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東京が再び「最高の都市」に選ばれた。ただし、このランキングは「休暇中に仕事を頼まれる確率が最も高い都市」を評価したものではない。注目されたのは、リモートワークやワーケーションといった新しい働き方への対応力だ。
パンデミック以降、リモートワークは世界中で定着。その柔軟性のおかげで、デジタルノマドは「ワーケーション」と呼ばれる、仕事をしながら環境の変化も楽しむ新しい働き方を体験できるようになった。
レンタルオフィスやコワーキングスペースを提供するInternational Workplace Group(旧Regus)は、充実したワーケーションを楽しむのに最適な都市を評価した「Work from Anywhere Barometer」ランキングを発表。その結果、東京が第1位に輝いた。
このランキングでは、各都市のブロードバンド速度、交通費、気候、フレキシブルなワークスペースの充実度、自然へのアクセスなど、12の要素が評価対象となっている。
東京は、120点満点中91点という高得点を獲得。優れたブロードバンド速度、高水準の交通インフラ、安全性が主な強みとされるほか、2024年4月に導入された最長12カ月滞在可能な新しいデジタルノマドビザや、山や海岸、国立公園へのアクセスの良さも高く評価された。
10位までのランキングは以下の通りだ。
1. 東京(日本)
2. リオデジャネイロ(ブラジル)
3. ブダペスト(ハンガリー)
4. ソウル(韓国)
5. バルセロナ(スペイン)
6. 北京(中国)
7. リスボン(ポルトガル)
8. ローマ(イタリア)
9. パリ(フランス)
10. バレッタ(マルタ)
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『Tokyo ranked the best city in the world for a workation in 2025(原文)』
『タイムアウトが発表、「世界の歩いて回れる都市 トップ20」ランキング』
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