまえん」跡地にハリー・ポッターのテーマパーク「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が開業すると、ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン合同会社が発表した。

同施設は、世界中で愛されている映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの製作の裏側を実際に体験できるウォークスルー型のエンターテインメント施設。実際の映画に携わったクリエーターたちが手がける壮大な映画のセット、衣装、小道具や魔法動物たちに出会うことができる。

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