ボンゲンコーヒー 日本橋
Photo: Keisuke Tanigawa | 店内
Photo: Keisuke Tanigawa

東京、盆栽カフェ5選

樹齢200年超えの名木からかれんな一鉢まで、盆栽の世界に浸る場所

Kumiko Nakakuki
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枝のしなやかな曲線、幹に刻まれたしわ、足元を覆うコケの深い緑――盆栽は、日本の美意識を凝縮した芸術である。今東京では、そんな盆栽を眺めながら、一杯のコーヒーや日本茶を味わえるカフェが少しずつ増えている。本記事では、都会の片隅で静かに息づく盆栽の世界に浸れるカフェ5軒を紹介したい。

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  • 京橋

ボンゲン コーヒー トウキョウ ギンザ(BONGEN COFFEE Tokyo Ginza)」に続き、2025年4月にオープンした、職人の技が息づく純和風空間が魅力のカフェ「ボンゲンコーヒー(BONGENCOFFEE)日本橋」。能楽堂を思わせる荘厳な雰囲気で、カウンターには黒く艶やかな焼き杉や格天井が施されている。

店主の白石航は30鉢ものコレクションを所有するほどの盆栽愛好家で、店内では樹齢200年を超える貴重な盆栽などが楽しめる。 

提供するメニューもまた、こだわり抜いた最上級品質のものばかり。コーヒーは、ブレンドとシングルオリジンを合わせて常時17種類ほどをラインアップ。独自の焙煎(ばいせん)方法で作り上げるコーヒーは、フルーティーでしっかりとした甘みがあり、みずみずしい味わいに驚くだろう。

通常の1.5~2倍もの豆を贅沢に使用するカフェラテ「ボンゲンラテリッチ」(1,090円、以下全て税込み)は濃厚で飲み応え抜群。極上の米で握った「塩おにぎり」(450円)や「鯛あんこクリームチーズ最中」(790円)など、フードメニューにも注目だ。

  • カフェ・喫茶店
  • 青山

表参道の「骨董通り」にたたずむ「松葉屋茶寮」。しめ縄が飾られた印象的な扉をくぐると、静謐な空気に包まれた空間が広がる。盆栽プロデューサー・小島鉄平率いる「TRADMAN'S BONSAI」の盆栽をはじめ、伝統工芸や古美術品が随所に配され、日本の文化や美意識に包まれながら上質なお茶やお菓子が味わえる。茶人の所作を間近に眺められるカウンター席や、個室として利用できる茶室「緑閑庵」も設けられている。

季節ごとに産地や品種を選りすぐった日本茶や特製サイダー、日本酒などのドリンクと、それに寄り添うスイーツを提供。おすすめは、2種の飲み物とお菓子のペアリングが楽しめる「二茶二菓」(4,000円〜)だ。新感覚のお菓子体験を追求したオカシヤ(OKASHIYA)」がスイーツを手がけており、季節限定品も豊富に揃う。

生クリームを一切用いず、国産の天然水とレアチーズだけで仕上げた「pure rare」は、清らかな味わいと奥行きのある余韻が特徴。お茶や日本酒と合わせることで、より一層の深みと広がりが楽しめる。

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  • カフェ・喫茶店
  • 乃木坂

乃木坂駅から徒歩1分の場所にある、明治時代の文明開化を思わせる優雅なカフェ「喫茶館ブルゥモンターニュ(BleuMontagne)」。英国製のダヴェンポートデスクやアンティーク家具、フランス王室ゆかりのカップ&ソーサーなど洋の名品が並べられる店内に、存在感ある盆栽や和骨董が飾られる。和洋折衷の上質なインテリアが織り成す、非日常の世界が楽しい。

メニューは、昔ながらの喫茶店の定番をベースにしつつ、ここでしか味わえない一皿を提案。「ナポリタン」(1,500円)や「昔風プリン」(700円)が特に人気だ。

有機栽培の上質な紅茶やスペシャルティコーヒー、香り豊かなハーブティーなどドリンクも多彩に取り揃える。器にはアンティークカップや「大倉陶園」が用いられ、優美なひとときが満喫できるだろう。

  • カフェ・喫茶店
  • 四谷三丁目

「東海道四谷怪談」に登場する「お岩様」を祀る「陽運寺」の境内にひっそりたたずむ、盆栽カフェ「隆龍(りゅうりゅう)」。モミジやヤナギなどの風情ある木々や草花に囲まれ、都心であることを忘れてしまうような穏やかな場所にある。 

店内には、店主の細村武義が作る手のひらサイズの盆栽が数多く並ぶ。一鉢一鉢に細村の温かな人柄がにじんでおり、眺めているだけで心が潤っていく。器には陶芸家の作品や、草花の姿を引き立てるためシンプルなものを用いている。 

植物の世界で長年経験を積んできた細村は、購入後の盆栽についても頼れる存在。手入れや育て方のアドバイスが受けられるほか、有料でコケの張り替えや植え替えなども行う。 

メニューはドリンクが中心で、人気商品は宇治産の抹茶でいれる「お抹茶(菓子付き)」(800円)。そのほか、コーヒーや紅茶、ハーブティーなどを用意している。

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  • カフェ・喫茶店
  • 蒲田

東急池上線・蓮沼駅近くの静かな住宅街にある、小さな盆栽と自家焙煎のコーヒー店「しつらいの木 朋」。大きな窓から柔らかな陽光が差し込む店内は、オーナーの生田朋仁・恭子夫妻が「盆栽のために」と探し出した空間だ。

二人が手がけるのは、テーブルの上で楽しめるほどの愛らしい盆栽。小さな鉢の中には、自然の原風景を切り取ったような癒やしの世界が広がる。常時20点以上の盆栽が並べられており、購入もできる。

コーヒーを担当するのは、大森の名喫茶「珈琲亭ルアン」や「豆香房」などで、長年に渡り研鑽(けんさん)を積んだ夫。フジローヤル製の直火式焙煎機で丁寧にローストしたコーヒーが味わえる。

深煎り豆を専用にブレンドした「アイスコーヒー」(380円)は、すっきりとした飲み口と奥行きのあるコクが楽しめる一杯。「気軽に通ってほしい」という思いから、良心的な価格で提供している。盆栽を眺めながら口にすると、心の奥まで染み渡っていくような一服の清涼感が感じられるだろう。

もっと自然のパワーを感じるなら…

  • Things to do

心も体もリフレッシュできる癒やしスポット「滝」。滝つぼに激しく水が流れ落ちることで生まれる水しぶきは、天然のミストが肌にあたり、自然の力で体をクールダウンさせてくれる。

また、周囲の木陰がある森や、美しい緑や紅葉があふれる渓谷を歩くと、心が静かに整っていくだろう。滝のとどろきわたる音や川の水音も、日常の喧騒(けんそう)や暑さを忘れさせてくれて心地よい。雄大でありながら神秘的な滝の姿は、まるで別世界だ。

本記事では、関東近郊で日帰りで行ける滝と、その魅力について紹介したい。自然のパワーを味方に、この夏を爽快に乗り切ろう。

  • アート

自然や科学に関する展示が人気となる夏休みシーズン。本記事では、2025年8・9月にかけて、東京と大阪で開催する恐竜・宇宙・生物に関する展覧会を紹介したい。日本初公開となるネアンデルタール人とクロマニョン人の実物の頭骨の登場や、最新宇宙探査技術が一堂に集結するものなど、注目の展示をピックアップした。

迫力の恐竜ワールドに飛び込んだり、宇宙の謎に溺れてみたりと、自然科学の未知の世界を探索しよう。

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  • コーヒーショップ・喫茶店

花や緑に囲まれながら、丁寧に淹れられたコーヒーや手作りスイーツに心の糸を緩ませる。時にはそんな風に日常から離れる時間も必要かもしれない。今回は都内でもおすすめの花屋併設カフェを紹介する。

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