Open Tokyo

すべての人にひらかれた東京ーダイバーシティ(多様性)にフォーカスした東京ガイド

インタビュー:オリィ研究所・吉藤 健太朗
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インタビュー:オリィ研究所・吉藤 健太朗

インタビュー:日南美鹿撮影:豊嶋希沙   11月26日(月)、障がい者らがロボットを遠隔操作して接客してくれる世界初のカフェ、「分身ロボットカフェ DAWN ver.β(ダーン バージョンベータ)」が港区の日本財団ビルに期間限定でオープンする。開催期間は、障害者週間に合わせた12月7日(金)までの2週間(土日は除く)。ロボット開発を手がけるオリィ研究所(港区)と、日本財団、一般社団法人分身ロボットコミュニケーション協会による協働開催だ。  ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者や脊髄(せきずい)損傷者など、重度の障害を抱える人はこれまで就労者の対象として考えられていなかった。しかし本イベントでは、期間中にそういった障害を持つ人々約10名が、交代で分身ロボット「OriHime-D(以下オリヒメ-D)」を操作し、注文をとったり、コーヒーを出したりするなど、カフェでの接客に応じる。もし寝たきりになっても、社会に出て働くことができる可能性を示す、実験的な試みとなる。 本イベントを企画したオリィ研究所は、カフェ開催を通して、どのような未来を見据えているのだろうか。同研究所代表であり、ロボット開発者でもある吉藤 健太朗(よしふじ・けんたろう)に、今後の展望や思いを聞いた。 

車いす目線で考える 第6回 新幹線の「デッキ族」
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車いす目線で考える 第6回 新幹線の「デッキ族」

タイムアウト東京 >  Open Tokyo > 車いす目線で考える 第6回 新幹線の「デッキ族」 テキスト:大塚訓平 2018年11月7日〜13日まで、渋谷ヒカリエで開催された『2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展(通称、超福祉展)』。今回は、同イベント内で行われ、僕も登壇したトークセッション『nono2020会議 乗り物の巻Vol.2』で話し合った内容から学んだことついて、深掘りする。 トークセッションでは、バスや電車、タクシーなど、様々な乗り物に関する日本と海外の「イケてる事例」と「イケてない事例」をシェアしながら、どこに社会障害があるのかについてディスカッションした。なかでも、大きくフォーカスされたのは新幹線に関する社会障害で、座席確保の困難さだ。※「nono2020会議」:障害当事者達が感じる社会障害の「あるある」を「ないない」にするために、なぜ社会障害が生まれるのか、どのように攻略すれば良いのかについてディスカッションするプロジェクト お得感のある座席......そこが、車いす対応座席だったみなさんが新幹線を利用する際、真っ先に気になることといえば「席を確保できるかどうか」ということではないだろうか。指定席を取らずに1人で移動する場合、たとえ乗り込んだ車両に空席がなくても、次の車両に移動すれば、年末年始や大型連休を除いて、席を確保することはそんなに難しくないだろう。 では、車いすユーザーの場合はどうか。そもそも、新幹線には車いす対応座席があるのだが、このことを知っている人はどのくらいいるだろうか。例えば、東北新幹線E5系の場合、通路を挟んで左右に3席、2席と席が配置されている。その3席側の1席分スペースが空いている席がある。実はここが車いす対応座席なのだ。 車いす対応座席 よく見てみると、肘掛の側面と窓の上方に車いすマークの表示があるのが分かるだろう。この座席には、ほかの座席と違う以下の特徴があるのだ。①車いすから座席に移乗しやすいように、通路側の手すりが跳ね上げ式(可動式)になっている②座席の隣に車いすを置いておけるスペースがある③車いすを固定するためのベルトが備え付けられている 車いす対応座席であることを周知する大きな表示があるわけでなければ、そのようなアナウンスもされていない。そのため、本来の用途の認知度がかなり低いのだと思う。スペースが広く確保されていて、お得感のある座席として、多くのビジネスマンに利用されているのが現状だ。実際にこの写真を撮った時も、ほかに空席があったにもかかわらず、50代のビジネスマンが1人で2席分を利用していた。 次に、肝心の席数だが、僕が利用した1000席を超えるこの列車の中に、何席あったのか。答えはシートマップを見てほしい。なんと自由席の5両目に1席、グリーン車に1席のみだ。この中で座席を確保するのは、困難を極める。 シートマップ。いかに車いす対応座席が少ないか明らかだ さらに、車いす対応座席に辿り着くまでにバリアになることがもう一つある。それは、新幹線の通路幅だ。新幹線の通路幅は、55cm~57cm。一般的な車いすの全幅は約60cmなので、通路を通れない場合がほとんどだ。また、車いす対応座席が上り側にあるのか、下り側に設置されているのかは、到着する車両によって違いがある。そのため、たとえ車いす対応座席のある車両に乗り込んだとしても、もしその座席が逆方向にあった場合、車両内通路は通れないので、一度ホームに出て、次の乗車扉まで移動してから乗り込むしかないのだ。 こ

パラスポーツについてあなたが知らない8のこと
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パラスポーツについてあなたが知らない8のこと

2020年は、パラリンピックを生観戦できる貴重なチャンス。これを逃せば、再び日本で開催されるまで、おそらく何十年も待たなければいけない。せっかく間近で観られるのだから、前もってパラスポーツについて学んでおこう。

あらゆる人の意識のバリアをなくす「超福祉展」が渋谷ヒカリエでスタート
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あらゆる人の意識のバリアをなくす「超福祉展」が渋谷ヒカリエでスタート

従来の福祉の枠を超えたアイデアやデザイン、テクノロジーを発信する『超福祉展』が、11月7日から渋谷ヒカリエ8階08/(ハチ)などで始まった。   『超福祉展』は、正式名称が『2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展』で、障がい者をはじめとするマイノリティや福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除こうと、2014年より毎年11月に一週間行われる展示会。会場には、福祉を支える最先端のプロダクトやテクノロジーが展示されており、慶応義塾大学による「盲人ランナーと伴走者をサポートするグッズ」や、産業技術大学が開発した「楽器の機能を持たせた音の鳴る服」などが注目を集めていた。 展示物のほとんどが、実際に触れることができ、最新の障害者向け運転補助装置や補聴器などの技術を体験すると、来場者たちは技術の進化に驚いていた。      また、開催期間内には、様々なシンポジウムや体験ツアーが開催され、8日には、タイムアウト東京代表の伏谷博之がアソビジョン代表取締役で慶應義塾大学研究員の國友尚と登壇し、『東京をひらくーOPEN CITYの条件ー』と題したトークセッションを行った。      11月10日(土)には、ハチ公前広場でパーフォマンスやワークショップが、渋谷駅13番出口地下広場で最新テクノロジーとスポーツが融合した『超人スポーツ体験会』などが開催される。驚きに満ちた福祉の最前線をのぞいてみよう。 『超福祉展』の詳しい情報はこちら 

2020年に注目のパラリンピック競技8選
スポーツ

2020年に注目のパラリンピック競技8選

2年後の東京大会で16回目を迎える夏季パラリンピック。前回のリオデジャネイロ大会には、約160の国・地域から4300人以上の選手が参加した。2020年も世界中の注目が集まるのは間違いない。東京大会で開催される22の正式競技の中から、大会組織委アドバイザーやパラリンピックサポートセンター顧問などを務める澤邊芳明が選ぶ注目の8競技を紹介する。

エディターズ・ピック

夜景がきれいなユニバーサルルームのあるホテル
ホテル

夜景がきれいなユニバーサルルームのあるホテル

バリアフリー仕様のホテルは珍しくはないが、その多くは、スロープやエレベーターなどが「とりあえず」備えられているに過ぎないのが現状だ。車いす利用者も当然のことながら、東京の美しい夜景を眺めながらぜい沢な時間を過ごしたり、恋人にプロポーズをしたりしたいもの。そんな思いに応えてくれる、夜景がきれいなユニバーサルルームのあるホテルを紹介する。 ※監修:NPO法人アクセシブル・ラボ代表理事 大塚訓平

車いす対応トイレや車いすのまま利用できる席があるレストラン
レストラン

車いす対応トイレや車いすのまま利用できる席があるレストラン

健常者と車いす利用者の目線は大きく違う。飲食店でおいしいものを食べようとしても、「入り口に段差はあるか」「店内は車いすが通れる広さか」など、車いす利用者には前もって知っておきたい情報がたくさんある。車いすでもトイレを使えたり、そのまま着席できたりするレストランを紹介しよう。

インタビュー:福寿満希
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インタビュー:福寿満希

2017年5月に、フラワーショップを併設したカフェのローランズ social flower & smoothie shop 原宿(以下、ローランズ原宿)が、北参道、千駄ヶ谷エリアの一角にオープンした。店内は植物であふれ、スムージーや野菜たっぷりのランチを提供する。周囲の店と違うのは、精神的な病気や障がいを持ったスタッフが働いているということ。 ローランズは、28歳の福寿満希による情熱的なプロジェクトである。現在、ローランズ原宿の障がい枠のスタッフは約20人で、彼女の目標は、彼らに毎月最低13万円の給与を支払うこと。これは、特別な支援を必要とする従業員への国の平均給与を超える額だ。週に20~30時間働き、調理、スムージーのミキシング、給仕、ブーケットの作成をしている。 年齢が若いとはいえ、福寿がビジネスを始めたのは最近のことではない。23歳の時には最初のフラワーショップをオープンし、今年オープンした原宿店は彼女にとって3つ目の店舗となる。ローランズ全体では総勢60人が働いている。都心において最初のカフェであるローランズ原宿をオープンする前から、障がい者を雇用する経験を積んでいた。 障がい枠のスタッフを雇うことに対して関心をもったきっかけは、彼女が特別支援学校を訪問した時にさかのぼる。そこで彼女は、精神的な障がいを持つ人のうち、約15パーセントの人しか仕事を見つけていないということを知った。「この衝撃は私の中にずっと残り、のちに花を扱う仕事をしたいという願いと障がい者を雇うという願いが結びつきました」。 ローランズのスタッフの何人かは、フラワーショップで働けるとは考えもしなかったという。「花のおかげだと思うのですが、ここでは彼らは、精神障がい者にとってはまれなことなのですが、平常心を保って働き続けることができます」と福寿は話した。 福寿はまた、個々のスタッフの限界に応じて作業内容を調整することの重要性を強調する。「スタッフの多くは同時並行で物事を行うのがあまり上手ではないけれども、ひとつのことに対して集中できるので、ひとつずつタスクを任せると効率良く作業できます。また、お客様の感情を汲(く)み取り、ニーズを理解するのがとても上手です」。 日本で働くということについて言えば、障がい者は福祉施設での仕事を提供されるか、障がいをもつスタッフを雇用する義務がある会社で単純作業を行っていることが多い。とはいえ、そうした仕事は必ずしも障がい者がやりがいを感じられるものではなく、彼らの社会性に与える影響も小さなものである。「多くのお客様は、精神的な障がいを持つ人がサービスしていることに気づきもしなかった、とおっしゃいます」と福寿は言う。障がいがあっても、社会とつながりながら働くことはできる。福寿のメッセージが、地域の人々を中心に届き始めているようだ。 ※情報は2017年8月取材時のもの。 ローランズ social flower & smoothie shopの詳細はこちら

インタビュー:河合純一
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インタビュー:河合純一

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開幕まで、3年を切った。大会期間中の東京は、世界中の人々であふれかえることが予想される。東京を、あらゆる人が快適に過ごすことのできる街にするために必要なことは何だろう。パラリンピックの周知や障がい者スポーツの魅力発信に取り組む日本パラリンピアンズ協会会長の河合純一に聞いた。

インタビュー

対談:松岡修造☓澤邊芳明「パラリンピックの盛り
上げに必要なこととは」
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対談:松岡修造☓澤邊芳明「パラリンピックの盛り
上げに必要なこととは」

2020年に迫る東京オリンピック・パラリンピック。56年ぶりの開催に期待が高まる一方、パラリンピックに対する人々の理解や関心度には、まだ課題が残る。パラリンピックを盛り上げるために必要なことは何か。平昌オリンピック日本代表選手団応援団長を務めた松岡修造と、東京大会組織委アドバイザーで、パラスポーツ普及に尽力するワントゥーテン代表の澤邊芳明が語った。

東京をひらく教育 ギフテッド・アカデミー創設者・河崎純真が目指す場所
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東京をひらく教育 ギフテッド・アカデミー創設者・河崎純真が目指す場所

渋谷駅近くのビルの一室。扉を開けると、窓際の長机と中央の畳敷きのスペースに座り、パソコンに向かう約30人の若者の姿が目に飛び込んでくる。2016年8月にオープンした「ギフテッド・アカデミー」は、日本初の、発達障がいを抱える人対象の就労移行支援施設だ。労働市場で需要が高まるデザインやプログラミングの技術を教え、就労機会を提供している。

あと1000日でできること 三菱総合研究所理事長 小宮山宏インタビュー
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あと1000日でできること 三菱総合研究所理事長 小宮山宏インタビュー

持続性社会を世界に先駆けて実現し、日本のレガシーに

あと1000日でできること SLOW LABELディレクター 栗栖良依インタビュー
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あと1000日でできること SLOW LABELディレクター 栗栖良依インタビュー

障がい者と健常者がお互いに尊重し、支え合う「寛容な社会」へ

東京ひらく考 パラリンピアン 谷真海インタビュー
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東京ひらく考 パラリンピアン 谷真海インタビュー

心のバリアを取り払い、多様な存在を認め合う社会へ

あと1000日でできること A.T. カーニー日本法人会長 梅澤高明インタビュー
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あと1000日でできること A.T. カーニー日本法人会長 梅澤高明インタビュー

「交通」「決済」「宿泊」3分野で訪日外国人向けのサービスの改善が急務