うえの青空骨董市
画像提供:「うえの青空骨董市」
画像提供:「うえの青空骨董市」

東京、7〜9月に開催する注目のマーケットイベント

ハンドメイドや古着、レコード、ヴィンテージアイテムなど、自分だけの宝探しをする

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タイムアウト東京 > Things to Do> 東京、7月〜9月に開催する注目のマーケットイベント

7月から9月にかけて、東京では個性的なマーケットイベントがめじろ押しだ。本格的な夏に向けて、服や雑貨など、新しい出合いを探しに行こう。

本記事では、ファッション誌や人気ブランドが主催するマーケットイベントをはじめ、700人の作家が集結するハンドメイドイベント、日本橋の風物詩であるせともの市など、個性豊かなマーケットイベントを8つ紹介。入場無料のものや、音楽ライブも楽しめるものもあるので、気軽に立ち寄ってみてほしい。

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  • ショッピング
  • 上野

40年以上の歴史を持つ「うえの青空骨董市」が、「上野恩賜公園」の不忍池ほとり、「弁天堂前広場」で8月11日(月・祝)まで開催している。会場全体が宝箱のような雰囲気で、古着や陶器などの定番品はもちろん、普段なかなか見かけることのない個性的な商品が雑多に並ぶ。

ガイコツやお面をはじめ、独特なオブジェ、昭和の雑誌、石、ランドセル、エスニックな人形などがカオスティックに広がる空間に入ると、まるで博物館にいるような感覚になるかもしれない。昭和レトロ感漂う貴重なグッズや、オカルト好きにはたまらない怖さのある呪物のようなものまで、どんな出合いがあるか実際に行って確かめてほしい。

気軽に立ち寄ったら、とんでもないレア商品を見つけるなんてこともあるかも。宝探しに心躍らせてみては。

※14〜20時/上野恩賜公園/入場は無料

  • Things to do
  • 渋谷

「レイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)」では、開業5周年を記念したイベントが開催中。20店舗以上が集まるマーケットイベントや飲食店で限定商品の販売、ポップアップイベントの開催など、ワクワクするようなコンテンツが楽しめる。

注目は、7月25日(金)~29日(火)に16~22時限定で開催されるカルチャー感あふれるナイトマーケット。レコードや古着、食器など、渋谷ならではの感度の高い商品が揃うので、併せて足を運んでみてほしい。

※時間はイベント・店舗により異なる/レイヤード ミヤシタパーク/入場は無料

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  • ショッピング
  • 横浜

いつものフリーマーケットとはひと味違う、巨大のみの市が開催。1950年代から80年代のビンテージアイテムを中心に扱う店舗や個人コレクターが、さまざまな「ガラクタ」を出品する。

会場にはレトロな古着、日常雑貨、おもちゃなどの品が所狭しと並び、眺めているだけでタイムスリップしたような気持ちになるだろう。希少ストック品を含め幅広いアイテムが揃うので、マニアやコレクターでなくても十分に楽しめそうだ。

※11~17時(8月3日は10〜16時)/横浜産貿ホール マリネリア/料金は1,000円、中学生以下無料

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  • 人形町

2025年で70回目の開催を迎える「人形町せともの市」は、江戸時代から栄える人形町のにぎわいを今に伝えるために毎年8月に開催されている日本橋の風物詩だ水天宮交差点から人形町交差点までの歩道に、窯元や作家、卸商社の作品が所狭しと並ぶ。

「有田焼」をはじめ、「伊万里焼」「唐津焼」「波佐見焼」やガラス食器など、伝統的なものからかわいらしいものまで、幅広い作品を特別価格で手に入れられるチャンス。選ぶのに時間がかかりそうだが、20時まで開催しているので、ゆっくり選べるのもうれしい。仕事終わりでも気軽に立ち寄れそうだ。

近くにある「大観音寺」では「ロクロ体験教室」も同時開催する予定。自分の手で世界に一つの作品を作るのも面白いだろう。

※9〜20時/人形町駅/入場は無料

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  • ショッピング
  • 調布

「東京蚤の市」などを手がける手紙社による、ビンテージアイテムだけを集めたマーケットイベントが開催。時代を超えた貴重なアクセサリーやレコード、絵本など、現代では味わえない風合いのアイテムに出合える。

今回は個性豊かな4店舗が出店。店主がロンドンののみの市を巡り集めたというビンテージアクセサリーや、チェコの歴史あるガラスパーツ、一点ものの手刺しゅうのクロスなど、心躍るようなデザインのアイテムばかり。まるで海外旅行で起こる一期一会の出合いのようなワクワク感が味わえる空間だ。

この場限りの、レトロな宝探しに出かけてみては。

※12〜18時/定休日は月・火曜/手紙舎 2nd STORY/入場は無料

  • Things to do
  • 青山

ファッション誌「FUDGE(ファッジ)」によるマーケットイベントが、青山で開催。洋服からハンドメイド雑貨、陶器まで約70のブランドが集結するほか、初出店の古着屋が揃う新エリアの登場など、ワクワクするような買い物体験ができる。

会場に並ぶのは、こだわりのデニムや、主役として使える華やかなアクセサリーなど、ファッション誌ならではの厳選されたブランドばかり。リメイク古着やビンテージのアイテムも並ぶので、ここでしか手に入らない出合いもあるだろう。雑誌にはあまり登場しない陶器やハンドメイド雑貨も見逃せない。

ほかにも、東京だけの限定アイテムや、作家によるワークショップ、フリーマーケットなど盛りだくさん。かわいらしいグッズを手に入れて、より心躍る夏を過ごそう。

※11〜18時(8月24日は17時まで)/ワールド北青山ビル/料金は1,500円(トートバッグ付き)、中学生以下無料

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  • Things to do
  • 水道橋

多種多様なジャンルの人気ハンドメイド作家が、2日間で総勢700人以上集結するマーケットイベントが開催。アクセサリーからインテリア・雑貨・ファッション・伝統工芸品まで、クオリティーの高い作品が会場を埋め尽くす。そのほか、ケーキ・クッキー・パン・ジャムなどの手作りフードも楽しめる。

また、誰でも参加できるハンドメイド体験教室「マルシェのがっこう」も見逃せない。作家たちにアドバイスをもらいながら、アクセサリーやフラワーアレンジ、クラフトまで、多彩なジャンルの制作に挑戦しよう。

ブースは2日間で総入れ替えするので、両日参加すればまた新しい発見ができるのがうれしい。ものづくりの魅力にワクワクする一日となるだろう。当日券の販売は16時40分までなので、注意が必要だ。

※10~17時/東京ドームシティ/料金は前売り1,000円/当日1,200円(15時以降800円)、中学・高校生600円、小学生以下無料

  • Things to do
  • 神奈川

ファッションブランド「niko and ...(ニコアンド)」が主催する、グルメ・音楽・ショッピングが交錯する都市型カルチャーイベント開催。約100店舗のマーケットと15組のアーティストが参加し、開放的な野外空間で幅広いコンテンツを五感で楽しめる。

グルメは、学芸大学のチーズケーキ店「エー ワークス(A WORKS)」や代田橋のフィナンシェ専門店「バターマスター」など、人気店ばかり。雑貨やファッションのジャンルでは、niko and ...のスタッフによる人気コンテンツ「make stuff -be with M-」をはじめとする出店に加え、人気スタッフの来店も予定している。古着やメキシコ雑貨、インテリアグッズなど、ワクワクするショッピングができそうだ。

注目のライブパフォーマンスは、シンガーソングライターのkojikojiやラッパーのmaco maretsなど、おしゃれな若者から支持を集めるラインアップ。今後も参加アーティスト・マーケットの発表があるので、詳しい内容やスケジュールは公式ウェブサイトをチェックしてほしい。

一部無料エリアでもアウトレットストアなどが楽しめるのがうれしい。気軽に足を運んでみては。

10〜18時等々力緑地/料金は1,000円、小学生以下無料

もっと週末を楽しむなら……

  • アート

2025年7〜8月にかけて、人気アニメや有名漫画の展覧会が多数開催される。日本を代表するアニメーション監督・高畑勲の回顧展や、『ピューと吹く!ジャガー』で知られるうすた京介の記念展など、注目のイベントが続く。

緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作秘話をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。

  • Things to do

雨が降っているからといって、家で一日を無為に過ごすこともない。アート展示に行ったり、屋内のスポーツ施設で体を動かしたり、あるいは家族でテーマパークを楽しんだりと、インドアでもできることがたくさんある。

本記事では、2025年にオープンした新スポットも含む、天候に関係なく、屋内で楽しめるアクティビティーをリストアップした。

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  • Things to do

暖かい季節には、川沿いやキャンプ場でバーベキューしたいと思う人も増えるはず。だが、準備や後片付けのことを考えると、どうしても二の足を踏んでしまう人もいるだろう。

東京都心のシーサイドには気軽にバーベキューが楽しめるスポットが点在する。大自然の中で楽しむバーベキューももちろんいいが、高層ビルのシルエットをロマンティックな夕焼けとともに堪能しつつ、カジュアルに食事するのも乙だろう。ぜひ「ハードルの低い」バーベキューを一度試してみてほしい。

  • 映画

夏を感じる青春映画が観たい! クリスマスシーズンにはクリスマス映画が観たくなるように、夏には夏のきらめく青春映画が観たくなるというものである。

かつてザ・クロマニヨンズの真島昌利は「夏以外の季節は歌になんないから」という名言を吐いたが、夏は神々が与えたもうた特別な季節である。夏ほど、何かが起きそうな気配をはらんだ季節はない。

そして夏と相性がいい映画ジャンルといえば、そう、青春映画である。若さゆえの愚かさと美しさを描く、センチメンタルとレボリューションに満ちたこのジャンルを、石原裕次郎の時代からずっと愛し続けてきた。結局どんなにあがこうと、夏のきらめきに、青春の輝きに、心を奪われざるを得ないのだ。

今回は、そんな夏を感じる青春映画を厳選に厳選を重ねてピックアップしてみたので、うだるような正午にあるいは真夜中に、ぜひゲラゲラ笑ったり切なくなったりしてほしい。

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