1. Photo: 富士芝桜まつり
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  2. Photo: 国営ひたち海浜公園
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  3. Photo: 国営昭和記念公園
    Photo: 国営昭和記念公園
  4. Ashikaga Flower Park
    Photo: Ashikaga Flower Park

東京から日帰りで楽しめる、春の花絶景スポット2023

藤の花やネモフィラなど、美しい春の花を愛でる

テキスト:
Kaila Imada
Tabea Greuner
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
Genya Aoki
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タイムアウト東京 > Things To Do > 東京から日帰りで楽しめる、春の花絶景スポット2023

春の象徴ともいえる桜の時期には、日本各地が多くの花見客でにぎわう。そんな桜の見頃は2週間ほど。もし、満開の桜を見逃したとしても心配はいらない。タイムアウト東京英語編集部が選んだ、フジやチューリップなど、3月下旬から5月にかけて咲く、美しい春の花の名所を紹介する。

各会場の開花状況については公式ウェブサイトなどで確認してほしい。

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チューリップ

見頃:例年3月末〜4月

チューリップといえば、オランダで風車を背景に咲き誇る風景を連想する人も多いだろう。実は東京近郊でもこのフォトジェニックなチューリップ畑を楽しめるのだ。

毎年、関東最大のチューリップ祭りが開催されることで有名な千葉県、佐倉ふるさと広場。100種類80万本以上のチューリップが咲き誇る。オランダ風の風車が設置してあるので、本場の雰囲気が味わえるのが特徴。同国の伝統的な衣装に身を包んで、色とりどりの花壇が散策できる。ぜひ体験してみてほしい。

チューリップフェスタ」開催期間:2023年3月29日(水)〜4月23日(日)

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  • 立川

立川にある国営昭和記念公園は、一年中美しい花々が咲くことで有名だ。春には267品種25万球のチューリップが一斉に花開くチューリップ園を楽しもう。豊かな自然に囲まれた花壇には、小川が流れ、絵になること間違いなしだ。

4月中旬〜4月下旬

フジ

見頃:例年4月中旬~5月中旬

フジはつるに、ビーズを垂らしたように華やかなパステルカラーの花を咲かせる。そのため、西洋式庭園などで使用される格子状のフェンスである「トレリス」やトンネル状のアーチに栽培されることが多い。紫、青、ピンク、白など色とりどりの花が垂れ下がる光景は、まるでおとぎ話の1ページのようだ。

日本有数のフジの名所。4月中旬から5月中旬にかけて約350本以上の花々が咲き誇る。中でも巨大な木製の棚にぶら下がって咲く樹齢150年のフジの花は必見だ。

夜にはライトアップされて、水面に映り込む姿は圧巻。園内にはさまざまなフジのトンネルがあり、歩いているだけでも楽しい。

花の香りが漂うユニークな「藤ソフト」(450円)といった季節限定の軽食などもお見逃しなく。

ふじのはな物語 大藤まつり2023」開催期間:4月15日(土)~5月21日(日)

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  • 調布

ゆったりとフジの花を楽しむなら、調布市にある広大な神代植物園がおすすめだ。4月末から5月にかけて、長さ85メートルの藤棚には13品種、約50本のフジが白や紫に色づく。

4月下旬から5月上旬

ネモフィラ

見頃:例年4月中旬~5月上旬

ネモフィラは小さな青い花で、ハーブの一種でもある。地面近くに生えるため、春になると無数の花々が足元を華やかなブルーの海に染める。

  • 子どもと一緒に

茨城県にある国営ひたち海浜公園は、「ネモフィラ好き」にとって定番スポットともいえる場所だ。

品川駅からJR常磐線で約85分、その後バスで約15分と首都圏から2時間足らずの行程で、約530万本のネモフィラが咲き誇る「みはらしの丘」にたどり着ける。

時期によって、水仙、チューリップ、ポピー、ひまわりなどさまざまな花が咲き誇る。澄んだ青空と海を背景にした美しい景色を楽しもう。

4月中旬〜5月上旬

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  • 立川

立川にある国営昭和記念公園は、都内でネモフィラ観賞を楽しむのにうってつけの場所だ。

ほかの「ネモフィラスポット」に比べると、面積は狭いかもしれないが時間が限られている人にとってはアクセスの良い便利な場所だろう。

このほか、チューリップや桜などさまざまな春の花も観ることができる。

4月中旬〜5月上旬

芝桜

見頃:例年4月中旬〜5月下旬頃

芝桜は、時期になると巨大な花の絨毯(じゅうたん)と化す美しい植物だ。ピンクが一般的だが、白や薄紫、白にピンクのストライプなど、鮮やかな色の花も見られる。

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  • 秩父

池袋駅から西武池袋線で約80分、西武秩父駅から徒歩約20分のところにある埼玉県の羊山公園では、毎年4月中旬から5月初旬に、芝桜の丘が開放される。

この公園は、約1.8ヘクタールの敷地にさまざまな形に整えられた芝桜が植えられている。白、ピンク、ブルーなど10品種、40万株以上の芝桜を愛でてみては。

見頃の時期は入園料が発生するので注意してほしい(一般300円、中学生以下は無料)。

開催期間:2023年4月14日(金)〜5月7日(日)

シャクナゲ

浅間高原シャクナゲ園
Photo: 浅間高原シャクナゲ園

浅間高原シャクナゲ園

群馬県吾妻郡嬬恋村にある浅間高原シャクナゲ園。日本で初めてシャクナゲ栽培に成功した土地で、約15万株のシャクナゲが咲き乱れる。2023年も嬬恋土産やシャクナゲの苗の販売などを行う「浅間高原シャクナゲ園まつり」を開催する。色とりどりの花を楽しもう。

「浅間高原シャクナゲ園まつり」開催期間:5月11日(木)~28日(日)

自然を楽しみたいなら……

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東京近郊にもレジャーが楽しめる場所が多くある。太陽の下、大自然の中や水辺で爽やかな汗を流してみてはどうだろう。ここでは、スリル満点のラフティングや、都内でできる水上散歩、新緑が美しい御岳山など、楽しく体を動かせる注目のアクティビティを紹介。出かける際は健康状態に留意し、人の密集を避けることをくれぐれも忘れずに。

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アスレチックや牧場など自然との触れ合いや、かわいらしいキャラクターに出合えるテーマパークなど、東京近郊にあるレジャー施設を紹介。子どもと一緒に楽しめ、家族で行くのもおすすめだ。くれぐれも人の密集しているエリアは避け、健康状態に留意して出かけてみよう。

  • Things to do

日本の国土は約7割が森林に恵まれた山地でできている。東京で過ごしているとそのことを忘れがちだが、東京周辺にも自然に癒やされるハイキングスポットがたくさんある。ここでは、日帰りと宿泊で楽しめる場所を紹介。各登山道には難易度から五つ星の評価と情報を記載している。

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  • トラベル

近年、アウトドアアクティビティに注目が集まっている。しかしアウトドア初心者には、移動手段が限られたりテントやウエアなど専用ギアを集めたりと、少々ハードルが高いのが難点。大自然の中での宿泊には抵抗もある人も多いだろう。

そこで注目したいのがグランピングだ。「グラマラス」と「キャンプ」を掛け合わせた造語からできた、近年注目を浴びるこのスタイルでは、設備が整っているためホテル感覚でアウトドアを楽しむことができる。ここでは、ギア収集も技術習得も必要のないグランピングを楽しめる都内近郊のスポットを紹介。家族や友人、恋人との旅行計画にも、グランピングを提案してみては。

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