ゴジラヘッド
Photo: Kisa Toyoshima | TM & © TOHO CO., LTD.
Photo: Kisa Toyoshima

東京人も知らない東京についての豆知識20

世界で最も乗降客の多い駅からゴジラネタまで、明日使えるトリビア

Ili Saarinen
翻訳: Masataka Ito
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タイムアウト東京 > Things to do > 東京人も知らない東京についての豆知識20

世界の都市総合ランキング2024」で堂々3位に選ばれた東京。この大都会に暮らす東京人なら、遊びに来た友人や家族に、ちょっとした東京の豆知識を自慢したくなるもの。しかし、「東京通」というところを見せるなら、ありきたりな情報では物足りない。例えば「ゴールデン街にバーが何軒あるか?」「三軒茶屋はどうしてクールなのか?」といったネタが必要だ。

タイムアウト東京英語版編集部の副編集長であるイリ・サーリネン( Ili Saarinen)が、20のトリビアを紹介する。

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東京が誇る「世界記録」

想像できるかもしれないが、世界有数の大都市・東京は数多くの世界記録を保持しており、中には珍しいものもある。特に注目すべき記録を紹介しよう。

1. 世界で最も入場者の多い美術館

デジタルアートの巨匠「チームラボ」が、2018年「お台場パレットタウン」にインタラクティブ作品を常設展示して以来、東京を訪れる観光客、そして多くの東京住民にも、それは必須の体験となった。

東京には、チームラボがプロデュースする2つの没入型のアート空間、「チームラボプラネッツTOKYO DMM」と「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」がある。先に誕生したチームラボプラネッツ東京 DMMには2023年、約250万4000人が訪れ、「世界で最も来館者の多い美術館(単一アート・グループ)」としてギネス世界記録に認定された。

チームラボプラネッツ東京 DMMは2025年に1.5倍に拡張され、新しいインスタレーションを追加。ますます多くの来館者を集めそうだ。

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2. 同一地域内にあるLGBTQ+関連施設の数

新宿二丁目は東京のLGBTQ+シーンの中心地であり、わずか5ブロックのエリアに推定300軒ものクィアバーやクラブが軒を連ねる。世界でもLGBTQ+向け施設が最も密集する地域といえるだろう。

東京で最もホットなゴーゴーボーイたちを求めて、夜の街へ繰り出してみては。

3. 世界で最も利用客の多い駅

東京に住んでいる者なら、「新宿駅」の信じられないほどの混雑を体験したことがあるに違いない。

12路線が乗り入れ、どこかでいつも工事をしている広大な駅は、「世界で最も乗降客の多い駅」としてギネス世界記録を一度ならず二度も獲得した。

2007年には1日当たり約360万人の乗降客数を記録し、2022年には新型コロナウイルスのパンデミックからまだ回復途上にある中、270万人強の乗降客数を誇った。まさに驚異的な人流といえるだろう。

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4. 世界最大級のプロジェクションマッピング

新宿では、毎晩「TOKYO Night & Light」が開催されている。これは、ギネス世界記録に認定された世界最大の常設プロジェクションマッピングショーである。

48階建て、幅約110メートルの「東京都庁第一本庁舎」をキャンバスに、東京の歴史から月の満ち欠けまで、さまざまなテーマを巧みに表現した国内外のアーティストによる作品が展示される。

現在は、ゴジラやパックマン、ガンダムといった人気キャラクターが、新宿の夜に出現している。

5. 1日で最も売れたランニングシューズ

2025年7月19日、新宿歌舞伎町前にある「アルペントーキョー(Alpen TOKYO)」は、わずか12時間で800足以上のランニングシューズを販売し、ギネス世界記録を樹立した。

同店は、7月1日に1階のランニングフロアをリニューアルオープン。改装を記念して行われた「ランニングシューズの1日販売足数ギネス世界記録™挑戦イベント」で記録を達成した。

その後数日間は、多くのランナーが、クッション性の高い真新しいシューズで東京中を走り回っただろう。

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6. 世界最大の盆踊り大会……いや、違う?

東京と友好的なライバル関係にある大阪。競争は人気のあるテーマパークから高層ビルまであらゆる分野に及び、盆踊りまで多岐にわたる。

盆踊りついていえば、大阪は2017年、「八尾河内音頭まつり」に2872人が参加し、過去最高記録を樹立。2024年には浴衣姿の参加者たちが「中野駅前大盆踊り大会」に大挙してやってきて「東京音頭」を踊り、ギネス世界記録の更新を目指したが、2453人と届かなかった。

しかし東京は、その記録をはるかに上回る成果を挙げねばならない。大阪が2025年7月の「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」で、「大屋根リング盆踊り 〜大阪から世界をつなぐ~」を開催し、3946人と世界記録を塗り替えたからだ。

東京の食にまつわる豆知識

東京には10万軒以上のレストランがあり、ミシュランガイドの星を獲得したレストランは、世界のどの都市よりも多いことは耳にしたことがあるだろう。しかし、その中で最も高価なレストランはどこなのか、知っているだろうか。食に関するトリビアを取り上げてみよう。

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7. ゴールデン街にはバーがいくつあるのか?

都内屈指の歓楽街の一つであり、最も有名な飲み屋街である「新宿ゴールデン街」。狭い路地には現在、280軒以上の個性的な小さな店がひしめいている。数人しか座れないほどの広さの店もあり、実際、その多くは都内、そして恐らく世界でも最小規模のバーに数えられる。

8. 東京最古のレストラン

東京最古のレストランとして最も有力な候補は、1801年から続く浅草の「駒形どぜう 本店」だろう。ほかにも「最古」を名乗る店はあるだろうが、同店は地震や空襲を乗り越え、同じ土地で7代にわたって営業を続けてきた。移り変わりの激しい東京で、ちょっとやそっとではまねができない偉業である。

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9. 世界で最も高価なミシュラン星付きレストラン

東京は、贅(ぜい)を尽くした食事を求めるにもぴったりの街だ。他に類を見ない約180軒ものミシュラン星付きレストランが点在し、中でも世界で最も高価なレストランがここにある。

国際的な料理雑誌「Chef's Pencil」によると、2024年のミシュラン星付きレストランで最も豪華なのはカニ料理専門店「活かに 銀座 きた福」。「越前蟹『極』コース」は33万円から(税込み、サービス料別)堪能できる。

10. ほぼ、あらゆる街角にラーメン店

東京では、熱々の心安らぐ一杯のラーメンがどこでも食べられる。2023年、『iタウンページ』には東京のラーメン店が2134軒掲載されていた。驚くべき数字だが、同誌に登録していない店も多く、この数字は実態よりも少ないものだろう。

だが、東京にはラーメン店をしのぐ食料を扱う店がある。その栄誉を授かるのは、コンビニエンスストアである。「アパマンショップ」のデータによれば、東京23区だけでも4000軒を超えているのだ。

今どのラーメン店を訪ねるといいのか迷った人は、「東京、ベストラーメン2025年上半期」をチェックしてほしい。

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交通にまつわる豆知識

東京の公共交通機関の優秀さは、住民の間では当然のことと思いがちだ。しかし外国人観光客によるSNSへの絶賛投稿が絶えないことからも分かるように、私たちはこの正確無比な電車をもっと誇りに思うべきだ。東京が誇る、最大の成功事例の一つに焦点を当ててみよう。

11. 東京で最も混雑する路線は?

東京は、世界指折りの電車の混雑で知られている。当の路線住民には、それをたたえるバッジをあげたいくらいだ。混雑を自慢する権利だけが、苦痛な通勤の「旅」を耐え忍ぶ唯一の手段なのである。

では、実際に最も混雑する路線はどれだろうか。国土交通省による最も混雑する区間とピーク時の乗車率トップ6(2024年)を紹介する。

1. 東京都交通局日暮里・舎人ライナー(赤土小学校前→西日暮里):177%
2. JR埼京線(板橋→池袋):163%
3. 東京メトロ日比谷線(三ノ輪→入谷):163%
4. JR中央線(中野→新宿):161%
5. JR京浜東北線(川口→赤羽):156%
6. 都営大江戸線(中井→東中野): 155%

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12. 東京には駅がいくつあるか?

東京23区に存在する駅は、現在497を数える(2025年8月現在)。都内で最も古い駅は「品川駅」で、日本初の駅として1872年に仮営業を開始した。

また、赤れんが造りの「東京駅丸の内駅舎」は1914年に完成し、現存する最古の駅舎として知られている。一方で最も新しい駅は、JRでは山手線の「高輪ゲートウェイ駅」が2022年3月にオープン。東京メトロでは、日比谷線の「虎ノ門ヒルズ駅」が2020年6月に開業、2023年7月に全ての工事を終えて供用を開始した。

13. 東京最古の路線

現在は浅草と渋谷を結ぶ、東京メトロ銀座線。実業家の早川徳次(はやかわ・のりつぐ)がヨーロッパを視察した際、1914年にイギリス・ロンドンで地下鉄に乗車し、交通渋滞に悩まされていた東京にも地下鉄を造ろうと決心する。早川によって設立された「東京地下鉄道株式会社」によって、1927年に上野・浅草間で運行を開始したのだ。

当時のポスターには「東洋唯一の地下鉄道」というキャッチコピーが踊り、日本の地下鉄の歴史はここから始まった。

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東京で最も深い駅

東京最深駅の栄誉は、都営大江戸線の「六本木駅」に贈られる。その深さは42.3メートル。ビルにすると、地下7階に相当するという

。 ただ中国・四川省の省都である重慶には、もっと深い「紅岩村(こうがんそん)駅」がある。地下116メートルという、聞いただけで息苦しくなるほどの場所にあることを考えると、42メートルは比較的浅いといえようか。

明日使える「無駄知識」

役に立つかはさておき、知っていて楽しいトリビアを紹介しよう。

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15. ゴジラは東京を何度襲撃したか?

「東京は、何度ゴジラに襲撃された?」は、パブクイズの定番トリビアだ。誰もが知る放射火炎をはく怪獣は、東京を少なくとも30回も襲撃・破壊し、20以上の地域を軽々と破壊してきた。

中でも、日本の中枢である永田町や銀座、品川は繰り返し甚大な被害を受けているが、首都圏にはゴジラの厄介な被害を免れてきた場所がある。埼玉県だ。ただし、「西武園ゆうえんち」の「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」は除外して、の話である。

16. 東京なのに楽園の島がある

小笠原諸島の父島へは、東京港竹芝客船ターミナルからフェリーに乗って約24時間でアクセスできる。東京都心から南へ約1000キロに位置しており、コンクリートジャングルから逃れ、エキゾチックな時間を過ごせる場所だ。

景色はまるで熱帯の楽園のようで、東京とは全く異なるが、厳密には首都圏の一部であり、住所は東京都小笠原村。東京にはほかにも伊豆大島など魅力的な島々がいくつもあり、その多くは船に乗ってわずか数時間でアプローチできる。

東京の離島が気になった人は、「一度は行ってみたい東京の離島5選」をチェックしてほしい。

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17. 日本で最も入場者の多いテーマパークは……東京にはない

「TEA/AECOM」が発表した2023年のデータによると、世界で最も入場者数の多いテーマパークトップ25のうち、3つが日本にあり、そのうち2つは「東京」の名が冠せられている。千葉県にある「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」は、それぞれ1500万人、1240万人の来場者を集め、世界第4位と第7位のテーマパークとなった。

しかし、「ディズニー」は大阪の「ユニバーサル スタジオ ジャパン」には及ばず。同パークは1600万人の来場者数を記録し、2023年に「世界で3番目に多くの人々が訪れたテーマパーク」となった。

18. 東京の広大な地域が海面下という憂慮すべき状況

東京東部には「海抜ゼロメートル地帯」が広がっており、23区の実に約20%にも及ぶ。何世紀にもわたる、洪水時に氾濫水に覆われる「氾濫原」の開発や地下水のくみ上げ、そして埋め立てによって、首都圏の一部地域は高潮や洪水の影響を受けやすくなっているのだ。

これらの地域では、住民を災害から守るため、堤防、ポンプ場、水門といった海岸保全施設が整備され、新たな計画も進んでいる。幸いなことに、1947年の「カスリーン台風」以降、大規模な洪水は発生していない。

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19. 三軒茶屋はなぜクールなのか?

「東京で最も住みたい街のトップ50」に常にランクインする茶沢通り周辺エリア、通称「三茶」は、「三角地帯」のようなレトロな飲み屋街の魅力、ニッチなクラフト酒場、屋上カフェなど、洗練された雰囲気と気取らなさの絶妙なバランスを保っている。

下北沢まで徒歩圏内、渋谷や豪徳寺へは電車と路面電車でアクセスできる三軒茶屋は、旅人の必見スポットだ。

20. 都内で最も高価なスイートルームは?

ブルガリ ホテル 東京」は都内最高級の客室を誇り、44階の一角を占める「ブルガリ スイート」の利用料金は、1泊およそ440万円。416平方メートルの広々としたペントハウスからは、料金に見合う、広大な都心の素晴らしい眺望が堪能できる。

また、『Elite Traveler』誌によると、バスルームにはイタリアの「カッラーラ産アラベスカート・コルキア大理石の一枚板から掘り出した」洗面台が設置されているという。一体どんな温水洗浄便座が設置されているのかも、気になるところだ。

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