1. あしかがフラワーパーク
    画像提供:株式会社足利フラワーリゾート
  2. 亀戸天神社 藤まつり(Photo: Sorara/Photo-AC)
    亀戸天神社 藤まつり(Photo: Sorara/Photo-AC)
  3. 拝島公園(Photo: Goriyan/Photo-AC)
    拝島公園(Photo: Goriyan/Photo-AC)
  4. あしかがフラワーパーク
    画像提供:株式会社足利フラワーリゾート

東京近郊、藤の花ベストスポット5選

4月中旬から見頃を迎えるフジ、拝島公園や亀戸天神で愛でる

Tabea Greuner
テキスト:
Tabea Greuner
翻訳:
Genya Aoki
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タイムアウト東京 > Things To Do > 東京近郊、藤の花ベストスポット5選

4月中旬から5月中旬にかけて咲き誇る藤(フジ)。華やかなパステルカラーの花が、都内の神社や公園を彩る。西洋式庭園などで使用される格子状のフェンスである「トレリス」やトンネル状のアーチに栽培されることが多い。

紫、青、ピンク、白など色とりどりの花が垂れ下がる光景は、まるでおとぎ話の1ページのようだ。ここでは、タイムアウト東京英語編集部がピックアップした東京や首都圏で楽しめるフジの名所を紹介する。

2023年4月5日に、栃木県の「あしかがフラワーパーク」で、名物の大藤が観測史上最も早く開花。都内でも例年より早く開花する見込みだ。

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  • Things to do
  • 亀戸

古くから東京一のフジの名所といわれる「亀戸天神」では、4月の下旬ごろから「藤まつり」が開催する。境内に植えられている約50株以上のフジが花開き、心字池に写る姿と淡い香りを愛でに多くの来場者でにぎわう。

日没後はライトアップも行われ、かすかな波に揺れて池の水面に写る花房が醸し出す幽玄の世界も、粋な光景として親しまれている。

期間中は屋台が並び、にぎわいを見せるほか、「学業講祭」も開催。会期中は、猿まわし、茶会、巫女(みこ)舞などが行われる。見事なフジと併せて楽しみたい。

  • アトラクション
  • 公園&庭園
  • 多摩地域

フジを観賞しに、多摩川まで出かけてみては。拝島公園は樹齢800年のフジの木で知られ、東京都の天然記念物にも指定されている。大きなトレリスに植えられたフジは、例年4月下旬から5月上旬にかけて花を咲かせる。園内の日吉神社では、フジをモチーフにした御朱印(500円)を頒布している。

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  • アトラクション
  • 公園&庭園
  • 調布

ゆったりとフジの花を楽しむなら、調布市にある広大な神代植物園がおすすめだ。4月末から5月にかけて、長さ85メートルの藤棚には13品種、約50本のフジが白や紫に色づく。

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東京駅からわずか90分で到着する、栃木県の「あしかがフラワーパーク」は日本有数の名所だ。2023年4月12日〜5月14日は「ふじのはな物語〜大藤まつり2023〜」が開催され、約350本のさまざまな色のフジが咲き誇る。

中でも樹齢160年の大木は圧巻。何百本もの紫の花が巨大な格子状の木の棚にぶら下がっているので、目を凝らしてみてほしい。

夜になると、成木の巨木がライトアップされ、見事な姿が水面に映る。また、公園内にはさまざまな藤のトンネルがあり、絶好の撮影スポットとなっている。花の香りがするユニークな「藤ソフトクリーム」など、園内の季節限定の軽食や飲み物も見逃せない。

週末の予定を立てる……

  • レストラン

それほど広くない面積に建物や店が密集し、人口密度も高い東京。しかし海外のリゾートにいるような開放的な気分になる、とっておきの場所は多くある。

水辺の景色が眺められるリバーサイド、公園近くで緑いっぱいのテラス席やビルのルーフトップ(屋上)のバーなど、東京のオープンエアの形態はさまざまだ。各店に取材を進めてわかったのが、季節によって寒暖の差が激しい東京でも、オープンエアの座席は年間を通じて人気があるということ。多くの店が、外の席から順に予約が埋まっていくそうだ。

ここでは、都内でオープンエアの空間が楽しめる、レストランを紹介する。外気を直接感じながらおいしい料理を食べたり、酒を飲んだりする体験は格別だ。東京の空の下、大切な人とゆっくり時間を過ごしてみては。

  • アート

2023年4〜5月にかけて、人気アニメや有名漫画の大規模展示が続々と開催される。おすすめは、話題沸騰中のサッカー漫画「ブルーロック」や、希代のアーティスト・さくらももこなどのイベントだ。

緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作の裏側をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。

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  • アート

東京の人気ギャラリーで開催するアート展を紹介。4月から5月にかけては、韓国では25万人を動員し話題を集めた「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」や、世界各地で革新的なプロジェクトを手がけるデザイン集団「へザウィック・スタジオ」の展示、そして5月には「六本木アートナイト」が開催されるなど、注目の展示が目白押しだ。

  • 映画

巨匠が手がけた大作公開ラッシュが終わり、少し落ち着いた2023年4〜5月。祭り的な盛り上がりはないかもしれないが、自分の心の中でキラリと光り続ける作品が続々と公開する。ここでは、劇場公開の注目作品をピックアップしよう。

実際にパリでロケを敢行した話題作「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」や、口コミでヒットした韓国のバイオレンスアクション作品「THE WITCH/魔女」の続編、スコットランドの新星ことシャーロット・ウェルズの初監督作品など、見応えのある作品ばかり。ぜひ参考にしてほしい。

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  • 音楽

桜から新緑へと移り始めた東京。5月はゴールデンウィークを控え、夏フェス前に訪れたいイベントが揃う。

東京を代表するクラブの一つ、渋谷「WOMB」の23周年パーティーにリッチー・ホウティンが登場。「タイムアウトカフェ&ダイナー」 も14周年アニバーサリーを迎え、4、5月にイベントを開催する。5月頭にはジェリーペーパーの待望の来日公演や、「Sunset The MARINA」など、選びきれないほど気になるイベントがめじろ押しだ。

小箱も大箱も、満遍なく遊びに行こう。

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