Photo: 富士芝桜まつり
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2025年、見逃せない春のフラワーフェスティバル11選

東京近郊でチューリップやネモフィラなど、美しい春の花を愛でる

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タイムアウト東京 > Things To Do > 2025年、見逃せない春のフラワーフェスティバル11選

今年の桜の開花は、平年並みか平年より遅めの予報だ。見頃は2週間ほどで、もう少し長く春の到来を楽しみたいもの。この時期各地で花の開花に合わせて祭典が行われる。

ここでは、桜はもちろん、チューリップやネモフィラ、フジなど、3月中旬から5月にかけて咲く、東京近郊の花の名所で開催されるフラワーフェスティバルを紹介する。

各会場の開花状況についてはそれぞれの公式ウェブサイトなどで確認してほしい。

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見頃:例年3月中旬〜4月

最も有名なソメイヨシノは、上野公園や新宿御苑などの都内有数の公園から、中目黒や国立といった郊外の街並みまで、東京のあちこちで桜を愛でることができる。また、横浜の三渓園も桜の名所として知られている。

チューリップ

見頃:例年3月下旬〜4月

チューリップといえば、オランダで風車を背景に咲き誇る風景を連想する人も多いだろう。実は東京近郊でも、このフォトジェニックなチューリップ畑を楽しめるのだ。

フジ

見頃:例年4月中旬~5月中旬

フジは、つるにビーズを垂らしたように華やかなパステルカラーの花を咲かせる。そのため、西洋式庭園などで使用される格子状のフェンスである「トレリス」やトンネル状のアーチに栽培されることが多い。紫、青、ピンク、白など色とりどりの花が垂れ下がる光景は、まるでおとぎ話の一ページのようだ。

開催期間:4月12日(土)~5月18日(日)

日本有数のフジの名所である「あしかがフラワーパーク」では、4月中旬から5月中旬にかけて、約350本以上の花々が咲き誇る。

巨大な木製の棚にぶら下がって咲く樹齢160年を超えるフジの花は必見だ。園内にはさまざまなフジのトンネルがあり、歩いているだけでも楽しい。

特に美しいのが、夜のライトアップ。水面に映り込む幻想的な風景はぜひ見てほしい。

花の香りが漂うユニークな「藤ソフト」(500円)といった、季節限定の軽食なども見逃さないように。

ネモフィラ

見頃:例年4月中旬~5月上旬

ネモフィラは小さな青い花で、ハーブの一種でもある。地面近くに生えるため、春になると無数の花々が足元を華やかなブルーの海に染める。

  • Things to do
  • 立川

開催期間:3月20日(木・祝日)〜5月25日(日)

旧立川飛行場跡「国営昭和記念公園」で開催。寒咲ナノハナ、桜、チューリップ、ネモフィラなどの花畑が楽しめる。

2025年4月1日(火)、6日(土)、26日(土)、5月1日(木)、17日(土)には、「シャボン玉のフォトジェニックタイム」を開催。時間限定で花畑にシャボン玉が舞う特別な一枚を写真に収められる。

4月11日(金)と12日(土)には、「チューリップガーデンスペシャル撮影タイム」を実施予定。開園直後の時間帯を利用してガーデン内への立ち入りを制限し、人が写り込まない状態で撮影ができるイベントだ。

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  • 子どもと一緒に

見頃時期:4月中旬〜5月上旬

祭りがあるわけではないが、茨城県にある「国営ひたち海浜公園」は、「ネモフィラ好き」にとって外せない場所だ。品川駅からJR常磐線で約85分、その後バスで約15分と、首都圏から2時間足らずの行程で、約530万本のネモフィラが咲き誇る「みはらしの丘」にたどり着ける。

時期によって、スイセン、チューリップ、ポピー、ヒマワリなどさまざまな花が咲き誇る。澄んだ青空と海を背景にした美しい景色を楽しもう。

シバザクラ

見頃:例年4月中旬〜5月下旬ごろ

シバザクラは、時期になると巨大な花のじゅうたんと化す美しい植物だ。ピンクが一般的だが、白や薄紫、白にピンクのストライプなど、鮮やかな色の花も見られる。

  • アトラクション
  • 公園&庭園
  • 秩父

開催期間:4月4日(金)~5月6日(火・祝日)

池袋駅から西武池袋線で約80分、西武秩父駅から徒歩約20分のところにある埼玉県の「羊山公園」では、毎年4月上旬から5月初旬に「芝桜の丘」が開放される。

約1.8ヘクタールの敷地にさまざまな形に整えられた芝桜が植えられており、白・ピンク・ブルーなど10品種40万株以上のシバザクラが楽しめる。

期間中には秩父の各所で「芝桜まつり」と称して、マルシェで秩父の特産品販売、ふれあい牧場で羊の毛刈りが行われるほか、秩父の街中でも屋台囃子(ばやし)の披露など、さまざまなイベントが実施される。

なお、芝桜が見頃の時期は入園料が発生するので注意してほしい(300円、中学生以下は無料)。

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  • Things to do

開催期間:4月12日(土)〜5月25日(日)

関東最大級となる約50万株が咲く芝桜の祭典が「富士本栖湖リゾート」で開催。18年目を迎える今年は「瞬間、春色トクン。」をテーマに、色とりどり7品種の芝桜と富士山の大パノラマが楽しめる。

さらに、「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」も開園。イギリス人ガーデンデザイナーのマーク・チャップマン( Mark Chapman)が監修した、約300種類の草木や花々が園内を彩る。キャラクターたちのフォトスポットのほか、カフェでは絵本シリーズに登場する本格的なオリジナルメニューが味わえる。

ゆっくりと散策しながら大自然に癒やされよう。

ツツジ

  • Things to do
  • 箱根

開催期間:4月下旬~5月中旬

箱根の「小田急 山のホテル」で、「つつじ・しゃくなげフェア」が開催。開業77周年を記念し、庭園を無料で開放する。

庭園では、84種類約3000株のツツジと、42種類約300株のシャクナゲが楽しめる。見頃は、ツツジが4月下旬~5月中旬で、シャクナゲが5月上旬~下旬だ。

また、フェア期間中は、艶やかな庭園をイメージした期間限定スイーツ「ジャルダン」が登場。イチゴのマカロンや、ツツジをイメージしたピンクのチュイルで飾られた華やかなスイーツは、手の中の小さなツツジ庭園のようだ。

そのほかにも、庭園を描いた川瀬巴水の版画を見ながら行う対話型鑑賞会や、庭園の一角にたたずむチャペルでのサックスやバイオリンによる演奏会など、多数のイベントが開催される。

なお、ツツジの開花状況により開催期間が変更となる場合もあるので、公式ウェブサイトをチェックしてほしい。湖畔からの爽やかな風と庭園いっぱいのツツジに囲まれて、特別な時間を過ごしてほしい。

シャクナゲ

見頃:例年5月中旬〜6月上旬

日本各地に自生するツツジの仲間シャクナゲは、高山植物。岩場に張り付くようにして咲き、採取が難しいことから「高嶺の花」の由来ともいわれる。赤やピンク、オレンジなど花色も豊富で大ぶりの花を咲かせる。

もっと春を感じたいなら……

  • Things to do

いよいよ、桜の季節の到来だ。次第に気温も上がり、夜の散歩が楽しめるようになって来る。今年は公園や日本庭園など、夜桜を楽しめる会場を訪れてみては。

本記事では、美しい光をまとった夜桜を楽しめるスポットを紹介。東京都心や横浜で、ネオンライトや独自の演出技術を使用した幻想的なイベントを楽しもう。

  • Things to do

ソメイヨシノの開花予想を耳にするシーズン。今年は平年並みか平年より遅めの予報が発表されている。新宿御苑や上野公園などの都内有数の公園から、中目黒や国立といった郊外の街並みまで、東京のあちこちで桜を愛でることができる。カメラ片手に桜の名所に出かけてみては。

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