RAMEN MUROHOUSE
Photo: メンチャック | RAMEN MUROHOUSE「特上こく醤油」
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東京、ベストラーメン2026年上半期

新ジャンルから有名You Tuberが本気で挑んだ一杯まで、今年オープンした注目店をチェック

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テキスト:メンチャック

2026年上半期も、例年に負けないペースで話題の新店が数多くオープンした東京のラーメンシーン。人気店が生み出した新ジャンルのハイクオリティーな一杯、人気店出身の店主が修行元で磨いた味をさらに進化させた一杯、有名You Tuberの本気で挑んだ一杯など、すでに連日行列が絶えない人気店が登場している。

ここでは、タイムアウト東京が厳選したニューカマー10店舗を紹介する。

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東京、ベストラーメン2025

  • ラーメン
  • 武蔵小山

2026年6月、武蔵小山にオープンした「Tsukemen Back to Back」。場所は駅から3分ほど歩いた「武蔵小山一番通り商店街」沿いに建つ。祐天寺にある人気店「Ramen Break Beats」の4号店でつけ麺の専門店としてオープンし、すでに話題沸騰の注目店だ。

つけ麺のメニューは「醤油」「Sio」「スパイシー味噌」「バジル」(1,380円~、以下全て税込み)の4種類。厳選した国産小麦のオリジナル麺は、北海道産の「北大ガゴメ」のコンブ水に浸かった状態で提供される。

徹底的に選び抜かれた国産食材を使用し、4種それぞれのかえし(たれ)を熊本県・天草産の地鶏を使ったスープで割った熱々のつけ汁は、コクとキレがある。「三元豚」のスモークチャーシューは香ばしい味わいで、少し甘みのある味玉、九条ネギ、フライドエノキなどの具材との調和も申し分ない。至高といえるような一杯をぜひ堪能してほしい。

  • ラーメン
  • 早稲田

早大通り沿いに2026年6月にオープンしたラーメン店「MISO800(ミソハッピャク)」。2025年にオープンした方南町の人気店「創作麺 ひとすじ」の店主が手がける味噌ラーメン専門店だ。

看板メニューは「酸辛味噌らーめん」(1,300円〜)。その名の通り、酸味と辛味が重なり合った「すっぱ辛い」味が特徴で、ありそうでなかった一杯に注目が集まっている。辛味はあえて控えめにしているというが、十分辛い。小麦の風味の詰まった中太ストレート麺に、ドロッとした粘度の高いスープがよく絡み、食べ進めるうちに底なしのすっぱ辛さの沼にハマっていくはずだ。

「特上酸辛味噌らーめん」(1,800円)には、バラ肉とつるし焼きの2種のチャーシューがたっぷりと盛り付けられている。燻製(くんせい)の香りと脂身の甘みが絶品で、チャーシュー好きは迷わず「特製」を注文してほしい。米との相性もいいので、腹に余裕がある時は、「肉玉丼」(550円)や「ライス」(200円)もオーダーするといいだろう。

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  • ラーメン
  • 水道橋

2026年3月にオープンした、人気ラーメンYouTuberのSUSURUがプロデュースする話題の店「北ノ醤油チーホー 水道橋店」。水道橋駅から徒歩3分ほどの場所に位置する。

看板メニューは北国の醤油ラーメンを連想させる「北ノ醤油ラーメン」(1,100円)。醤油スープに中華鍋で炒められた具材の香ばしさとショウガやニンニクの風味が混ざり合った褐色のスープは、ノスタルジックな趣も感じられるパンチ力のある味わいだ。黄色い縮れ麺との相性も良い。

具材のチャーシューは、スモーク感のある脂身の多いタイプでサクサク。味玉は甘みの強い濃厚な仕上がりで、炒められたモヤシやひき肉と合わさって、中毒性の高い一杯に仕上がっている。

サイドメニューは「誠意のチャーシュー丼」(450円)、「十六代真っ赤卵使用 卵かけご飯」(350円)などの丼ものがある。ラーメンの供に注文してほしい。

  • ラーメン
  • 新橋

新橋駅の烏森口から徒歩2分の場所にある「中華そば 喜長(きちょう)」は、2026年3月にオープン。2023年に惜しまれつつ76年の歴史に幕を閉じた荻窪の「丸長中華そば店」をインスパイアしたハイクオリティーなつけ麺や中華そばが話題となり、人気を呼んでいる。

「つけそば」(1,000円〜)はつけ汁のだしの濃度が高く、コショウがきいたスパイシーな味わいがまさに「丸長」を彷彿(ほうふつ)とさせる。ざっくりと盛られたチャーシュー、白ネギに、菅野製麺の太麺が合わさって、間違いない一杯に仕上がっている。

「中華そば」(980円〜)は醤油と塩がある。動物系と「節系」の味のバランスがよく、厚みを感じながらも重過ぎない。中太麺がスープによく絡み、箸が進む。こちらは成増の人気店「中華そば べんてん」を思わせる。新橋駅前の好立地で、上質なラーメンが楽しめる、うれしい一店だ。

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  • ラーメン
  • 高田馬場

高田馬場駅から7分ほど歩いた場所にある、2026年3月にオープンした「RAMEN紫苑(しおん)」。複数の有名店で修行を積んだ店主が作るラーメンが評判で、たちまち人気店に仲間入りしている。

メニューは「塩拉麺」「醤油拉麺」(1,200円〜)のほか、「昆布水つけそば(塩・醤油)」(1,350円〜)、杯数限定の「鶏白湯拉麺」(1250円~)などがある。

看板メニューの「塩拉麺」は、化学調味料を使用することなく仕上げられた清湯(ちんたん)の塩スープに、ストレートの中細麺とチャーシュー・ミツバ・ドライトマト・ネギが添えられている。鶏ベースに、複数の塩と乾物がブレンドした塩だれが加わったスープは、鶏や乾物系のうまみを感じながら、食べ進めるたびにどんどん深い味わいに引き込まれていく。

「特上」のラーメンに添えられるカモ、鶏、豚の3種のチャーシューは、どれもスモーキーで絶品。総合的に隙のない完成度の高い一杯だ。

  • ラーメン
  • 祖師ケ谷大蔵

2026年3月、祖師ヶ谷大蔵にオープンした「松尾製麦(まつおせいばく)」。店主は北府中の人気店「中華蕎麦ひら井」で店長を務めた経験を持つ人物だが、とりわけ麺の評価が高く、開店早々、地元の人だけでなくラーメン好きが集まっている。

「中華蕎麦」(950円〜)は、少しとろみのある魚介豚骨醤油のスープに自家製の平打ちの中太の縮れ麺が合う一杯だ。同店の特徴でもある自家製麺は、店内に音を響き渡らせながら圧力鍋でゆでた後、一度冷水で洗い、再度熱湯でゆでる「2段ゆで」の工法で仕上げる。これにより、とろけるような食感と強いコシを両立する。中濃度のスープとも相性が良く、香ばしさとうまみをまとったチャーシューがさらに満足度を上げる。

人気を集めている「黒脂蕎麦」(1,100円)は、自家製麺をダイレクトに楽しめる汁なしスタイル。麺を中心にたれ、脂、チャーシューなどの具材のうまみが混ざり合い異次元の味わいを実現している。「つけ蕎麦」(1,050円〜)も見逃さないでほしい。

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  • ラーメン
  • 池袋

2026年2月、池袋に開業した「池袋ラーメン 梟(ふくろう)」。神田の人気店「神田ラーメン わいず」がプロデュースした。

「ラーメン」(950円〜)は「神田ラーメン わいず」の系譜を組んだ濃厚豚骨醤油で、いわゆる「家系ラーメン風」の一杯。スープは豚ガラ・鶏ガラ・コンブ・香味野菜を用い、素材のうまみを重ねて丁寧にだしを引き出している。濃いだけでなく、キレのある飲み口が次の一口を誘う。

チャーシューは、チャーシューは、特注窯で仕上げるつるし焼きしたこだわりのもの。余分な脂は落とされうまみだけが凝縮された、スモーキーな味わいだ。麺は三河屋製麺の特注麺で、スープとチャーシューとの相性の良い太さとコシに仕上がっている。「わいず」譲りの部分もありながら、同店独自の完成度の高さに箸が進む。瞬く間に行列店になったことも、うなずける一杯である。

  • ラーメン
  • 平井

平井駅のすぐそばに、2026年1月1日にオープンした「ラーメンねぎとん」。有名店「つけめんTETSU」を創業し、都立大学の「釜玉中華そばナポレオン軒」など人気ラーメン店を展開する小宮一哲(こみや・かずのり)が立ち上げた新ブランドだ。

看板メニューの「ねぎとんラーメン」(790円)はなみなみと注がれる白濁の塩スープに大量のチャーシュー、ザク切りのネギ、メンマがたっぷりと盛り付けられている。「ちゃん系」さながらの風貌であるが、見た目よりもあっさりとした味わい。麺は平打ちの太縮れ麺で、モチモチの食感がたまらない。

卓上には、鶏とニンニクのうまみを含んだあげ玉、キクニラなどの多彩な「味変」アイテムが多数置かれている。自分好みにカスタマイズできるのがうれしい。

そのほかのメニューに「ねぎとん醤油ラーメン」「ねぎとんみそラーメン」「汁なしねぎとん麺」などがある。いずれも低価格かつ半ライス無料という圧倒的なコストパフォーマンスを実現している。

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  • ラーメン
  • 八王子

八王子に2026年3月にオープンした「豚骨ラーメン 開王」。家系の人気店「ラーメン 輝道家 野方本店」、魚介豚骨の人気店「中華蕎麦 ひら井」で修行した店主が、こだわりの豚骨ラーメンを提供する。

「豚骨ラーメン」(950円〜)は、大量の骨粉が感じられる「呼び戻し製法」で炊き込んだという豚骨のだしに、3種の小麦をブレンドした自家製の中細麺を合わせている。独自の製法が光る、ハイクオリティーな豚骨ラーメンが堪能できる。

また、同店で話題を呼んでいるのが「皿豚骨」(1,000円)。「呼び戻し豚骨だし」のうまみや発酵の香りを移した油が、強い風味と粘りのある極太麺によく絡む。スープがやや多めだが、汁なしや油そば的な味が凝縮されたオリジナリティーのある一杯だ。しょっぱさのあるスープは中毒性の塊で、一度食べたら忘れられないインパクトがある。

ほかのメニューには、つけ麺スタイルの「豚骨もりそば」(1,100円〜)などもある。

  • ラーメン
  • 江東区

南砂町駅から16分ほど歩いた砂町文化センター通り沿いに、2026年4月にオープンした「RAMEN MUROHOUSE」。八王子にあった「中華そば 鴨福」などで修行経験のある店主が独立して開いた。

メニューは「こく醤油」「琥珀醤油」「担々麺」(いずれも1,050円〜)のほか、限定メニューなどを提供している。看板メニューの「特上こく醤油」(1,600円)は、鶏と魚介系のうまみに香味油の香ばしさが加わった多層的な深い味わいの一杯だ。前面に煮干し系の風味を感じながらも、食べ進めていくにつれてほかの素材と合わさり、味が深まっていく。

麺はしっかり手もみされた中太の縮れ麺で、弾力性のあるモチモチとした食感がスープと見事に混ざり合う。弾力の異なる3種のチャーシューやほどよい味付けのメンマ、甘みのある味玉、アクセントとなるカボスやネギなど、具材も一つ一つ丁寧に盛り付けられている。最後まで飲み干したい、包み込まれるようなラーメンだ。

冷やし中華やつけ麺を探すなら……

  • 中華料理

今年も冷やし中華の季節がやってきた。最近では定番のしょうゆだれ、ゴマだれだけではない、ユニークなものが生まれている。本記事では、定番から変わり種まで、東京の冷やし中華シーンの裾野の広さを感じることができる店を紹介。

「冷やし中華はじめました」の貼り紙を探して蒸し暑い東京の街をさまよう前に、チェックしてほしい。

  • ラーメン

「つけ麺の聖地」と呼ばれることもある池袋では、バラエティ豊かな店舗たちがしのぎを削っている。

本記事では、日本全国に弟子を持ち、つけ麺の魅力を広め続けている大勝軒グループの総本山や、魚介系のつけ麺ブームが来る前から魚介豚骨のスタイルを築いてきた行列店、はたまた本場・博多の明太子料理専門店が生み出した独創的なつけ麺など、5店舗を厳選して紹介する。

麺とスープが別々に提供されるからこそ、それぞれのこだわりが引き立つ奥深きつけ麺の世界。その迷宮に一歩足を踏み入れてほしい。

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国民食ラーメンの中でも、店主の麺へのこだわりや、麺の本当のおいしさを堪能できるのがつけ麺の魅力だ。今や群雄割拠の時代となっているつけ麺業界。巷にはさまざまなつけ麺専門店が並んでいるが、現在のつけ麺シーンの礎を築き、常に独創性を放ち続ける20店をラーメンハンターが厳選した。

麺のうま味を引き出すために、どの店も創意工夫に富んだつけ汁を作り出している。ここでは通いやすい都心の名店から、決してアクセスがいいとは言えないが絶対に外せない都下の名店までを網羅して紹介する。

  • ラーメン

いち麺ジャンルとして定着し、さらなる細分化が進むつけ麺。その中でも「昆布水つけ麺」は注目を浴び、広がりを見せている。このメニューの特徴は、昆布のうま味が染み込んだとろとろの昆布水に麺がつかった状態で提供されること。麺本来の小麦の味わいと、黄金色の昆布水の風味、喉越しの良さ。そこに各店が工夫を凝らしたつけだれの味が混ざり合い、味のハーモニーを生み出している。

提供しているお店もかなり増えてきているが、2024年に押さえておきたい19店舗を厳選した。暑い季節に食べたい、さっぱりとした一杯を堪能しよう。

※メニュー、料金、営業時間は変動があるため、詳細は出かける前に確認を

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