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「アートトイ展示ゾーン」上海、台北、香港、パリで開催された展覧会の様子。 | 「MONSTERS BY MONSTERS: NOW AND THEN」
「アートトイ展示ゾーン」上海、台北、香港、パリで開催された展覧会の様子。

東京、6月に行くべきアート展5選

ピカソとポール・スミス、杉本博司、エットレ・ソットサスなど

Chikaru Yoshioka
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6月の東京では、異なる時間や感覚を行き来するような展覧会が揃う。

「国立新美術館」でピカソとポール・スミスが出会い、色と遊び心が空間ごと再構成される。また、「杉本博司 絶滅写真」展では、1970年代の初期作から最新まで、銀塩写真が静かに時間を積み重ねる。

さらに、「LABUBU」で知られるカシン・ロンによるキャラクターシリーズ10周年記念展では、ポップで不思議な世界観が空間を埋め尽くす。

ジャンルも時代も軽やかに横断しながら、視線の奥に新しい感覚を差し込もう。

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「アーティゾン美術館」で、20世紀のイタリアデザインを代表する巨匠、エットレ・ソットサス(Ettore Sottsass、1917~2007年)の展覧会「エットレ・ソットサス — 魔法がはじまるとき、デザインは生まれる」が開催。日本初となる大規模回顧展として、初期から晩年までの約100点を一挙に紹介するほか、倉俣史朗やミケーレ・デ・ルッキ(Michele De Lucchi)ら盟友の作品も併せて展示される。

ソットサスは1950年代以降、オリヴェッティ社やポルトロノーヴァ社で数々の名作を手がけ、1981年には国際的デザイン集団「メンフィス」を結成。ポストモダンと評される革新的なデザインで、一世を風靡(ふうび)する。

彼は過度な合理性の追求に疑問を投げかけ、人々の生活に自由で生き生きとした感性を取り戻すことを目指した。古代から現代までの東西の芸術や文学に親しみ、同時代の社会や政治にも鋭い視線を向けながら、現代人の喜びに満ちた人生に必要なデザインを探求。本展では、その思想と実践に迫る。

会場では、家具、セラミック、機器類、ガラス、写真、ドローイングなど、多彩なジャンルにわたる作品と関連資料が並ぶ。創意に満ちたデザインの数々を堪能したい。

なお、本展の鑑賞料金で、同時開催の展覧会「瀧口修造 書くことと描くこと」も鑑賞できる。

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「ポーラ美術館」で、印象派を代表する巨匠、クロード・モネ(Claude Monet、1840~1926年)の没後100年および同館の開館25周年を記念した大規模展覧会が開催。アジアでも随一の質と量を誇る同館の「モネ・コレクション」19点を一挙公開するほか、国内外18組の現代作家による作品を通じて、新たな視点と創造的な対話を提示する。

ポーラ美術館が収蔵するモネの作品群は、セーヌ河の水辺やサン=ラザール駅、行楽地や海辺、ロンドンやベネチアの連作、そして「睡蓮」シリーズに至るまで、初期から晩年にかけての重要な作品を網羅している。

本展では、写実的な筆致の作品から、光と色彩と対象が溶け合う後期の表現まで、モネの画業の変遷を一望できる。また、その革新的な表現や主題と響き合う現代アート作品を、美術史的な比較にとどめず、創造的な対話として構成する。

ルーカス・アルーダ(Lucas Arruda)、ノエミ・グダル(Noémie Goudal)、今坂庸二朗、ダニエル・スティーグマン・マングラネ(Daniel Steegmann Mangrané)など国際的に注目される作家に加え、本展のために制作されたモネをテーマとする新作も紹介。さらに、フェリックス・ゴンザレス=トレス(Felix Gonzalez-Torres)、ロニ・ホーン(Roni Horn)、スーメイ・ツェ(Sumei Tse)らによる、モネの絵画と響き合う新収蔵作品を初公開する。

展示は美術館の展示室だけでなく、ロビーから周囲の森までを大胆に活用。モネと現代作家の視点が交錯する場として、モネ作品の新たな鑑賞体験をじっくりと堪能してほしい。

東京のアート展なら……

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