植田健
植田健

ポストコロナ、ごみ問題とどう向き合うか

都会の中で不可視化された「ごみ」について考える機会に

作成者: Time Out editors
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タイムアウト東京 >ポストコロナ、新しい日常。> インタビュー:植田健

テキスト:庄司里紗

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、私たちは今、かつてないほどの変化の時代を迎えている。グローバルなシティガイドとして東京のさまざまな情報を発信してきたタイムアウト東京は、ポストコロナ時代のシティライフを読み解くための試みとして、国内外の識者によるインタビュー企画を連載している。

今後、私たちの社会、環境、生活はどのように変わっていくのか。その舞台装置となる都市や空間は、どのようにアップデートされていくのか。シリーズ第13弾では、廃棄物処理事業者として都市のごみ問題と向き合ってきた日本サニテイション専務取締役の植田健に、コロナ危機下の東京におけるごみ問題にどのような変化が起き、ポストコロナ時代のごみ処理にとっての課題は何か、話を聞いた。

ごみの収集運搬は常に感染リスクと隣り合わせ

企業から出る廃棄物(事業系ごみ)を収集し、処理場に運搬する事業をメイン事業として「ごみ」と関わっています。

今回の新型コロナウイルス感染症による危機では、多くの企業が在宅勤務に切り替えるなど、人々の暮らしや働き方は大きく変化しています。一方、私たちの業界の働き方についてはさほど大きな変化はありませんでした。なぜならオフィスに出勤する人が少なくなっても、企業は活動を続けているのですから、ごみはなくならないのです。

ごみをオフィスや家庭から運び出して処理場に届ける作業は、リモートワークに置き換えることはできません(まだそうしたロボットの開発はなされていないようです)。例えばオフィスビルの場合、オフィスで日々捨てられるごみはビルの集積所に集められますが、そこはそれほど広くはないため、ビルから運び出さないとごみがあふれることになります。ごみには生ごみも含まれるので、放置するわけにはいきません。公衆衛生に甚大な影響を及ぼすからです。そのため私たち事業者は、緊急事態宣言の発令後もごみの収集や運搬を通常通り続けてきました。 

一方、私たち事業者は、新型コロナウイルスに感染している人がどこにいるか、たとえオフィス内で適切な措置が取られていても知るすべがないのです。

テレビなどで知っている人もいると思いますが、ごみの中に使用済みのマスクやプラ容器、鼻汁などの体液が付着したティッシュが含まれていても、袋の破損やごみを入れた袋の口がしっかり縛られていなかったり、知らぬ間に袋が破れているということがあります。そうした場合、ごみが飛び散ることもあるので、毎日のようにごみを扱う現場は、常に感染リスクと隣り合わせといえます。

私たちの仕事である廃棄物処理は、国民生活を維持するために欠かせない基幹サービスの一つです。今回、国や地方自治体から「緊急事態宣言下でもごみの収集は続けてほしい」との要請をいただきました。感染予防のため各事業者はマスクや手袋の着用、手洗い、うがい、消毒の徹底など独自に対策しながら作業を続けてきました。

企業から廃棄物処理を請け負う業者の多くは、外出自粛や在宅勤務の影響で、廃棄物の受託量が大幅に減少しています。当社でも4月の受託量は、通常の3分の1程度まで激減しました。

廃棄物処理の料金は、廃棄物(ごみ)の量をベースにすることがあります。その場合、ごみの量が減れば売り上げも減ります。ごみを運び出すためのコストはほとんど減らないわけですから、当然、資金繰りにも影響が出るのですが、国の救済策は一般の中小企業に対する資金繰り支援制度のみで、廃棄物処理事業者に対する特別な支援策はありません。緊急事態宣言時においてもサービスとそのクオリティーの維持を求めるのであれば、それなりの保証やサポートもセットで制度化することが必要です。そのような制度化が第2波への備えとして整えられると、オフィス環境や都市環境の維持に役立つと感じています。

重要なのは感染リスクを下げるごみ捨てルールの徹底

事業系のごみが激減する一方で、家庭から出るごみは増えています。東京23区のごみ処理を管轄する東京二十三区清掃一部事務組合によれば、2020年5月に清掃工場に持ち込まれた事業系の可燃ごみの量は、2019年度と比べて4割以上も減少。逆に、家庭から出る可燃ごみの量はおよそ1割の増加となっています。これは在宅勤務や外出自粛の影響が大きいと思われます。

事業系のごみが激減する一方で、家庭から出るごみは増えていて、事業系ごみと同様、家庭ごみの収集運搬でも作業員は感染リスクの中で作業を強いられています。ごみ収集運搬を担う事業者として、ぜひ皆さんには「感染リスクを下げるごみ捨ての徹底」をお願いしたいです。

まず、新型コロナウイルスが付着している可能性のある使用済みマスクやティッシュなどは、ビニール袋に入れて密閉してからゴミ袋に入れて捨てる、ごみ袋には満杯状態までごみを入れず(目安は7、8割)、袋の中の空気を抜いて口をしっかり縛る。こうした気配りをしてもらえれば、ごみを扱う一人一人のメンバーの感染リスクが大きく下がるのです。

自治体によっては、新型コロナウイルスに感染した方や感染が疑われる方が触ったペットボトルを、可燃ごみとして出すよう求めるケースもあります。このように、ごみの捨て方が通常のルールから変更されている可能性があるので、ぜひお住みの自治体のウェブサイトなどを確認してください。

テイクアウトやデリバリーの利用が増えたことで、家庭から出るプラスチックごみも増えていると聞きます。東京の多くの区では、プラスチックごみを可燃ごみとして回収している一方、一部の自治体では資源として再利用するため分別回収を行っています。

こうした地域に住んでいる人には、プラスチックごみを出すとき、できるだけきれいに洗ってから出すことが期待されているのです。汚れたままの容器は、せっかく分別しても可燃ごみとして処理せざるを得ないからです。効率良くリサイクルするために、できる範囲で協力していただけると助かります。

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改めて「ごみを出さない暮らし」に向き合う

コロナ危機の中で、私自身も自分と向き合う時間が多くなり、たくさんの気付きを得ました。

テレワークなどは技術的に考えれば以前からできたわけですが、いい意味でも悪い意味でも、これまでの働き方や習慣に囚われていたのでしょう。しかし、現実としてテレワークを実施しなければならない状況になってしまった。人と強制的に距離を置かなければならないわけです。

こんな時代を想像できたでしょうか? しかし現実にそれが起こってしまったわけです。今回のコロナ危機では、普段ほとんど意識したことがない「何気ない日常」が実は当たり前ではなかったのだと、多くの人が自分自身の常識を疑い、気付きを得たと思います。ごみの問題もその一つでしょう。

廃棄物処理の社会インフラが整備されている日本では、ごみを意識する機会は多くありません。

廃棄物処理に携わる人間として、今回の危機が、普段の生活の中で不可視化された「ごみ」について、多くの人々が改めて考える機会になってほしいと思います。リサイクルの一歩手前にある廃棄物に対するリテラシーが上がっていけばうれしいです。

衛生的で、ごみのない美しい街並みを守るため、私たち事業者は日々努力を続けています。だから皆さんも、ものを買う際にそれが不要になったらリサイクルや再利用できるものかどうか、考えていただきたいと思います。人々が皆、できる範囲で「ごみを作らない暮らし」「リサイクルを指向した買い物」に意識を向ける世界。私はアフターコロナの世界が、そんな風に変化することを期待しています。リサイクルについては、別の機会に話せればとも考えています。

植田健
植田健

植田健(うえだ・けん)

1986年、東京都生まれ。2017年日本サニテイションの取締役に就任。廃棄物の収集運搬、処理を展開する傍ら、環境負荷の少ない廃棄物処理技術の開発などさまざまな取り組みを行う。

サニテイションの「衛生」や「消毒」といった意味にちなんで、日本サニテイションでは業務用からポケットサイズまでアルコール除菌スプレーを2020年7月から販売する。

ポストコロナ、新しい日常。
ポストコロナ、新しい日常。

Welcome to the new normal ポストコロナ、新しい日常。

Things to do

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、私たちは今、かつてないほどの変化の時代を迎えている。グローバルなシティガイドとして東京のさまざまな情報を発信してきたタイムアウト東京は、ポストコロナ時代のシティライフを読み解くための試みとして、国内外の識者によるインタビュー企画をスタート。ここではアーカイブを紹介していく。

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田川欣也

インタビュー:田川欣哉

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牧野友衛

インタビュー:牧野友衛

トラベル

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、私たちは今、かつてないほどの変化の時代を迎えている。グローバルなシティガイドとして東京のさまざまな情報を発信してきたタイムアウト東京は、ポストコロナ時代のシティライフを読み解くための試みとして、国内外の識者によるインタビュー企画をスタート。 今後、私たちの社会、環境、生活はどのように変わっていくのか。その舞台装置となる都市や空間は、どのようにアップデートされていくのか。シリーズ第2弾では、世界最大の旅行プラットフォーム、トリップアドバイザーの日本法人代表取締役を務める牧野友衛に話を聞いた。

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岩佐十良

インタビュー:岩佐十良

Things to do

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、私たちは今、かつてないほどの変化の時代を迎えている。グローバルなシティガイドとして東京のさまざまな情報を発信してきたタイムアウト東京は、ポストコロナ時代のシティライフを読み解くための試みとして、国内外の識者によるインタビュー企画をスタート。 今後、私たちの社会、環境、生活はどのように変わっていくのか。その舞台装置となる都市や空間は、どのようにアップデートされていくのか。シリーズ第3弾では、雑誌『自遊人』の編集、米や生鮮食品、加工品などの食品販売、里山十帖(新潟県南魚沼市)や箱根本箱(神奈川県箱根町)などの宿泊施設を経営&運営する自遊人の代表取締役 、岩佐十良に話を聞いた。 ※現在クラウドファンディングも実施中、公式サイトから確認してほしい。  

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山田拓
山田拓

インタビュー:山田拓

トラベル

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手塚マキ
手塚マキ

元ナンバーワンホストに聞く、歌舞伎町の未来

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林千晶
林千晶

ポストコロナ、コミュニティーはどう変化するか

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、私たちは今、かつてないほどの変化の時代を迎えている。グローバルなシティガイドとして東京のさまざまな情報を発信してきたタイムアウト東京は、ポストコロナ時代のシティライフを読み解くための試みとして、国内外の識者によるインタビュー企画をスタート。 今後、私たちの社会、環境、生活はどのように変わっていくのか。その舞台装置となる都市や空間は、どのようにアップデートされていくのか。シリーズ第6弾では、ウェブデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティーデザイン、空間デザインなど年間300件以上のプロジェクトを手がけるロフトワーク代表取締役の林千晶に話を聞いた。

Jean-Michel Jarre
Jean-Michel Jarre

ジャン・ミシェル・ジャールが語る、ポストコロナの文化と経済

Things to do

音楽界の先駆者であり、ユネスコの親善大使でもあるジャン・ミシェル・ジャールが、4月に行われた第1回『レジリアート(ResiliArt)』に参加した。ユネスコが主催する『レジリアート 』は、新型コロナウイルス感染症が世界的流行している現在の、そしてポストコロナ時代のクリエーティブ産業について、主要な文化人が語り合うバーチャル討論会だ。 シリーズ第7弾では、ORIGINAL Inc. 執行役員でシニアコンサルタントを務める高橋政司が、ジャン・ミシェルに新型コロナウイルス感染症の大流行がアーティストにもたらした課題、この危機でクリエーティブ産業がどう良くなる可能性があるのか、などについて聞いた。

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森俊子
森俊子

ポストコロナ、建築はどう変わるべきか

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、私たちは今、かつてないほどの変化の時代を迎えている。グローバルなシティガイドとして東京のさまざまな情報を発信してきたタイムアウト東京は、ポストコロナ時代のシティライフを読み解くための試みとして、国内外の識者によるインタビュー企画をスタート。 今後、私たちの社会、環境、生活はどのように変わっていくのか。その舞台装置となる都市や空間は、どのようにアップデートされていくのか。シリーズ第8弾では、Toshiko Mori Architectのファウンダーで、ニューヨーク在住の森俊子にコロナ危機が起きて以来の生活を形づくるデザインの役割について話を聞いた。

デボラ・クラーク
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イギリスのホテル経営者に聞く、これからのホスピタリティー業界

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楠本修二郎
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ポストコロナ、食産業に求められる変化

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コロナ禍で見えた、博物館の未来

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ナイトライフと文化産業の新しい可能性

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